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ウルフマン

ジョー・ジョンストン監督

この監督の他の映画は観た事がないが、とても光の演出が美しいなと思った。
と言っても自分は映画評論家でも映画オタクさんでもなく気になる映画を片っ端から観る人種である。
よって監督的も「ど素人に演出がどうこう言われたくない!!!」だろうな。。。

さて、内容。
兄の不審死の知らせを聞き故郷に呼び戻される主人公が、謎を追うなかで自らがウルフマン改め狼男になってしまう。
しかも偶然的なものではなく必然的?
過去の記憶が徐々に明らかになったその先に見たものは!!

てへ。
何だか急に映画予告みたいに書いてみた。
とにかく荒廃した実家のお城の砂交じりの石ホールのザラリとした音や、馬が石畳を闊歩するカツカツ音は心地よい。
個人的に中世時代のヨーロッパの衣装やインフラ、お城などは大好きなので内容もさることながら映像にうっとり。

勿論、ミステリー?ホラー?作品なので湖畔の水面にゆらゆらと浮かぶ月の影が。。。なんてな幻想的な映像ではなく、青暗い薄暗闇の中に灰色の雲を切り裂いて浮かび上がる月、鋭い牙、滴る赤い血。。。きゃぁああああッ!!!!
な感じなので、声こそは出さなかったが本当に劇場でビクッ自分を抱きしめた。

ちょっぴりグロテスクなシーンもあるので目をそむけてしまったが、主人公の哀愁、悲しみでいっぱいになるストーリーにちょっぴり涙である。

まぁ賛否両論は常にどの映画でもあるが、映像の美しさは必見なのでは?
変身シーンもリアルにミシミシ壮絶だし。

とりあえず始めてのデートにはお勧めしない1本である。

「アリス・ミラー城」殺人事件

北山猛邦さん著者

『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山 猛邦
講談社
売り上げランキング: 103432
おすすめ度の平均: 4.5
5 「物理の北山」が『そして誰もいなくなった』に挑戦
4 2回読む楽しみ
5 隠れた名作
4 こんな…


久しぶり、久しぶりの日本人作家のミステリー小説である。
基本的に自分は日本人作家の小説は企業小説やビジネス関連の物しか読まないのだが、この本には本当にたまたま出あった。

すっかりアリスブームにはまっていた自分は、ビジネス書籍ばかりの生活が続いていた事もありちょっとしたエッセイや小説でも読もうかと本屋さんで片っ端から本棚を漁っていた。
そんな矢先本書の背表紙に目を留める。

「アリス・ミラー城」。。。

手にとった表紙はまさに不思議の国のアリス・鏡の国のアリスを絡めたような絵柄。
早速裏に書かれている概要を読むと正しく「アリス!」をモチーフにした内容と言う事でお買い上げ。
昔CDをよくジャケ買いしてた頃を感慨深く思いつつ全く知らない作家の小説を手にした。

内容は、アリス・ミラー城に招待された探偵たちが次々と殺害されていく連続殺人。しかもアガサクリスティー著作「そしてだれもいなくなった」を作中に挟みいれ、そしてそれが読者を惑わす仕上げとなっている。
アガサクリスティーだけではなく、ミステリー読者にはお馴染みの作家や手法等を探偵の会話に交え心憎い演出なのか、「俺もミステリーを読んできたぜ!」を主張したいのかしら?なんてな意地悪な読み方まで出来てしまう本作。

感想は、まず1読して「へ?」と拍子抜け。
正直、
「いや、無いでしょ!そのオチは!!!散々アガサクリスティーや有名作品、コアっぽい作品をひけらかしておいて!!」
と、思った。

が、数日後、納得のいかない自分はネットサーフィンでこれが大きな勘違いだという真相を知る事になる。

そう、まんまと騙されたのだ!
この「テレビサスペンス視聴の女王」の名を欲しいままにした自分が作家のトラップに見事にはまり、挙句このままだと「駄作」のレッテルをはるところだった。

この後、作家である北山さんが「物理の北山」としてミステリー界で名を馳せている人だと知る。

ただ、やはり日本人作家のミステリー小説を読みなれていないせいか、どうも文章が子供っぽいと感じてしまう。
個人的な好みの問題なのだが、山田 悠介さん著作「リアル鬼ごっこ」を読んだ時も設定は面白いのに文章になると「う〜む。。。」と思ってしまう。
名前が日本人なのに設定が洋風だったりするせいなのかなぁ。。。

ちなみに先日、母親から読み終わった小説を借りた。
そもそも小さい頃から海外作家の小説しか読んで来なかったのは母が海外物しか読まなかった影響でもある。
なので「何故日本小説を読まないか?」と聞いてみると、
「日本の小説で名前が日本人だと身近な知人を想像しちゃって読み進められない」
との返事。
ナルほどねぇ。。。
想像豊かと言うべきなのか想像力不足と言うべきなのか。

今回の作品をきっかけに著者の「城」シリーズを一通り読破した。
それを読む限り、あんまり周りにいそうにない名前を使用してるなぁ、なんて思ってみたり。
この作品は、犯人が分からなくて読みたい気持ちが逸り電車の中で読もうくらいに思っていたが帰宅早々引篭もりがちに読み終わった。
そこそこミステリーを読んでる人にも是非一読お勧めである。

他作品の紹介については随時アップ予定!。。。は未定。

FANTASY DINING迷宮の国のアリス

先月の誕生日、自分チョイスによるレストランで誕生会。

誕生会と言ってもここ数年毎年やっている3人の女子会。
何故この店をチョイスしたのかと言うと映画「アリス」ブームに乗っかって何となく行ってみたくなったからだ。

で、まず予約時間数分前に到着。
エレベーターが開くとすぐの受付には10名前後のレディーさんでごった返している。
入り口が狭いから無茶苦茶息苦しい。
しかも手際が悪く来た人順に案内しているのか、自分達より30分以上後に開始する予約客が先に通される。
時間に遅れたならまだしも時間に合わせて来ているのにそこから15分程待たされた。
まぁ今後の対応を匂わせる予兆だな。

通された席は布で仕切られた半個室。
しかし隣の席は薄い仕切りなので丸見え。
わざわざ個室風に布で仕切る必要があるのか疑問に思う。
火災法に触れてるのでは?!と思う程火が出たら一気に燃え上がるであろう布三昧、あげく狭い通路と非常口の説明の無い迷路上の店内は危険がいっぱい。

飲み物はアリスにちなんだカクテルが大量にあるが、自分はカクテルが好きではないので普通にアサヒビールをオーダー。
友人達はここぞとばかりにトロピカルなカクテルをオーダー。

名前は忘れたがが右奥の細長いカクテルグラスは斜に構えた風貌で斜めに作られたグラスで味はほぼラムネ。

1品目

名前と中身忘れたケド、生春巻き?生タコス?な感じの皮に生ハムとチーズだっけかなぁ。。。ちょっと忘れちゃったケド中に包まれててケチャップソースに付けて食べる。これは美味しかった。

2品目

生ハムとアボガドの野菜たっぷりサラダ
キノコも入っていてこれも美味。

3品目

車海老?のオリーブ炒めみたいなの。なかなか美味しい。

で、パスタ、メインのお肉だったと思うが特に撮影せずペロリ。

デザート

イチゴソースのかかったミニパフェ。普通。しかし驚く程パイ生地がしけってた。

別途発注のケーキ

このケーキが超〜曲者!!!
見栄えはばっちりでしかもアリスの砂糖菓子なんて素晴らしい出来!
で、何が曲者かと言うとこのパイ生地のチャシャ猫はさておき、メインのケーキがスポンジケーキでは無いのだ。
ただ、この生地を何と表現したらよいのか今でも思いつかない。

とりあえずナイフでカットすると綺麗な断面図になる。
それだけがっしり硬いと言う事だ。
アイスケーキをカットした様な断面図と言えばわかりやすいだろうか。しかし冷たくないので勿論アイスケーキではない。
で、3層になったこのケーキは驚く程のハードさなのでフォークを挿すと1層目がペロンと取れる。
何だろう。。。食感は練り物のようなコキュっとした感じだが心地悪くもなく、しかも何と言っても味が美味しいのだ!
甘過ぎずサッパリ過ぎず。
感想を言うと悪くは無い、でも。。。
とりあえず腹持ちの良さそうなボリュームとこの不思議な感触がちょっぴり気になる。

で、出だしに案内の手際の予兆を感じた通りここの接客には本当に残念。
誕生日プランで予約したのだから誰かの誕生日を祝う事はわかっており、その人を最高級に優待しろとは言わないまでも、料理の置き方は主役を前にするでしょう!普通!
3人で入店して1:2で座っていて、しかも1品目に主役に対して後ろ向きに料理を置いたのでわざわざ店員の前で「こっち向きです」と言葉にして向きを変えたのに、最後まで主役に後ろ向き料理を出した。
これは店の平均値段の高い低いに限らず、サービス業でしかも誕生日プランを出してるなら当然出来る接客じゃないのかなぁ?!
ケーキには名前1人しか入ってない訳だし、そもそもテーブルセッティングを1:2で作ってたのは店側だから上座云々の話ではない。

こういうイベント的な飲食店は接客が好きで店員になるのではなく制服が着たくて働く人が多いのかなぁ。。。
にしてもせっかくコンセプトにこだわるのなら接客もしっかり教えて欲しいものである。

ちなみに、自分は昔恵比寿ZESTでバイトしていた事があるが、あそこは求人人気が高いらしく面接が無茶苦茶厳しい!
(一緒に面接してた子が何度も挑戦してると言ってた)
採用前にオーディションじゃないが、挨拶の練習、声だし、お皿・グラスの出し方下げ方、全てテストがある。
最短で何日目で採用になるか不採用になるかわからないが、自分も2〜3日くらい採用前テストに参加した。
当然採用前なので交通費は出ないし働けないし財布が辛かったのを覚えている。

そこまでを求めはしないが、ダイニングやレストランと名乗るのであれば、お皿の置きかた一つで気分を慨するお客がいる事を知っていて欲しいものだ。
せっかく料理がそこそこ美味しいので。

大九州うまいものと技 紀行

物産展に参上!

ここ数年通いづめた物産展セミプロ来場者としては土日の大混雑を避け、平日仕事終わりの参戦と心がけている。

今回も例に違わず平日金曜日、それも19時30分過ぎに現地着という強行!
閉店時間が20時かも?!
と、アマチュア平日来場者としてはドキドキだったがとりあえず百聞は一見にしかず!

いざ現地を見渡すとやはり土日と違って大混雑はない。
素敵!混雑してると歩きづらいというのもあるが店員さんが対応しきれない。
しかし平日だと丁寧な豆知識なんてのも教えてくれる。
ぶらぶらと一周。
まずはお眼鏡にかかる物があるかを調査。
平日と言えども行列店は勿論行列。
ただ、これが土日の大混雑時になると一周する前にとりあえず並んじゃえ!
的なやっつけ行列に入り込んでしまうために後から違う店の方が美味しそうだったなぁ。。。なんてな失敗もしたりする。

そうこうして見終わると奇跡的に友人と合流!
そんな彼女は「水曜どうでしょう」(テレビ番組)大好きレディーさんなので、早速一週目に発見した鹿児島県からの展示商品「しろくま」に案内する。

前述のテレビ番組ファンの方には「しろくま」と言えばピンと来ると思うが、「しろくま」とは鹿児島県発祥?のミルク&フルーツたっぷりのカキ氷である。
それを相手に早喰らい競争をすると言う番組を見た自分と友人は、早速真似して「しろくま」対決をした過去がある。
「あぁ!そんなの真似したことあるよ!」
なんて声も聞こえてきそうだが自分達はちょっとTPOを間違った感じの対決だ。

=第一戦=
「しろくま」なるコンビニアイスで対決!
友人宅で黙々と対決したものの、本来の「しろくま」を知っている自分としては不本意。
なぜなら出来立ての「しろくま」はもちろん氷がサラサラカリカリ!
しかしコンビニアイスは所詮冷凍食品、カッチカチガリガリでスプーンを弾き返す勢い!
この戦いは冷たさからくるコメカミの痛みよりも手首への負担という苦戦を強いられた。

=期待の第二戦=
この回は「しろくま」でもなく友人宅でも無いただの拷問対決となる。
しかも場所は「東京ディズニーシー」である。
何を思ったか売店でカキ氷を発見した自分達は「やるかい?」てな流れになり、来場者が「ミート&スマイル」でミッキーさんに手を振っている後ろのテーブルで一生懸命早喰い対決を決行していた。

そして満を持して本場の鹿児島産「しろくま」対決@イートイン出来る!!
と意気込んでお店に行くと、なんと!「本日のイートインは終了しました」
はうぅうううッ。。。。。悲痛の叫びが空を切る。
これか、これが閉店間際の呪縛なのか!!

しかしお腹はすっかり腹ぺこモード。
すぐ近くにあった石垣島の八重山そば屋が並んでいないのを見かけるとすぐさまノレンを潜った。

じゃん!
沖縄そばは以前沖縄で食べて無茶苦茶お好みの味だった事もあり案の定その美味しさに舌鼓をポンポン!!
テーブルにあった「コーレーグース」という島唐辛子を泡盛でつけた調味料を入れてみる。うむうむ、ナルほど。
次に「石垣島 島唐辛子一味」を投入!
これが激辛!!!!
少ししか入れてないにも関わらず唇がピリピリ!体の中から熱〜くなってきた。
しかしこれが本当に美味しい!
後にこの一味はお買い上げ!

で、今回20時閉店と思いきや実は21時閉店の物産展にて正味40分程の戦利品である。

左周り
「ウニコロッケ」。。ウニクリームコロッケにウニソースを掛けて食。絶品!
「黒糖ジンジャーシロップ」。。紅茶やソーダに入れるだけではなくケチャップと混ぜてお肉のソースにもなるらしい。早速お弁当に作ってみるべ!
「石垣島島唐辛子一味」。。激辛!しかし唐辛子本来の辛さでとっても美味しい!
「チーズソーセージ」「チョリソーソーセージ」「ブラックペッパーソーセージ」。。3種類で1,050円だったので選抜された3種類をお買い上げ。まだ未食
「チーズモンブラン」。。チーズ味のうねうねの中にプリン状のフワトロ具がこってり入っていて下地がタルト。美味しかった!
「海胆飯・サザエ飯・鮑飯のオニギリ」。。毎回九州の物産展でお買い上げするオニギリ。この「海のお宝セット」が超美味しい!今回も美味しく頂きました。
まだ今週も水曜日までやってるみたいだし明日にでもプラリ参戦してこようかしら。

酢豚弁当

久しぶりのブログ。
すっかりお弁当画像も溜まってしまった。。。

左:
◎21穀米ご飯
@友人からもらった21穀米+無洗米+塩少々+水で茹でる。
 ※21穀米などの雑穀米を混ぜるときは塩を入れてお米を炊く事がお勧め!

右:手前から
◎酢豚
@豚肉に塩・胡椒・片栗粉を塗してオリーブオイルで炒める
A@を焼いている隙に人参・ピーマン・玉ねぎをお弁当箱に入れやすい大きさに切る
B更に@を焼いている隙にケチャップ2:蜂蜜2:醤油1:酢1の割合で混ぜ合わせる
C@に大体火が通ったところにBの混ぜ合わせ調味料を入れて絡める
DすかさずAの野菜達をどーんと入れて炒める

そもそも野菜達は生でも食べれるのでお好みの硬さになったら出来上がり!
豆知識:
先日、食事会で食べた中華コースの黒豚の酢豚にはパイナップルではなくライチが入っていた。
個人的な好みで甘味を苦手とするので自分はフルーツ投入!はしないが、ライチもなかなか乙なものであった。

◎ポテトサラダ
@じゃが芋を八つ切りにして皮ごと水から茹でる
※お弁当用の使いきりしか使わない場合小さい手鍋で茹でると短縮時間で茹で上がる
A@に人参を半月切りにして一緒に茹でる
B@+Aを茹でつつ玉ねぎをスライスして水にさらす
C@じゃが芋が茹で上がったら水を切りじゃが皮をスルンと剥く
D茹でた鍋に具材を戻し少しじゃが芋を潰しながらBスライス玉ねぎを投入し塩・黒胡椒・ミックスチーズ(ピザ用などのスライスされたチーズ)を入れて混ぜる
Eチーズが溶けたらマヨネーズをお好みで入れる

◎かぼちゃのミルク煮
@かぼちゃをお弁当サイズに切り面取りをする
A熱した手鍋にバターを入れ@のかぼちゃ投入!
B牛乳をかぼちゃが大体浸る程度に入れ弱火と中火の間くらいで煮る
※何気にかぼちゃは火の通りが早いのですぐに出来上がる!
※強火でやると牛乳が吹き零れるので注意

自分はお弁当のためにしか調理しないので量も少ない。
手鍋と言っても数年前に友人から誕生日プレゼントに貰ったミルクパンで調理している。
このミルクパンが無茶苦茶良い!
本来はホットミルク用の手鍋なので注ぎ口がついており、かつマグカップ3杯分くらいしか入らない小ささなので少量の煮物に大活躍なのである!

シャッターアイランド

マーティン・スコセッシ監督

巨匠スコセッシ監督作品!
なんて乱舞していたが、よくよく考えてみたらスコセッシ監督作品は「タクシードライバー」と「ディパーデット」しか見ていない。。。
もっと観ているイメージだったが。

満を持して観に行くとしょっぱなから「細部に渡りよく注意して謎を解け!」的な警告が発せられる。
って事は色んな台詞やシーンで不思議に思った事は「何故ならば」の解説が無いって事だな!と、心してかかる。

ストーリーは、アルカトラズしかりな脱獄不可能な孤島の刑務所、それも精神障害であると判断された犯罪者を収容する刑務所での失踪事件を捜査する主人公の物語。
普段なら主人公に一喜一憂して失踪の謎を解きにかかるのだが、如何せん映画の前に警告メッセージの呪縛がある。
なので、失踪の謎を解くことよりも映画の謎を解く事に神経が集中してしまい、とても残念な状態に陥る。

映像、音楽、雰囲気は2作品しか観てないとは言えスコセッシ監督がビシビシと感じられる。
(ちなみに2作品しかちゃんと全部観ていないと言う意味で他多数の作品も断片的に観て対内容を知っていたりする)
何となくタクシードライバー的な。。。と言うと共感を得る人もいるやも。

まぁ変てこな警告メッセージのせいで予備知識をほとんど入れていないにも関わらず状況が読めてしまい、最初に予想している事がシーンが進むに連れ確信に変わっていき、後は2パターンのオチのどっちだろう?なんて見方になってしまっていたので本当に残念でならない。
この警告メッセージは、推理映画とか娯楽映画としか観ていない人のための警告なのか、映画が好きでメジャーじゃない映画も観てるよ!的な人に対して「裏の裏のまたその裏を読んでね!でへへッ!」てな警告なのか。。。

正直、自分が弾き出した答えじゃなくて「普通はそう思うんだよねぇ〜ッ。。。でもね?!」的な裏読みをしなければいけない映画なのかもわからない。
つまり「謎」と言われているもののレベルがわからないでいる。
最後のどんでん返しと言われているものが「カッコーの巣の上で」や「 隣人は静に笑う」なんてなわかりやすかったり虚無に襲われるどんでん返し映画を知っている人だと、本作品のラストは特段驚きでもないし。
更に「そういう事じゃぁないんだよ!」的な事があるようにも思えないんだよなぁ。。

と言う事で本作品は自分が判断したとおりの結末だとしよう。

それにしてもディカプリオは演技上手いなぁ。
「タイタニック」の時の演技なんてそうでもない作品がいくつもあるが、「ギルバートグレープ」から上手いなぁと思っている自分としては久しぶりの本領発揮?!と思えて嬉しくなった。

外見はその当時と比べて魅力はなくなったがやはり演技に関しては一目を置く。
アイドル的な扱いを受けてしまったがために演技評価がされないのが残念。
彼はドンパチカッコイイ役をやるよりもヒューマン映画でじっくり見せる演技の方が輝くと思われ。
バスケットボールダイアリーズ」もそこそこな印象あるし。

おや?映画の感想よりディカプリオの話に。。。
レビューには賛否両論あるようだが、音楽とか静けさとか娯楽的な映画を観る気分じゃない人にはお勧めかと思われ。

今回は、全員集中して観ているせいか劇場内も静まり返り仕事帰りでレイトショーを観た連れの友人は開始直後に心地よい睡眠へと誘われていた。
勿論つまらないからでは無い。
環境が最高に睡眠に適したからである。

映像はなかなかお好みな感じだったが、まぁ一回観ればよいかな。

醜態 百貨店を追い出されるの図

前回、ほろ酔い(日本酒1合×5本)で書き散らかしたブログ。

読み返すのも心が折れそうだったがチラ読み。
恐ろしく句読点の多さに恥ずかしさを超え微笑ましく感じる。
癖なのだ。
日本語文章の書き方を無視した癖なんだよぉおお!!!

さ、気を取り直して続きを。
悶絶グリンピースを終えお造りに鰆のお刺身を頬張る。
鰆は西京焼きなんてな焼きバージョンで食べることはあるが、お刺身は始めてである。
箸を進め勺を進め。。。。

続いて現れたのがウニしんじょう!
これも始めて食べるしんじょう!
蟹しんじょうや海老しんじょうは堪能したことがあるのだが、ウニは始めてだ。
そしてこいつが無茶苦茶美味しい!
もともとしんじょう等の魚の練り物は大好きである。
それに加えてウニである!

最近、ウニとの出会い運がすこぶる快調だ。
日本酒の好きなレディーさんの行き着けの居酒屋?に連れて行ってもらった時に出会った「ウニ飯」なるものも絶品だったし、今回のウニしんじょうも素敵。
こうなったら最終的に素もぐりの海女さんから取れたてのウニを浜焼きで食べる!を最終目標に掲げたい。

さて、刺身、煮物ときて焼き魚なんて進んだはずだが、まさかの記憶喪失!
う〜む。。。美味しい物を食べた記憶はあれど何を食べたのやら。。。
グリンピースとウニしんじょうのパンチが強すぎて合間が抜けている。
まぁ美味しい物を食べ散らかしたのは間違いないのだが。

料理と共に日本酒も進むものだから、お運びのお姉さんはちょっとびっくりだろう。
そもそも最初の日本酒を注文した後にメニューを下げられた。
しかしその下げられたメニューを再度呼び起こしあげく次から次へと料理と共に日本酒を変える。
素敵なお客に狂喜乱舞かも知れない。
大体、料理がお高いのは納得できるが日本酒が他所の店よりかなり高いのは腑に落ちないよなぁ。。。同じ地酒を出すのであればそこの相場は統一して欲しい。
例え出し方が違うとしても。。。

で、お食事に玉ねぎと何かの炊き込みご飯?が登場。
何故こんな曖昧な記憶になっているのかと言うと、あんまりお好みじゃなかったからだ。
美味しくないというのではなく、単純にどんな料理にしても玉ねぎの甘さが際立つ味は好きではないのだ!
辛い玉ねぎは大好きだが、火を通した瞬間!ヤツは恐ろしいほどの甘味をかもし出す!
もう、その甘味が苦手で苦手で。。。せっかくの他の食材の味をヤツの甘味が台無しにしていると自分は思っている。

そうこう言っても、今回のお食事は奢り。
友人の獲得したデパート商品券豪遊計画に便乗してお供した猿なので
「好きじゃないから食べない!」
なんてはしたない我がままは言わない。
黙々と食し更に2杯目をお替り。
大人な自分に酔いしれていたが、ホストである友人にはバレバレだった。
ちなみに「ホスト」と言うのは「もてなし役」と言う意味である!
。。。英語なのに日本語でややこしい意味にとらわれるので説明しておく。

で、最後にデザートがきてお食事終了。
なはずなのだが、日本酒大好き隊としては料理が済んでもお酒が進む。
「あれ?わざわざ高級感漂うお高いお店に来る事ないのでは?」
てなくらい、いつもの居酒屋ノリで日本酒ぐいぐい。
完全に間違い始めている。
いつもとは倍近くお値段が違うのに!

そうこうしていると店長らしき男性が歩み寄り
「そろそろ閉店のお時間でしてぇ。。。」
はうぅうッ!!!
キョロキョロと周りを見渡すと誰もいない。
居酒屋で看板を告げられ追い出されるのには慣れっこだが、まさかの百貨店での追い出し!

そうよね、そうよね!お客様は神様です精神のデパートでも閉店ってあるよね!
イソイソと身支度をしてエレベーターを下りる。
出口に向うとシャッターがユルユルと半分ほど下りている。
慌てて守衛さんが「あ、申し訳ございません!今すぐ開けますね!」
と、慌てて扉の鍵を開けシャッターを上に戻す。
はうぅうううッ!!!
お店だけじゃなく百貨店そのものがクローズしようとしていた。

申し訳ない気持ちで低姿勢に出て百貨店を滑り出る。
どんな時でもTPOをわきまえれない酔いどれ堕天使。
レディーさんの道はまだまだ遠いのであった。


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