柴田明夫さん 著作
ヴァーチャルウォーターをご存知ですか?
輸出入される農産物や、製品を生産する際に使用している仮想水の事で、つまり原産地で作られる製品に使った水が、輸入国で消費される間接的な水の事である。
日本は、食料自給率も先進国では圧倒的に低く、輸入大国なのでこのヴァーチャルウォーターを大量に輸入している。
水の惑星と言われる地球で人類が利用出来る淡水は驚く程少なく、その淡水のうち7割近くは南極や氷河、万年雪などに閉じ込められている。つまり人間が利用しやすい河川や湖沼の水は3割ほどしかない。
そんな話から始まるこの本は興味深い話が満載である。
数値やデータを織り交ぜながら、世界的な水問題、日本の河川管理、地球温暖化がもたらす水と食料の危機などわかりやすく書かれている。
こちらのブログは2016年9月にお引っ越ししました。
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ナチュアのHinterhof