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今更ながらの2014年をちょっと振り返る

何気に2014年のおみくじは「大吉」

さて、世の中のおみくじ引き達は1年の中でどれだけ自分が引いたおみくじの事を思い出すのだろうか?
自分は引いた運勢を新年以来思いだしもせず次の年に向かう自分に違和感を感じ、吉やそれ以下?であった場合はおみくじを写メで保存し木に結ぶという行為をしていたのだが、日々の生活の中で新年の運を見返すことはなく生きていた。
結局新年イベントに乗っかっていた自分がいるのだろう。

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新年が明け散らかしている

う〜む。。。
油断してたら年が明けていた。

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初夢ではないが、今朝見た夢。

会社らしき場所で仕事をしていると、突然一本の電話が入る。

母親からプライベートでニューヨークに行こう!という旅行のお誘いである。しかも今日出発するという弾丸連絡。(現実には母親は高所恐怖症のため飛行機には全く乗りたがらない。しかも海外なんて一度も行ったことはない)
夢の中の世界だからこそ許される、仕事中であったにも関わらず放棄して周りを巻き込んでの緊急海外渡航手配が始まる。
即席タイムスケジュールを作り飛行機の手配をする者、成田までの電車の確認、何故だか私のプライベートの旅行手配に会社の仲間たちが3人も右往左往しており、しかも当の本人よりも必死に達成を目指していた。

なんやかんやと手配は終え、成田空港(実際のロケーションは羽田空港っぽかったが)に向かう。しかも会社の仲間たち3人も一緒に。
空港ロビーらしき所に到着し母親に電話すると、何やら兄と電話している声が聞こえる。3者間通話?のような状態なのだが、途中から割り込んだ自分は、彼等の会話は聞こえるものの、自分の声は割り込めないという無線の盗聴状態。
これでは出発までに母親と合流出来ないので急いで母親に兄との電話を切るようにと携帯メールを作り始める。と、不意になんだか不安が過る。

なんだろう?
大切な何かを忘れている。
ふとメールを打つ手を止め首を傾げる。。。
はうッ!!!大変、大変!!!

急いで空港内のお土産店をうろいている仲間たちの所に駆け寄り、
「自分、今日行けなくなった!!」
3人は顔を見合わせつつ「仕事の事なら大丈夫ですよ」と訝しげに答える。
「い、いやぁ。。。そういう事じゃないんだよね。。。」
そこに搭乗手続き開始のアナウンスが入る。

一瞬の沈黙を破り、
「忘れてたんだけどさぁ。。。。自分、パスポートの有効期限切れてるんだよね」

場面が変わり、何の会話もなくただひたすら失望を浮かべた3人と空港からの帰り電車の中。チケットは無駄になるわ、もうあと一歩で海外旅行を逃したと思う気持ちでどんよりとして夢は終わった。

何故こんな夢を見たのかと言うと、直前までオードリーのオールナイトニッポンにて、若林氏が正月休みにアメリカに行った話を聴いていたから影響を受けたのだろう。
とは言え、実際パスポートは切れてしまっているので、今年は更新してネットショップ用の新しい取引先を探しに行こうと心に誓うのであった。



出鼻くじかれるの巻

昨年の終わり、新年に向かっていくつかの豊富をたてた。
その一つがブログの更新。

そう、ここ数年滞りっぱなしだったブログを毎日欠かさず更新するぜ!
ってな意気込みで、12月31日に久しぶりの書き散らかしを行い、フンフンと鼻なんかならしながら管理画面のメンテナンスなんてしていた矢先!
突然エラーメッセージと共にログイン不可となってしまった!!!

ネット環境の問題か?!
と急いでGoogle先生にアクセス!
すんなりとTop画面が表示される。
むむぅ。。。。

しばらくエラーメッセージと格闘。
管理サーバーのF&Qで学んだエラー対応をひとしきり試してみる。
全く回復の兆しがない。
こうなってしまっては右往左往しても仕方がないので、とりあえず後ろ髪を惹かれつつも年末に一緒に年を越そう!と決めていた友人の家に向かった。

とまぁ、今このブログが閲覧出来ていると言う事はアクセスエラーが解除されたって事なのだが、結局原因はサーバー側の設定エラー。
しかも年末年始で企業はお休みだったため本日ようやく復旧に至ったというのが事の顛末である。

既に2014年は明けてしまったが、年末前から楽しい行事が目白押しだったので今後書き散らかしていこうと思ている。
とりあえず新年一発目は復旧安堵の叫びで締めくくるのであった。



この時期によくある出来事 2013年版

12月20日未明に酔いどれてやらかした。

まず前日19日、忘年会をかねて2人で飲み散らかしていた。
初めてさし飲みする人だったため、積もる話もありお酒が進む事ワイン3本。次の日も仕事があるにも関わらず終電を逃し深夜2時に帰宅するという破天荒ぶりな夜であった。

そんな弾けた夜、深夜に帰宅した際に異変に気付く。
そう、携帯電話が無いのだ。
酔っぱらっているせいで見つけられないのかもと固定電話から携帯電話にかけてみるも「この電話は電波の届かないところにいるか、電源が入っていないため。。。」のアナウンス。充電は十分にしていたので家の中で電波が届かないなんてあるのかなぁ?なんてぼんやり思いながら、とりあえず睡眠を優先しそのまま眠りについた。

数時間後に目覚めてからもう一度携帯電話にかけてみるも同じアナウンス。
家の中でバイブが動いている気配もなく、鞄の中にもない。いよいよ携帯紛失が決定的になりそうな雰囲気。とにもかくにも仕事に行かなければなので、そのまま会社に向かった。
と、ここまで大騒ぎする事もなく穏やかに携帯紛失の事実を認めていたのは、前夜の行動範囲が少ない事にあった。
会社→居酒屋→カラオケ→タクシー→家
これがその夜歩んだ道のりである。
つまり電車に忘れたりなんて事はないので、落としたのであれば場所が限定される。
それを踏まえて行動範囲内の場所全てに忘れものが有るかの連絡を入れてみよう!
そんな計画で穏やかに構えていたのだ。

が、この心境はあっという間に崩れ去る。
心当たりの場所に連絡を入れるも、どこにも忘れ物が無いのである。
ぬぅううううッ!!!これはいよいよマズイ展開!
お店じゃないなら、ハシゴ中の道端、タクシーを降りてから家までの道端しか考えられない。電源が入っていないのでGPS位置情報検索は使えない。
そうなるとするべき事は一つ、警察に聞いてみるべし!

早速警視庁のサイトで紛失物を検索すると、日付指定で届けられた紛失物一覧が表示出来るようになっていたので、携帯電話に絞って検索するも該当なし。
しかしまだサイトにアップされていない可能性もあるので、とりあえず神田警察署に直接電話してみる。すると、何件かの携帯電話の落し物の届け出があるようで、特徴を伝えてみるも、自分の携帯に該当するものはなかった。次に万葉橋警察署に連絡するも該当なし。完全に携帯を見失ってしまった。

さて、そうなると携帯電話の手配をしなければならない。
すぐさまソフトバンクショップに出向き、紛失による機種変更の手続きをする。
それさえ済ませれば紛失した携帯のSIMカードは使用できなくなるので悪用されることは無いのだが、問題は無くした携帯に入れているMDカードだ。
そこには友人と映った写真なんかが沢山入っている。MDカードはセキュリティ対応ではないので、誰でも見れる状態。恥ずかしい写真はないのだが、何となく気分は良くない。

そんなこんなで新しい携帯は入手したものの、紛失中の携帯はずっと心に残っていた。帰宅字には家の周りを探してみたり、週末には飲み散らかした足取りの場所に行き探してみたり。そんな日々が続いたクリスマス明けの12月26日、1通の封書が届く。
ソフトバンクからの封書だったので、何かの宣伝くらいにしか思っていなかったのだが、開封してびっくり!「携帯紛失物お預かりのお知らせ」と書いてあるのだ!!

「12月20日付で携帯の落し物を○○警察署で預かっているので、2週間以内に引き取りに来てください」
狂喜乱舞である。落とした当日に直ぐに警察に届けられていたのだ!
日付を見ると届いた26日を逃すと、自分のスケジュール上、年明けの引き取りになってしまう!警察署は17時30分まで受付ていて、その時の時間は16時丁度。これは間に合う!
急いで警察署に連絡し無事に携帯が戻ってきたのだが、参考までに落とし場所を聞くと、自宅目の前、つまりタクシーを降りた時に落としていたのだ。
地元の交番に落し物を聞きに言っていなかったのが悔やまれる。
もしかしたら20日の時点で交番に出向いていたら、機種変更することもなく、1週間モヤモヤする事もなく過ごせていたのではないだろうか。

ともあれ、悪用される事もなく無事に携帯は戻ってきた。
落とし主が匿名希望だったためお礼が出来ないのだが、やはり世の中悪い人ばかりではないなと改めて心に沁みる。他人の携帯を見つけてもそのまま見て見ぬフリをするか、ゴミ箱に捨てるか、悪用する人だっているだろうに。
結局自業自得で空回った携帯紛失捕物帳だったが、2013年の締めに人の優しさを感じる1件であった。

ちなみにタイトルの「この時期よくある。。。」とは、考えてみたら12月、1月に携帯でハプニングが起こるからだ。
数年前の1月には転んで川に携帯を滑り落とし、それを拾いに川に入ったり、急に携帯画面がブラックアウトして修理に出したのも数年前の1月、今回の紛失事件が12月後半なので、この時期は携帯事件に要注意となるのであった。



先月の悪夢たち



自分は夢を良く覚えている方である。

睡眠が浅いと言う人もいるが、そこそこ現実とは違う夢を見る事は楽しい事でもある。
しかし自分本位な楽しい夢ばかりではなく、目覚めてから後味悪い夢なんてのもあり、今回はそのお話しを。

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ブログ滞っていた時に起こったこと その3



前回ご紹介した「強烈睡魔ぁ〜飲み薬1錠」の話。

何気に前回2錠飲みほしたと書き散らかしたが、本当は1錠だった。。。
ま、まぁ昨年度の秋〜冬にかけての出来事なので、多少の記憶違いは大目に見よう。

で、薬剤師さんの「強烈な睡魔があるのでいくつか注意事項を。。。」と言うマインドコントロールが効いたのか、この飲み薬が本当に強烈な睡魔を引き起こした。

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ブログ滞っていた時に起こったこと その2



いよいよ診察室突入。

そもそもドクター始め周りのサポート軍団は、帯状疱疹であると診る前からしたり顔である。
「そのスペシャリスト顔に衝撃のパンチをお見舞いしてやる!!」
とばかりにピラリと左腰を見せると、
「おぉ?確かに帯状疱疹じゃないねぇ。と言うかこれは皮膚科だねぇ。内科じゃないよ」

は、はぅううううッ!!!
パンチお見舞いのつもりが、
「何この子、自分の体の事なのにどの専門診療受診すれば良いかわかってないの?
この診察初心者め!」
というカウンターを喰らった。

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ブログ滞っていた期間に起こったこと その1



これと言って特別な出来事はない。
とは言え、自分にとって「はうッ!」な出来事はポツポツ。
と言うのも、昨年の秋に衝撃の痒痒病に侵されたのである。

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う〜む



ブログを書き散らかさない間に季節がいくつか過ぎた。

このままでは3年坊主になってしまう!
書きたい事は山のようにあるのに、頭の中でまとめているとそこで満足して一人ニヤニヤ。
これでは春先の危ない人である。

早く文字に吐き出さなければ!

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やかんでお米を煮てみよう

我が家がIHになった。

それは今月初めの話である。
モーニングティーでもがぶ飲みしようかと電気コンロをオンしたところ、
「バンッ!」
という音とともにブレーカーが落ちた。

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ずいぶん時の流れは早いものだ。

う〜む。。。
あっという間に9月が終わろうとしている。

思わせぶりに次回ブログの予告をした割にうんともすんとも言わない体たらく。
いかんなぁ。。。



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月日は流れて。。。

すっかり7月も半ば。。。

「たりない二人」の観覧に行った際の話をすると豪語したにも関わらず一切の執筆活動を休止していた。
そんな中でもイベントは盛り沢山あり、もう何から手をつけて良いやら。。。

とりあえず「たりない二人」の話はゆっくり書き散らかしたいので、最近の出来事を備忘記録に認めてみる。


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たりないふたり〜予告〜

昨日、たりないふたり〜13章〜のDVD録画ライブに行ってきた。

そのことを書き散らかす予定だが、とりあえず備忘記録としてブログメモってみた。

近日執筆、ご期待あれ。



黄昏with鉄板焼き前

昨日、鉄板焼きペロリ大会に参戦。
と、その前に。

待ち合わせ場所や時間を漠然としか決めていなかったので、用事を済ませると約1時間ほど出陣には早い。
プラリと立ち寄ったデパートの屋上に、金魚屋さん?ペットショップofフィッシュ?。。。なんと呼べばよいのかわからないが、熱帯魚とは違う金魚とか水道水で飼育出来る魚の販売コーナーを発見。

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国別対抗戦

先日の世界フィギュア国別対抗戦である。

個人的に連載ブログとなっている「残念」シリーズはさておき、先日代々木体育館で行われたフィギュア大会の話を書き散らかしたくなった。

登場人物
高橋選手:高橋大輔選手 男子シングル
コッチィ:小塚 崇彦選手 男子シングル
ジュベ様:ブライアン・ジュベール 男子シングル(フランス)
チャン:パトリック・チャン 男子シングル(カナダ)
ナルペア:高橋成美選手&マーヴィン・トラン選手
真央たん:浅田真央選手 女子シングル

シュガーコーチ:佐藤信夫コーチ

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復活の兆し

まずいぞ!
いつの間にかブログ更新が滞って冬が過ぎ、春を終えようとしている!!

どうした?
仕事か?
病?
まさか事故?!
いや、海外逃亡?

色々な憶測が密やかにざわついていた頃、当の本人は。。。。

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続 暗黒帝国到来! 最終章

さて翌日と言う名の昨日の出来事。

とりあえず量販店に行って携帯電話状況のご機嫌を伺い、もしお手上げ価格が弾き出されたら尻尾を巻いて修理に出そうと目論む。

土曜日のお昼時。
大賑わいのヤマダ電機モバイル館に向う。
ズラリと並ぶスマートフォンを素通りしSoftbankブースに向って歩いていると、iPhone4シャカシャカジャンバーを着たお姉さんに声をかけられる。
すかさず「3Gの携帯探してます」と断言。
すぐさまお姉さんが「こちらへどうぞ、ご案内します」と手引きしてくれる。

案内されたのは人気の無いガランとした地下1F。
振り向いたお姉さんに
「スーパーボーナス無しの3Gってまだありますか?」
少し戸惑うお姉さん。
「えっと、通常契約って事ですよね?確認してみますので少々お待ち下さい」
つかつかと去っていく。

その後ろ姿が見えなくなったので近場の携帯をチラチラ見る。
事前に現在の携帯価格をWebで見てきたので、「こいつの1点買いだな」と思った携帯を触る。見栄えや形は何でも良いと思っているのでこれ以外に安いのがあると良いなくらいにしか思っていなかった。

すぐさま戻って来たお姉さんが
「通常契約ありますよ。でも、スーパーボーナス必要ないなんて珍しいですね」
と、笑顔で応対。
「で、更にその中で一番安い携帯っていくらになります?」
自分の思いは一つ。
修理代と機種変どっちが安いかを知りたい!なのだ。
「あ、えっと、すみません、もう1回確認して来ます。申し訳ないです、3G機種を全部把握してなくて。。。」

そうだよなぁ。。。
今やスマホの仕様を覚え、複雑なサービスプランを覚え、なんてやってるとたまに来るポッと出の3G購入者のために全機種把握なんて厳しいよな。
仕事とは言え、少し同情。
そもそもこのお姉さんの対応は気持ち良い笑顔で好感が良かった。

すぐさま戻ってくると、
「一番安い機種はコレですね」
想像通りの機種を指差す。
「こちらが25250円になります」
ふ〜む。
ココで我が頭の電卓がパチパチと音を立てる。
912SH修理に17,850円、機種変で25,250円。
その差約8千円。
ここに1年6ヶ月という912SH SHARP Timerをかみ。
機種変が2年間故障無しと考えると912SHの6ヶ月×999円=約6千円
差額8千円-6千円=2千円。
つまり2千円で古女房の下へ戻るか新妻に走るか。

「じゃあ、これ下さい」
キッパリ。
古女房は今までの流れで行くと、暗黒時代が過ぎた半年後に電池パック膨れっ面になる事を忘れていた。
こんなアルゴリズム的な展開になるとは限らないが、やはりいまいち信用が出来ない。
それだったらいっそ新妻に走って新しい人生を築いてもいいじゃないか!
そう思えたのだ。
今後スマホがどんな展開になるか、1年ちょっとで判断出来るかも疑問だし。

と言う事で、暗黒時代に終止符を打ち、PANTONE3の新時代の幕開けである。
ちなみにPANTONE3も新商品ではない。
既に次の機種が発売されてるし。
まぁ久しぶりの二つ折りパッタン携帯を満喫しようと思う。

ちなみにSoftbankポイント1000円分を使ったので、実質24,250円でのお買いあげ。
年明け一発目の痛い出費ではあるが、まぁ生活必需品と言う事で。
それにしてもこの携帯軽いなぁ。

〜Fin〜

続、暗黒帝国到来! その2

さて、データのバックアップである。

913SHで色々と検索している内に暗黒の世界からデータを救出する方法が記載されているサイトを探し当てた。
そこにはファミコンゲーム、「ポートピア連続殺人事件」の地下室攻略法のような矢印と決定ボタンの押す回数が表示されている。
と、とりあえずこの方法を試してみるべ!

慎重に操作をしてみるも、MicroSDへのバックアップは成功しない。
恐らく、手順は間違っていないと思うのだが、クライマックスの暗証番号でしくじっている気がする。
PINコードと暗証番号を使用する場所の違いを把握してないので、もしかしたらそこでエラーメッセージが出ていて手順通りだと操作が完了しない気配だ。

「修理に出す」を選択した場合、そのままデータは初期化されてしまうのでココで諦めたら二度とデータ復活の大旋風は巻き起こらない。
バックアップの救済を業者に頼むなんて人もいるようだが、このご時世、情報の管理は慎重にしなければならない。
自分だけの情報ならともかく、友人達の情報にもしもの事があったらと考えると忍びない。

携帯をスライドしたり電源On Offを繰り返している内に時間だけが過ぎていく。
そのうち、現状が電源OnなのかOffなのか状態がわからなくなってしまう、一人ご乱心状態へと時代は進む。

むむぅ。。。
とりあえず自分の携帯に電話してみるべ!
会社の携帯から暗黒ホットラインを呼び出して見る。
するとどうだろう、着信と共に暗黒の世界に一抹の光が!

そう、着信お知らせのバック画面はホワイトテキストだからなのか、うっすら遠くの方に操作画面が見えるのだ!
やったぞ!ついに突破口を見つけ出したぞ!!
ホットライン接続を止め、ほの暗い画面を凝視。
「不在着信」の文字が儚い灯火に浮かび上がる。

ココからが本領発揮である。
まず「決定」ボタンを押すことにより「不在着信」文字が消えスタート標準画面に戻る。
そこから「決定」を押すと「メニュー」画面、矢印で「設定」画面を選択するところまでは記憶通り進む。
さて、この先が一度もバックアップをしていないので未開拓領域。
ともすれば、光の加減により嘲笑うかのように暗黒の世界に逆戻りしてしまう画面を一心不乱に操作。

順調に自分が何をしているのかを把握しながら進むと、いよいよクライマックスの暗証番号画面に到着。
ここで先程道先案内人に導かれた際に使ったPINコードを入力。
しかし、バックアップは開始されずデータ管理のスタート画面に戻った様子。
やはり番号が違ったか!
なら、これならどうだい?!
思いつく4桁の番号を入れると、何やら海底1万マイルでデータがどこかに流れ出ている画面。そしてそこには現在何%進行中という数字も見える。
や、やったぞ!未開の地を攻略し成功と言う名の秘宝を手に入れたぞ!!!
BGMには勿論インディージョーンズが流れている。

隠して、暗黒帝国を攻略しアドレス帳、メールのバックアップを無事救出したのである。

さて、次回はいよいよ新展開!
暗黒帝国は崩壊へと向うのか?!
はたまた、新開拓地へと希望を進めるのか?!
最終回、お読み逃しなく!!

続・暗黒帝国到来! その1

2010年7月の悪夢再びである。

携帯様が逝ってしまわれた。
いや、正しくは液晶画面のみが旅立った。

何気に2〜3日前から兆候はあったのだが、我がSoftbank912SHがスライドさせると一瞬遅れて画像が表示されたり、時には真っ暗な暗黒への入り口が表示されたりしていた。
「2年くらい前と同じ症状だなぁ。。。」
なんて思いながらmicroSDを入れているにも関わらずデータのバックアップをしないと言う怠慢な生活を続けた。

そして2日前。
ついにその時は訪れた。
朝一に鳴るはずのアラームが鳴らなかったのには全く気づかなかったのだが、出かける前に画面を開くとそこは暗黒の世界。
とりあえず電源をOff!
こうする事により画面が復活した事もあるので猿並の知恵でOffにしたのだが、暫くして電源をOnにするも暗黒は続く。。。

ま、まぁ、ではこの手段で。
通勤中の電車の中でおもむろに電池パックを取り出す。
そいつをもう一度入れなおして電源On!

しぃ〜ぃいいいいいんッ。。。
ぬ?ぬぬ?
暫く時間を置いて同じような動作を繰り返すも闇は深い。
急に胸がドキドキと高鳴る。
ヤバイ!アドレス帳のバックアップが7年くらい前の携帯分しか残ってない!
ここ2-3年で数名の蜜な関係が立ち上がっている。

マズイぞ?!
いや、平気か?
必要があったら先方から連絡あるだろうし。
はうッ!自分のメールはアドレスに登録した人以外迷惑メールフォルダに入るようになっている!
あ、それ解除すればいいか。
なんてな一人悶々とインの世界に浸かった。

さて、そんな一日の終わり。
こいつを修理に出すか、機種変するかの問題へと移る。
そもそも時代はスマホである。

が、自分はまだスマホは様子を見たい。
やはり2年縛りという癖のある契約が気になるのだ。
一括でポポポ〜ン!!!
とお買い上げ出来るなら苦しまないのだが、分割にして2年内に紛失、故障した場合の事を考えると怖すぎて手が出せない。

なので、後2年くらい皆の劣化状況を見てからにしよう!くらいにしか思っていない。
パケット定額にサービス変更して月々料金が跳ね上がるのも嫌だし、元々携帯は電話とメールしか使わず、ネットはパソコンで全て賄うので、携帯には一番最低限の通信費用しかかけたくないのだ。

と言う事は、自ずと機種が限られる。
そこで最安値の機種と最低でもかかる修理代17,850円との精査である。
勿論、安易に価格の安い方には決断出来ない。
何故なら、我が912SH機種にはSHARPタイマーがついているのか、約2年で暗黒帝国の門が開くという事になっている可能性が高い。

ぬ?良く計算したら前回の帝国への扉が2010年7月で、今回が2012年1月なので厳密には1年と半年じゃないか!!!
勘違いしていた。
何気に暗黒の扉が開いた7月から6ヵ月後の2011年1月に電池パックが膨れっ面になって修理に出していたのでてっきり1月の話かと。

使い方にもよるんだろうケド、とにかく18ヶ月毎に17850円。
月々999円のファイナンス計上。
これは是非、機種変で新参者にした場合の初期投資と比較しなければいけない。

と、まぁそんなお金勘定をしつつもまずはバックアップをどうするか?
この問題を解決しなければいけないのであった。

流血発生!

今夜は冷える。

東北地方の言葉を拝借すれば、
「すぅばれるなぁ〜ッ。」
なんてな感じかも知れない。
東北出身じゃないが。

そんな訳で本日は、
「湯船に浸かってみようじゃないか大会ぃいいッつ!!!」
を開催する事に決めた。

決意を固めバスルームに入場。
湯船を作ろうとバスタブ周辺を見つめる。
じぃッ。。。。。
う〜む。。。なんだか少し汚れがあるなぁ。
コシコシと歯ブラシで擦る。

日頃から「年末の大掃除ぃ!!」なんてのをしなくて済むように、入浴時に気が向いたらコシコシと掃除はしているのでヌルリ感は無い。
サラリと周辺をコシコシしていると、レディさんグッズのシェイバーが目に入る。
う〜む。。。こいつの刃先も交換するか。
先の部分だけを取り替えるタイプなのでおNewの刃先を取り出す。

すると、刃先にジェル状の物がついている。
「ぬ?こんな物にまで消費期限なんてあったかしら?」
なんて何も考えずにジェルを拭い去ろうとした瞬間ッ!!

は、はうぅッ!!!!!

大人だったら誰でも知っている「やってはいけないシリーズ」の単純な事を無防備にもやらかしてしまった!

ザックリ。
そしてパックリ。

刃先に向って指先をスライド。
そう、スライサーで大根や玉ねぎをスライスするように。。。
ぬ、ぬぅうううッ!!!!
軽掃除で濡れている、且つ、夕飯に良かれと思ってお疲れエビちゃん(エビスビール)を1本ペロリしていたせいもあるのか、見る見る赤く染まる指先。

「キ、キャァキャァッ!!」

一人パニック!
既に湯船にお湯を作り始めているので今更引き返せない。
ノンストップ!指先ブラッド。
一先ず水道で指先の血を流す。
とめどなく溢れる涙。。。違った、血液。

やはりアルコールが入っている分、出血が多いのでは?
こんな時は心臓より高い位置に指を!
思わず洗面台の前でオードリー春日さんの「トゥッスッ!」
はうぅ。。。違うの、違うの!
こんな事やってる間にお湯が出来てしまう!

急いでバスルームを出てティッシュペーパーを蒔きつける。
血液が少し怯んだ隙に絆創膏をオンッ!!!
。。。じわり。
直ぐに絆創膏が赤く染まった。
バスタブではお湯が今や遅しと自分の到着を待ちわびている。
これでどうだッ!!

「必殺!絆創膏2枚貼りッ!!!!」

縦と横?爪を中心にバッテンになるような感じでキツク絆創膏をプットオン。
ようやく滲みは治まってきている。
いよいよ出陣!
おっと、入浴剤、入浴剤。
ガサガサと箱の中から入浴剤を取る。
本日はリラックスやストレス発散効果を望んでおらず、ただ温まるのが目的なのでジックリ選ぶ事もなく掴み取った奴をバスルームに運ぶ。

ザザァ。。。。
真っ赤に染まるバスタブ。
ひ、ひぇええええッ?!!!
空っぽになった袋を見ると「ローズソルト」と素敵な薔薇の絵が描かれている。

普段ならお姫様気分でローズ風呂を満喫したが、本日は複雑な心境。
とりあえず薄赤に染まった湯船に居心地悪く座りながら指先は心臓より高い位置で「トゥッスッ!」

入浴中は、視覚に強烈なインパクトだったためローズをあんまり楽しめなかったが、ブログを書き散らかしている現在、身体中からローズ臭が発酵し始めている。
こんなに臭い強くて今夜は眠れるのだろうか?
一抹の不安を残しながら夢の中へと誘われてみようと思うのである。

緊急散歩

少し前の清清しい週末に都内を散歩。

「よしッ!出発!!」
なんてな事前予定をしていた訳でもなく、単純に池袋びっくりドンキーでお腹いっぱいペロリした後に「歩くべ」的な誘いに惑わされての緊急散歩。

さて、その日の我が出で立ちは動きやすいワンピースに上着、少し早めの膝丈ブーツを召していた。
他方、連れの友人は仕事上がりでスーツに革靴。
所謂、散歩初心者か上級者か?天使か悪魔か?的な装いだった。

出発は池袋東口のサンシャイン通りの五差路。
池袋駅を背に目指すは浅草橋。

大通りをテクテクと歩く。
池袋にあまり参上した事が無い方は驚くだろうが、サンシャイン通りの雑踏とは打って変わり証券会社が立ち並ぶ大通りは歩道を歩く人も少ない。

そしてこの通りには人知れず自転車道が存在する。
海外旅行時に、自転車道を見て「こいつは良いなぁ」なんて思っていたものが、満を持して日本にも上陸した噂は聞いていたが、「え、ココ?」と思うような道にあって少しビックリ。
しかも、海外だと右側だか左側だかの一方通行で自転車道も決まっているのだが、初心者日本ではその辺がルール化されていないため、自転車同士が向いあって進んで来るため、あわや正面衝突?!な場面を数回目撃。
自転車を車の種類として扱うなら、車道の方向も決めないと危ないって!

そんな事を思いながら首都高の下を東池袋へとテクテク。
途中都電荒川線の線路があり、そこがどうも田舎っぽい癒しな空間を醸しだしている。
線路の脇に背の高い雑草なんてのが生えており、駅に人もまばら。
少し外れただけでこんなに穏やかな場所があるんだなぁと関心。
友人は感慨深げに写真をパチリ。

続いて見えて来たのは、つけ麺でお馴染みの大勝軒。
自分はあまりラーメンが好きでは無いが、つけ麺は好きだ。
初めてペロリしたつけ麺が大勝軒だったのも運が良かったのかも知れない。
但し、本日はドンキー効果のパンチが効いているためぷらり途中ペロは断念。

ひたすら大通りをテクテク。
雑司ヶ谷霊園を通過し護国寺。
友人は毎年初詣はこの寺に来るらしい。
徳川ゆかりの何たらと説明していたが、自分は豊臣派なのでスルー。
まぁ豊臣派と言うより真田一族が大好きなのだが。

ここを不忍通りに折れ、更に春日通を折れる。
東京ドームを横目に不思議な街文京区に突入!

何故不思議か?
出会う飲料自動販売機のほぼ全てが、見たことも無いパクリ疑惑商品が並んでいるのだ!
この時に写メ撮る事を思い出してたら証拠品としてお披露目出来たのだが、残念ながらジロジロと自販機に貼り付いて見るに留まってしまったため物証がない。
ガセネタと捉えられても致し方ないのだが、コーヒーやコーラーのパクリに限らず、桃の天然水もどきの商品があったり驚愕の商品が勢ぞろいしているので、近くを通りかかった際は是非堪能あれ!

本郷三丁目の駅周辺に到着。
以前、この駅を利用して仕事をしていた自分は、とある事を思い出した。

「あ、そう言えば、この辺に”サッカー通り”って言う謎の道があるんだよねぇ」
「ぬ?なんじゃいそれは?」
「う〜む。。。理由は謎なんだケド、とにかく栄えている訳でもなく、ただひっそりとそんな名前がついた道なんだよねぇ」

なんてな会話をしながら本郷通をテクテクしていると、まさに今話していたサッカーに関連する「サッカーミュージアム入り口」なるものが右手に現れた。
「ぬぉ!!これがあるから謎の通り名がついたんだな!!!」
長年の謎が一気に解決した一瞬であった。

そこを境に蔵前橋通りに入る。
ここはとにかく大通りを挟んで右折、左折を見ると恐ろしく角度のある坂が多い。
思わず激写に走る友人。
それくらい見ごたえのある坂なのだ。

いよいよ散歩も佳境に入り、秋葉原突入!
すると右手に任天堂の東京支店ビルが目に入る。
週末+夕暮れ時なので人気はない。
チラチラとビルを横目に真っ直ぐ進むと総武線が見えてきた。
浅草橋までもう一息!

浅草橋ゴールを決め、乾杯の祝杯をあげようと意気込んでいたものの、この近辺は週末は店仕舞いしていると言う憂き事象が発生する。
しかも休みだけでは無く、開店1時間前と言う微妙な時間にゴールしたため祝賀会が開けない状態。

そしてついに散歩好きな自分の足が悲鳴をあげる!

如何せん自分はレディーさんブーツなのだ。
ヒールがあるため体重の付加がどうしても足の前部分にかかってしまう。
そのため「タコでも出来るんちゃうの?!」てなくらい足先がジンジンしてきた。
そこにつけお店に着席もおあづけ。

「。。。足が痛いからウロウロするの無理ぃ!!」
吐いてはいけない言葉が空を切った。
「普段なら泣き言言わないよ?でもね、今日は散歩デーじゃなかったからブーツでヒールがあるんだもんッ!!!」
堰を切ったように戯言を喚くと、


「俺もヒールあるよ」
と、サラリとスーツの裾を捲って革靴のヒールを見せる。

は、はぅうううッ。。。
まさかのシークレットシューズ。。。。

「。。。泣き言言ってゴメンよ。本当はもう少し歩けるんだ」
心で呟いて黙って友人の後ろを追いかけた。
さっきよりも少し早い足取りで。

所要時間:2時間※途中写真撮影に道草あり
おおよその徒歩距離:10K

森の仲間達生誕

先程、友人のご子息が誕生した。

遡ること先週末、友人の誕生日もかねて妊婦への突撃訪問を結構!
臨月に入った友人へのプレゼントは何が良いかとネットリサーチを開始すると、やはりベイビー服やベイビー向けの小道具をプレゼントする輩が多い様子。

しかし、ここで先走ってはいけない!
今回の誕生日は、ベイビーではなく、あくまでもそのママたんなのである!
誕生日をこよなく愛す自分としては、この主役置き去り事件は放っておけない。

と、リサーチする事数分でとある品物に目が止まる。
そう、ストールである!
しかも授乳時にベイビーを包みながらはだけた胸も隠せる代物!
こいつだ!
すぐさまデパートに走り、愛すべき親戚のチビ軍団に知育グッズを買う時にしか近寄らないベビー&マタニティーコーナーを徘徊。

ウロウロとするもお目当てのコーナーがどこかわからないので、謎の西武感謝セールのパーティーハットを被った店員さんにブツの有りかを尋ねる。
やはりまだまだ認知度が低いのか、ベイビーwithママたんのコートや上着はあるもののストールはほんのわずかなスペースのワゴンに置かれていた。
その中で、授乳期が終わってもファッションとして着用出来るストールを掘り出し、いざシークレットバースデー訪問へと出発!!!

と、思ったのだが、今回バースデーガール本人にも誕生日当日の来訪は伝えていないトップシークレット訪問。
ここは「とことん驚かしたい!」との根っからのパーティーガールの心が逸り、どうしてもパーティーハットを被り、鼻メガネを装着したくなった。

一緒に出陣する友人にその旨を打ち明け、とりあえずパーティーグッズコーナーに足を運ぶ。
しかし今月の街中はハロウィーン一色!
安っぽいパーティーハットを探そうとする自分を横目に友人がファッションセンス溢れるハロウィンのウィッチハットを手にする。

「ノウッ!!!違うでしょ!それは!」
「ん?だって帽子被るんでしょ?」
すっかりお気に入りの様子のハロウィンハットを手に友人が詰め寄る。

「ノウッ!!そんな帽子被ったら誕生日を祝いに来たって事がフワッとするでしょ!!しかも、ドアが開いた瞬間「Trick or Treat」って、お菓子せびらなきゃいけないし、だいいち!バースデーガール宅に突然行ってお菓子が無かったらどうするの!!!」
「あ、そうか。。。」
ようやくハロウィンハットを戻す友人。
危なかった。。。

色んなオモチャの誘惑に負けながらもようやくお目当てのコーナーに到着。
色々あるもんだねぇ。。。。
鼻メガネよりも予想以上のサングラスの品揃え。
パンダ耳のついたカチューシャやティアラに「HAPPY Birthday」と書かれたものまである。

そんな中で一際自分の胸を貫き魅了して止まなかったグッズ。
誕生日とは全く関係のないそいつを手に持っては、
「誕生日な感じじゃないし。。」
と諦め、他のグッズを取ってはまたそいつに戻りを繰り返し、ついに最終決断でそいつをお買い上げする事に決定した。

さて、驚かせグッズも手にし、オードブル&ケーキを手にいよいよ本拠地に向う。
朝から1通の「おめでとう」メールすらしていない。
きっと寂しさと哀しみでお腹は大きいが胸は小さく締め付けられているはず。
目の前に突然現れた自分達を見て歓喜の舞か、24時間マラソン完走の瞬間のような涙で出迎えてくれるはず!
そんな淡い期待を抱いていよいよピンポンの前に立つ。

ここでザワザワはしゃぐと感づかれるので、ヒッソリとお買い上げしたブツを装着し始める。
友人は「Happy Birth Day」が上に乗った大きなサングラスをかけ、自分は愛して止まなかった黒髭のついた黒い普通のサングラスをかける。
イメージで言うと中東で白い服をまとっている武装勢力な雰囲気。

ここで今回の1日のアレンジをお伝えしよう。
一番自分達が恐れている事は、シークレットになり過ぎて、
「ピンポンしたら留守だった!」ってな惨劇。
それを回避するには近親者の協力無しには成り立たない。

そこでバースデーガールの旦那様に白羽の矢が立ったのだが、気の利いた事に、当日仕事で出かける彼は、「宅配便の荷物が来るから家に待機」の指令を出し、バースデーガールを一歩も外に出さないと言う仕打ちに成功した。

さて、物々しい雰囲気を漂わせていざピンポンを鳴らす。
段取りは完璧なので後は主人公の登場を待つばかり!
ピンポーン!!

。。。。。。
。。。。シーン。。。。

おや?
数秒待てども何の応答も無い。
インターフォンで出た瞬間、中尾彬さんばりの低い声で「お届けものです」と言うつもりが、応答が無い。

もう1度鳴らすべきか思案したものの、何を血迷ったか
「お届けもので〜すッ!!!」
予想以上の高音、ともすればお相撲さんのモノマネばりな声を出してしまった。

「あれ?この声は?。。。ちょっと待っててね」
正に他人ではなく身内に話しかけるような発言を残し、ドアの向こうでガサガサ聞こえる。

。。。。ぬ?もはやこれまでか?
い、いやいや、ここは気を取り直してまだ変装があるから見破られないかも!
一抹の望みをかけていると、ガチャリと開け放たれたドアの向こうに大きなお腹の主人公が登場。

すかさず
「爆弾のお届け物です!」
とケーキを差し出すも、歓喜とも驚愕とも取れない普通の顔で
「やっぱり!とにかく早く入って」
声で一発でばれ、挙句恥部を隠すかのような飛んだご挨拶である。
そもそも、自分一押しの中東人よりも「Happy Birth Day」のサングラスの方が派手すぎて中東人に気付き辛かったらしい。。。。。ちぇ。

とりあえず久しぶりの再開+出産間近だったので少しお邪魔する予定がドップリと居座って帰った数日前から今日である。
その大きなお腹から桃太郎ならぬ3400gと噂のBabyが誕生。
十月十日と言うが、なんだかあっと言う間だったなぁ。

お里帰りから戻って来るまで暫く楽しみに待てするのであった。

健康診断

そういえば3連休前に健康診断とやらに出かけた。

数年ぶりの健康診断。
とりあえず持参すべき問診表や事前アンケートの準備を済ませ挑んでみた。

時間より数分遅れて受付に行くと番号を渡され受付すら順番待ち。
と言っても9番目だったから早い方なのかも。

そこは男女一緒のクリニック。
パラパラと男性もいる。
10分程待つと受付も済み、直ぐに着替えに呼ばれる。

更衣室には上から被るタイプのマントが置かれており、
「ブラなどの下着を外してマントを着用せよ!」
との指令。
しかし、下着はとったもののシャツは着ててもいいのかが書いてなく戸惑う。
キョロリとするものの、他に人もいないのでとりあえずマントの下は無防備になって出陣!

まず検尿採取。
あ!忘れてた!
確か、検尿って朝一のじゃなければいけないんじゃなかったっけ?!!
実はこの日、朝からお腹がコロコロしていたのでトイレに何度か行った。
「一度目は捨てて、その後250CC採取して下さい」
紙コップを手に戸惑う。
既に250CCも残っているのかが怪しい状態。

トイレに篭ってみたものの、恐らく一度目のを捨てたらもう出ないだろうと判断し、看護助手?の言いつけを守れず搾り出した。
まず一つ目クリア!

続いてペタペタと身長・体重を量りに行く。
身長計に乗り自動的にウィンウィンと一瞬にして計測。
はうっ!
自称165pだったのに、結果は163.2p!
縮んだか?いや、自称だった頃は家の柱で自己流で計ってたから希望が上乗せされていたんだろう。
これからは163.2pってちゃんと言うよ。。。

ちょっとションボリしながら身長計を降りる。
さて、体重計に。。。
「はい、次は視力検査ですねぇ」
と助手。

あれ?体重は?
さてはうっかり計り漏れてるのでは?
と、指摘しようとして渡された診断表を見るとくっきりと体重が書かれている。
え?あ?そ、そっか。
この身長計で体重も計れるのね。。。

指摘しなくて良かったと思いながら次の視力検査。
これが未だに納得できない結果となってしまった。
それは、久しぶりの検査過ぎて医療器具の進化についていっていないのか、計測方法がさっぱりわからなかったのだ!

まず両目で見るため顔を近づける。
そこで、右目検査なら左目に仕切りが出て前に出てる記号の↑↓なんてのを答えるとばかり思っていたのに、両目が見える上体のまま
「はい、4番は?」
と助手。
「え?は?」
「4番はどっちですか?」
「は?わかりませんが。。。」
と、このわかりませんってのは、助手が何言っているのか理解出来なかったのだ。
仕切りも無く、記号も今まで慣れ親しんできた「C」の記号じゃなく「山」みたいな記号もまざっていて、「山」って答えるのか、「↑」って答えるのか、そもそもどっちの目を検査してるのか?
謎が多すぎて出てきた言葉が「わかりません」だった。

助手はすかさず
「眼鏡はありますか?」
「え?いや、してないです」
眼鏡は持っていることは持っているが映画を観る時しかかけないので、普段持ち歩いていない。
「次回は眼鏡持ってきてください」
と強く言われ、診断表に「右目0.1以下」と大きく書かれた。

要領もわからないまま「はい、次左目」と言われ、相変わらず両目で見える状態。
なんなの?今の検査は両目見えるままでやっても実際は片方の目しか見えないような仕様になってるの?
とりあえず右目の失態を繰り返したくないので左は↑↓で答えてやろう!と半分自棄になりながら答える。
左目0.2。

「毎年の事だからわかってるでしょ」スタンスで助手もいるようで、意思疎通無いまま検査が終わった。
まぁ、そもそも目の前の検査記号がボヤけて見えて無かったので、言ってる事が理解出来なかったのもあるんだけどさ。
そのうちちゃんと眼科で検査するかなぁと思った出来事である。

血圧、肺、内臓、どの欄にも「特になし」のスタンプが押される。
健康なのはいいケドさ。。。
やっぱり健康診断する必要なかったんじゃないかなぁ。。。
結局今回の手ごたえは本当の身長がわかったのと、体重が平均より恐らく2キロオーバーってことぐらい。

一般的な健康診断だとやはり味気ないもんだ。
前に受けた健康診断はバリュームも飲んだのに。
あれは一般検診じゃないのかなぁ。
こっそり婦人科検診も受けてないし。。。
どうしようかオロオロしてた時、テレビで検診が物凄く痛いってのを見たのと、2013年には痛さも軽減され、エコーだかの微量被爆もない診断法が適用されるってニュースを見たから、その時にしてみようかと思う。

早期発見ってのはいいのだが、小さな癌細胞があったとして、その検査で刺激されて活発化するって事があるかも?!!
と、勝手に思い込んでいる節がある。
検査も受けずに悪い事になったら自己責任だな。

会社のレディーさんは、一時検査で引っかかってつい最近再検査で胃カメラを飲んだと言っていた。
そこまではしたくないが、何かしらもう少し自分の数値って知りたかった気もする今回の健康診断。
次の機会にはオプションもちゃんと見てみるかな。
と思ったのであった。

激震スクープ?

夜も更けて、まどろみに誘われようと瞼を閉じかけた瞬間。

ピロリーン!
メール着信音が響く。

う〜ん。。。モタモタ。
本日の意識スイッチをオフにする直前だったため動作が鈍い。
よいしょっ。
電気も点けず暗闇でメールを開く。

「兄さま結婚したんだってね!!」
ハトコのお姉ちゃんからのメールである。

う〜ん。。。もぞもぞ。
兄さま?あぁ、自分の兄ね。
う〜ん。。。結婚?へぇ〜ッ。。。。

ぬ?結婚?誰が?
兄さま?誰の?
え?えぇえええええッ?!!!!!
ついさっき残念だと罵ってはばからない自分の兄が結婚?!!!

寝耳に水とはこの事である!
ようやく脳内活動が平常を取り戻したと同時に激震が走る!

結婚した事うんぬんよりも、まず本人からでも母からでもない、ハトコの姉ちゃんから一大事が告知されるなんて?!!!
しかも、メール着信の前日までお祭り男の心配だなんだと母や本人とは蜜に連絡を取っていたのに、そんなことは一切口に出されていなかったのだ。

なんだ?なんでだ?
祝い事を披露する瞬間なんていつも以上にあったはず!
なんだ?この企業のコンプライアンス以上に情報漏洩しないトップシークレット状態は?!!!

そもそも、兄が結婚するって事は、我が一族に女人が加入するってことだ。
その一族の一員であるはずの自分に何の知らせもないなんてことがあるのか?
百歩譲って後報告になるとしても、あんだけ報告のチャンスがあったにも関わらず、そんな雰囲気をおくびにも出さないなんて。
しかも本人だけじゃなく母も。

まさか「言ったつもり」とかの天然一家か?
それとも「わざわざ言う程のことでも無い」ってな完全な見切り判断か?
会社には「ほうれんそう」なんて言葉があって、「報告、連絡、相談」は組織として重要なことなんだぞ?
なんだこの他人行儀は?!

寂しいやら悲しいより、家族への不信しか起こらない。
もともと我が家は何故だか家族間のプライベートは完全に守られていて、身内よりも他人の方が我が家の詳細を知っていたりした。
仲が悪いとかではなく、家族の共有レベルがかなり軽視されているのかも知れない。

そんな代表的な出来事がある。
実は昨年、自分の父が他界した。
突然のことだったので、母から緊急招集がかかり、仕事を午前中に切上げ実家へと向ったのだが、その連絡も兄からメールで届き、兄はとにかく至急実家に向かい、自分はメールに気付いた午後遅くに実家へと急いだ。

ちなみに、この時自分は数年実家に足を運んでいない。
国内線の料金が高いので、安上がりな海外に逃亡するのが主な理由だが、久しぶりに帰った実家は駅周辺から何からすっかり様変わりして右も左もわからない状態。
とにかくタクシーに乗り込み自宅まで急いだ。

さて、いざ家の前に着くと灯りはついているものの何だか静まりかえっている。
自分が到着した頃にはすっかり夜も更けていたので、一通りのことは終わっているからなのかしら?と少し戸惑ったものの、とりあえず玄関を開ける。
何だか様子が違う。
普段なら「ただいま!」なんて言ってそのまま家に入り込むのだが、先に来ているはずの兄の靴も無く、玄関に新聞紙をひいてその上に靴が置かれている。

入るのが何故か戸惑われ、
「お母さん?」
と中に声をかけてみる。
するとひょっこりと顔を現した女性が「はい?」と答える。
またしても眼鏡を忘れ顔がボンヤリとしか見えていないので、再び
「お母さん?」
と声をかけると、
「あ、隣に引っ越してますよ」と。

えぇえええッ?!!!
何?何なの?!
父がどうこうのという思いより、引越しを知らず他所の家を開け、知らない人をお母さん呼ばわり!
「す、すみません」
なんてな事を上の空で言いながら隣の家に向うと、確かにお通夜やお葬式の時間などが書かれた紙が入り口に貼ってあった。

なんてな事件があったものだから、今回の結婚話も伝え漏れは有り得るのだ。
既に時計は深夜。
母に確認しようにも寝ている時間だし、本人直撃するのも気が引ける。
「こんな時間にメールなんて非常識な妹!」
なんてお嫁さんに思われたら今後の小姑の座が危うくなる!
ここは、仲良しの友人にメールで今の思いのたけを。。。

早速友人に
「兄が結婚したらしい!連絡はまだない」
夏目漱石の我輩は猫であるもどきのメールを送る。
直ぐに友人から「爆笑した」との返信が届く。
友人の家庭環境も不思議な関係なのだが、流石に友人の兄の結婚前にお嫁さんとは何度も会っていたし、結婚報告も本人から受けたのに、我が家はハトコの姉ちゃんからの連絡、しかも未だに本人からも母親からも何にも知らされていない。

おろおろする自分に対して暫く笑いの止まらない友人。
はうぅッ。。。。

その夜はすっかり眠気も醒めていたがとりあえず横になって夜明けを待った。
翌朝。すかさず母に探りメール送信!
直ぐに母から電話が鳴り響く。
「なに?それ、私も聞いてないよ?」
えぇえええッ?!!!!
兄は帰省してたにも関わらず伝えてないのかい?!!!

母も
「戸籍謄本送ってって言われてないのにねぇ。。。あ、今はどこでも入手できるか」
なんてのんびり。
これは一族の戸籍チェックが必要か?!
そもそも母も自分も会ったことのないお嫁さん。

むむぅ。。。。
あるのか?そんな事が?
いや、ありえるな、あの兄なら。
聞かなければ何も言わない。

そんなこんなで最終的に兄に直撃メールを送る。
「おい、兄貴!君は結婚したのかい?」
いつになくストレート球を放り投げる。

暫くの無返信状態が過ぎ、満員電車に揺られていると
「してないぞ?誰情報だ?」
のぼんやり返信。

結局、人づての伝言ゲームが失敗し、ハトコに行き着いた時には「結婚している」話になっていたと言う単なるガセネタであった。

う〜む。。。なんだかなぁ。
人騒がせなハトコに問い詰めると「あ、そうなんだ」とさっぱり。
危うく家族のトップシークレットを共有してもらえない自分が、拗ねて暴れるとこだったのに。
なんともおっとりなハトコを尻目に平穏な日常へと戻るのであった。

常習犯

たまに登場する愛すべき残念な兄が、この秋実家に一人帰省した。

昨年から、お盆、弔い事で兄を連れて実家に帰省する事が増え、その度に期待を外さない兄の残念さを帰省カテゴリーに書き散らかしている。
あ!しかも中途半端に完了してない話が!!!
。。。一体どれだけの話を投げっ放しにしているやら。。。

ま、まぁ、それはさておき。
そんな兄が実家のお祭りでお神輿を担ぐなんてな無謀なイベントに参加すべく、一人実家へと旅立った。

子供じゃないんだし、放置していても無事に帰ることは出来るんだろうと、気にも留めずぼんやりとしていた金曜日、ピロリロリーン!!とメールの着信。

「また、やってもうた!」
その1行目ですぐに察しがついた。
そう、またしても奴は空港の持ち物検査の網に掛かり、ハサミとペーパーナイフを没収された。

もう何度も口を酸っぱくして言っている。
「刃物類は絶対持ち込んじゃダメぇえええッ!!!」

兄の名誉のために書いておくが、別に日頃から凶器を持ち歩いている危ない人ではない。
昔、音響関係の仕事をしている頃に、色んな器材を開けたりするために万能ナイフ(ドライバーとか缶きりとかついてるやつ)を携帯していた事から、恐らくいまだに何かしらのミニ工具を持ち歩くのだ。

そもそも帰省の日程は常に仕事の後そのまま飛行場へと足を運ぶ。
なので普段通りの荷物でノコノコと現れると検問に引っかかるのだ。

自分も数回兄の検問足止めに巻き込まれたことがある。
工具を持ってない珍しい時ですら奴はベルトで引っかかっている。
つまり、上手くピンポン門を潜り抜けることが出来ない子なのだ。

「毎回そんな時間ロスして可愛い奴め!」
なんて心の広いことは全く思えない。
何故なら、いつも時間ギリギリに空港で合流し、そのままサクサクと手続きを進めないと搭乗できないのだ!

東京から宮崎の搭乗口は一番奥なので、検問を終えた後にかなりの距離を歩く。ここで少しでもタイムロスされると、小走り以上本気走り未満の速さで機内へと乗り込まなければならない。
それを何度も体験しているに関わらず、もう飛行場の皆にかまって欲しいとしか思えないくらい確実に足を引っ張る。
そろそろ羽田空港のカウンター下には兄の顔写真が貼られ、「要注意人物」扱いになっているかも知れない。

まぁ、そんな事で今回もいつものピンポン検問に引っかかり、搭乗締め切り10分前に猛ダッシュして乗り込んだらしい。
こんなんで他の乗客に迷惑かけたらただじゃ済まないぞ!

そんな兄の滞在期は、実家到着の夜「足が痛いから行きたくない」などと、神輿を担ぐ前からのヘタレ発言から始まった。

結局、神輿を担ぎに行ったものの1日目は担ぐことなく後ろで紐を引っ張りモタモタ。
本人曰く、「自分の体調管理だけはしっかりしている!」だそうだ。
ただの運動不足のヘタレの戯言にしか聞こえないが。

久しぶりの同級生との再会、お祭りで盛り上がる男達と言う事で、早速初日から4次会まで連れまわされて飲み明かす。
家で待つ母は、いつ帰ってくるのか?夕飯はどうするのか?全く予想もつかず、自分に心配の連絡をしてきた。
どうやら、携帯も何も持って来るなと言われたため、手ぶらの兄と全く連絡の付けようがないらしい。

自分が思うに、兄もスモールイーターなので、恐らく帰ってきても夕飯食べないと思うと伝え、母に「兄は放置して先に寝てしまえい!」との助言をしたのだが、「心配で眠れない性質だ」と。
ちッ、面倒臭い性質だなぁ。

母「大体、あんたが兄を甘やかすから」
と、急な責任転嫁の発言が自分に向けられる!
自分「おいおい!どう考えても小さい頃から兄ばかり甘やかしていたのはあなたでしょう!!」
本人関せずのところでまさかの些細な八つ当たりすら勃発する始末。

そもそもハッピ姿で出かけたお祭り男。
お金すら一銭も持っていない。
とにかく何かあったら周りの人がざわつくはずだと母を言いくるめ、とりあえずいつもの生活サイクルで過ごしなさいとその場を凌ぐ。

結局それから1時間ほどで兄帰宅。
翌日の神輿にそなえあまり飲みを深めてなかったらしい。
が、しかしそもそもお酒にあまり強く無い兄。
翌日果して起きれるのか?と母と自分の間で懸念が走る。

結局、朝早くから仕事に出かける母は微妙な時間に出陣する兄の面倒が見れないので、自分が目覚まし時計となり遠隔にて兄の起床状況を確認することになった。

何だろう。。。
兄は結局我が家の裸の王様か何かだろうか?
常に誰かに心配してもらっている。
第一子の役得か?
腑に落ちないながらも従ってしまう末っ子気質の自分であった。

ちなみに最終日を無事に終え、いよいよ帰宅の時、大雨か何かのせいなのか、電車は遅れ、飛行機も遅延して飛び立ったらしい。
。。。まさか遅延は兄の検問のせいじゃないだろうなぁ。。。

ダメージ

アメリカのドラマである。

先日の連休の朝、何気なしにケーブルTVのリモコンを握り番組表ボタンをポチリ。
パシパシとチャンネルを変えていると「一挙放送」の文字。

おや?
チラリと時計を見ると7時過ぎ。
一挙放送の開始は9時30分。
ほほぉ。。。録ってみるかな。

ここ数ヶ月、ケーブルTVの映画だけじゃなくドラマや料理番組をDVDに録画している。
録画すると好きな時に見れる事に気を良くしたのもしかり、英語のブラシュアップにもなるからだ。

ちなみに自分はイギリス英語が好きだ。
と言うよりイギリスが好きだ。
母親が海外ドラマや洋楽を好んでいたので、その生活環境の影響なのか、DNAレベルなのか。

という事でケーブルTVでも主にイギリスのドラマばかりを録画しているのだが、今回なんとなくシリーズ1〜3までの一挙放送と言う事と、丁度タイミングが良かったと言うこともありアメリカンドラマを録画するに至った。
しかし、これが過酷な連休になろうとは。。。。

早速録画予約を開始すると、DVDレコーダーのHDDの残り録画時間が23時間。
おや?ちらりと一挙放送の文字を確認すると
「40時間一挙放送!」
とある。

むむぅ。。。足りないな。
しかし一度決めたら頑なに実行したくなる面倒くさい性分。
録画済みの映画やクッキング番組を整理してDVD-Rに焼き尽くせ大会!
を開催することに決める。

まずは録画済み番組のCM部分カット作業。。。。
いやぁ。。。結構なボリュームだなぁ。。。

って事で早々に作戦を変更し、とりあえず今回DVD-Rに整理する番組だけのカット作業を開始。
リモコンを両手に構え、スキップ操作、蒔き戻し、部分カット!
なんて事をチマチマと開始。
その間に録画予約したドラマが始まる。

ようやく編集が整いDVD-Rにダビングすべく番組選択。
ハイビジョンでダビングすべきかどうかモタモタ悩んでる間にも録画は進む。

とりあえずの設定を終えダビングオ〜ンッ!!!

はう?
録画終了まで3時間とある。
ぬ?ダビングってそんなかかったっけ?
てか簡単ダビングじゃなかったのけ?

まぁいいかと思い予約録画の設定に戻ろうとするもケーブルテレビのリモコンがきかない!!
ぬわぁあああッ!!!
忘れてたぁ!!

ケーブルテレビのリモコンって、予約録画が開始されたらどんな操作も出来ないんだよなぁ。。。
本体を触れば録画モード解除になるのだが、そうすると録画も停止してしまうわけでぇ。。。

先程の予約録画は9時過ぎ開始から15時くらいまでの設定はしたはず。
って事は、次に予約設定しなければならないのは15時。

しかも今回のドラマプログラムのフルネームは
「ぶっ続け40時間一挙放送」

おいおいおいぃ〜ッ!!
ぶっ続けって事は、15時に一回録画予約が終了したら直ぐに次の予約設定しなければ15時から続けて始まる回を逃すではないか!!

むむぅッ。。。
が、しかし、今回のドラマのとあるポイントに早々と気付いてしまった。

そもそもアメリカでは連続ドラマとして週一回放送されていたプログラムである。
つまり1回放送が終わったら、次の始まりは「これまでのあらすじ」が数分放送され、しかも放送が終わる頃には「次週の予告」が流れるのだ。

CMと「これまでのあらすじ」を加味すると1時間放送終了後に空白の数分間(後にこれは5〜6分間もあると判明)があるのだ!
ここが狙い目!
この隙に出来る限りの予約録画設定をしてしまうのだ!!

しかしこれから30時間以上をこの空白の時間にセットするのは不可能。
そして一度録画開始時間になると予約の切れ間までノンストップでリモコン操作が出来ない。

と言う事は、ヘタな時間までしか予約設定できなかったら、つまり空白の数分間で設定した時間が夜中の1時までとかになってしまった場合、1時前にはリモコン片手に次の予約設定体制に入らなければならないのだ!

頭をクルクル回転させる。
どうすれば快適な連休を過ごせ、かつDVD録画にも成功しうるのか?!!
更に、残り少ない録画時間を上手く増やすためのダビングはどのように?!!!

結局、13時に切れる予約設定の後、夜中0時までの予約を設定。
3時間待ちだったダビングの隙に不足していたDVD-Rを買いに街に繰り出し、帰宅と共に次のダビングを開始。
既に録画されている一挙放送のドラマは、ある時間分録画されると編集が出来る状態になるので、それを機に本編以外の余分なシーンを部分カット。

てな事を2日に渡って繰り広げた。
連休中にクッタリである。
こんなはずじゃなかったような。。。

このドラマ「ダメージ」の内容は全く知らないのだが、簡単な番組紹介では主人公の女弁護士?が被告にも身内にも彼女を取り巻く人物皆にダメージをあたえると謳っていた。

あぁ。。。まさに、
視聴者である自分にも思いっきりダメージをあたえてくれたなぁ。。。

とりあえず40時間放送を録画し終えたのだが、編集してみると30分ちょっとしか本編が無かったような。。。
CMと前回あらすじ、次回予告で本編と同じくらい放送されているのには驚きだ。

後は、このドラマ鑑賞にいつ着手出来るのかが最難関。
流石に一気鑑賞してダメージ2は避けたいのである。

コロコロ

来月健康診断である。

。。。久しぶり。
本来なら毎年受診して一年の不摂生を垣間見るのが正しいのだろうが、何となくムニャムニャしている内に数年ドクターと面会していない。

まぁ今回は久しぶりに虫の居所が良かったのと、今やネットで受診予約が出来るという事も後押しして満を持しての怠慢状態を曝しに行く決心をしたのだ。

とは言え、無防備なそのままの自分を曝け出すのも波打ち際より浅いプライドが赦さないのか、眠っていた成績への欲望が頭角を現し、心なしかいつもより健康にチラチラと気を使い始めている。

そもそもジャンクフードはあんまり食べないし、食事もオリーブオイルを中心に野菜たっぷり調味料はほぼハーブで賄っているので食生活的にはあんまり変化は無いのだが、如何せん油断すると暴飲してしまう。
最近は控えめにしてはいるが、毎晩の晩酌は欠かせない。
缶ビール1本だから問題も無さそうだが。

となると何をそんなに気にしているのか?

。。。。メタボと診断されかねない下腹である!
身長や体重は思う存分有りのままの自分で誰に恥じることも無いのだが、未だ未開の地であるメタボ検診とやらがどうも気になっているのだ。

既に診断を終えた友人の話では、ウエストより少し下の力を入れてもへこまない部分をこれ見よがしにドクターが寸法するらしい!
ぬぅうッ。。。。
なんじゃいその嫌がらせは?!

女性は90センチ以上でメタボ認定されるらしい。
。。。無いよなぁ。。。無いよなぁ。。。。
愛らしくポッコリしてるケド、メタボ認定じゃないよなぁ。。。
この事が頭にまとわりつき、電車の中で気付いたら下腹部に力を入れ眠っている筋肉君を叩き起こす努力をしている。

無意識に力を込めているあたり、本人の意思とはうらはらに脳内フェロモンが危険を察知しているのかも知れない。

メタボ認定は太っている人だけの心配事では無い。
着やせという言葉もある通り、全体的に細身でもポッコリお腹一つで当選確実の烙印を押されるのだ。

ここまで怯えるのは、先程検診の情報提供をしてくれた友人が見た目には痩せ型にも関わらず、数年前にメタボ検診のトラップに掛かったと告白したからなのだ。

ひえぇえええッ!!!
痩せてるよね?Youは私よりも痩せてるよね?!!!!

自分は太っている方では無い。
遥か昔の健康診断では唯一「痩せすぎ」という認定がされたので、肥満児とは程遠いと思っているが、ポッコリお腹を見る限りメタボはまた違うステージの話な気がする。

と、長々と経緯を述べたが、本題のコロコロ。
最近特に足が浮腫み気味と言う事が気になっていたのと、前述のメタボ疑惑を踏まえて、数年前にお買い上げしたまま眠っていたゲルマコロコロを引っ張り出してみた。

以前コロコロやっていたのだが、ゲルマに肌が負けるのか足の血管が変な斑模様に浮き上がる事しばしばだったのでいつの間にか遠のいていたコロコロ。
そいつを手に取り足を解す。

昔リンパマッサージの勉強をしていたので血流に関しては基礎的な知識はある。
その記憶を呼び覚ましながらテレビを見つつ片足10分づつのコロコロを始めた。

初日はやはり急にストレッチに似た解しを施したため翌日は筋肉痛に。
ふくらはぎは平気だったが太ももがかなり張った感じでロボットのような歩行となってしまった。

そんな毎日を重ね、今では筋肉痛も無くコロコロと共存出来ている。
ちょっとしたストレッチ運動も含め下半身強化月間が始まったのだ。
テレビを見続ける時は足だけではなく胸からお腹周りもコロコロ。

コロコロ、コロコロ。
コロコロ、コロコロ。

来月の健康診断改めメタボ診断。
こんなんで乗り切れるのかなぁ。。。
今は怖くてサイズ測れずコロコロの毎日を過ごすのであった。

もらいもの

この時期、ものをもらう。

「あぁ、お中元ね!」


いや、瞼に届くものもらいである!!!

この時期と言いつつも、昨年から届き始めたのだが、
感覚としては、左目がどうも重くなると言うのか違和感が発生し、
目をパチパチしてみたりギュッとしてみたり。
この時に痛みも痒みも無いので表現がしづらいのだが、野生の勘で
「あ、今年もご挨拶に現れたな!」
とわかる。

そのお届け物とは、目じりにプチリと赤い虫刺されのような症状で一年近く居座る。
昨年度は初心者と言う事もあり、
「失明するかも!!!」
と、相変わらずの重病説を唱え眼科に走った。

結果、2分足らずの診察で
「染る事のない、ものもらい」的な診断を受けた。
目に雑菌が進入し、そいつが詰ってる状況らしく、酷い場合はボッタリ瞼になり膿を出すための「切開手術!」なんて事もあるらしいのだが、自分の場合は抗菌の点眼をしてればいつの間にやら完治すると、高い初診料を払って伝授された。

見た目にもわからないので海賊並の眼帯の必要もなく、ただひたすらに点眼。
地味な作業を続ける事数ヶ月。
完治はせずとも点眼液を1本使い切ったところで治療を放棄し、伸び伸びと過ごしていたのだが、今年も夏の訪れと共にデジャブである。

「眼科のドクター!!!」
に駆け込もうかと思ったが、既に診察券は闇に葬り去っていたので、また高い初診料を取られるかと思うと浮かない気分になり病院に背を向けた。

というより、昨年度の診察で処方された点眼液がもう1本ある事に気付いたからだ。
急いで自宅のプチ救急箱を漁ると、案の定開封されず遮光袋に入った媚薬が1本現れた。
秘宝を見つけた盗賊はこんな気分だったんだろうなぁ。。。
なんて適当な妄想をしながら勝利の美酒に酔う。

と、まぁそんな長ったらしいくだりがあり今に至るのだが、結局これから毎年この時期はお届け物がやってくるのだろうか。。。

昨年度のドクターの話では、目の疲れやストレスからもこういう症状が発生することがあるらしい。

。。。というか、一昨年、目眩で耳鼻科に行った時も今年の春先に後頭部の痛みで脳内外科に行った時も、必ず
「仕事のストレスや疲れ、最近はパソコンでの長時間作業なんかが続くのが原因」
と、言われた。

。。。パソコン悪か?
それとも原因不明なものは全部そう言えば患者が納得すると言う都市伝説か?
どうにも腑に落ちないところだが、医療の素人はモニョモニョ言うなって事か。

しかし健康優良児と自称してはばからない自分が、この数年大嫌いな病院に足を運ぶ機会が増えている。
。。。老化か?老化なのかぁ?!!!!!

。。。多分違う。
責任転嫁も甚だしい。
確実に運動不足だ!

伊達君子選手の大活躍で年齢のせいに出来ない事が世界で証明された。
20代、30代で「肩や腰が痛くって。。」なんてな症状は、確実に運動不足である!

。。。お金のかからない運動でも始めなきゃなぁ。

節電効果

先週、電気料金の明細が届いた。

節電が騒がれて久しい昨今。
我が家も完全節電モードに突入していたので、密かに節電効果を心待ちにしていた。


んが!
期待に胸を膨らませ明細を見ると、なんと先月より100円UP!!!

えぇえええええッ!!!!!
膨らませた胸が一気に萎む。

正直、先月よりも節電した自負があった。
なのに、なのにぃ!!!!

電気料金の値上げかぁ。。。。
その影響なのか、実感として節電効果が感じられない。
これからまた電気料金が上がる。
何を軸に自己満足を完成させれば良いんだろう。。。

?!犬がいる家によく貼られている「予防注射済」のシールみたいなので、
「節電15%OFF]シールを電気会社がペタペタしてくれればいいのか?!
玄関のドアを開ける度に自己満足にうっとり心酔。
そのシールもランクがあり、15%〜50%の範囲で金銀銅の色分けがあり、金を取り続けたら電機会社から粗品のキャンドルが親展!

。。。なんてな事を考えてしまう程今回の節電効果の肩透かしっぷりに心が沈んだ。
というか、家庭での節電15%って前月比じゃなくて前年度の同月比なのか?

ちなみに、我が家の節電は一般家庭より勝っていると思っている。
洗濯機も電子レンジも無いし、冷蔵庫はボックスタイプの小さいやつだし、全面的に簾を取り入れているのでクーラーも扇風機も使っていない。
更に、簾だけだと外から丸見えだからと言う理由で夜はテレビかパソコンの明かりだけで電気をつけていない。
パソコンのモニターもちゃんとオフしている。
待機電力はテレビとパソコン、DVDだけだし。

う〜む。。。なんとかして自己満足する術を探したいものである。

チケット

本日、芸人交換日記の追加公演の発売日。

抽選で外れ、先週の一般発売秒殺に続き、今回の発売だが数分で完売。
う〜む。。。。
直後のオークションでは既に高値。

自分はオークションはやらないので傍観者としてチラチラ見てみる。
締め切り間近になると怒涛のようにお値段が上る。
定価6000円があっと言う間に4,5万円に。。。

10枚くらい出品している人もいるから、
40,000(落札)-6,000(定価)=34,000円(利益)
34,000(利益)×10枚=340,000円(総合利益)
。。。大卒初任給の2ヶ月分かぁ。。。

やれやれ資本主義なのはさておき。
結局今回もチケット捕獲できなかったのだが、大阪公演2日×3公演の朗報を知っている。
この新たなチャンスをどうするか?

オークションで3,4万円出すくらいなら、東京⇔大阪の小旅行+観劇でお金を出した方が良い。
自分は過去に東京→京都→大阪を青春18切符で旅した事がある。
今回もその手を使った場合、東京→大阪が片道8000円内で行ける。

東京⇔大阪=約16,000+チケット6,400=22,400円

大阪で軽くたこ焼きでもペロリして日帰りコースでも25,000〜30,000円で済む。
まぁ落とし穴としては、片道9時間以上かかるので仮にチケットが取れたところで上演時間に行きつくのがなかなか難しい。
という事は1泊2日、2泊3日って事だなぁ。。。

幸い、自分には大阪に従兄弟がいる。
そこにコッソリ宿泊希望届けを出せば宿代は無くて済むかも知れない。
て事はお土産代と滞在費用でやはり30,000円前後で足りる。
当然、大阪→東京への土産なんてない。
こっそりと、一人夏の陣!を決行!

それもありだなぁ。。。
てか、片道新幹線でも取るかなぁ。。。
青春18切符はチケット販売店で1枚で安く買えたりするし。。。

とりあえず来月発売される大阪公演のチケット入手をどうするか検討だな。
大阪も競争率高そうだけど。。。

簾装着ッ!

先日、我が家の窓に簾(スダレ)をつけてみた。

今夏の節電対策のためと、前からジメジメと蒸し風呂になる我が家が気になっていたので一念発起!

近所のスーパーにて約300円のお手軽簾と2000円の竹簾。
二つを持ち上げる。
惑うことなく300円の簾をお買い上げした。

当然、色合いは2000円の方が格段上なのだが、如何せん重い。。。
重いという事は吊り下げる時も相当苦労するな!
と踏んだのしかり、自宅まで持って帰るのが辛い、そして何よりお値段が決めてとなった結果だ。

早速帰って装着。
300円の品だけあって?フックなんてものも無いので窓を全開にし、網戸を閉め簾を抱え窓枠にピンで留め始める。

フゥ、フゥ。。。
片手で簾を押さえながらの、もう一方の手でピンを刺す。
コロンコロン。。。
はうぅッ。。。
頑丈な窓枠に拒絶されるようにピンが転がる。
気を取り直し、ココぞ!と思う場所にピンを刺す!!!

コロンコロン。。。
ううむぅ。。。。

刺す!コロンコロン。。。刺す!コロンコロン。。。
そんな悪戦苦闘は物の数分で両手にダメージを与える。

「ガムテープで貼り付けるぞ!こんちくしょうッ!」

と、レディさんらしからぬ思いが湧いたが、一時の気の迷いによる日々の暮らしの見た目の悪さは否めない。

腕を軽くブンブンして再度窓枠との戦いに挑む!
そうこう15分、つまり5Rの激闘の末、無事に簾装着劇場が幕を閉じた。

この熱い決戦のお陰で、頗る心地よい風が部屋に迷い込む。
「湿気の多いジメジメした日本に生きてきた昔の人の工夫って素敵!」
装着したばかりの簾に向かい腕を組み仁王立ちで満足感に浸る。

装着した翌日。
仕事から帰り、風の抜ける部屋に足を踏み入れる。
灯りをつけない部屋から簾越しに外の景色が良く見える。

ふ〜む。。。
てか、丸見えかいッ!!!

さすが300円の簾。
網戸はあるものの外が丸見え。
つまり外からも我が家は丸見えだろう。

ここで考える。
電気をつけるべきか、つけざるべきか?!

シェイクスピア並の悶絶を数秒窘めてから電気は却下することに決める。
暗い→明るいところの方が良く見えるので、暗い→暗いで対決することにした。
節電にもなるしね!

とりあえずパソコンを点ける。
暗がりに浮かび上がるパソコンのぼんやり光。
「そんな暗いところでパソコンしたり本読んだりしたら目が悪くなるよ!」
と、思うかも知れないが、以前見たテレビで、
「暗いところで本を読んでも目は悪くならない!」
との結論が、医学的だか科学的だかで証明されていると知った。

その知識があったので、暗がりでパソコンやテレビを見る事に正当性を持っている。
ただ、暗がりの中で生活する事には全く害が無い訳ではなく、
「目は悪くならないケド、目は疲れる」と言うオチもあるが。

という事で、簾装着から数日。
映画館の中で生活しているような暮らしが始まっているのであった。

ドラえもんの道具

「ドラえもんの道具一つもらえるなら?」
ってなアンケートを見かけた。

それを踏まえて話題にしてみる。
「ドラえもんの。。。」
と口走ったところですかさず
「ドラえもんが欲しい!」

質問を言い終わらぬ間の返答に話の趣旨がそれ、
「ドラえもん。。。今ドラえもんがいても節電で機能しないねぇ。。。」
なんてな事を呟きつつ、どのアイテムを選ぶか?

アンケートでは「どこでもドア」「タイムマシーン」が人気。
まぁ有名どころだしね。

質問した相手は惑うことなく「どこでもドア!」
う〜む。。。
自分はやはり「タイムマシーン」。

「どこでもドアがあったらいつでも海外行けるよ?」
と言う憂いの囁きもあったが、結局「いつでも行けるから」という気持ちになり行かないような気がした。

それよりも魅了するのはタイムマシーン!
「えぇ〜ッ。。。自分の未来とか?」
とすかさず否定的な意見が出る。

違うのだ!
そもそも未来を先に見てしまったら面白みが無い。
「あ、どうせ次こうなるんでしょ」
的な凄く歪んだ自分がめきめき成長しそう。

そうでは無く、タイムマシーンは戦国時代に行ったり歴史をこの目で確認出来る。
いや、でも知らない方が良い事までも目撃してしまうのかなぁ。。。
織田信長が実は転んで縁側から墜落死!!
なんてのを見てしまったら、とりあえず心の奥にそっと閉まって現代に戻ることになる。

そもそもタイムマシーンに乗ったからと言って殿のお目どおりに叶うかも知れず。
降りた瞬間、合戦のど真ん中なんて事もあるかも。

。。。考え出したらキリがない。

まぁしかし、色んな条件設定でドラえもんの道具話は夢が膨らむ。
「どこでもドアを全員が持っていた場合の価値観」
「タイムマシーンで好きな時代に行けても、好きな場所に到着出来ない場合の不確実要素による価値観」
「どこでもドア、タイムマシーンを置いておくスペースと使用回数の損益バランス」
経済学的な話で考えても一晩飲み明かせそうだ。

そんな現実逃避話の一幕であった。

チケット

う〜む。。。

昨日、「芸人交換日記」の抽選落選が決定し、本日10時からの一般販売に挑戦するも秒殺で完売。。。。

まぁさ、運ってとても重要だけどさ。。。
チラリと確認したオークションサイトで既にチケットが出品されて、しかも数件同じアカウントの人が出しているの見ると、なんだかなぁ。。。と。

プレミアと前評判のあったチケット。
どうやったら違う日程で何枚もお買い上げできるのかと。。

公演が8月だから、それまでオークションの値段は跳ね上がるんだろうなぁ。。。
観に行きたいケド。。。

ちょっとションボリな週末の幕開けであった。

ネット回線不通なり

月末月初にかけて自宅のネット回線が荒れた。

今年に入ってネット速度を上げるモデムに変更。

「ガシガシやるぞいッ!!!」

ってな思惑では無く、サービス変更した方がお得なり!キャンペーンが開催されていたからだ。

ネットから申し込んだのでモデムが送られてくる感じだろうと鷹を括っていたら、まさかのお兄さん訪問設置!
あぁ。。ドキドキ。。。

なんて下心は全く芽生えず当日までに大掃除大会を開催し、無事にモデムの交換が済んだ。


。。。はずだったのだが。
モデムリニューアルして1ヶ月も経たないうちからネットに繋がったり繋がらなかったりの怪しい日が頭角を現す。

モデムの電灯が光ったり光らなかったり。。。
一生懸命ケーブルの抜き差しやLANの抜き差しでご機嫌をうかがうと、暫くして復活!なんてな状況。

ただ、これが頻繁に起きるのでは無く忘れた頃に回線オフ!になるので
「まぁ自分で復活させられるし」
なんてボンヤリしていたら、ついに先月末からどれだけ太鼓持ちしてもご機嫌うかがっても全く復活しなくなったのだ!

時は月末月初により、帰宅する頃にはとっくにカスタマーサービスは終わっている。
出先で連絡したところで、物(モデム)は家でヒッソリとしているので意味が無い。

悶々と日々は流れ、ようやくカスタマーサービスを受けれる時間に帰宅!
早速連絡するも「しばらくお待ち頂くか、かけ直して下さい」のアナウンス。
ここで怯む自分ではない!
この電話に行き着くまで幾度となくモデムを叱咤激励し、終業時にソワソワしたことか!

と、かれこれ。。。10分は待ったかなぁ。。。いや、それは盛りすぎかなぁ。。。
てなくらい待った後、電話口のお姉さんとやりとりしつつモデムのご機嫌とり。
結果、お姉さんの方でもネットが通じてる確認が取れないという事になり、またまた出張サービスが実しやかに行われるはめに。

モデム交換して半年も経たないケド。。
見知らぬ人が家に入り込むと言うことで改めて大掃除をしてみる。
家庭訪問に来る先生を迎え撃つ母親の気分だ。

その連絡から2日後、作業着姿のお兄さんが登場!
の当日、何気にパソコン点けたら
「なんでやねん!!」
思わず関西弁になってしまう程に気まぐれなネットが開通していた。。。
4日程音沙汰無かったのになんで今。。。

お兄さんからの到着前連絡が入る。
「あ、あの。。。ネット、今繋がってます。。。」
何か嘘をついてもいないのに後ろめたい気分を伝える。
「あ、そうですか。モデムの不具合かも知れませんね。
とりあえず交換に伺います!」
爽やかにやりとりが終わった。
無い事をある!と言って聞かないクレーマーと間違われなければいいケド。。
とっても小心な気持ちで胸が押しつぶされそうになる。
まぁ今後また不通になる可能性は十分にあるし、ここでオペしてもらうべ!

それから20分後。
鮮やかな青い作業着のお兄さんが登場!
すかさずモデムに案内するとモクモクと作業を始めた。

こういう時どうしていれば良いのかわからずお兄さんの背後に立つ自分。
しかし、すぐ終わるかと思った動作確認が思いのほか長い。
痺れを切らしてお兄さんの背後に座る。
テレビはモデムの横に有り作業中のお兄さんで見えない。
パソコンを見つめるもネットが出来ないとなると何も出来ない。
すっかり手持ち無沙汰。

自宅なのに落ち着かない時間を過ごして10分ほどすると、
「これは品質ですね」
突然お兄さんが呟いた。
「あ、え?品質ぅ。。。」
お兄さんの独り言なのか、自分に声をかけられたのかわからずオウム返し。
しかも主語が無いから何に対しての品質なのかサッパリ。

結局、モデムが悪かった訳ではなく、共同居住地に設置されている大元に不具合があったらしい。
しばしお兄さんは外に出て大元を調査して戻ってきた。

「とりあえずモデムも交換しておきましたし、これで様子みましょう」
そう言って鮮やかに去って行った。

それから数日。
現在、何の問題もなくネットは流れ込んでいる。

いやぁ。。。無事で何より。
たまったエピソードをブログに書き散らかさねば!
と、意気込んだせいか既に長文。。。
まぁいいや。

そんなブログおサボりの弁解を自分にする幕開けであった。

脳内神経外科

今週一週間、後頭部の違和感に悩まされた。

左側後頭部に圧迫感があり、たまに吐き気が襲う。
1〜2日は「疲労や風邪気味かしら?」なんて思っていたが、3日目を過ぎると不安が過ぎる。

熱は平熱。
風邪の兆候はゼロ。
偏頭痛ともちょっと違う。

背骨とか姿勢の問題かなぁ。。。
近くの整体院を検索してみると、徒歩圏内に2件がヒット。
その1つに中国人の先生が施術している整体院がなかなかの評判なので、仕事帰りにでも足を運ぼうかと営業時間を見る。

「15時〜AM3時」

ぬ?深夜もやってる?!
繁華街でも無い住宅街で?
う〜む。。。まさか大人の整体院じゃないよなぁ。。。

ちょっぴりそんな心配もあったので予約はせずに飛び込みで足を運ぶ。
道路沿いに佇むその整体院はガラス戸をガラガラと開けるタイプ。
少し戸惑ったものの、このまま後頭部の圧が続くのも嫌なので、意を決して入り口を入ると玄関マットのすぐ前に病院でよく見かけるカーテンのパーテーション。
その仕切りの奥にベッドが2台。

「いきなりかい!」
と心で突っ込んだものの、とりあえず怪しい整体院では無い事は確認。
すぐに女性が対応に現れたが、会話をすると日本人では無い。
もしかしたらこの方が先生なのかも。

結局予約をしていなかったので2時間後なら施術可能と言われ
「またにします」
と言い残して出て行く。
その先にもう1つの整体があったのでそっちにしてみようと思ったからだ。
結果、そこは定休日でもないのに閉まっていたので整体は断念する事になったのだが。

クリニックで働く友人に相談すると
「症状もわからないのに整体に行くのはお勧めしない」
とキッパリ。
よく患者さんに整体に行ったものの症状が悪化して通院してくる方がいるらしいのだ。

整体って骨の歪みを矯正したりするから、体を熟知した先生じゃないと危険と言えば危険なんだよなぁ。。。

と言う事でクリニックに行く事を決意。
しかしその前に症状を把握しておく必要がある。
満を持して検索すると
「脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの脳疾患」
きゃぁあああッ!!!
脳なの?脳なの?!!!

まず疑わしいと思われる病名の重い方から心の準備に入る。
続いて
「変形性頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎症性神経根症」
「緊張型頭痛、偏頭痛」
ストレスなの?姿勢なの?噛み合わせなの?!!!

色んな病状を見ている内に、段々自分もその気になって
「もしかして余命幾許もないかも?!!!」
すっかり重病説が定着。

「保険には入ってるし、資産は無いケド遺言でも書き散らしておこうかしら」
症状の回復よりも自分の死に際まで描き始める。

翌日早速近所のクリニックに行ってみる。
初めて訪れるクリニックにソワソワと落ち着かない。
そこは設備も整ったクリニックなので、
「MRIとか検査とかになるのかしら」
その頃には脳の異常だと思い込んでいる自分は不安と、初めての脳チェック体験への期待が膨らむ。

いよいよ名前が呼ばれ診療が始まる。
「で、頭が腫れてると言う事ですが。。。」
ドクターの第一声。

というのも順番待て中に助手らしき受付に症状を聞かれていたのだが、
「あ、いえ、腫れては無くて張りとか圧迫感があるんですよねぇ」
そういい終わらない内にドクターが
「ん?そうなの?」
一瞬の沈黙。
助手の聞き間違いから気まずい雰囲気に。

それからドクターの症状聞き込み捜査が開始され、

「あ、それはただの張りですね」

キッパリ。

20分待ちでドクターに出会って1分少々で結論に至る。

ぬ?
「いつもの肩凝り的な感じじゃなくて後頭部から首にかけての違和感なんですケド。。」
「張りですね」
最後まで言い終わらないうちにキッパリ。
長年連れ添った相方のような切れの良い突っ込み。

どうやら脳の異常などで見られる痺れや目眩、激痛も無く、平熱である事から重病説がガラガラと音を立てて崩れ、脳の異常では無い事が立証された。

一応と言う事でお情け程度に血圧を測り、ドクターが後頭部を触診。
「あ、ココでしょう!」
ズバリと後頭部の圧迫を差し当てる。
「あ、そこです!」
「ね、ココだね。えっとねぇ、ただの張り」
再度失笑と共にドクターが言い切る。

て、てへッ。
クリニックに入ったものの、内科と脳内神経外科の2択しかなかったから脳内神経外科に○つけて受診を挑んだケド場違いな空気にはにかむ。

肩を回したり温めたりして動かすのと、疲れ目に注意する事を助言されクリニックを後にする。

まぁね、重病じゃなかった事はとても喜ばしい事なんだけどさ。
この1週間、薄命に酔いどれてた自分を甘酸っぱい気持ちで見つめる。

日頃から何の常備薬も服用しておらず健康体を自称している身としては、ちょっとした不調が続くとすぐに重病を気取ってしまう。

体は強いが内面打たれ弱い事が露見された事の顛末なのであった。

18分のレディーさん

本日ヘアカットに出陣した。

そもそもヘアサロンは苦手。
どうにも落ち着かない時間が流れ、時にはその場しのぎ的な会話も披露しなければならない。

余震が続いてるし。。。
を、言い訳にずっと渋っていたが、イヨイヨ後ろ髪が反抗的になり前髪がスダレてきたので満を持しての出陣である。

今までは時間ピッタリになるようにユックリ店に向ったり、早く着いた時は目の前のコンビニで時間を潰したりしていた。
しかし、時間ピッタリに行った所でどうせ「待て」状態になる。

それをようやく学んだので、本日は歩みを進めたタイミングで門を叩いた。
「頼もうッ!!!」

なんて粋な入店をするはずもないのだが、ブログなので粋がって書き散らかしてみた。

で、入店すると美容師さんがワラワラと入り口に溜まっていた。
「お?お出迎えかい?」
のはずもなく、お客さんが1人しかいない様子。
しかし、予約してまだ来てないだけかも知れない。
ここで浮き足立ってはいけない。

時間より15分程早く入店した自分は手続きを済ませ、待て場の椅子に腰掛けよう。。。の瞬間!
「こちらへどうぞぉ〜ッ」

うほッ?!!!
まさかの予約時間繰上げ開始か?!
イヤイヤ、そう思わせといてからの〜。。。カット台に座らせ放置!
有りうる!
疑心暗鬼にも程があるのだが、そんな気持ちでまな板の上に乗る。

「今日はどうします?」
お?
兄さんもう手始めますかい?
つい今の今までヤサグレていた自分を棚に上げ希望のカットを口にする。

そもそも、ヘアカットは髪形をどうするかが決まらないから苦手である。
昔やってみたいカットを口にしたら、
「あ、それパーマかけてセットしてますよ?」
とサッパリ言われて悲しみで枕を濡らした夜もあった。

パーマは昔数回かけた事があるが、髪質なのかすぐに落ちるし髪も痛む。
ましてや今やなるべく環境に配慮して生活しているのでパーマはイヤイヤ!なのだ。

大抵のヘアカタログはパーマがかかったものが多く、かけてなくてもホットカーラーでセットしてたりするので、自分が同じ髪形にしたとしてもセット出来る腕はない。

今回は「長さは顎くらいまでで、毛先を軽くして下さい」の言葉を早口に言ってみた。
美容師のお兄さんはその言葉をオーダーとし、黙々と切り始める。
目の前に置かれたレストランの雑誌を手に取りながら成すがままに身を委ねる。

サクサク、サクサク、サクサク、サクサク。。。

隣で髪をカットされているお姉さんは担当美容師のお兄さんと乗り突っ込み並に会話をしている。
と言うかほぼお姉さんが一人で喋ってる状況だ。

自分の担当は寡黙に作業を続ける。
「あ、何だか嬉しいかも」
心の中で呟いた。
美容師さんに話しかけられたら会話を始めたりするのだが、途中で話を終わらせるのも気まずいなぁ。。なんて気を使ってお客なのに接客モードに入ってしまう自分。
嫌では無いが、出来るだけ避けたい状況なので、今回のように話しかけられないととってもリラックス出来る。

「んふ。今日は早く始まったしついてるかも!」
なんて舞い上がっていたら前髪に着手。
ぬ?もう前髪?!
気になって雑誌から目を上げるとさっきまでの落武者髪はサッパリと姿を消していた。

おぉ!!!早ッ!!!
目を大きく見開いて驚こうとしたが、前髪カット中で片目ウインクの微妙な驚き表現をしてしまった。

「前髪これくらいでいい?」
お兄さんの口から久しぶりの言葉が発せられた。
「あ、それでオッケーっす。」
何だかいなせな江戸っ子もどきで返事してしまった。

前髪をカットし終え軽くブローをすると、
「後ろはこんな感じ。」
合わせ鏡を見る。
おぉ!ご希望通り!
「大丈夫です」
頷きながら答える。

サクサクとカット台を降りレジに向う。
隣のまだ喋りに花を咲かせているお姉さんを残し店を後にした。

今回、早かったなぁ。。。
まるであれだね。
あのぉ。。。。。シザーマン!
一人心の中でしっくりくる表現に悦に入る。

携帯を取り出し時間を見る。
?!!まだこんな時間?!
当初の予約時間から9分が過ぎたのみ。
入店から退店まで18分。
床屋かいッ?!!
てなスピード感!

好みはあると思うが、こんだけサックリ終わらせてくれるなら、モタモタしがちなヘアカットを月1回ちゃんと来てもいいかなぁ。
なんてちょっぴりレディさんに近づいた気がしつつ。

しかしよくよく考えたら
「おい!兄ちゃんッ!最後の最後でタメ口かよぉッ!!!!!」
明らかに自分の方が年上なのにぃ。。。。

と、体育会系で育った自分は年功序列が妙に気になるのであった。

感動したいのに心が沈みがちな大会 その2

フィギュア選手権世界大会女子。

登場人物名称:
真央たん(浅田真央選手)
ヨナたん(キムヨナ選手)
安藤さん(安藤美姫選手)
美人さん(アリッサ・シズニー選手)

友情出演:
スルちゃん(イリーナ・エドゥアルドヴナ・スルツカヤ選手)

昨夜、激震の世界選手権大会が終わった。
激震と言うか不審と言うか。。。

既に巷では色々と物議を醸しだしている女子の採点。
自分も正直ショートプログラムの結果を見て、一気にフィギュア観戦熱が冷めた。
調子を取り戻しつつあった真央たん、オリンピック以来のヨナたんの復帰、心待ちにしていたファンも多かったと思う。

それが、真央たんの採点結果から「おやぁ?」と首を傾げたのだが、まぁそれも自分のヒイキ目だろうくらいにし、喉下まで出掛かった言葉を飲み込んだ。
インタビューの時から何だか元気の無い真央たん。
緊張のせいか、久しぶりに戦うヨナたんとの試合のプレッシャーなのか、真央たんスマイルどころかパワーの少ない様子。
記事を見てみると、今大会までに体重が4〜5キロ落ちたと!!!
なぬぅッ?!!!!
ただでさえ細い体なのに?!

SPの演技、トリプルアクセルが両足着氷。
ぬぅッ。。しかし、まずは跳べたし転んで無いし!
自分に言い聞かせ見守る。
その後のジャンプは決めていくも、何だかスピード感が無い。
タンゴの力強い曲なだけに、音楽に乗っていない感じが否めない。
。。。真央たん。。。7位発進。

心待ちにしたヨナたん。
最初のトリプルルッツ、着氷したもののバランスを崩す。
その他は相変わらずな滑らかな滑りに高いジャンプ。
1発目惜しかったケド、久しぶりの公式戦でやはりやるなぁ。。。
なんて思ってた矢先、ジャッジが出した得点は【65.91】ッ!!
え?
えええええええッ?!!!!

真央たん【58.66】、両足着氷でも60はあると思ったのに手厳しい!
と思っていたのに、完璧にこなした安藤さん【65.58】に対しミスしたヨナたんが【65.91】?!!
色んな加算点とかあるからジャンプを全て決めたからと言って1位になれると言う訳では無いが、安藤さん完璧だったよね?!!

以前からヨナたんへの不正採点疑惑がネットを賑わしているが、そんな事はまぁ気にせずに「ヨナたん演技は好きだし応援ッ!」を貫いてきたが、流石に今回の採点にはショックを隠せない。

安藤さんの演技は、ブンブン腕振り回しで技術はあるんだろうケドあまり好きではなかったのだが、近年腕にも滑らかさが出てきたし、今季のプログラムは絶好調だったから真央たん勝てなくても敵ながら天晴れと見ていたが、これは酷すぎないかい?
納得いかなくて思わずジャッジサイトを訪問してしまった。

じぃ。。。。
ヨナたんのジャンプミスに1点加点してるジャッジがいる?!!!
へ?なんで?
完璧マイナスでしょ?!!!
ちなみにここがISUの採点表なり。

一気に萎える。。
以前から言い訳が気になる安藤さんにも、この時ばかりは流石に同情した。
百歩譲って、ヨナたんが全てにおいて加点を取ったからジャンプミスも帳消しになったと言うのであれば素人的に「そうなのかぁ。。。」で折り合いをつけても良いが、ミスジャンプに加点は明らかにオカシイ!
この加点が無ければ安藤さん、SPも1位通過で圧勝優勝だったのに。

この衝撃のお陰でフリーが全く楽しめなかった。
大好きなフィギュアスケートを心待ちにし、コッチィのフリー演技で感動し、真央たんは心配するも応援したい気持ちで満ち溢れていたのに。。。

と、言う事でフリー。
大好きだったヨナたんの演技も、「何やっても優勝するのでは?」と言う疑惑を払拭出来ないまま見守る。
ジャンプが不発に終わり2回もシングルジャンプを叩き出してしまう。
真央たんは相変わらず元気の無い演技。
安藤さんも完璧に滑ったものの感動を呼び起す事のない単調な滑り。

多分、すっかり自分の心が閉じてしまったために歪んだ見方しか出来なくなっていたんだと思う。
女子の演技を見て感動した方々も沢山いたはずだ。
レオノアちゃんなんて、とっても素敵な笑顔でフィニッシュし、その演技も素敵だった。
ちらりと映ったスルちゃんなんて可愛さの極み!
。。。何気にリンク外に心を奪われてみたり。

美人さん。
自分、聞き逃したんだけど、今大会で引退?!
そうなの?そうなの?
素敵なスピンがもう見れないの?!!

色んな思いで幕を閉じた今大会。
総合1位の安藤さんは「おめでとう!」と素直に祝福モードに入れるが、フリー採点もシングルジャンプのヨナたんとは1.62しか変わらない。
そもそもヨナたんのフリーは1点も減点されていない。
。。。ジャンプは1回転でも両足着氷せず、オーバーターンせず、転ばなければ加点対象なんですかねぇ。。。
素人には良くわからんですわ。

。。。真央たん、摂食障害じゃないよね?。。。。
かつて鈴木明子選手が乗り越えたと言われるケド。。。
鈴木選手を支えた長久保コーチが今季から真央たんのジャンプ専任のコーチに就任してるケド。。。

演技を見たい!
優勝して欲しい!
と思うのはファン心理では当然のようにあるケド、体調を崩してまで「頑張れ!」とは思って無いし。
まずは大好きな焼肉をタラフク食べて、
「思いの他デップリしちゃいまして。。。」
なんて「おいおい!」と、こっちが突っ込みたくなるような明るい話題ででも提供しつつ真央たんスマイルを取り戻して欲しいですな。

さぁ、今夜はエキシビジョン!
また長丁場になるケド、全てが終わって開放感に溢れる選手の演技を楽しみたいと思うのであった。

感動したいのに心が沈みがちな大会 その1

久しぶりのフィギュア大会が開催中!

登場人物名称:
コッチィ(小塚崇彦選手)
ジュべ様(ブライアン・ジュベール選手)
高橋さん(高橋大輔選手)
ガッチン(アルトゥール・アンドレービッチ・ガチンスキー)

友情出演:
タラちゃん(タチアナ・アナトーリエヴナ・タラソワコーチ)
信たん(佐藤信夫コーチ)

震災により延期となっていたフィギュアスケート世界大会がモスクワで始まった。
心待ちにしていた大会であり、今回はオリンピック以来のキムヨナたんも出場と言う事もあり、心の逸りはヒートアップ!

まずは男子のショートプログラム。
今季快調快進撃を続けているコッチィの登場に固唾を飲んで見守る。
はうぅッ!!!着氷で手をついちゃった!!!
むむむむぅ。。。珍しいミスに動揺する自分。
コッチィ6位発進。

そして久しぶりのジュべ様!
麗しきジュべ様。
残念なオリンピックを終えてからの復活を心待ちにテレビに噛り付く。
あぁ。。。お久しぶり。ウットリ。
はうッ!4回転スピンアウト!
むむぅ。。しかしオリンピックの時の体調不良演技よりは以前のジュべ様を取り戻しつつある姿に
「明日のフリーで頑張って!」
なんてな乙女の祈り。
結果、9位発進の苦戦。

高橋さん。
めだったミスも無く安定した演技を追え3位発進。
実は今回、まさかの居眠りにより高橋さんのSPを寝過ごすという大失態を犯した。
により、コメントが出来ず。。。

まぁこんな感じで演技は進み、素人目に「得点出すぎでは?」と思わせるような高得点のパトリック・チャンが世界最高得点で男子SPが終わった。

会場がモスクワと言う事もあり、タラちゃんの姿が時折カメラに映る。
元気そうなタラちゃん。

翌日のフリー。
もうドキドキが止まらない。
コッチィの大逆転を祈りつつテレビの前に座る。

まずは麗しのジュべ様の滑り。
大好きなベートーベンの調べに乗せて華麗に舞うジュべ様。
湧き上がる歓声。
あぁ素敵。
ちょいとステップアウトしたものの素晴らしい滑り。
総合ではSPがまずまずだったせいもあり8位に沈んだが、フリーでは堂々の4位!
来季の更なる復活を期待したい。

そして。。。
昨日まさかの居眠り失態で見逃した高橋さん。
今回は昨日の2時間を上回る長丁場3時間耐久レースにリベンジを誓い、ゴロンしたい気持ちを押さえテレビ前に半スト体育座りを決行!

も、はうぅううッ!!!!
冒頭ジャンプ着地後、高橋さんのスケートシューズのビスが飛ぶと言う残念アクシデントが発生!!!
ぬぉおおッ!!!
どうなるの?どうなるの?棄権?減点なの?
手に汗握り固唾を飲んで見守る。

どうやらルール上3分以内に修理し、リンクに戻るとジャンプ終了直後から演技の開始。
気を持ち直して演技を始めるもとても残念な結果となってしまった。
総合5位。

チャンからの奇跡の逆転優勝を願っていた自分としては、猛烈な虚無感に襲われる。
呆然としながら続くガッチンの演技。

昨日のSPジャンプを見て思ったが、本当にプルシエンコの演技に似ている。
同じコーチに育て上げられたせいだとは思わないが、引きで見るとプルシエンコかと思うくらいそっくり。
顔はNirvanaのカートを思わせる作りだが、まだ若干17才。
これからガンガン出てくるだろうなと思わせる実力のある選手であった。
案の定総合3位の結果はお見事。

高橋ショックからようやく気分も立ち直り、本命コッチィの登場!
「頑張って!」や「しっかりぃ!」なんて応援の気持ちよりも、ただただ「演技を見たい!」そんな気持ちで両手を握り締め祈りのポーズ。

冒頭4回転ジャンプ。。。。決まったぁ!!!!!
もう素人目に見ても本当に素敵なジャンプ!
その後も魅了して止まないジャンプやステップ。
コッチィの演技は、滑らかで一度もアイススケートを滑ったことの無い自分をも「ちょっと滑ろうかなぁ」なんてな軽やかな気持ちにさせる。
演技中はもう魅入られっぱなし!
演技終了後には感動で涙が溢れた。

悔しいとか、悲しいとか、感情移入で涙する事は多々あるが、演技を見て感動して泣いたのは初めてである。
それだけ素晴らしい演技!
結果はSPの影響もあり総合2位だったが、世界歴代記録2位と言うチャンに継ぐ素晴らしい高得点!
技術点ではチャンをも上回ったコッチィ!
本人や信たんもガッツポーズの会心の出来に、日本中のフィギュアスケートファンの心が奮えたのでは無いだろうか。

今回、先日お買い上げしたDVDのHDDに録画したフリープログラム。
DVDに焼いて永久保存版だな。

久しぶりに大感激の一夜が終わったのであった。

言いたくてムズムズ。。。

気付いたらこんなに間の空いたブログ更新ッ!

時の過ぎるのは早い。
嫌、自分がズボラなのか?
書き散らかしたい出来事がまた山積み。

そのうちホテルに缶詰めになって、千切っては投げ、千切っては投げ、の荒行でもして思いを吐き出そうかしら。

そんな久しぶりの更新にも関わらず、ふと言いたくなった言葉を書き散らかしてみたい。

この一ヶ月、何かに取り憑かれたように本を読み漁っていた。
推理小説から経済小説、雑食のハイエナの形相だったかも知れない。
その中で、大真面目に読み散らかしているも、どうしても心をざわつかせる単語があった。

今に始まった訳でも無いが、過去に呼んだ本の中にも出てきたその単語は、時折心を掴んで離れない。
そんな気持ちを抑えきれず、ついに友人にメール。

「。。。どうしても言いたい可愛い名称があるんだケド。。。」

不信な発言に身構える友人。
ウズウズしながらもう一押し、
「言ってもいい?」
渋々承諾する友人。

「。。。タービン」

しばらく沈黙。

「理解不能」

その言葉を発して友人からの音信が途絶えた。

嫌ぁあああッ!!!!
だって、言いたかったんだもの!!!
「タービン」
こんな愛くるしい名称なのに、地熱や火力発電にとってとても重要な役割を果たす外燃機関なのよ?!

以前読んだ真山仁さんの「マグマ」にも出てきたし、今読んでる「クールソリューションズ」にもあるし、「小説エンロン」にも出てきたはず。
経済本の投資関係の話には、必ずと言っていい程エネルギー投資の話が出て来て、現場に赴いたらそこには大抵「タービン」がいる。
そもそもその「タービン」が高いのだが。

「タービン」
名称に似合わず高貴で重要な力持ち。
これからも愛して止まない存在。

てへッ。
久しぶりに舞い上がった一人よがりのブログ書き散らかし事件なのであった。

地震3

翌日の日曜日。

原子炉の火災を受け、
「むむぅ。。。大津波警報も解けず、M8.0くらいの余震が数日中に来る恐れ、あげく原子炉火災。。。」
という漠然とした情報で弾き出した自分の答え。

「?!自宅待機が濃厚?!!」

となると、数日の食料は必要だなぁ。。。

なんて、この時はまだ食料買い溜めや品薄なんて言葉もあまり大きく報道されておらず、何となく水が不足してるくらいだと思っていた。

その朝8時。
24時間営業の近くのスーパーに行くと、ワラワラと数名の買い物客。
とりあえず4月までの賞味期限の金時やボイルするだけのスパイシーチキンなんかをカゴに入れる。
と、食パンコーナーで足を止める。
「物流状態の混乱のため商品入荷未定」

はうッ?!
その張り紙のある棚はガランと空きスペース。
すかさず棚の後ろに回りこむとダブルソフトの食パンが2斤ポツンと佇んでいる。
はうぅうううッ?!!!
水が無くなるであろう事は想像していたが、食パンも?!
しかも次の入荷未定?!
こうなると、日頃お高くて手を出さないダブルソフトにまで手が伸びる。
買い溜めと言うより、本当に食パンが切れて無かったので1斤取り上げる。

友人も近くのスーパーが開店したら買物に出ると言っていたので現状報告!
「水とか食パンとか、品切れ続出してる!!!」
とりあえずお買物は開店と同時にした方が良いのでは?
と、アドバイスを送る。

こういう人が買占めに走るから。。。
なんて思われると心外だが、サラリーマンにとって平日のお買物は困難で、週末に一週間分の食材をお買い上げすると言うのは今に始まった事では無いのである!
なのにこの非常事態で日常のお買物にまで支障が出始めた!
これは、朝から晩まで働く労働者にとっては死活問題!

自分は日頃から水はネットで箱買いしているので補充する必要は無いが、視察と称して水売場に足を運ぶと
「商品メーカーが地震により倒壊したため、商品入荷は未定となっております」
なんてな張り紙と共にガランと空いた棚。

そうか!
交通インフラの事しか頭に浮かばなかったケド、工場も被害にあってるんだ!
この時、今後暫くの品薄状況が想定された。
混乱やパニックになってはいけないが、普通に交通整備が整わない、製造メーカーが減少、なんて情報を得ると、
「いつもより多めに買っておこうかしら。腐るものじゃないし、無駄になっても使っていけばいいし」
こう考えるのが一般的な人間心理で、今回の買い溜め品薄状態に至っているのだろう。

また、この震災前のエジプトのデモで石油価格が高騰し、今後石油製品の価格が上昇するとも囁かれていた。
その情報も頭の片隅にあって、今後流通が復旧してもトイレットペーパーやティッシュ等の生活用紙は値上がりするのでは?!
なんて思いも大量買いに走らせたのだろう。

そういう自分は、とりあえず2日くらい外出禁止になっても大丈夫なくらいの食材と、原子炉を考慮して電気が無くなっても使えるものをお買い上げしようと、プラプラし始めた。

まず電気が無くなるという事で冷蔵、冷凍物は必要無い。
糖分は絶対必要だから、とりあえず日保ちするし。。。
なんていいながらチョコレートとビスケットを確保。
日頃からキャンディーは持ち歩いているのでその補充分を1袋。
ウェットティッシュを一袋。
マスクを一箱。
水以外の水分補給でファンタグレープ、ビタミンウォーター、午後ティーミルク、各500mlを1本づつ。

。。。お湯が出ないとなると。。。。
ここでオードリー春日さんのアイデアが浮かぶ!
。。。赤ちゃんのお尻拭き。。。1袋。
使わなかったら春日さんに送ればいいや!
この時は単純にそう思った。
今やもう使って無さそうだけど。

それからお酒コーナーに行き、ビール350ml缶6パックとぉ。。。。
あ!おつまみも必要よね!
乾き物とぉ。。。今日はクランベリーもお買い上げしよう!
すっかり目的が酒盛りに変わり、イソイソとおつまみを確保。

こうして自分なりの避難グッズが出来上がった。

ちなみに、このお買物は13日(日)に行ったため、「買い溜め禁止!」や「品薄が深刻化!」になるちょっとだけ前のお話である。

今や「被災地に物資が届かないから自粛して!」なんて連日騒がれる事態になっているのだが、東北・関東近郊にも震度5強の強い揺れが発生している。
被災地の事を思いながらも、自分達も不安で一杯なのだ。
余震も続き、眠れない夜を過ごし、自分は結局11日(金)の発生時から13日(月)までスニーカーを脱ぐ事が出来ず部屋で過ごした。

必要以上の買い溜め、ならぬ買占めは物資を必要としている人たちだけでは無く、被災地では無い場所での日常生活にも支障を来たし始めている。
現に、先週卵が切れてから、なかなか店頭でお見受けする事が出来ず、ようやく昨日6個入手する事が出来た。
物資を供給する事も大事だが、健康な自分達も生きるために食事は大事だ。

震災から10日。
相変わらずスーパーではガラガラの棚が多い。
テレビで何度「品物はありますから買い過ぎは止めて下さい!」
と伝えても、消費者にとって
「目にする光景こそが真実!」
になりつつあるのかも知れない。
今回の震災で政府やマスコミの情報に信頼が置けないのだ。

放射線についての情報公開も半信半疑で、「結局自分の身は自分で」という考えに向ってしまう状況をどう収拾するかが政治手腕なんだろうなぁ。。。

今ある最低限?の避難グッズで原子炉の動向を見守りたいと思う。

被災地の方々や避難中の方々は、今は耐え忍ぶ事しか出来ない。
その分、健康である自分達が、彼等の生計を建てる一歩のために働いて日本経済を盛り上げ、安定させて行く事が今自分に出来る事だと信じて頑張りたいのである。

地震2

緊張のまま一夜が明ける。

朝までの間に「緊急地震速報」の音が鳴る度に帰宅時に動いたワゴンを支えに向う。
何度かくリ返している内に右足が震える。
緊張で震えているのか、日頃の運動不足の筋肉に硬直が走っているからなのか、地震で揺れているのかさっぱり検討がつかない。

火の海と化している気仙沼の映像や津波の映像、そこに地震速報、都内は震源地が遠いとは言え、昼間の震度5弱を経験してからずっと神経はピリピリ。
流石に疲労困憊なのだが眠れない。
スニーカーを履いたまま頭に何も落ちない場所に横になり、余震の度に飛び起きる、
それを繰り返す。

大津波警報が一向に治まらず、翌12日は家から一歩も出ない事を家族や友人に伝える。
何かが起こった場合、携帯は全く役に立たないと言う事がわかっているので、避難した場合はお互いどこにいるのかだけを確認した。

そんな中、前日に帰宅難民となったクリニック勤務の友人は、帰宅出来ないとは言えベットもあったので駅で過ごした人たちよりは暖も取れていた。
しかし、当然緊張のため一睡もする事は出来ず、明け方電車運行再開と共に帰宅するつもりが、さっさと帰宅した院長が翌朝通勤してくると、
「医療で働く意識が低い!」
と、叱咤。そのまま開院のため仕事を始めた。

「こんな日に外に出る人いないでしょう?!!」
と言う自分の意見とは裏腹に、通常通りに患者さんは来院し、通常通りの一日を終えた。

前日会社待機となった友人が、朝方帰路につくと、駅前に「ゴルフ倶楽部御一行様」のワゴン車が停車しており、数名のゴルフ倶楽部を持参した人が乗り込んで行った。
「。。。昨日、地震あったよね?」
友人がポツリと呟く程、世の中にはいつも通りの日常を向えている人たちが多かったようだ。

自宅待機でテレビに噛り付き、危機管理レベルをハイにし、その一挙手一投足を見守っているスニーカーを履いたままの自分。
睡眠もままならず余震に怯える。
。。。なんだろう?この温度差は?
地震や津波だけでは無く、原子炉まで危険な状態になっているのに?!

この時もまだ、宮城の大災害を見ながら自分の身の危険に緊張していたのである。

地震

今回の地震は大変な事態である。

発生当時、自分はビル18Fにて仕事をしていた。

自分を含め、周りの人たちは
「あれ?目眩かなぁ?貧血?」
と各々に思い、そのまま仕事を続けるも、揺れが増し、ようやく
「地震?」
と顔を見合わせる。

段々と強くなる揺れに、キャスター付きのキャビネやコピー機が動き始め、椅子にも座っておられずそのまま皆机の下に潜り込んだ。

動き回る椅子、キャビネットの引き出しは飛び出し、書類が散乱。
幸い上から落ちてくる物は無く、壁や窓も平気だったが恐ろしく長い。。。
今までに地震は何度か経験しているが、本当に長かった。

自分は、叫び声を上げたりパニックになる事は無く冷静でいたつもりだったが、揺れが治まると心臓は高鳴り、初めて手足が震えるという経験をした。

「凄くゆれたねぇ。。。18Fだからかしら」
なんて床に散らばった資料を取り上げ、動いたキャビネ等を片付ける。
パソコンに向うもなかなか集中出来ない。
「設備点検で警備員が点検しているからそのまま待機して下さい」
ビル内にアナウンスが入る。

しばらく周りの人たちと地震の話題をしていると再度の揺れが始まる。
恐らく余震だろう。
今回は様子見をするまでもなく机の下に避難。
と、同時に自分はパソコンのデータを保存して電源を落とした。

再度長い揺れ。
一度目程の強さは感じられなかったが、とにかくずっと緩やかに揺れているので建物酔いならぬ地震酔い。
周りでも「気持ち悪い」という声が上がる。

その後、何度かの緩やかな揺れを感じた後、館内放送より
「全ての電車が停止しております。徒歩、または公共設備で帰れる人は帰宅して下さい」
のアナウンスが流れる。

自分は、バスで20分、徒歩で多分1時間30分くらいで帰れる距離なのでしばし考えたあげくビルに残る事に決める。
18Fという場所は悪いが、賃貸の自宅に戻るより、ビルの中の方が安全に感じられたからだ。
恐らく、耐震強度は自宅よりビルの方が良いと思われる。

フロア内に80名いた人々は早々と帰路につき、自分を含め7名程が残った。
自分以外は電車が無ければ到底帰れる範囲内にいない人々である。

パソコンを早々と落としてしまったので、状況を確認する事が出来ず、その時はまだ
「宮城で震度6強」という速報ニュースと、「津波で家が流されている」の情報しか知らなかった。

18時過ぎにビルを後にすると駅は封鎖され、駅前のバスターミナルには人が溢れかえっている。
バスに乗れなかったら歩く覚悟でバス停に向うと、タイミング良く目的のバスが到着、更にそのバスに乗る人は少なく、周りのギュウギュウ詰めのバスを尻目に乗客10名程で発車した。
バスの中で、数人の友人とメールが出来たので安全を伝え、まだボンヤリと「帰れない人は大変だなぁ。。。」と思っていた。

道路が大渋滞とのアナウンスがあったものの、30分程で最寄のバス停に到着。
下車すると側のタクシー乗り場には長蛇の列。
この時には既に携帯は全く通じず、メール送信もままならなかった。
後に兄からの連絡によると、16時には全く連絡出来ない状態だったようだ。

とはいえ、これは同じキャリアの携帯同士が通じにくかったのか、都内同士が通じにくかったのか、ソフトバンクの自分と、auの母、ドコモの親戚、ソフトバンクのハトコとのメールやり取りは問題無く出来ていた。

まだ15時以降の情報を仕入れていなかったので、事態の大きさを把握しないまま家に向うと、隣のアパートのタイルが崩れて道路に散らばっていた。
それを見ても、揺れが大きかったのは18Fにいたからだと思っていたのだろう、「大変だなぁ」くらいにしか感じなかった。

しかし、玄関を開けて改めて地震の大きさに驚愕する。
玄関に置いてあるキャスター付きの棚は倒れ、吊るしていた鍋やフライパンも落ち、スパイスが散乱している。

とりあえず棚を元に戻さない事には家の中に入れ無いので鞄を肩に掛けたまま片付け始める。
キュウスの取っ手が外れて割れているのを目にしたので、鞄に入れていた新聞紙を取り出し包む。
マグカップも1個割れていた。

ようやく玄関を片付け中に進む。
危険を感じ、ブーツのまま入ると、キャスター付きのワゴンが道を塞いでいたのと、棚に置いてあった本が散乱、しかしパソコン、テレビは無事だった。
ゴミ袋を取り出し、一通り片付け終えたのが2時間後の21時を回ったところ。
その時もまだ都内の帰宅難民の情報しか心配していない自分は、兄や友人にメールを送り続ける。

クタクタになりながらようやくテレビを点けると、衝撃的な映像!
それまで心配していた都内の帰宅難民問題を遥かに上回る凄まじい宮城の津波!!
地震発生から6時間以上が経過してからの現実に驚愕するしかなかった。
と、同時に都内とは言えども連絡の繋がらない友人達に安否の確認を急ぎたい!

固定電話を取り出し、何度もダイヤルを繰り返す。
運よく繋がった友人の携帯は、暫くして留守番電話に切り替わる。
?!!!不安が広がった後、暫くしてその友人から安否確認のメールが届く。
とりあえず無事らしい。
兄の安全は実家の母を通じて確認出来ていた。

残る友人には、一向に連絡が着かない。
その友人こそ、塗料製造の技術の仕事をしており、且つ、海に近い立地という勤務地なので不安が広がる。
1時間以上電話のリダイヤルを繰り返していると、ようやく友人から返信メールが届いた。
無事らしい。
会社規定により会社待機命令が出ていたのと、完全に歩いて帰れる距離では無いので、そのまま会社で一泊が確定していた。

一通りの安否確認をしてからテレビに噛り付く。
この間もずっと余震で揺れていたので、我が家の危機管理レベルは最高手前まで上がり、ブーツからスニーカーに履き替え貴重品だけを鞄に入れ、そのまま朝までテレビの前に座っていた。

発生当日は、宮城の被災地を心配すると共に、都内にも何が起こるかわからない不安で緊張状態が続いていたのだ。

ツイッターとFAXとメールと葉書

夕べのラジオの話である。

毎週心待ちにしているオードリーのオールナイトニッポン。
と、言ってもここ最近はラジオが始まる頃には夢の中を彷徨っている事が多かったが。。

で、何故に今回このお題で書き散らかすのか?

とても興味深かったからだ。
パソコン、インターネットの普及で一気に情報伝達の速度が速まった。

昔は楽しみにしていた年賀状も、年を追うごとにメール利用者が増え、今や手紙すら書く機会が減っているように思う。

災害や安否に関しての連絡は勿論情報が早い方が良い。
しかし、手書きの手紙の暖かさには違った希少価値があると思う。

ここ1年、親戚のチビっ子から○に点々をあしらった似顔絵や、明らかに自分が書きたい女の子の絵を無理矢理似顔絵と言うかのごとく名前付けされた絵手紙が送られてくる。
それに答えるように、こちらも全ヒラガナで書いた手紙を返送する。
なんてなやり取りをしているのだが、髪の毛すら描かれる事のない○顔にも感慨深いものがあり、スクラップ帳にして彼女達が大きくなって結婚する時にでも渡そうかなぁ、なんて思ったりもする。

今現在、チビ達世代がすんなりwebで絵を描いて送るなんてのが当り前にはなっていないので手紙が重宝されるのだが、そのうちエコロジー推奨により落書帳も電子に変わるかも知れないなぁ。。。

ちなみに自分はツイッターには登録していない。
ネットでショップを運営している手前、ネット環境やパソコン、プログラム的な部分に関しても暗い訳ではなく、単純に使用しないという判断をしている。

仕事とは別にして、そもそも自分は携帯電話を持つのも遅い方だった。
常に連絡が着く状態というのは、一種の束縛に似て窮屈に感じていたからだ。

そして今のツイッター。
周りにはまっている?人がいるのでどのような状態なのかは知っているが、やはり膨大な情報が流される状況、その情報もツイートと言うだけあって他愛の無い事柄も多く、合理性を考えると自分には全く楽しめない。
ビジネスに応用なんて考え方もあるが、口コミしかり、匿名の発言の信頼性を裏読みしてしまうので、多分自分の性に合わないのだろ。

そもそもネットに限らずマスメディアの情報の信頼性なんてのも怪しい中で、自分自身が選んで判断しなければならない事が多い。
人それぞれ時代の流れをどのように取り入れていくかはあるのだが、便利さには危険も伴う。
現在の情報流通の多さには何かしらの弊害もあるだろう。

ネットコミュニケーションは現代の素晴らしいツールでもあり、危険なツールでもあるなと、改めて感じた夕べのラジオに乾杯。

我が故郷ニュージーランドがぁああッ!!!

つい先程、テスト結果に舞い上がっていた自分に一報が入る。

悦に浸りきり試験勉強を励ましてくれた友人に酔いどれメールなんてしていると、
「それより、ニュージーランドでお世話になった人達大丈夫なの?」
と、横槍が入る。

ぬ?
なんじゃら?

「クライストチャージでM6.3の地震があったとお昼のニュースで。。。」

友人からのメールを読み終わらぬ内にパニックが起こる。
え?地震?クライストチャージ?!!

うぉおおおおおッ!!!
自分が最もお世話になったファミリーの居住圏だ!!

とはいえ、ここ数年連絡を取っていなかった。。。
現地を離れた時はメールのやり取りなんてのもしていたが、心には有りながらすっかり音信不通気味になり、こちらからメールした時には既にアカウントは削除されていた。

が、連絡先は知っている。
ニュージーランドに返り咲いた暁には、真っ先に乗り込むべく家までの道も覚えている。

とりあえず2つ前の携帯を取り出す。
そこに電話番号を残しているのだ。

当然充電は切れているので古い充電器を取り出し充電しながら携帯に再び灯りを灯す。
表示された電話番号を見ながら固定電話で国際電話をダイヤル。

。。。。
「こちらはKDDIです。国際電話のかけ方が変わりました。。。」
はうっ?!!
何?何なの?電話のかけ方って変わるもんなの?!!!
耳をすます。

ニュー電話のかけ方を紙にメモり再び挑戦ッ!
。。。
「お客様のお掛けに。。。」
はうぅッツ!!!
まさか引越しとか?!!
緊張が走った次の瞬間!

「お客様のお掛けになった番号は正しくありません、0を外してからお掛け直し下さい」

うぇえええッ。。。。ニュー手順に適合出来ずモタついた。

気を取り直してかけ直す。
プー。。。プー。。。

「Hello.」

うきゃぁあああああッ!!!!!
繋がったぁあああッ!!!
それも10年?経っても忘れないNoelの声だぁあああッ!!!!

まだ「旅行ニュージー」カテゴリーに冒険記を書き散らかしていないのだが、
自分がワーキングホリデーで転々と遊牧民をしていた際のホストの一家族、それがNoelである。
彼にはアコースティックギターを教えてもらい、旅立つ時はギターの教本までプレゼントしてくれた。

と、まぁその話はまたいつかにして、とりあえず心配して勢いのまま電話をかけた自分は、
「Noel?Erikoです。覚えてる?」
気安く呼びながら自己紹介すると言う不思議な第一声を発した。

ここで重要なポイントをお伝えするが、ニュージー時刻は真夜中0時を回ったところ。彼等の生活習慣は、一緒に暮らした数ヶ月により自分の体にも刻み込まれているので、決して素敵な夜更かし時間ではない事は承知の上だ。

しかし、日本時間の今コンタクトしなければタイミングを逃し、明日一日中モンモンと心配する事になる。
そう思って非常識な時間を承知の上で連絡したのだ。

そんな事情にもかかわらず2Callで電話に出たNoel。
そして自分の事を覚えていてくれた。
Noelを初め、Valloryママ、Ruth娘、家族皆大丈夫だと教えてくれた。
彼等の家にはコーギーに思えないJudyや猫のMaggi,Oscar,Tom、食用の羊達が沢山いるのだが、皆大丈夫なんだろう。

細かい話をするよりも、まずは無事を確認出来た事に安心の涙が出てきた。
多分、久しぶりに変わらないNoelの声を聞いた事にも心が一杯になったと思う。

話したい事も聞きたい事も沢山あったが、とにかく皆の無事を確認し、
「これからは手紙も書くし、たまには電話する!」
熱い思いを伝えながら電話を切った。
本当はもっとプライベートな話もしたのだが、まぁ今回はブログで書き散らかす程の事でもないし。

で、地震情報→10年振りの電話を終えたのだが、いまだに自分は地震ニュースを見ていない。
テレビをつけるもどこの局も通常番組。

むむむぅ。。。これは。。。
ケーブルテレビに切り替え、CNNニュースをONッ!
出た!
緊急特番にプログラムを変更し、クライストチャーチのニュースを引っ切り無しに報道している。

あぁ。。。。。。
大聖堂が。。。。道路が盛り上がっている。。。
街中が大被害に。。。

Noelも自分達は大丈夫だけど、大聖堂も壊れたしVery Badだと言っていた。
怪我人も多数。。。

微力ながら、自分もお世話になった場所へ救援したいと思う。
今年、ニュージーランドに行くべくスケジュール出来ればなぁ。。。


続きを読む...
TOEIC結果

やったああああッ!!!!!

やったよ!おいらやったよッ!!!
先月曇り空の寒い中、地図をプリントしたにも関わらず逆方向に進みそうになり、交差点を一周しながらようやく到着した試験会場。

教壇を陣取るかのような前から2番目の席にて、一心不乱、化粧崩れも気にせず頑張った甲斐があり、5年振りの受験で目標点より45点も超えるご乱心得点を弾き出した!

いやんッ!
今日はパソコンの使いすぎで左肩痛いなぁ。。。
なんてなお疲れサラリーマンで帰宅したにも拘らず狂喜乱舞!

ちなみに、やったね900点ッ!
なんてハイレベルの話をしている訳ではない。
一般的に履歴書に書いて
「えぇ、まぁまだこんな感じですから勉強中です。」
なんて受け答えするレベルの点数である。

しかししかし、久しぶりの目標突破は悦に入るものである。
大体、大人になると仕事がちょっと効率良く出来たところで誰も褒めてくれない。
ましてや自分の中の達成感なんて微々たる物。

それが、公の場に置いて実力発揮にお墨付きを頂くと、子供が欲しかったオモチャをサンタさんが靴下に入れ込んで行ったくらい嬉しくなる!

いやぁ。。。今日は宴会だ!
とりあえず冷蔵庫から缶ビールを取り出し、既に半分開けながらほろ酔いブログを認めている。

さて、今年の予定はこれで終わった訳ではない。
5月にもう一度TOEICを受験して、今回が俄では無い事を証明しつつ8月にBATICを受験しようと思う。
BATICも5年前以来だなぁ。。。

ともあれ、今夜は勝利の美酒に酔うのであった。

グリーンホーネットへの道〜その2〜

さて、電車が全く来ない状況は変わらない。

頭をフル回転させ、とりあえず近い駅まで行ける方法を探る。
通常、目的地の一駅前までは今回運休中の電車を含め3通りの路線がある。

まず一つは運休中のためアウト。
次の路線も、運休中路線に乗り入れしているため見合わせると言う事でアウト。
次なる路線は一度別のハブステーションに出てグルリと半円を描くように行く経路。

もしかして!
僅かな期待をかけて駅を後にすると交番に向った。

「この駅まで出てるバスってありますか?」

そう!線路がダメなら路上はどうだい?
アーティストも路上から上り詰める人もいるじゃない!
よくわからない関係性を導きながら尋ねる。

「一番近くて車庫行きがありますケド」

親切にもお巡りさんが教えてくれる。
車庫?車庫ってどこだい?
追求すると何やら行きたい駅の2つ手前の駅付近。

危険だ!
とっさに直感が働いた。

バスと言えば住宅街なんて所にまで侵入し、「ここどこだい?」ってな道路を通ったりする。
土地勘の無い場所で終着を伝えられたら、映画館どころか家路までが危うい!

お巡りさんに丁重にお礼を言いながら再び駅に舞い戻る。
こうなったら不本意ながら迂回路作戦でグルリと回って、それから最終地への行き方を考えよう。
そう思い悲しい経路を辿り始める。

時刻は上映開始の10分前。
完全に間に合わないことが確定した。

さてここで!
あなたならどうする?

正直、心は挫けていた。
しかし今日を逃すともう観れる時間に映画館に足は運べない。
既にチケットもお買い上げしている。
観れないかも知れない状況に置かれると希少価値心理のせいか絶対観たくなる。

電車で目的地から一旦離れながら葛藤。
映画館に到着したところで開始から30分は経過する事は確実。
レイトショーだから確実に映画予告無いから上映時間に本編が始まる。
むむむぅ。。。
むむむぅ。。。

行くべ!
おいら、行くよ母さん!

心を決めると後は目的地までの電車が再開していない場合を心配するだけである。
まさかそこからタクシーに乗るなんて悲しい事は絶対したくない。
せっかく割引デーに手配した意味が無い。

ようやく経路半分の折り返し地点に着いたと同時に友人から
「電車復旧したらしいよ」

うぇええええッ!!!
今かい?!!!今なのかい?!!!
今更聞いた所で迂回ルートを使う方が今来た経路を戻るよりも早い。
とりあえず情報ありがとうメールを返し、迂回ルートの電車に向う。

しかし、しかし!
ここはハブステーションと言い切っただけあって、無茶苦茶沢山の路線の電車が走っている。
久しぶりに降り立ったハブステーションで目的の改札を見失う。

しばし右往左往。。。
駅員さぁ〜んッ!!!
困ったときはプロに聞く!
これが自分の鉄則なのですぐに窓口に行き駅員のお兄さんに改札を聞く。
ここで慎重にならなければならないのは、東西南北の改札を間違うと恐ろしい距離を引き返す事になる。
既にウロウロと時間ロスを数分している。
が、記憶を辿り正しいと思われる方向の改札に行くことが出来た。
。。。昔このハブステーション近辺で働いてたんだけどなぁ。。。

で、結局目的地に着いたのが上映開始から40分。
チケットを発券してスクリーンに足を運ぼうとするも、入り口にはモギリさんもおらず、ガードがあり入場出来ない状態。

カウンターに一人ポツンと佇むお兄さんに
「あのぉ。。。今からでも入れますか?」
恐る恐る上目遣いで聞いてみる。
「え?」
差し出したチケットをジロジロと見つめ、
「。。。上映開始から大分時間経ってますケド。。。」
「。。。知ってます。。。。電車が来なかったんです」
だからと言って自分だけのために今から上映開始してくれる訳でも無いが、お兄さんに呟いた。

お兄さんにガードを外してもらい、スクリーンドアにエスコートされながらようやく目的地に到着。
自分が予約した座席は一番後ろの、しかも出入り口とは逆の隅っこ。
足を踏み入れ座席を見ると、パラパラと20人もいない様子。

流石に皆真剣に魅入っている前を通って最上階までに上る気もしないので、とりあえず少し上った近場の座席に腰を下ろした。

真っ暗闇の中、真っ先に心を過ぎったのが、
「うわッ!タモリさんがいっぱい!」
3Dメガネをかけた人を正面から見る機会もあまり無いのでシンプルにそう呟きながら座席に身を委ねたのであった。

グリーンホーネットへの道〜その1〜

まさか!そんな事が起こるかね?!

と、言う出来事が起こったのでグリーンホーネット(映画:現在公開中)の鑑賞記録を書き散らかす前にお伝えしたい。

事件は昨日。
ココ最近、映画鑑賞モードが復活していた自分は、かねてより観たいと騒いでいたグリーンホーネットが、いよいよ来週中には上映終了という悲しいニュースを知ってしまった。

「観たい!観たい!」
と騒いでいただけで上映情報を見逃すとは、映画鑑賞レディーさんを豪語する自分も落ちぶれたものである。

既に鑑賞済みの知り合いからも面白い映画だったと言う狂喜乱舞の声もあり、予告を映画館で観た時から絶対観よう!と心に誓っていた自分を裏切る気も無かったので早速ネットでチケット手配に入る。

んが!
来週終了と言う事もあり、既に1日の上映回数が2回!
しかもしかも、夕方18時台と22時前の夜更け上映と言う社会人の平日にはとっても厳しい時間帯!

はうぅうううッ。。。
水曜日のレディースデーに観に行ったとしても、映画を観れるのは22時前のやつだし、しかも終了時間が23:59!
翌日の就業に大響きである!

し・か・し!
上映中の映画館には、金曜日の会員デーという素敵な日が毎週設けてあり、金曜日は会員全員千円で観れるのである!
金曜日なら翌日はお休みなのでどんだけ遅くなってても終電で帰れれば良い。
により金曜日の回でネットから座席指定してチケット予約は完了。

流石に時間が遅く、帰りも終電になってしまうため気安く友人は誘えない。
一応、映画を観る友人数人に声をかけてみたのだが、前々日の急なお誘い、しかも血湧き肉踊る週末という事で敢え無くお断りされてしまった。
なので久しぶりの一人鑑賞大会。

ちなみにグリーンホーネットは特別上映の3D映画で、通常の千円ではなく1300円となっている。

さて待ちにまった当日。
仕事帰りに野暮用、いや借りっ放しの書籍の督促により友人宅に足を運ぶ。
久しぶりに合流する友人は、食あたりだか何だかで胃にダメージを受けていた。

そんな事はお構いなしにお買い上げしてきたカツサンドを頬張る。
良かったら一つお裾分けしようかと声をかけたが、友人はおもむろにポットからお湯を入れると
「白湯でいい」
ありゃ!
相当なダメージらしい。
いつもウハウハお酒に舌鼓を打っている友人が白湯って。。。。

他人事とは言え、ププッ!
日頃の不摂生が祟ったな。

なんてな事を言いながら軽い夕食を終え、督促用事も済ませたので時間は早いが映画館に向う旅に出る。

今回はお一人様鑑賞大会だし、映画館付近には時間を潰す本屋さんもないのでしばらくターミナルステーションの大きい本屋さんでブラブラと下見。
読みたい本がいくつかあるのだが、現在手元に読んでいない書籍が数冊佇んでいる。
なので指をくわえながら一周し、まぁそろそろ行こうかと改札を潜り抜ける。

おや?電車がいないなぁ。。。
いつもより遅い時間とは言え、ホームに電車がいない。
むむぅ。。。
ま、多少遅延していたところでまだ時間はある。

なんて余裕かましていたらアナウンスが。
しかしそのアナウンスがモゴモゴと何を言っているのかわからない。
「まぁ、多少の時間調整だろう」
くらいにしか思っていなかったのだが、15分程過ぎ、いよいよホームに人が溢れてきた。

むむむ?
流石にこの感じは映画間に合わないかも。。。
ようやく思い腰を上げ、アナウンス掲示板が見えるところに近づくと、
「先程発生した停電により、ただ今全線運転を見合わせております」

なぬぅッ?!!!!!
停電?!!
人身事故なら大体の遅延状況はわかるのだが、停電、しかも運行状況は確認中となると、いよいよいつ運転が再開されるのかは未知である。

いやあぁああああッ!!!
映画、間に合わないぃいいいッ!!!
上映はもう終わるし、今日ぐらいしか鑑賞出来ないのにぃいいいッ!!
パニックである。

しかし大人だから舌打ちもしないし、無関係の駅員さんに殴りかかったりはしない。
そもそも駅員さんにもそんな事される筋合い無いのだが。

さて、ここからグリーンホーネットへの道が始まるのであった!!!

。。。まさかの長い解説に、本つぶやきが2部作に。。。

心の痛い話

先日、レディーさんと2人で某所の某バーに足を運んだ。

大人気と言うバーだけあって、なかなか予約が取れなかったのだが、相方レディーさんのお手柄で三連休初日の金曜日と言う素敵な時間に予約が取れた!

その日を指折り数え心待ちにし眠れぬ夜を過ごした。

そして当日!
まさかの全国的な大雪到来!!!

はうぅううううッ!!!!
そうなの?そうなの?
夕方から明け方未明まで都内も大雪なの?!!!

しかしようやく取れた予約。
そもそもそんな天気予報を耳にしたところで
「キャンセル」
なんて言葉は微塵も浮かばなかった。

結果、雪がナナメに降るなか、バーに参戦してきたのだ。

そのバーについて書き散らかすよりも、久しぶりにあったレディーさんとの会話を認めたいと思う。

他愛の無い会話を弾ませながら、レディーさんが10月に取得した資格試験の事に話が及んだ。
自分は1月の試験だったが、いち早く資格ゲッターになった彼女に詳細を聞くと、救急看護?だか何だかそんな緊急の時の応急処置の仕方を学んで実践出来る資格らしい。

ほほぉッ。。。
そんな資格もあるのね。

そもそもレディーさんが何故その資格を取得しようと思ったのかは聞いてないが、そこからここ最近レディーさんに起こった非情な話しが浮上した。

もともとそのレディーさんは直感が良く、何かしらの予感が的中する事が多いらしい。
で、その日も会社のお使いでプラプラといつもの街中を歩いていて、ふといつも曲がらない角で
「。。。ここ曲がろう」
と思ったらしく、全く関係の無い門を曲がった。

すると、数メートル先にオジサンが倒れている!
「あ!」
と思うと同時に、その横を沢山の人が通り過ぎて行くのを目の当たりにする。

急いで駆け寄ると、息はあるが口は開きヨダレが出ている。
一目で酔っ払いが眠っているのとは違い、緊急事態が確認された。

「大丈夫ですか?聞こえますか?」
レディーさんは声をかける。
むやみに体を動かしたりするのは危険だと察し、直ぐに救急車へ連絡。

その頃になるとようやくワラワラと人が集まりだし周りを囲んだ。
と、周辺の銀行員らしき男性が
「何やってるんだ!早く救急車を!」
と、雄たけびを上げた。

。。。。もう救急車呼んでますケド。。。。てか、お前誰だよ?!!
と、その前に自分が駆けつけるまで誰一人として立ち止まろうとしなかった現実にウンザリしていたレディーさんは八つ当たり気味に男性を見た。

そんな話を聞いて、丁度自分が今読んでいる本の内容に当てはまる事を思い出し、口を挟む。

「今読んでる本にも書いてあったんだけど、実際にアメリカで起こった殺人事件で、被害者が殺されてしまうまでにその周辺のアパートの何人もの人が叫び声や助けを呼ぶ声を聞いたんだけど、全員が
『誰かが助けを呼んだはず』
『誰かが助けるはず』
と言う風に思って、結局誰も助けを呼ばなくて被害者は殺されてしまった。
もし、最初の声で警察を呼んでいたら被害者は助かっていただろうって。」

これは殺人に限らずどんな緊急事態でも起こりえる話だと思うが、最初の一歩を踏み出そうとする人がなかなかいないという現実がある。
で、その本によると、

「自分が緊急事態(突然の病気や事故等)になった時は、行き交う人の誰でもいいから一人を指差して
『あなた、救急車を呼んでください』
と、任命する事によりその人は無意識の使命感を持って対応してくれる」
らしい。

と、レディーさんに話すと
「緊急事態の時にそのこと思い出せないよねぇ!!」
で、一笑されてしまった。

。。。まぁ現実はそうだったりもするんだけどね。
見て見ぬ振り、我関せず!というのは、我々が社会で共存している限り避けたい感情だなぁと思うのであった。

久しぶりの休日

先週末、5年ぶりにTOEICを受験。

そのためずっと勉強にかかりきりだったのだが、この一週間は解き放たれた。

そこで友人に借りていた本を読み散らかそうとページをめくる。
むむぅ。。。
貸し手の友人が珍しく読み終わったら感想を聞かせて欲しいと言うだけあってなかなかなビジネス本である。

自分の次にもかなりのレンタル予約が入っているらしいので、早く読み散らかさねばならないのだが、一つ一つ考えながら時には自分を見つめ直しながら読んでいるので歩みが鈍い。

本の歩みが鈍いのには2パターンあって、一つは内容がお好みで無い場合、つまり退屈に感じる場合と他方は良く考えて読まされる面白い本の場合だ。
そして今回のは後者。
読破したらまたブログに書き散らかす予定だが、その本の登場によりテスト勉強以上の頭のフル回転。

久しぶりのマッタリウィークを過ごす予定が思わぬ本の出現!
未だに半分しか読み進んでいないが、暫く頭のストリーミングにでも励むか。

。。。ブログに書き散らかしたい事は沢山あるのにぃ。。。

巣立ち

母から本をお買い上げして送って欲しいとの依頼。

「探してる本が無いのよねぇ。。。」
と、欲しい本のリストが送られてきた。
すかさず電話し、
「てか、本屋が無いじゃんッ!!!」

まぁそれは言いすぎだが、昨年度久しぶりに帰省した際、変わり果てた街に後退りした。
数年前、駅を高架するために区画整理されたらしいのだが、かつてのごちゃごちゃした街並みはすっかり姿を変え、パリ市内のように整備された。
パリ程の店も無いのだが。
そのせいとは言えないが、古い書店は姿を消し、歩いて行ける範囲には1軒の本屋しか無くなってしまっていた。

そんな1軒の書店、1軒のブックオフで過去に出版された本を探すのはほぼ絶望的と言える。
注文して取り寄せると言う手もあるのだが、また本屋に引き取りに行かなければならないと言う事もあり好ましく無い様子。
そろそろ母親にもパソコン教えなきゃなぁ。。。
残念で有名な兄がアイパッド買ってあげるって話もあったんだけど。。。

それはさておき、早速リストを見てみると「ハーレークイーン」と言う名前がトップに踊り出ている。
ぬ?ぬぬぬ?!!!
母、今からロマンスに目覚めたのかい?!!!
娘-少し戸惑う。

自分は一読もした事は無いが、ハーレークイーンと聞くと海外の壮大な恋愛小説のイメージがある。
ま、まぁ、人それぞれの趣味趣向はあるしぃ。。。
いくつになっても乙女は乙女よねぇ。。。
なんて自分に言い聞かせてリストを読み進める。

揺らめく羨望
見えざる檻

。。。何だかアブノーマルな雰囲気だなぁ。。。
とりあえず表紙がどんなのかわからないと直ぐに見つけられないかも。。
いや、どんな内容の小説に母は手を染めようとしているのだろう。。。

8割方興味本位でネット検索すると、
「休暇を控えたFBI捜査官(シリーズの主人公らしい)が、友人の医師から依頼された行方不明の患者を探しに行くとそこには無数のドラム缶詰め死体が!!」

き、きゃぁあああああッ!!!!
予想を反してド・サスペンス小説である!
しかも殺戮やら何やら鬼気迫る言葉がほとばしっている!!
そうなの?そうなの?
ハーレーなクイーンってそうなの?!!!!

よくよく調べて見ると、ハーレークイーン出版社の中にスリラー/サスペンスと言うカテゴリーがあり、母はそこに手を染め始めたようだ。

ナルほどねぇ。。。
もともと、自分や兄が海外の翻訳ミステリー小説が好きなのは母の影響が強い。
小さい頃からアガサクリスティー等の小説がゴロゴロ側にあったからだ。

そんな彼女はいつしかFBI系のハードボイルドサスペンスを読むようになり、常に裏路地でオートマチックやリボルバーが火を吹く犯罪捜査に舌鼓を打っている。

自分は相変わらず探偵物が好きだ。
西洋の館や密室トリックなんて小躍りするくらいで謎に迫っている。

いつしか後ろをヨチヨチ歩いていた娘が、親の手を離れ別々の道を歩く。。。
そんな感じだろうか。

。。。。イヤイヤ、逆だ!
一緒に探偵小説を歩いていたはずが、母が脱線して娘の手を離れて歩き出してしまったのだ!!!

はうぅううッ。。。
いつまでも成長せずに推理に目をキラキラさせる娘。
一人、冷たい銃を握り締めニューヨークの闇に迫る母。
何だか母の方がカッコイイじゃんッ!!!!
自分はいつまでもかび臭いコート羽織って皆に胡散臭いと嫌われてるし。

とは言え、ニューヨーク市警の銃バンバン小説には興味が無いので仕方ない。
読み始めた綾辻行人さんの謎にでも挑むか!

ちなみに、依頼された小説は、大きい書店2軒、地元の書店1軒、ブックオフを巡っても見当たらなかった。
東京の書店と言えどもコアな出版社の在庫は限界なのね。

アマゾンでは謎の高値になっていたので、ハーレークイーン社のサイトに行きネットショッピングしてみた。
今後も母からの依頼があると予想し、会員登録。
いつか自分もハードボイルドになるかも知れないし。

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初夢から続く悲しみ その2

引ったくりの夢冷めやらぬ2日目の悪夢。

場所は池袋のどこかの店内にて。
薄暗い店内では、昔の知り合いの社長を含め10名前後で忘年会らしき催しに参加している自分。

しかし社長以外知り合いもおらず、不謹慎ながら携帯メールで暇を弄んでいる。
そこに別の知り合い社長が現れ場はお開きとなる。

忘年会一派とはお別れし、後から来た社長を含め、昔の会社仲間達とビルの合間にある湖もしくは沼らしき場所に到着。
どうやらそこはその社長お気に入りの場所で、釣りらしき事をしている場所。
釣りと言っても釣竿を使うのではなく、水面に浮いてきた獲物に向って小さい爆薬を投げかけ爆破で生け捕りにするという危険な釣り。

しかもその獲物は魚ではなく、巨大タコの足のぶつ切りのような気持ち悪い物体。
ポンッ、ポンッ、と手馴れた手付きで爆弾を投げ込み獲物を捕獲する社長。
「すごいっすねぇ」
なんて言いながらその様を見ていると、仲間達ははしゃいで湖?沼?の上に咲いている蓮の葉っぱのような場所をぽんぽん飛び越えている。
と、超巨大なタコ足ぶつ切りが仲間内の一人を頭からスッポリ飲み込み始めた。

は、はううううッ!!!!!
皆で助けるべく仲間の足を掴む。
棒でタコぶつをバシバシ叩く者もいる。
どんどん飲み込まれる仲間。
タコぶつからはヌルヌルとした液体も出ている。

は、早く助けなきゃ窒息する!!!!
アワアワしながら一生懸命泣きながら仲間の足を引っ張る。。。。

てな、巨大生物シリーズのSF的な夢で目覚めた。
勿論寝覚めは悪くグッタリ。
なんだろうなぁ。。。。
そんな夢見るような出来事も無いし小説も読んで無いんだけどなぁ。。。

年明けの悪夢はまだまだ連続して続くのであった。

初夢から続く悲しみ その1

前日の願いも空しく初夢は忘れてしまった。
夢を見ていた認識はあるので、初夢はそれだったのだろう。

前回、豪華なギッシリお節をお披露目したが、朝から昼にかけて8割がたペロリした。
「お腹苦しいぃいい!!!」
なんて言いながら、本来三が日で喰い散らかすはずのお節を1/3日でかき消した。

そうなると今度はお眠である。
贅の限りを尽くすとはこのことなのか、見たいテレビも無いので朝から敷きっ放しの布団にダイブ!
まどろむ予知も無く爆睡。

かくして本日までの怒涛の悪夢が始まるのであった!!!

場所は新宿歌舞伎町。
と言っても繁華街より外れた場所にて、友人と2人でお買物に来ていたらしい自分。
お買い上げを悩みに悩んでいる自分に愛想を尽かしサクサクと友人は歩いて行ってしまう。

ようやく何かをお買い上げした自分の横を「ザザザァッ!!!」と通り過ぎる影!
一瞬の出来事にボンヤリとしたが、次の瞬間!

「は、はうぅうううッ!!!!鞄取られたぁ!!!!!」

まさかの引ったくりである!
鞄にはお財布やカードやあれやこれやが沢山入っている!
猛烈なスタートダッシュを決め追いかける!
「そ、その人捕まえてぇええええッ!!!」
まばらな人込みに向かい息も絶え絶えに絶叫!
しかしその叫びは空を切るばかり。

紺色のジーンズらしきパンツを履いた犯人は見る見ると遠ざかる。
繁華街の裏通りを駆け巡る自分。
ぜぇぜぇと肩で息を切りながらとある店の前に立ちすくむ。
犯人を見失った。

丁度出くわした友人に
「か、鞄取られた!」
と伝えながらふと視線を落とす。
先程お買い上げした物がボール紙に包まれてビニール袋に入っている。
良く見るとそのビニール袋と一緒にお財布が!!!

ほひゅ〜ッ!!!
先程のお買い上げ時に鞄に入れるのが面倒になり、袋にそのまましまい込んでいたため、お財布、そして中に入っているカード達は無事な様子。

そうなると捕られた鞄に用は無くなる。
「けッ!犯人もついて無いな!鞄にはハンカチくらいしか入ってないぜよ!」
安堵と共に一度も見た事の無い昨年度大好評の坂本竜馬づらしてみる。
友人は何の事やら?と、ハテナ顔をしている。

そんな友人ナメの斜め左道路脇に、先程奪取された自分の鞄が寂しそうに捨てられているのであった。

新春2発目の夢が引ったくりなんて。。。
ボンヤリと瞼を開けしばし放心状態の自分であった。

年末の過ごし方

早速今朝の朝刊を前に、本日の過ごし方を決める。

いつもの経済、社会、生活情報を読み終わり、いよいよ本日の運命を決める「テレビ欄」のページを開く。

バーンッ!!
。。。。。ぬ?ぬぬぬ???
はうぅううううッ。。。
なんなの?なんなの?このスペシャル番組オンリーな番組表は?!!!
しかも長時間。。。。

やはりスポンサー不足なのかしらねぇ。。。
なんて思いながら肩を落とす。
頼みのケーブルテレビも興味ある番組が無い様子。

とりあえずこれから友人宅でマッタリ正月を迎えるつもりだが、借りっ放しでまた見て無いDVD2本を持ち込もうかと思う。
「テレビが見る物無いケドどうする?」
と、友人に探りを入れると
「録画してたワンピース見ようかと!」
意気揚々とした返事。

うぇええええッ。。。。。
自分、ワンピースほとんど知らないから見ようと思わないんだよねぇ!!!

さて、この2010年最後の夜。
DVDを見てるのか?!
ワンピースを見てるのか?!
間を取ってテレビに落ち着いているのか?!!

まぁどちらにしても平凡な年の暮れなのである。

今年最後の夢

このままお昼寝をしなければの話しだが。

今朝はぼんやり遅めの朝を迎えた。
どうもスッキリしない頭。
いまだ現実と夢の中を彷徨う。

今回はほぼ断片的な部分しか覚えてないので何の分析も出来ないのだが、
覚えている限り書き散らかしたい。

とある会社の一部署の島にて就業している自分。
契約時間が過ぎたらしいのだがどうも席を立てない雰囲気。
しかし自分にはこの後の予定が入っている。
後15分はやろう!
と決めモジモジと作業を開始。

その15分後、やはり誰からの終了の声も掛からず。
仕方が無いのでサクサクと切り上げて部署を仕切る人物に帰社する旨を伝えると、
「えぇ〜ッ。。。もう少ししたら担当者来るから。。。」
と、言われるも「ケツカチなので!」とサクサク見切る自分。
普段そんな人格無いのに。。。

一転してここは学校の校舎。
どうやら自分は中学生。
見覚えの無い学校の木製の階段を2階に駆け上がり、放課後落ち合う予定らしい友人を探す。
この友人、小学校からの幼馴染で中学生から何かと疎遠になってしまった実際の友人が登場。
各教室からホームルームが終わり飛び出す生徒を書き分けながら友人を探す。
ようやく目当ての教室に到着するも、友人の姿は無い。

「さっき下に降りて行ったよ」
友人のクラスメートが教えてくれ慌てて自分も今来た道では無く、その先にある階段へと長い廊下を走って行った。

場所は変わり、ここはどこかのアミューズメントパーク。
自分、先程出会えなかった友人、その他2名とミュージカルステージの中に入る。
木製チックで出来た古き良き時代のアメリカの酒場的な雰囲気を醸し出した場所、木製円卓に囲まれたステージ横の個室に入る。

どうやらここには以前にも来た事があるらしく、勝手知ったる我が家のように振舞う自分。
しかもこの場所はステージの真横なので出入り口の壁に向って椅子から仰け反るようにしかステージは見えない。
そのコツを仲間達に教えるも、何かしらに気分を害した仲間につられてステージを見る前に店を後にした。

てな夢。
起承転結の起しか存在しないこれらの夢は、何故だか心にドンヨリと影を落とす。
とにかく誰かと約束をし、待ち合わせに間に合わないという緊迫のシーン、そして何かしらその場にいる人々の前で喋る訳でもなく心の中でしか喋らない自分。

思うに、最近読み始めた小説が原因ではないか。
最近気に入って読み散らかしている作家さんの作品なのだが、今回はあんまり気乗りしないのかあんまり読み進まない。

既に3〜4日経っているのにようやく半分くらい。
そしてこの本に、少し変わった父親の創作物が気持ち悪い感じで登場する。
その異常心理的な描写に引きづられているからこんな迷走した夢を見るのでは?!

今年も本日をもって終了する。
明日の初夢は、フローラルで甘酸っぱいそれでいて爽やかな夢を見るべく何かしら手を打たねば!

残り数時間!
今から書店でも巡って物色するかなぁ。

いたこさん

先日、友人(男)が「いたこ」さんに見てもらったらしい。

そもそも「いたこ」さんってなんじゃい!
ってな話だが、それはさておき、仕事先で知り合った方について行った流れで本人も見てもらう事になったらしく、何やら強い先祖に守られていると言われた様子。

むむむぅ。。。
自分も手相(日光江戸村1000円、横浜中華街1000円)で見てもらった際に
「先祖に守られている」「先祖は良い人」
なんて先祖べた褒めの本人置き去りの刑に処された事がある。
疑う訳でも信じない訳でもないが、まぁ聞き流してはいる。

友人も同じ本人置き去りの刑に処されるところを見ると、
2人が揃うと完璧先祖ガードの無敵状態だったりするのだろうか。

その流れから友人の「自動車正面衝突無傷!伝説」が語られた。
自分もチビの頃に自動車にはねられたが、後数センチで塀にぶつかり天界に召されるところだったところが、顔2針の縫い傷で済んだ。
ありがとう!ご先祖!

。。。いや、いやいや!負けとるやん自分!!!
方や無傷!、方や乙女の顔に縫い傷2針!
くぅうううッ!!!
こっちの先祖の方がやや弱いのか!!!!

まぁそんな先祖勝ち負けが今回のブログのオチでは無い。

続いて「いたこさん」より、
「あなた、生霊が4体憑いてますよ。」
ゾゾゾゾぉ!!!!
冬に聞いてもゾッとするオカルト話か?!

「女性4体です」
その瞬間、
「あ、いたこさん!それは違うな」
と、その場に居たわけでもない自分はクイ気味に否定。

「4体だけじゃないでしょう?」

お後がよろしいようで。

Ustreamのライブ放送

以前書き散らかした友人の番組が、ただ今よりライブ放送開始。
緑丘チャンネル

テーマは「就職活動を勝ち抜く」という事で、社会人の先輩方の就活経験談をプレゼン形式で放送するものだ。

と、書くとお堅い番組に思えるが本筋から離れる事が多々。
しかもテレビメディアではあまり無いであろう飲み散らかしながらのユルイ放送。

本日が放送2回目という事なので、自分も1回目しか見ていない。
前回は過去の録画を見たのだが、時にはフムフムと頷くも所々で脱線していく有様。

基本的に小樽の現役大学生に送っているような番組で内輪受けも多いのだが、これから就職活動する現役大学生の何かしらのタメになるやらならないやら。
ツイッターでライブコメントも出来るので、ご興味のある方、テレビが特番ばかりで見る物が無いなぁなんて暇を持て余している方は、是非参加してみては如何でしょう。

。。。自分は番宣など全く頼まれてないのだが、ここで告知アピールしたら
「いつかゲストで呼んでくれるのでは?!」
なんてな下心精神満載なのだ。

まぁ呼ばれたところで大学繋がりも無いし、就職活動プレゼンなんて無いし。
企業家プレゼンのスペシャル番組なんてな持ち込み企画でもしてみようかしら。

ちなみに自分はツイッターに登録していない。
「コメントしたかったらツイッター登録すればいいじゃん」
なんて簡単に言われたが、フォローしたりされたり、ツィートが波紋を呼んだりなんて発言の管理なんて出来ないぃいいい!!
酔いどれ堕天使の時の自分がツィートするなんて考えただけでもゾゾゾォである。

あ、そんな事モタモタ書き散らかしてたら始まってた。。。

MC2名に毎回ゲストを呼んでのライブ放送。
本日は20:30〜23:00の放送予定らしい。

さて、MCどちらがナチュアの知り合いでしょう?!フフフフ。

小掃除

暮れも差し迫った今日この頃。

ぼちぼちと年末大掃除なんてものをしなければなぁと机の周りを整頓。
むむぅ。。。
やはり今年も本の増加が目に余る。
図書館でお借りする!
なんて手法もあるのだが、どうしても本屋さんでお買い上げして読みたい。
そしてそれが著者に対する正当行為だと思っている。

なんてカッコよく言ってみたが、友人の受け売りだ。
以前は古本屋さん等で安い本をチラチラお買い上げしていたのだが、そこでお買い上げしても著者には一銭も印税は入らない。
なんてな事を友人から言われ本は出来るだけお買い上げして読むようにしている。

そして自分は読書が好きである。
サラリーマンのオヤジさん臭い本を好む傾向にあるが、ミステリー小説なんかも読む乱読者でもある。
それにより油断するとすぐ山積みになる本。
参ったなぁ。。。

なんてな事を思いながら本を整理していると、まだブログに紹介し忘れている本が沢山ある事に気付く。
それが本日の本紹介ブログの乱打戦になっている訳だ。
まぁ今年の集大成として暖かく見守って欲しい。

。。。てか、紹介する前に部屋片付けようよ!
と、心の片隅で思うのであった。

悪魔の夢

悪夢ではなく、悪魔の夢を見た。

そこはホテルの一室。
自分、金髪女性、スーツを着た男性、ジーンズにランニング姿のマッチョな男性の計4名。
ここはどこかの外国らしく、自分以外は全て外人。

スーツの男性が書き物机に座りくすんだ茶色い蔵書をペラペラめくる。
見守る3人。
ふとスーツの男性がページをめくる手を止め感慨深げに読み上げる。
聞きなれない言葉が部屋に響き渡る。
どうやら何かの呪文のようだ。

「あ、あれ!」
金髪女性が自分の後ろの壁を指す。
自分、マッチョが振り返ると白い壁に大きな顔のようなものが浮かび上がる。
その顔は自分達の背丈165〜180pほどの大きさがあり、鼻や口といった類のものは見受けられないが、逆さまの二等辺三角形のような大きな蛍光緑色の目がギラギラと揺れる。

「あ、悪魔だ!自分、本物は始めてみる!」
率直な感想が口をつく。
どうやらその古ぼけた蔵書は黒魔術的な禁書だったようだ。

場所は一転し、船着場。
停泊中のクルーザーに4人で乗り込み中を調べ始める。
どうやら自分達4人は、FBI的な操作を請け負っている人物らしい。

狭い操縦室でワサワサ探して見るも、お目当てのものは出てこない。
自分はふと備え付けのテーブルの前に立ち、椅子を引き出し座りながらテーブルを見やる。
パソコンのブラウザーと奥にしまい込まれたキーボードが見える。
それを引っ張り出し電源を入れると緑色の点滅と共にパソコンが立ち上がる。

ログイン画面が現れパスワードを要求する。
何気なしに思いついた言葉を入力すると微妙な反応を示す。
「ぬ?」
カチャカチャ。。。ピピッ
途中までは合っているのか今一歩の所でログインできない。
すると先程のスーツ男が興奮気味に現れ、
「続けて!」
と蔵書をパラパラとめくりながらすぐ側に立った。

どうやら4人の中の自分の役目はハッカー的な存在で、コードを巧みに操るインテリポジション。
「よし!徹底的にぃ!!」
なんてキーボードをベストポジションに移し、羅列するコードに果敢に挑む!!

と言うところで目が覚めた。
。。。なんだろう。
サスペンス好きが高じてついに夢でまで難解な謎に挑もうとしているのだろうか。
。。。寝てる時くらいは頭をゆっくり休ませてあげたいものだ。

酔いどれ堕天使

忘年会シーズンもいよいよピーク。

と言っても自分の今年の参加は少ない。
なので健康的な一年の締め括りを迎えるはずなのだが、
ひと現場での飲み散らかしが半端じゃなくなってきている。

忘年会。
そう、年を忘れるのをいい事に羽目を外している。
と言うのも最終的に後半から記憶がバイバイしているのだ。

そうは言っても自分も大人なので道路に眠り込んだり、ケロケロしてトイレに篭ったりなんてな事は無い。
とりあえず帰省本能で自宅に帰り着き、洋服を着替えコートはちゃんとハンガーにかけて眠りについている。

そう、ただ記憶が無いのだ。
昨年度まで、最終的にどんな会話をしていたのかをスッパリ忘れるなんて事は無かったのに、ここ数日はスッパリである。
むむぅ。。。年か?年のせいなのか???

朝目覚めて鞄を見ると、買おうと思っていた雑誌が丸めて入っている。
どうやら飲みの帰りにお買い上げしたらしいのだが、そんな記憶もスッパリ。
ぬぅ。。。まさかお支払いしてないなんて事ないよなぁ。。。
と、財布をゴソゴソ。

ピラリ〜んッ!!!!
Theレシート発見!!!

。。。とりあえずお金は払っているらしい。

う〜む。。。
しかしマズイなぁ。。。
もう大人なんだから「イケイケGO!GO!飲み散らかし!」
なんて控えなきゃなぁ。。。。

わかっちゃいるのだが止まらない。
次の朝に怯えながら今夜もまたどこかの酒場で酔いどれるのであった。

責任転嫁、いや、擦り合い

もうすぐ今年も終わりである。

テレビを見ていたら今年を振り返る番組がやっている。
それにつられ自分も少し振り返る。

むむぅ。。。
振り返るならヤツも一緒に振り返らせねば!

早速、友人に
「近々今年1年を振り返らねば!」
のお誘いメール。
ピラリラリ〜ン!
「今年は1年中ダメダメっ子だった」
悲しいメールが返信される。

「。。。うん。自分も今年はあんまりよい年じゃなかった」
ションボリメールを返すと友人から「厄年」の話題が振られる。
う〜む。。。
自分は厄年の3年は全て厄除けした。
しかし友人は厄除けをしていない。

そう伝えると、
「厄除けしたからこっちに災いが来た!」
と友人。
「いやいや、周りにも影響があるから自分が厄除けして災いを近づけないようにした!というか、そもそも厄除けしてないそっちのせいで自分に災いが!」
しばしの押し問答。

結局、お互い何だかんだで人のせいにして自分を正当化したいだけなのである。
この1年、自分達が怠ったことのせいで残念な事も多い。
自分で反省しなければ来年も同じことの繰り返しなのに素直になれない。
かと言って他人に言われると反論したくなる。
大人って難しい。

そろそろ来年の目標をぼんやり考え初めねば!

スクラップ写真

ここ2〜3年分の写真の整理をした。

自分は写真のスクラップが好きで、昔から沢山写真を撮ってはアルバムに納めてきた。
しかしここ数年、写真を現像しっぱなしで放置。満を持してのスクラップ整理開始だ。

手元には、プーケット旅行、青春18切符青森・北海道旅行、ドイツ・オーストリア旅行、韓国旅行、しば桜花見、真田昌幸墓参りツアーの束。
本当はどこかにまだ束はありそうだが。。。

とりあえず旅行日程順に写真を並べる。
早速手が止まる。
はうッ!あんまり覚えてない!
そもそも写真がバラバラなため順番すら危うい。

ぬぬぅ。。。。
記憶の糸を手繰る。
パラパラパラ。。むむぅ。。。パラパラパラ。。。むむむぅ。。。
プーケット、青春18切符とペタペタ貼りあげたものの、ドイツ・オーストリア旅行は写真の量も多くさっぱりわからんちん。

よし、ここは!
一緒に旅した友人にメール。
そもそも友人がワーキングホリデーでドイツに行っていたから自分も合流した旅行。
写真をモタモタしながら返信を待て中。

ピラリラリ〜ン!
「順番なんて覚えてないも〜ん」
はうぅううッ。。。殺生な友人からの返信。

やはり直ぐにスクラップするべきだった。
パソコンに残っているはずの日程表を探す。
しかし見当たらない。
記憶を辿る。。。むむぅ。。。むむぅ。。。

ピラリラリ〜ン!!
「そういえば前に貰ったアルバムの中に日程があるかも!」
お?!先程の冷ややかな突き放しメールとは打って変わってのナイスメール!
そうだ!こんな事もあろうかと、旅行から帰ってから直ぐだった友人の誕生日プレゼントにスクラップアルバムを作ってあげたんだった!!

ちなみにこの友人には20歳の誕生日記念にもスクラップアルバムを作ってプレゼントしている。

待てする事しばし。
ピラリラリ〜ン!!
鳴り止まぬうちにメールを開封。
日程がスラスラと書いている。
「あぁ!!!流石だ!!!」
感慨深い気持ちで空を見上げ呟く。
「流石、過去の自分!」
こんなこともあろうかと事前に日程をアルバムの中に書き散らかしていたのだ!

イソイソと写真を並び替えアルバムにペタペタ。
一気に事は進む。
この大量写真さえ過ぎれば後は簡単。
1時間もしないうちにスクラップ終了。
ここから加工していくのだが、今日はこんな所で十分。
パタリとアルバムを閉じる。

う〜む。。。。最近写真がメッキリ減ったなぁ。。。
思えばデジカメが普及してからの写真が明らかに少ない。
デジカメは自動的にシャッターチャンスを作るのがどうしても気に入らないので、自分はデジカメを持っていない。
よってインスタントカメラで写真を撮る。
そうすると写真は現像に出すのでプリント写真が手元に残る。

しかし、世の中の主流はデジカメ。
人それぞれの好みの問題なのでそれはいいが、デジカメで撮った写真はそれっきりでプリント写真にしてくれる人は少ない。
というかほぼいない。
よって、旅行先で自分の写った写真は手元に来る事は無くそのまま。
そしてスクラップアルバムには自分で撮った風景写真が並ぶ。

むむぅ。。。
これはまずいなぁ。
1年、1年はあっという間に過ぎるだけだが、顔や体型は確実に変化する。
その変化の足跡が途切れ途切れになり始めている。
いかんッ!!成長記録を直ちに収集しなければ!!!
それも自分のインスタントカメラで自分を撮ってもらわなければ!!

急激な写真減少を目の当たりにパニック。
しかし旅行でも無ければインスタントカメラなんて持ち歩かない。
デジカメ買う気にならないし、ここはコンパクトフィルムカメラでも入手するかなぁ。。。
う〜む。。。まぁ次に旅行行く時にでも考えるか。

最近の夢

ここ最近、夢の錯乱加減が激しい。

まず先日、叶姉妹のお宅訪問するという夢をみた。
自分はレポーター役をやっているわけでもなく、ただひたすら叶姉妹に部屋を紹介されるという夢。

眠りが浅かったのか、その日は叶姉妹と2本立てで空港内の夢を見る。
友人を待ちながら空港内(多分羽田)をウロウロしていると、バタバタと友人がやってきて
「さ、今からチケット取って行くよ!」
と目の前をスタスタ通り過ぎる。
「ぬ?今から?え?待って、待ってぇ!!」
友人に追いつき
「パスポート切れてるから今からは絶対無理なんだけどぉおおッ!!!」
冷ややかな友人の視線。
「い、今から申請しても2週間くらいかかるから。。。」
とっても残念な思いと、どうにかして今すぐパスポート入手出来ないか、いや、それよりも期限切れの部分を隠して出せば見落として通れるんじゃないか?なんてな迷走にひたすら投じて目が覚めた。

それから数日後。
何やら夢の中の部屋で柵に囲まれた小熊がバタバタしている。
どうやら尿意をもよおしている模様。

はうッ!自分の小屋の中ではトイレしないようしつけられてるんだ!
そう理解した自分が、急いで柵を開けると同時に小熊が飛び出す!
数歩走り抜けた先にて小熊開放ッ!!
は、はうぅうッ!!!
そ、そこは絨毯の上だしご主人様に怒られるのでは?!
急いでタオルらしき布を流れる川の先に押し付けるも、上流の勢いは増すばかり!
延々と続く小熊川を塞き止めながらオロオロと辺りを見回す自分。

う〜む。。。なんだろう。
夢には深層心理的なものから脈略の無いものまである。
最近の夢は後者だと思われる。

何かしら心配しなければいけない事が起こる予知夢なのか?!
はたまたチラリと見かけた残像の欠片なのか?!
今夜も自分の夢から目が離せないのであった。

思い

人にはそれぞれ色んな思いがある。

急に哲学的な出だしで調子に乗ってみた。
何故急にこんな書き散らかしになっているのかと言うと、前回の友人を見ていて思うとこありだからである。

社会人になり早数年が過ぎ去った友人は、後輩思いなだけではなく地域思いでもある。
自分を成長させてくれた地域に感謝し、恩返ししたいと起業してもいる。

以前からその考え方は素晴らしい事だなぁと思ってはいるのだが、
その実少し羨ましくもある。

自分は生まれてから成長するまでに少し転々と民族大移動ならぬ家族小移動をしている。
そのせいとは言わないが、一地域への思いいれは薄い。
勿論、成長する過程で沢山の人に出会い、お世話になって来たが、
「地域復興へお力添えを!!」
と拳を握り締めた事は正直ない。

とは言え社会に出てから、国内、海外問わず転々と放浪した先々では色んな人の親切と愛情に包まれ感謝している。
その気持ちで何かしらの恩返しをしたいと言う気持ちはある。

ただ、その気持ちと友人が思いのたけを地域に向けるのとでは何かが違う。
所謂、一種の愛国心的なものだろうか。
その地域にとってより良いスキームを考え、後輩を含め、教育、育成の種を蒔き、
時間を惜しまず力を注ぐ。
それが友人にとっての恩返しの一つのようなものらしい。

「人は何のために働くのか?」
なんてな事は誰しも一度は考えた事ではないだろうか。
その答えではないが、友人はよく「使命」と言う。

自分もその考え方に便乗したい。
未来永劫続くであろう地球の生命体。
動物や地球に優しくある事が次の世代へと繋がっていくのだと信じたい。
そしてそこに非力ながら力を注ぐのが自分の生きる使命だと。

自分が「使命」という事を、他人は「エゴ」と言うかも知れない。
その中で何かを見つけながら、見失いながら命を真っ当するのだろう。

うきゃッ!
物凄く深そうな浅い思いを書き散らかしてしまった。
ミスチルの歌詞に出てきそうな言葉をうそ臭くしたみたい。
こういう時文才がある人って本当に羨ましい。

まぁ、友人があまりにも地域密着型に生きているので嫉妬心から上記に至った。
たまには自分に向けて何かを考えるのも良いなぁと思ったのである。

ユーストリーム

友人がユーストリームで番組を始めた。

と言ってもまだ第一回目のテスト番組だがノコノコと視聴。
番組事態は「就職活動」について社会人の先輩がプレゼンすると言う構成。

そもそも大学の後輩に向けての就活応援番組的なものなのだが、
第一回プレゼンの友人の後輩は、パワポを使っての本格的な自分の体験談を披露。
なかなか興味深い。
勿論デフォルメ無しの本音プレゼンだったと思われる。

こう書き散らかすと真面目な教育番組に聞こえるが、
脱線好きな友人は真面目な後輩のプレゼン中にも話の腰を折り、二人仲良く脱線を突き進む。
よって、物凄く長い番組になっている。
まぁ会社におけるプレゼンとは違うので合いの手を打つつもりでやってるらしいのだが。

大学の繋がりを大事にする友人は、講演なんてのもやったり後輩からの就活相談なんかにもよくのっている。
そこからWebでの就活応援座談会に至ったようだ。

今回は、録画動画を視聴させてもらったが、本来はライブ放送でツイッターコメントも受け付ける視聴者参加型。
しかし自分はツイッターはやらないのでライブでも参加出来ないが。

そんなユーストリームを使って悪巧みを一つ考えている。
以前から、友人とは身近な出来事を簿記の勘定科目に例えて遊んでいたりする。
会計勘定まで使うと難しくなるから簿記3級レベルの内容だ。
これを「さおだけ屋はなぜ。。。」の著書に便乗して出版しよう!構想が水面下で沸々と音を立てている。

自費出版は最低でも50万円かかるし、そこまでの文才も無く、
しかも二番煎じ的な事なので最高級ベストセラーなんて狙ってもいない。
そもそもそんな器でもない。

そこで、この友人。
何気にPDFで就職活動に関する資料を販売している。
という実績を見込んで同じ手法で販売しよう大会ぃぃッ!!!!

もともと友人は論理的に言葉をまとめられ、しかもわかりやすく教える事が出来る。
「大先生!是非一筆書いてくれ!」
と、猫の額を地面に擦り付けんばかりの勢いでずっとお願いしているのだが、
「そんなの書くの面倒くさい」
と素っ気無い返事が続く。

そのまま月日は流れ今に至っているのだが、今回のユーストリーム騒動で諦めかけていた野望がムクムクと角を出す。
「これ(ユーストリーム)で対談しよう!!」
目を輝かせ友人に提案。
「ぬ?」
気乗りしない友人。
「で、この対談を自分がまとめてタタキを書くから、そこを赤ペン先生で友人が編集やってPDFにッ!!!」
不必要に詰め寄る感じで友人に喰らいつく。
「う〜む。。。」

いまだに友人から快い返事は無い。
しかし、もし実現したら長年の簿記3級構想がようやく陽の目を見るのである。

ここまで書き散らかしていて何だが、そもそも友人が出来事を勘定科目に仕訳し始めた事が絶妙で盛り上がった話である。

机上の空論になるのか?!
まさかの対談実現になるのか?!

どちらにしても、ユーストリーム対談を切望する毎日なのであった。

昨日のミニ揉め事の結末

昨日、友人と歌謡際を見るかサスペンスを見るかでミニ騒動が起こった。

結局二人共サスペンスをとり、テレビにかじりついた。
勿論小画面には歌謡際。

何故そこまで歌謡際にこだわるのか?
どうしても久保田利伸さんと平井堅さんのコラボが聞きたかったのだ。

サスペンスの始まり。
旧家や四姉妹の設定だったため冗談交じりで
「実は使用人の娘だったり」
「双子とか」
なんて今までのサスペンス推理理論を論じる。

1時間も経つ頃には、で出しに冗談で言っていた推理が的中し始める。
重要?な双子判明のシーンに耳を澄ませていた矢先!
ふと小画面を見ると久保田さんと平井さんのツーショットが!
いかん!!!

慌てて親子反転で画面を切り替え、同時にサスペンスを見ていた友人にメール。
「ミッシングゥ〜ユ〜ゥ〜♪♪」
一番最後のハモリだけが空しく流れる。。。

は、はうぅうううッ。。。。。
これを楽しみにしてたのに!
これを楽しみにぃ!!!
ピラリラリ〜ン♪ユーガッタメール!
「小画面は何のためにあるんだ?」
早速友人からの叱咤メールである。
なんだろうね、なんのためにあるんだろうね。
推理のヒントにすっかり夢中になり画面全部に注意がいっていなかった。

そんなサスペンスは、超〜ッ!!ありきたりな設定。
新聞欄には「シリーズ化か?!」なんてな文字が躍っていたらしいのだが、

「無いね!」

主人公が探偵気取りになるまでの設定が無理矢理だし、トリックらしきものも無く、犯人のすり替わり犯行は、完璧を求めるわりには雑な行動。
しかも最初に読んだとおりで捻りも推理も無いし。

2時間サスペンスには、使いふるされた設定なんて山のようにある。
しかしそれを如何にキャラクターや設定に味付けして視聴者を引き込むかが醍醐味なのに!
残念ながらこの作品には微塵も感じられなかった。

。。。てへ。歌謡際コラボを見逃した八つ当たりみたい


てか、勉強を。。。

スポーツニュースの結果

ちょいと前の先週末の話。

先週末と言えばフィギュアスケートグランプリ大会の最終戦。
今期ジャンプを修正した真央たんが調整不足のため不調に終わっているが、コッチィこと小塚選手は大飛躍!
高橋選手の怪我療養中にフィギュア男子を支えただけありニョキニョキと頭角を現している。

さて、その大会。
フランス大会なので日本時間では真夜中に行われていた。
それによりテレビで放送される前に新聞やニュースで結果速報が伝えられる。
これがとても辛い。
自分は、テレビで演技を見ながらハラハラドキドキと選手やコーチに一喜一憂して得点が出るのを楽しみにしたい。

なので出来るだけ結果を知らないように新聞のスポーツ記事は飛ばし、朝のニュースも極力避けるようにしていた。
そんな努力も空しくどうしてもニュースやネットニュースの見出しで結果を知る事になるのだが。。。

土曜日の朝。
やはりニュースで結果を知ってしまったので
「明日のフリーこそは絶対結果を知らないままテレビを見る!」
を心に、テレビはニュースの無い時間から見る!ネットはニュースにアクセスしない!と決めて夜を迎えた。

そして夜。
土曜の深夜と言えば「オードリーのオールナイトニッポン」のラジオがある。
大体毎週聴いているので、この日もラジオをオンにして早々とヌクヌク布団に潜り込んだ。

さて、我が家はロフトなので眠る時はロフトにいる。
しかしラジオを聴くコンポはロフトの下、つまり下界にある。
このシュチュエーションが不便なのは薄々気付いているがいまだにその体制。

通常、ラジオが終わったら下界に下りて消してからまたヌクヌクに戻るという運動をして寝るのだが、ここ最近いつの間にか眠っているため朝はラジオの懐メロ番組で目覚めている。

そしてこの日もそれをやってしまった。
まさかのラジオつけっ放しで夢の中へと誘われボンヤリとまどろんでいると
「続いての...フィギュア大会...小塚選手がSPと同じくフリーも見事に優勝しました。」
ふ〜ん。。。コッチィ優勝ねぇ。。。ショートでしょう。。。むにゃむにゃ。。。
ん?!

はうッ?!!!
今、今、フリーでも見事優勝だと?!!!
い、いやぁああああッ!!!!
絶対今日の夕方まで頑張れば結果を知らずにテレビを見れると思っていたのに!!
まさかのラジオから流れてくるとは!!!!

恐らく、ちゃんとラジオを消し、テレビもつけず、ネットニュースも見なければ完璧にテレビで一喜一憂出来たはずである。
自分の過ちに悲しみでいっぱいになる。

このままだと真央たんの結果まで知りそうなので急いでラジオを消しに下界へ降りた。
まぁその時間まだ真央たんは滑っていなかったのだが。

フィギュアに夢中な友人と結果を先に見てしまう事を嘆いた。
友人は新聞のスポーツ欄どころか一面にコッチィ優勝を見てしまっていたのだ。

どうなのかねぇ。。。
結果先に知りたくないんだけど。。。
しかし早く知りたい人もいるし。。。

と、言う事で名案が!
まずテレビのニュースでは
「この後速報をお伝えするから結果を知りたい人は3分間他番組へ!」
てなテロップにして危険を告知し、ネットニュースも見出しに結果を書かないルールにし、新聞に至っては袋とじで結果の記事書くってのは?
。。。コスト的に無理かしら。

ふぅ。。。
とりあえず時差のあるスポーツ大会は最新の注意を払って生きていこうと思う。
そして、大穴のラジオニュースにも要注意を!

本日のくだらないミニ揉め事

友人が試験勉強をしていると前に書き散らかした。
そして自分も勉強中だと書き散らかした。

そんな本日、社会人で必死になって勉強している二人が揃ってお昼ご飯を食べる。
近況報告なんてのをポツポツしながら勉強が身にならない具合のボヤキ。

しかし、だ。
ここで頑張っておかないと10年、20年先の自分の立位置が物凄く狭まる。
。。。男女平等なんて言いながらやはり女性の方が年齢に追われる事が多い。
上場会社に何%の女性が役員として名を連ねてるか?!ってな話だ。

それはさておき。
話が進むうち、結局自分達のグウタラ加減に話題が移る。
勉強をしている事はしているのだが、どうしてもサスペンスや愉快なテレビ番組があるとお互いに情報交換して見てしまう。
ダメっ子動物の典型な2人が揃ったのだろう。

友人がふと新聞を取り出し、今夜のテレビプログラムについて語る。
どうやら歌謡際で色んなアーティストがコラボするらしい。
ふむふむ。。。
しかし、ここで問題が!

そう、今日はサスペンスの日。
新聞の見出しを読む。
「〜伝説殺人〜トリック作家〜美人四姉妹の謎」
あぁ。。。これって、旧家の話で許婚とか格式とか古い日本家屋の話でしかもトリック!
心は擽られっぱなしである。
ただ、連続殺人とは書いてないのでもしかしたら死体は1つかも知れない。
つい最近、勉強する間も惜しんで二人で見たサスペンスは、結局死体が1つ。
しかも人情物だったため謎を解く事も無くがっかりした記憶が過ぎる。

「じゃあさぁ、サスペンス録画するから年末一緒に見ようか?」
友人が目をキラキラさせて提案する。
「えぇ〜ッ?!何で年末にサスペンスを?!」
大反対の自分。
しばし押し問答。
「何故、今日あるサスペンスをわざわざ年末に?!」
「豪華なコラボが!」
「て言うか歌謡際を録画すればいんじゃないの?」
「4時間もあるし!」

さて、我が家のテレビは2画面である。
つまり小画面で裏番組も見れる。
結局、自分はサスペンスの傍ら小画面で歌謡際をチラチラチェックしながらお気に入りのコラボが出たら親子画面を反転させようかと思う。
そう打ち明けると「ずるいよ。。。」と友人。

さて、もうそろそろサスペンスが始まる時間。
果して今回無事にサスペンスの女王として無事に推理が出来るだろうか?!
それとも歌謡際に押されてそのうちあるであろう再放送を待つのだろうか?!
答えは如何に?!!!

。。。てか、勉強しろよ自分。。。

久しぶりのTOIEC

友人が今年看護学校の受験をしている。

社会人から看護学校への入試はとても大変らしく悪戦苦闘。
試験は自分で何とかするしかないので応援する事しか出来ないが、
影からしっかり見守っているつもりだ。

今更、国語、数学、英語の勉強はかなり大変だと思われる。
進んで勉強を教えてあげたいところだが、
そもそも在学中から数学の点数良くも無かったしぃ。
忘れちゃってるも〜んッ!!!
なので、その辺では協力してあげる事が出来ない。

しかし、やると決めたからにはガッツリ勉強して
絶対に今回合格して欲しいものだ。
湯島天神でお守り確保せねば!

なんてな事が数ヶ月前から続いているのだが、
その影響も少なからずあり、かねてより
「もう少し点数上げなければなぁ・・・」
なんて思っていたTOIECの試験を自分も受験する事に決定!

思い立ったが何とやらで早速申し込みをすると、来月の試験は締め切っていたので再来月の試験で申し込み完了。
以前のテキストを引っ張り出し過去問題の試験を始める。
何気にヒヤリングはそこそこ良い。
ここでしっかり点数は稼いでおきたい。

で、ライティング。。。。
これがいつになっても苦手。
まぁ知るべき単語が明らかに少ないからと言う理由は分かっている。
なので、まずは単語を増やす事に尽きる!
文法も勿論だが、単語の意味がわからないとお話にならない。

後2ヶ月。
ガツガツ勉強してスコアアップを目指すのであった!

予知夢。。。。?

今月12日に書き散らかした夢の話。

それが今や正夢になろうとしている。
そう、ミサイル弾が何発も降ってくる夢。

ミサイルが降ってくる夢はこれで2度目である。
常に家やビルの中から窓越しにミサイルを見る事になるのだが、明日は韓国とアメリカが合同演習をすると言う危険な状態になる。

むむぅ。。。大丈夫なのか?
裏にある政治的な理由は情報が公になるはずもないので知らないが、核保有国が警戒態勢に入ると言うのは心が痛くなるばかり。
しかも近隣の国。

人や自然が破壊される戦争。
人が人である限り争い事は無くならないのだろう。
日本諸国を中国やロシアから乗っ取られんばかりの行動を見て見ぬ振り?
内輪で「日本のものだ!」と声高にする素敵な日本の代表者達。

政治や歴史は勉強不足で物申せる立場でも無いが、
いつの時代も「国録り物語」は続く。
最終的には力づく。
色んな物を犠牲にしても。

ぼんやり動向を見守るしか出来ないが、
日本に飛び火してミサイルが来たらどこに逃げよう。
地下は安全そうだが出入り口が塞がれた瞬間とてつもなく危険な状態になる。
やはり指をくわえて窓の外を眺めるしかないのだろうか。
それとも都市伝説になっている東京都庁ロボに向って逃げ込めば良いのだろうか。

なんてな事をぼんやり友人に相談すると
「人間死ぬ時は死ぬ!助かる時は助かる!」
だ、そうだ。
間違っては無いが、そう考えて見るしかないんだろうなぁ。

蟹ペロリ大作戦!

友人宅にご両親から蟹が送られてきた。

そのお零れを頂戴するべくお腹を空かせてイソイソと友人宅へ出かけ、紹介された蟹の大きさにまず怯んだ。

いつもにも増してボヤけている。
友人も自分も蟹の大きさにビビリ、実は近づくのも怖いところを写真撮影に挑み、友人はハッポウシチロールを持ち上げ映りやすいように協力してくれ、そこを焦って撮影したための結果である。
「もう一度取り直したい!」なんて要望を出す勇気もなく、後でもう1回撮影しようと思ってたところをすっかり忘れてしまったのでこの写真がトップに踊り出る事になった。
ちなみに、自分は乱視が入っているため普段の少し遠い所はこんな感じでぼやけて見えている。

さて、ご両親の気持ちはとても嬉しいが、1人1杯とは何て贅沢な蟹道楽!
しかも旅行先から新鮮な蟹が送られているのだ。
送ってくれたご両親と海の恵みに感謝しつつも、一体どうやって料理するのかと友人に詰め寄る。

ピラリ。
得意気に友人が取り出したのは「How to 蟹サバキ」の写真付き説明書である。
うほぉッ。。。良かった。
こういうのが無いと足をもいで何の下ごしらえもせずに鍋に突っ込むところだ。

茹で蟹なのでそのままでも食べれるのだが、やはりここは蟹鍋に!
浮き足立って二人でスーパーへと足を運ぶ。

むむぅ。。。鍋と言っても何味に?
水炊きのようにだし汁で茹でてポン酢で?
石狩鍋のように味噌仕立てで?
うろうろとダシコーナーに行くと数種類の粉末のダシが売っている。
パック状になっているのでダシが取れたらそのままポイ!的なものから、溶ける粉末、数種類のダシがミックスされたもの、今や鰹節を削ってガーゼ?に包んでダシを取る時代でも無いんだろうなぁ。便利な世の中だ。

ある程度目星をつけてカゴに投げ込み歩いていると、友人の声が一気に高ぶる!
「ねぇ、あれじゃない?」
呼ばれて「あれ」が置いてある棚に出向くと、なんと鍋の素シリーズ!!
おぉッ?!!
なんて便利な!
寄せ鍋からトマト鍋、カレー鍋なんてのもある。
その中で友人が指指したもの、それはまさに
「カニ鍋の素!」
あるんだねぇ、あるんだねぇ!!!

先程見繕ったダシ達を元の位置に戻しカニ鍋の素と白菜、ネギ、エノキをお買い上げして家路に着いた。

さて、いよいよカニの身支度である。
説明書をシンクの目の前に貼り友人がテキパキとさばき始める。
以前友人のリクエストで誕生日にプレゼントしたキッチンバサミが大活躍!
説明書には「包丁で」と記載されているが、安全第一!ハサミでバシバシカットしていく。

何やらカニには「ガニ」と言う食べられない部分があるらしく、とりあえずそこの部分だけに気を付けてバシバシと切り取る。
友人の母様から
「甲羅の部分の中身を取って雑炊にすると良い!」
とアドバイスを受けていたので、サバキ終わった甲羅から身をかきだす。
少しも無駄にしたくないので一生懸命に残さず身を剥ぎ取るも、慣れない手付きでモタモタ。

友人はサクサクと蟹を解体し2杯目に向かう。
モタモタながらに一生懸命作業すると山のような蟹の身が取れあがった!
もうそれだけでも贅沢なのに、足が一人8本づつ!
あるかね?こんな贅沢があるかね?!!!
指先はふやけてシワシワになったものの、その先にある美食の前ではなんてこと無いのだ。

細い足は中身が出せそうにも無いのでダシ専用とする事にし、土鍋に鍋の素を入れ足を下に沈ませる。
続いて野菜を入れ蓋をしてグツグツ。
蟹は既にボイル済みなので食べる直前に温める感じにしてみた。

じゃ〜んッ!!!!

きゃああああッ!!!!
溢れんばかりの蟹ぃッ!!!!!

少し取分けても

うひょいッ!!!!

さらに

蟹祭りぃッ!!!
美味しく、美味しく頂いた先にはぁ。。。


どどぉ〜んッ!!!!
蟹ミソたっぷりの蟹ミソ雑炊ッ!!!!

もちろん、一生懸命取り出した甲羅の身も山盛り!

無茶苦茶贅沢な蟹ディナーをペロリし、食べ終わる頃にはお腹いっぱいで無理矢理詰め込む状態。
むふぅッ。。。夢のような一時!

とは言いながらも、ちゃっかり別腹でデザートもペロしたのであった。

コージーコーナーのプリンフルーツケーキ

久しぶりのナンパ

街がクリスマスに向けて動き出している。

自分も毎年友人とクリスマスパーティーをしているが、昨年度は既に気に入ったケーキの予約が完売しており、涙で枕を濡らした。
そんな夜の事を昨日の事のように覚えているので、今年は早々とケーキカタログからケーキを選抜し予約会場へと足を運んだ。

今年のお気に入りも先着50名様なので、
「先月から予約開始しているので無理かも。。。」
と、半分諦め第二候補まで決めて向ったのだが、すんなりと第一希望の予約が取れた。
きゃッ!
今年も美味しいケーキが食べれる。

予約を済ませると、特に用事も無いが本屋に向った。
まぁ数日前もじっくり本屋で新刊をチェックしたからそんなに変わり映えしないのだが。

いつものビジネスコーナーに向う途中、ふと賑やかなコーナーが目に止まる。
ぬ?
キッズコーナーである。
クリスマス用の絵本や飛び出す絵本シリーズが沢山並んでいる。

ふむぅ。。。
ハトコのチビ達に何かあるかなぁ。。。

甘やかしは良くないので、よほど自分が気に入らないと買わないぞ!
なんて心に決めキッズコーナーに進む。
ウロウロとしばし徘徊。
クリスマスにちなんだストーリーの絵本はあるが、いまいちピンと来ない。

手前の飛び出す絵本コーナーに移動。
最近の絵本は凄いなぁ。。。
なんてピラピラ見本を見ていると

「ねぇ、何してるの?」

横から明るい声が響く。

「えっと、本を探してるの」
「え?どんな本?」
「こういう本かなぁ」
さっと飛び出す絵本を指差す。
「ふ〜ん。。。」

久しぶりのナンパ。
それもとっても小さな男の子。てへッ。
3歳前後のダッフルコート着たチビっ子が、母親の目を盗み興味津々に人間ウォッチングをしている。

真っ直ぐなキラキラした目で問いかけられ、特に探し物も無くブラブラしているだけの自分を「本を探している」なんて言葉でお茶を濁してしまった。
嘘ではないが本当でもない。
「何となくブラブラしてる」
という曖昧な事を言いたくない自分がいた。
これが大人のエゴなのだろうか。
その場さえ丸くおさまれば。。。

なんて深くは考えずにチビッコ目線まで落とし込んだ自分に酔い、そして物怖じせずに突き進んできたチビッコを微笑ましく見つめ返す。

「女の子がいるのぉ〜ッ?」
と根拠も無く聞かれ、
「そぉだよぉ〜ッ。(ハトコのチビ達だけど)」
なんて心の声を忍ばせ会話を続ける。

友人がずっとTwitterに浸かり込んでいるのを尻目に、
「電波に乗らない触れ合いもあるんだぞ!」
と、何故だか誇らしげに帰路についたのであった。

何が何でもチーズ

チーズが好きだ。

クラッカーに乗せ、ワインと共につまみ、プロセスチーズからカマンベールチーズまで、懐に余裕があるとお買い上げしてはコソコソとたいらげる。

既にマッシュポテトに入れる定番料理から外れ、焼きうどん、お好み焼きなんて粉物にもタネから入れたり後乗せトロトロにしてペロリ。

あぁ、分かっているさ。
普通のチーズは高カロリーってね。

個人的に最強カロリーのチーズは「クリームチーズ」って事も身を持って知っている。よってそいつには全く手を出さない。
ニュージーランド滞在中、ビスケットに山盛りのクリームチーズを午前、午後、夕食後、夜食のティータイムにてご馳走され、10Kgプットオンウェイトしてから禁断の食べ物リストのトップに躍り出ている。

さて今回、何故にチーズへの熱い思いを書き散らかしているかというと、
美味!な料理に出合ってしまったからである。

それはそこそこ寒い日。
今日の夕飯は何にするべ?
プラプラとスーパーにてカゴを提げて徘徊。

ふと目に止まったのは温めるだけのおでん!
おぉ!寒いこんな日にはおでんとビールを!!!
イソイソとおでんを手に取り、餅巾着と柚子生肉団子を追加してレジに向う。
そう、自分はお餅が大好きなのでおでんには餅巾着が欠かせない!
そして柚子生肉団子とは、ハンバーグのタネのように叩いた鶏肉の団子に柚子がばっちりきいている肉団子で、おでんに入れると一変で柚子おでんになる。

その食べ方に気付いて、今年はもう3回目の柚子おでん。
鍋に全具材とスープを入れ中火でコトコト。
待ちきれずに缶ビールのエビちゃんを1本飲み干す。
換気扇を入れずにコトコトしていたため、気付いたら外気との温度差でキッチンがモクモク!!

はうッ!大変!火災探知機が!!!!
急いで換気扇を入れ、ドアを開け湯気を逃がす。
去年の今頃、我が家に火災探知機が来てから湯気やお香の煙には敏感になってしまった。
多分、いや絶対、湯気なんかを探知するはずもないのだが。

さて、柚子おでんを器に盛り喰らいつく。
うほッ!うましッ!

あっという間にペロリしたので、続いて2杯目。
と、そこで気付いてしまった。
そう、ヤツの存在に!

2杯目を器に注ぎ、すかさずとろけるチーズのモッツアレラをどさり。
どうかしら、どうかしら。
想像するに、お餅とチーズは合うし、チクワ、ハンペンにもチーズはバッチリ。
オニオンスープにチーズが入っているものもあるしぃ。。。。
こいつはいけるはず!

鼻息を荒く、乗せたチーズがとろけるのをしばし眺める。
機は熟した!!!
いよいよ、いよいよのチーズとチクワのコラボレーションwith柚子風味
パクリ。。。。

うひょぉいッ!!!美味!美味ぃ!!!

チクワやハンペン等の練り物にはバッチリ!
大よその味の予定はついた餅巾着にもチーズはバッチリである!!

大興奮と共に箸を進め、食事のお行儀を無視して踊り出したい気分になった矢先!
。。。う〜むぅ。。。。
軽やかな箸さばきがピタリと止まる。

こ、こいつにはあんまり合わないな。。
全くハーモニーを奏でる事なく口の中で別々の味をたたき出したそいつ。
Theコンニャク!
彼だけは頑なに心を閉ざし、チーズというペリー来航に全くの鎖国を貫いた。
そもそもコンニャクって煮物でもなんでも味が一番染み込みづらいし。。。

まぁコンニャクで眉をしかめる一幕があったものの、今宵のチーズ宴も無事感無量に閉幕となった。

さて、そんなプライベートイベントをした翌日。
なんと!テレビにて、オードリーがおでんにチーズは合う!との見解を表明している番組に出くわした。
ランキング番組の4位くらいだったケド。

チーズ狂の一戯言に過ぎなくない事に改めて胸を撫で下ろすのであった。

そのうち有り得たりして

ここは高層ビルの一室。

ガラス張りのオフィスに1本の電話が鳴り響く。
「はい、こちら○○株式会社でございます」
どうやら相手は取引先業者の営業らしく、担当者への取次ぎを依頼してくる。
「生憎、○○は出ておりまして、よろしかったら私が受け賜ります」
メモ用紙に必要事項を書き取るべく準備していると、ふと窓の向こうに何かが過ぎった。

「おや?」
と、同時にガツンと窓に当たりオフィス内に転がりると、今まさに電話中の自分の足元に転がる。
「あ、あの、えっと。。。何かミサイルのような物が今飛んできてまして。。。あ、いや、多分ミサイルと思うのでちょっと待ってて下さいね」
早口で言いながら受話器を机に置き、そそくさとその場を離れ飛んできた物体を遠巻きに見つめる。

ボムッ!!

はうッ!!や、やはりミサイル!!
窓の方を見ると次々とミサイルが左から流れるように飛んできている。
な、何だかわからないケドまずい状況では?!!
急いで受話器を取り
「やっぱりミサイルだったようです。このまま切りますね」
パニックの中にも社会人のマナーを忘れずに電話を切る。

急いでオフィス出口に向い
「外に出ても危なくないか?。。。」
なんて思いながらドアを開けると、スターウォーズのR2-D2みたいなロボットが廊下の向こう側からやって来るのが見えた。
「まさか。。。」
と、思った瞬間腕についていた円形のマシンガンがババババババッ!!と火を噴く。

うわぁッ!
出ようとしたオフィスに一歩後ずさる。
目の前をR2D2が通り過ぎる。
ビルにいても危険、かと言って外に出るのも危険。
ど、どうすれば?!!!

と、言うところで目が覚めた。
所謂夢オチになってしまったが、数年程前にも同じような夢を見た。
サザエさんのエンディングに出てくる一軒家?みたいな家の中にボンヤリと佇んでいたら、外にバンバンミサイルが降ってきた。

今回もそうだが、降ってきたミサイルに然程の威力は無く、しかも前回はミサイルの形をした鉄の塊が地面に刺さっている状態だった。

予知夢だったらマズイなぁ。。。
どこからのミサイルだろう。
最近、中国からの攻撃や北方領土のニュースが頻繁に報道されているから、それが深層心理の部分を刺激され不安定な夢を見ているのかしら。
そんな過敏な人間じゃあないのに。。。

ちょっぴり寝覚めの悪い夢の話である。

そのうちキノコ注意報

我が家に加湿器がやって来て早1ヶ月が過ぎようとしている。

TWINBIRD アロマトレイ付パーソナル加湿器 ホワイト SK-4974W
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可愛いコイツ、名前はまだ無い。
そんな名無し。。。いや、今決めた!
今日から君はシッキィーだ!

さて、このシッキィー。
我が家にやって来たのは、友人の結婚式の引き出物カタログより、選抜に選抜を重ね、ある時は素通り、ある時はページ右隅を折られ、ある時は床の隅に追いやられながらも、数いる強豪商品の中から最終選考を勝ち抜いた強運の憎いヤツである。

既に乾燥の時期は到来し、日々カサカサになる肌と自然現象のせめぎ合い。
自分的には化学薬品でなんとかするより、出来る限り自然と調和していたい。
既にシッキィーの先輩となるマルボー(イオンスチーマー)が夜な夜な肌を潤してくれていたのだが、この度、これを持って寝るまでの間の潤いをシッキィーが一手に担うこととなった。

そそくさと水を注ぎ、アロマオイルも垂らせるようだが別途アロマランプがあるのでその機能は無視してスイッチを入れる。

。。。。待て中。。。。待て中。。。。待て中。。。
コポコポコポコ。。。ゴワァッ!!!!

イエス!ナイススチームスモーク!!!
すかさず天井に備え付けられた火災報知器に目をやり
「まさか鳴らないよな」
なんてな余計な気遣い。
勿論、そんな高さまでスチームは届かないし、ましてやスモークではない。

噴出すスチームをじっと見ていると、何だか妙な香り。。。
はうぅうううッ。。。そうよね、そうよね。
お初起動だから製造出荷時特有のプラスチックな香りなのよね。
異臭とは言わないまでも、プラスチック感たっぷりにその日を過ごした。

さて、夜も更けるとマルボーの出番。
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こいつは今年の誕生日に友人が大奮発してくれたプレゼントである。

ナノイオンのため、シッキィーとは違ってスチームは目に見えない微粒子。
しかしながら乾燥からしっかり肌を守ってくれている。

うっとりとご満悦に眠りについた翌朝、マルボーをオフにし、シッキィーに目をやると「給水」ランプが点いている!!
ぬ?ぬぬぬ?!!!!

は、はうぅううううううッ!!!!
夕べ寝る前にシッキィーを消し忘れたがため、シッキィー&マルボーの最強タッグに包まれた深い潤いの眠りについていたのである!!

お肌は最高に喜んだと思うが、必要かね?
そんなに広い部屋でもないのに2つのスチームって必要かねぇええッ?!!!

やや発狂しながら自動で給水オフになるシッキィーに
「賢いな、自分」
と呟いて水を注いだのであった。

今更食べるラー油

ちょいと前の話になるが、友人と会食にお出かけした先にて。
「食べるラー油」を売りにしたメニューを発見。



何故、今更ラー油?
と、ずっと不思議に思っていた。
そもそも大騒ぎする程の調味料かね?
と言うのが率直な感想。

それだったら「クレイジーソルト」の爆発的ブームがあっても良いのでは?
我が料理には欠かせない万能調味料として大活躍している素敵な調味料なのに、ラー油程のブームが起こっていない。

むむむむぅ。。。。だから妙なマーケティング戦略は信用ならない。
行動心理学なんてのもビジネスマンには密かに囁かれているが、まぁ人の潜在意識を擽ってこそ商売繁盛!なんだろうなぁ。

と、皮肉発言が目に余るブログを書き散らかしてしまった。
何故なら、今回食べた「食べるラー油」なる物が予想通りの味で、そんなに心躍る程美味しいと思えなかったからである。

あ!かと言って、こちらのお料理が美味しくなかった訳ではない!
食べるラー油を付けなくても美味しく頂けたのだ。

まぁ、とりあえず流行物には手をつけてみる。
をやってみた事のご報告であった。

飛び石王将

またもや餃子の王将禁断症状が勃発!

かねてから週2,3回通う程王将に魅了されている自分。
しかし、今年に入りメディアに露出が増えたせいか、地元のこじんまり王将にも行列が出現していた。
と、言っても2〜3人並んで直ぐに入店出来る程度だが。

そのせいでは無いが、節約もかねてここ1〜2週間王将から遠ざかっていたのだが、今週、満を持して「王将餃子食べたい!!!」旋風が巻き起こった。

まず日曜日、「夕飯に出向こう!」と前夜から企画していたのに、とある事情により喰らいっぱぐれた。

気を取り直して翌月曜日、もう後3駅ですよぉッ!!!てな電車内にて財布を忘れて残念なサザエさんに気付き泣く泣く王将を通り過ぎた。

火曜日は定休日だと知っている。

で、待つ事早5日目の水曜日!
ようやく!ようやく念願の王将餃子にありつく事に成功!!!

と、店前に数名の若者。
やや?!また行列か?
しかし並んでるような並んでないような、店の前の道路の向かい側にワラワラしている。
数秒様子を窺うも、
「並んで無かったら無意味だ!と言うか早く喰らいたい!」
と言う気持ちが逸り、若者を素通りして店内を外側から見つめる。
カウンターが数席開いている。
「ちッ!なんなんだよぉ!!紛らわしいなぁ!お持ち帰りならそれらしい態度でいてくれよぉ!!」
と、それらしい態度があるのかもわからないまま心の中で呟いた。

すんなり入店すると顔馴染みの店長さん&店員さんに快く迎えられ、見回すと空席がチラホラ。
ふ〜む。。。
やはりにわか王将ファンだったか?
もうブームが去ってやがる!
と、王将側の人間でも無いのに首を左右に振りやれやれ。

そんな水曜日を終え、木曜日は寄り道もせず真っ直ぐ帰宅。

そして金曜日。
またしても餃子に気付いてしまった自分。
パブロフの犬よろしく唾液たっぷりに王将へと吸い込まれた。

カウンターに座るや否や「餃子定食と瓶ビール」。
もう5年以上このセットで通い詰めているので、そろそろ「いつもの!」で通用しそうなのだが、シャイなため丁寧にオーダーする。

「安くて早くて上手い!」がモットーのような地元の王将。
ビールをグビリとコップ2杯目を飲み干す前にオーダーが揃った。

もくもくと箸を進めていると、後ろから
「ねぇママァ!見てぇ!女の子も一人で食べてるぅ!」
と、チビッコの声が響き渡った。

ぬぬぬぅ。。。チビめぇ。。。。皆の前でそんな大きな声で。。。

「女の子」なんて、嬉しいじゃあないかぁ!!!!!!

でへへへッ。
女の人でもなく女の子なんて呼ばれてすっかり有頂天である。
みのもんたさんから「お嬢さん」って呼ばれて喜ぶおば様達の気持ちがほぼわかった。

気をよくして食べていると、なんと!
女の子が1人で来店し5席程はなれたカウンター席に座った。

珍しいなぁ。
餃子屋さんに女の子1人で入る事が無いとは言わないが、自分が通い詰めて初めて自分以外の同類に遭遇した。
まぁこちらの手元に瓶ビールがある分、同類と呼ぶと失礼かも知れないが。

ガツガツと良く噛んで食べ終わると、コップに残ったビールを飲みながら先程後ろからご機嫌な声援を送ってくれたチビがいるテーブル席をチラミ。
はうッ!
一家で来ていたそのテーブルには外人のパパと日本人のママ、ハーフのチビっ子が座っていた。

な、なんてレアなシュチュエーション!
お一人様女子が2名、そして外人!

お酒が入っていたせいだとは思うが、何だか得した気分でいっぱいになり、お会計の際、5年近く通い詰めて初めて店員さんとプチ会話を交わした。

すっかり上機嫌になり家路に着いている最中、天気予報を聞き間違え持参していた長傘を王将カウンターに忘れて来た事に気付く。
はうぅうううッ。。。。

ま、いっか。
どうせ近々また行くし。

。。。ブログに書き散らかしている側から王将食べたくなってきた。

おじちゃん注意報

テクテクと近くのスーパーにお買物。

45リットルのゴミ袋にペットボトルを詰め、サンタさん状態で角を曲がる。
「今、そこから来たでしょう?」
と、ランニングシャツにジーンズの赤ら顔のおじちゃんが前から歩いてくる。

ぬ?
裸眼では遠くがぼんやりとしか見えない自分は目を細めて足を止める。
おじちゃんが近づきながらも
「ちょっと後ろ見て、今そこの角曲がってきたでしょう?」
声かけるだけではなく指令まで出した。

いつも通る道なのに今日は封鎖でもされたのかい?
なんて暢気に思いながらも後ろを振り向く。
なんら変化は無いように思う。

「ほら、そこに看板があるでしょ?で、そこの角を曲がって来たでしょ?」
ついにおじちゃんが目の前に現れ、指差しながら数秒前の自分の行動を羅列。

ぬぬぅ。。。
あ!もしかして、このサンタ袋のペットボトル集荷場が実はこの辺りにあるのかしら?
と、思い直しそれらしき場所を目を細めて探す。
しかしそれらしき場所は見当たらない。

「その看板の手前の左手に三角コーンがあるでしょう?」
おじちゃんの言うがままにキョロキョロと見渡すと、確かに4つ赤い工事現場にある三角コーンが並んでいる。

「あぁ、ありますね!」
ようやくおじさんの話についていけた歓喜に声を張る。

「その三角コーンのとこの壁がレンガになってるでしょう。」
「お、そうですねぇ。」
「そのこっち側が剥げてるでしょ?」
ジロジロ。。。。言われてみると打ちっぱなしのセメントが剥き出しになっている。

そろそろ「もしかして自分、真昼間におじさんに絡まれてるのかしら?」なんて不安がよぎる。
「そこね、昨日崩れてきたんだよ!ほら、凄い風だったじゃない?!」
おぉ?!そうなの?そうなの?半信半疑で頷く。

「で、おじさんの目の前でレンガ崩れてきて、もう2分くらい後に通ってたら直撃するところだったんだよね。で、これから注意して歩こうと思ってたら前からあなたがスタスタその真横を歩いて来るじゃない!やっぱり気付かなかった?三角コーン」

えぇえええッ?!!!
そんな危険な状況の真横を、自分、サンタ気取りで今通りましたけどぉおおッ!!!

そこで見知らぬおじちゃんと立ち話が始まる。
おじちゃん情報によると、レンガは塗りこんだのじゃなくセメントに留めているだけだから、雨水が隙間に入って緩んだところに強風直撃!そして危うくおじちゃんにも直撃ぃ!!!の大惨事になるところだったらしい。

その建築情報は、おじちゃんも事故現場の斜め前にある建築事務所に勤めている知り合いのおじちゃんに聞いたらしい。

まるで昔からの知り合いのように丁寧に自分に話してくれるおじちゃん。
よく見ると赤ら顔なのはアルコールでは無く、日焼けだったおじちゃん。
酒焼けとは違うハスキーボイスのおじちゃん。
気さくに頭上注意をほのめかしてくれてありがとう。

なんだか清清しい気持ちでサンタ袋を提げスーパーに向ったのであった。

暗黒帝国到来 その3

そうそう、携帯修理の話。

代替機なるものを授かり、イソイソと店を後にして帰路につく。
電車に乗ってすぐに代替機を触り始める。

流石初期設定!
ボタンを押す度にピッピと効果音が響き渡る。
むむぅ。。。このままでは、電車の中の暗黙のルールであるマナーモード無音よろしく!ルールに違反してしまう!
さくさくと音関連機能を操作。

着信時にはバイブ機能だけにしてぇ。。。あ、壁紙これ嫌だなぁ。
なんて操作していると、突然「充電が残り少なくなっています」のメッセージ。
ぬ?
なんだよぉ!充電満タンじゃないんかい!!
修理の受付で対応してる時、カウンターのお姉さんの後ろの壁には
「充電無料!」
ってな張り紙がガッツリしてたのに、代替機は無料でもしてもらえないんかい!

まぁそうは言っても、代替機の無料貸し出しもサービスと言えばサービスだし、充電がされてないくらいでツベコベ言ってはいけない。
それでなくても貸し出された代替機は充電するコネクターの部分の蓋も無く、見るからにボロボロ。
こいつを壊して修理代出せ!なんて悪徳商法でもやられたらたまらない。
ここは穏便に。。。なんて思った矢先!
ブッツリと電源が落ちた。

はうぅううッ。。。
さっきチラミして感じでは充電満タンだったと思ったんだけどなぁ。。。
なんて思いながら渋々鞄に片付ける。

さて、家に到着し早速充電に差し込む。
と、すぐに充電が満タンになった。
おやぁ???
充電器から外してとりあえず修理中報告を友人にメール。
しばらく友人といつもの他愛無いメールをやりとり。

すると、「充電が残り少なくなっています」とのエラーメッセージ。
ぬぬ?
さっき満タン言うたやん!
何故だか関西弁で突っ込む。
そしてまたブツリと電源が落ちた。

う〜む。。。
これはちゃんと充電出来て無いのかしら。
またもや充電器に差し込むと、今度は充電中の画面表示が現れた。
とりあえず充電満タンにしてみるべ。

と、一夜明けた翌朝。
充電は満タンに出来上がっている。
気をよくして友人にメール。
数通やりとりした後、しばらくすると突然電源が落ちた!

はうううううううッ?!!!!
自分、何にも悪い事も変な電磁波も出してないのにぃ!!!
これは本当に焦った。
ネットでご機嫌を窺ってみたところ、
「代替機を壊した場合はその修理代を徴収」
なんてあたり前のように書いてある。

しかし!しかし!だ。
今回のように、見るからにボロボロの代替機を貸されて初めから壊れていなかったと、どう証明するんだ?!
ただでさえ自分の携帯修理代でアワアワしているのに、別途追加料金なんて考えたくもない!
ここは、どんな難癖つけられても初めから壊れてたを完全に貫き通す!
そう思ったら一刻も早くこの厄病代替機を手放したくてしょうがないので、翌日イソイソとお店に出かけて行った。

サングラスを装備し、自分なりの威嚇体制を整え、いろんな切り出し方を考えながらお店に入る。
代替機を貸し出したお姉さんは今日は休みらしい。
週末になるとそうしなければいけないのか、受付のお姉さんは皆手作りのようなソフトバンク父さんの犬顔お面を頭につけている。

「あ、可愛い」
一瞬頬が緩みそうになったが、違う、違う!
今日はクレーム状態でお店に乗り込んで来ているのだ!

早速犬被りお姉さんが対応する。
「あの、昨日お借りした代替機が壊れてるんですケド」
ここでお姉さんが「えぇえええええッ?!!!!壊したんですかぁ?!!!」
的な態度を取ろうもんならこっちも引かないでぇ!!!
と、小心者の癖に頑張ろうとすると出てくる偽関西弁で固唾を飲む。

「あ、大変申し訳ございません!ただ今、別の代替機お持ちしますね」
ぬ?
「あ、あぁ、はい。お願いします」
あんなに「ああ言われたら、こう言う」なんて対決シュミレーションしてきたのに、あっけなく別の、それも新品に近いような代替機が現れた。

さくさくとデータを移して「はい、こちらです。申し訳ありませんでした」なんてサラリと言われると、完全に肩透かしである。

そんなこんなで修理依頼をして5日程で完了したとの報告を受けた。
当初の予定通り¥17,850。
そして現在、以前のように活き活きと携帯は復活したのである。

今回の暗黒事件の教訓!
「ネットの情報は一部である!ネットで語られない事実は、その数百倍あると思え!」

どんだけぇえええッ!!!

先週、先々週と得体の知れない病に侵されていた。

自分の主治医である友人@クリニック勤務に言わせると風邪らしいのだが、その症状から見るに個人的には不治の病だと思っている。
まぁ、日頃健康を満喫している人間がちょっとした不具合にすぐひよって余命いくばくもない雰囲気を漂わせているだけなのだが。

その問題の症状と言うのが、心の闇に潜む願望から来たものなのか、性転換した訳でもないのに声がやや鼻つまりのガラガラ声になってしまったのだ。
しかも、そんなガラ声だとさぞかし喉が痛い痛いでしょう?!
と思いきや、全く痛くも痒くも無いのである。

そもそも、ほろ酔いでイングリッシュパブから帰宅した夜、なんだか喉がイガりそうな感じだったのでウガイをして就寝。
翌朝、ツバを飲み込むのが多少辛い感じの喉の痛み。
むむぅ。。。喉を痛めたかしら?
なんて過ごした翌日、喉の痛みはさっぱり消えた。
それと同時に透き通るような美声も消え、ややガラ声が登場!

これが低音ハスキーボイスなら「ちょっとイケテル!」なんて図に乗るのだが、
如何せんガラ声オカマボイス。
ちっとも行けてない。

しかし、人生の記憶を振り返ってみてもこんな声枯れ症状は1日経ったら元のさやに納まるてなものだったので気にせず過ごす。

そして翌日。
会社に着いて第一声「おはようございます!」の声が、驚く程野太いガラ声に変わった!!
は、はうッ?!
喉に痛みは全くない。
もしや!と思い熱を計るも平熱。
おやぁ???

そしてその週、決算最終月末と言う事もあり、あっちからもこっちからも問い合わせが入ってくる。
その都度、野太ガラ声に驚かれ「風邪ですか?」と聞かれるので「風邪らしき症状は喉以外どこにも無いんだよねぇ。。。」と同じ返答を繰り返す。

自分が酒焼け説を提唱すると、会社のレディーさんは「それか歌いすぎですよね」なんてノホホンな発言をしたが、カラオケは歌うよりタンバリンが好きなのでその説は却下。

そんなこんなで時間と共に悪化する声。
その状況を友人にメールすると、早速電話がかかって来て
「じゃあ、選挙最終日の辻元清美議員!」
なんて振ってくるので
「ありがとうございます。本日、最終日となりましたが皆様の清き一票、清き一票をお願いします!ありがとうございます!」
「次は、選挙最終日の田中真紀子議員!」
「えぇ〜ッ、本日はね、最終日と言う事でね、頑張ってね、参る次第でございますが」
「選挙最終日の土居たか子議員!」
「土井、たか子でございますッ!」
「うひゃひゃひゃッ!!!そっくり!全部似てる!」
友人の高笑い。。。。
そりゃそうだよ。。。。選挙最終日はどの立候補者も声枯らしてるんだから。。。

そんなイタ電に釣られてモノマネなんかしたり何かしたせいか、
ついに!!!
王子様から真実の愛を貰えなかった自分の声は泡と消え行くのであった。。。

まぁ、完全にガラ声を通り越して声が出てるんだかどうなんだかな状態に陥ってしまったのだが。

だからと言ってやっぱり喉は痛くない。
しかし夜になると咳が止まらなくなりゼェゼェ言い始める。
やはり熱が。。。ぴぴぴッ、平熱!。。なんだかなぁ。

かれこれ1週間声が朽ち果てた状態が続いたので、やはりここは、意を決して耳鼻咽喉科に行く事を決意!
主治医の友人から
「土曜日は午後から行くと別料金発生するから絶対午前中に行くんだよ!」
と、診療報酬計算の落とし穴について聞いていたので午前中、イソイソと病院に出かけた。

自分の前の小学校低学年男子が母親に連れられて診察室に入っていく。
と、次の瞬間!
「痛い!痛い!!やめて!!痛い、やめてぇえええ!!!」
の大絶叫!!
むむぅ。。。男の子のくせにぃ!!
ちょっと今時男尊女卑を高らかに思ってしまったが、喚く男子をやれやれ感で待つ。

「いやぁ!!!もう、やめてぇ!!!怖い!!痛い、痛いぃ!!!」
次第に大音量となり響き渡る。
「じっとしてなさい、動いたら危ないから!危ない!!」
と、痺れを切らしたドクターの声も段々大きくなってきた。

他人事のように思っていた自分も、あまりにも長い間泣き叫ぶので不安が広がる。
そういえば数年前に喉を痛めた時、ここのドクターに薬をぐりぐりぐりぃいいッ!と塗布されたなぁ。。。。
なんて、思い出さなくてもいい記憶が甦る。
自分に尻尾があれば、完全にお腹に張り付く程巻き上げて怯えている様を見透かされていただろう。

そうこうする間に我が診察タイム!
症状を伝え、熱も鼻水も皆無と親指を立てんばかりに伝える。
ドクターは喉を見て鎖骨に聴診器を当て一言、
「炎症だね」
あれよあれよと喉のエアー薬を数分やってお薬を出してもらって診察終了。

ちッ!さきの小僧のせいで午前中の体力全部使いやがったか?!
なんて捨て台詞を思いながらあっけなく終了した病院を後にする。

結局、薬を5日分出してもらい、それから5日目丁度に声が正常に戻った。
よ!流石抗生物質!
なんて憎まれ口を叩きながらも、ようやくレディーさん復帰の第一声を上げるのであった。

。。。何気にブログが久しぶり過ぎてガッツり書き散らかしてしまった

暗黒帝国到来 その2

さて、携帯崩壊と共に敢え無く携帯Web散策が開始された。

やはりどの機種を見てもお高い。
これ以上我が家から諭吉をお暇させたくない!
ここは諦めて修理に出す事を選択する事にした。

と言っても携帯修理にいくらかかるのか?!
というかそもそも修理で治るのか?!
色んな疑心暗鬼が走馬灯のように駆け巡る。

ネット上の民の声を窺うと
「水漏れ?が発生していると言われ、余計な修理までされてお金を取られた!」
なんてな本当かどうかは藪の中の話があったり、
「修理した後またすぐ壊れた!」
なんてな声も。。。。

調べれば調べる程縮み上がる。
しかしモジモジしたところで携帯の闇から開放される訳でもない。
ここは。。。。

翌日、会社帰りに電気屋さんの中に設置されている携帯ショップに歩み寄る。
繁華街にある携帯ショップよりも、こういう所の方が人も少ない!
という臭いを感じ取っていたのでご機嫌を伺ったら案の定人は誰もいない。

サクサクと修理カウンターに行き、お姉さんに暗黒携帯の説明。
お姉さんも電子機器に強いのかサクサクと対応している。
如何せん電源を入れてもバックライトが点かないので、その他の故障なんてのはその場で判断しようもない。

とりあえずお姉さんが修理代の説明を始める。
「まず、液晶接続等の内部修理だけだと¥17,850」
「もしその他外部修理が入ると¥35,700」
「水滴漏れ等の現象があり、部品全交換になった場合、最大¥5〜60,000」

イヤイヤ!!!
ミニマムの¥17,850はWebで調査済みだったので、
「とりあえずそれ以上かかるようなら機種変更を検討したい!」
そう熱くお姉さんに告げるとお姉さんは速やかに対応。
「では、内部修理だけで済むようですと確認無しで進めてもよろしいですね?」
その言葉に頷きながら、それ以上はご勘弁を!!!の潤んだ瞳で見つめてみた。
勿論、そんな瞳をしても何も起こらない。

テキパキと修理申込み作業を終えると、代替機なる同じシャープ機種を貸し出してくれた。
そう、そしてこの代替機が超〜ッ!!!!曲者なのであった!!!

三国志ゴクリ飲み大会

危険な飲み散らかしゲーム開催。

ぼんやり@自宅にて缶ビールをグビグビしょうとしたところ、
不意に友人が我が家に転がっていたトランプを取り出す。

そのトランプは、数年前に参加した
「三国志名所巡りクルージングツアー」
の中国にてお買い上げした三国志の盟友達が描かれたトランプである。

友人はパシパシと数回トランプをきってから半分程を自分に手渡す。
「いっせーのせ!」で出した数字が大きい方が勝ち!
で、負けた方が一口ゴクリ飲み!

なんてな簡単なルールを提案し、普通にまったり飲みたかった自分を差し置いて
「いっせーのせ!」
つられて一枚のカードを出す。
出だしから負けたのでゴクリ。
またまた掛け声につられてカードを出す、勝つ、負ける、負ける。。。

と数回対戦している内に、
「お?もしかして?!」
と、もうちょっとゲームを面白い方向にするルールに気付いた。
そしてこの気付きが地獄大会の始まりとなる。

「次から、出したカードで勝った方の数字分だけビールをゴクリ飲みしょう!」
まったりと飲もうと思っていた気持ちは遠い過去に置き去りになったまま、
遊び心に舞い上がり始め、過酷なルール提案までする自分。

「いっせーのせ!」

友人の前にジョーカーの次に強いと言われるキングが現れた。
そうなると自分が同等のキング、もしくはジョーカーじゃない限り、何を出しても一兵。
そして敢え無く敗戦。
で、当然飲むのは13口!

ひ、ひえぇえええええッツ!!!!

しかも1口はちゃんと「ゴクリ」と喉音が鳴らないとカウントされない。
これがどれだけキツイか!!
一気なんて危険な飲み方もあるが、それよりもゴクゴク音を立てて飲む事の方が完璧キツイ!
油断して音が鳴らないとカウントされないため、一生懸命音を立てる。

何よりキツイのは、キングに負けた13口の後に更にクイーンに負けて12口!
なんてな神の悪戯か悪魔の微笑み状況が巻き起こるのだ。

自分が提案した手前、暫くこの地獄大会を開催。
しかしよもやこの大会の盲点、10〜13の数字が出る確率が16回もある事に気付く。
そもそも6〜8口でも相当キツイのに。

で、ここで更にルール改定の申し出。
「勝った数字に対して、負けた数字分を引いた数をゴクリしよう!」
そう、こうする事によって相手がキングを出した場合でも、自分がクイーンを出していれば差引1ゴクリで済むという話。
しかも、キングに対してエースで負けると12ゴクリと言う、
超敗北感な状況も作り出せるというゲーム性が煌くルールが出来上がった。

かくして、この地獄の大会は夜も更ける程に盛り上がるのであった!!!
いや、実際はそのルール改定前の12ゴクリ連ちゃんなんてのでかなりのダメージをお互いに引きずっていた。

そもそも人の喉下をこんなに真剣に凝視する事ってこの大会くらいじゃないだろうか。

そんな我等にいつの日か普通にまったり飲む日は訪れるのか?!!!
ご期待あれ!

暗黒帝国到来 その1

携帯電話が反抗期になった。

数日前からスライドするとチカチカ!と接触不良感をかもし出していたのだが、
ついに真っ暗闇っ子になった。

それでもしばらくは、電源落としたりソロソロとスライドさせたりしたらご機嫌麗しく復活してくれたのだが、ついに!音声のみを残してストライキの開始である。

音声だけ生きていると言う事は、メールが届いたのが着信でわかる。
しかし画面が真っ暗闇っ子のため、誰から届いたのか何が書いてあるのやら。。。

ネットで症状を調べてみる。
どうやらこの状態を「ブラックアウト」と一部では呼ぶらしい。
こうなったら復活の呪文は一つも効かず、修理、もしくは買い替えを推奨している。

むむぅッ。。。。
とりあえず最近の携帯動向をチェック!
。。。。
。。。。
。。。
はうぅううううッ!!!!
お高いぃッ!!!!
酷いよぉ!!!!
何気にテレビより高いんでないのかい?!
てなくらい高級電化製品になっている!!

イヤイヤぁッ!!!
我が家にそんな気前のいい諭吉は一人もいないぃいいッ!

と、言う事でココは昔の機種の復活を。。。
そそくさと2つ前くらいの携帯を取り出す。
チップを入れ替えてONッ!
キラリ〜ンッ!!!
久しぶりとは思えない快調な出だし!

早速友人にメール。
スイィィイイイッ。。。。
メール送信アイコンと共にメールが送信された。

なんだ!使えるじゃぁん!!
はて?なんで機種変えたんだっけか?
しばし右斜め上を見上げた後、
ま、いっか!携帯使えるしぃッ!!!

なんて次の携帯がお買い上げ出来る日まで、一生懸命諭吉を滞在させようと心に誓った。

翌日。
フンフン得意気に会社でお勤めを済ませ、帰宅後、携帯電話のマナーモードを解除し、「そういえばどんな音楽入ってるんだっけ?」
と、気ままにデータフォルダーを操作して「再生!」

しぃいいいい〜んッ。。。

おや?「再生!」

しぃいいいい〜んッ。。。

はうぅううッ。。。思い出したぁ。。。
この携帯、メールや電話の送受信は出来るケド、音声機能がバイバイしちゃってたんだったぁ!!!
つまり電話かかってきたらバイブで分かるケド、通話しても相手の声も自分の声も全く聞こえない代物。

これはやはりどうにかせねば。。。
そう思い、再びインターネットの儚い旅に出かけるのであった。

小熊のキスマーク

久しぶりの書き散らかし大会。

山のような出来事がストックされているので小出しに書き散らかす。

さて、タイトルから見てわかるようにいつものようにすっ転んだ。
半期、いや四半期に一度は転んでる気がするので大した事故じゃないだろう。

えぇッ!!!だ、大丈夫ぅッ!!!
なんて心配のざわめきをされても、飲み散らかした帰りなので自業自得だ。

うろ覚えの状況を説明すると、陽気に飲み散らかした後、カラオケで踊りたいと自ら言い出し、付き合わされた友人が歌う間すこぶる快調にタンバリンで踊った。
まだまだ踊り足りないのを無理矢理友人に引き出され、渋々店を後にした第一歩!
まさかの道路と店の段差を踏み外したのだ!

その時の足元に道が無いふわっとした感覚は未だに覚えているが、とにかくバランスゼロカロリーによりステンッ!
いや、ビタン!と転んだ。

思い起こせば今年の初め、数軒先の居酒屋の螺旋階段から落ちた。
それから数ヶ月。
目と鼻の先でまたしても転んだ。

なんだろう。。。。
もう歩いて返れる地元射程距離内で飲み散らかしてる開放感なのか、現実逃避の転びたい症候群からなのか。

翌朝、「転んだなんて夢だったのかも?!」
なんて思う余地も無く右膝小僧に真っ青な小熊のキスマーク青痣!!!
自分の記憶が正しければ、この夜2回転んだ。
2回目がどんな状況だったのかは思い当たらないが、本人が自白してるので事実だろう。

この夏場において、消えない小熊のキスマークがワンピースの裾からチラチラするのであった。

流行に踊ってサッカーテレビ観戦

ワールドカップと言う4年に1度?のサッカー大会が始まっている。

と言って自分は熱狂的にサッカーを観る人ではない。
むしろ野球派だったりする。
その野球もルールが変わり、期間中に両リーグが対戦するようになってからは状況を把握してないため置いてけぼりになってしまい見ていない。
やはり両リーグ対決は最後の頂上決戦でいいのになぁ。。。

しかしスポーツ観戦は何かしら心をかき立てられる物があり、
気分により噛り付いて観戦。
昨夜も、たまたまテレビ散歩中に
「この後、いよいよアルゼンチンVSナイジェリア!」
という興奮気味のキャスターを見かけて「おや?アルゼンチン?」と言う数少ないサッカー知識に響いて見る事にした。

ちなみにサッカーファンじゃない自分でも、強豪チームとしてアルゼンチン、イタリア、スペイン、イングランド、フランス、ドイツ、なんて有名な国は知っている。
というか学生時代にサッカーを嗜み、サッカーファンの兄に熱狂的に説明されたからミニ知識がある程度で、既に世界の強豪チームは変化しているのやも。。。

いよいよ始まらんばかりの選手入場の映像に見覚えのある人物がクローズアップされる。
「はうッ?!マ、マラドーナッ?!!」
遅ればせながら、「神の手」で同じみのマラドーナが監督を務めている事を知る。
ほほぉ〜んッ。。。。
マラドーナの5人抜きは有名で、動画サイトにもアップされているしテレビで何度も放映されているのでとても素晴らしい選手だと言う事は知っている。

こいつは凄いなぁ。。。。
なんてボンヤリ見ていたら、結果幾度ともなくマラドーナがテレビに映し出される。
ボールがラインを割るたびにボールを自ら拾って選手に渡すシーン、シュートを外して頭を抱えるシーン、指を指して抗議のような形相になるシーン、どれも微笑ましい。
アナウンサーの「自分も出たいんじゃないでしょうかねぇ」なんてコメントに共感すら覚えた。
お茶目なマラドーナ。

そしてメッシ。
前回のドイツ大会の時に見ていたアルゼンチン戦で彗星のごとく現れたFW選手。
いや、サッカーファンにはお馴染みの有名選手だとは知っているが、サッカー素人の自分が始めて見たのはこの大会の時である。
最年少にて堂々と得点を決めた彼は、素人サッカー観戦者にも大きなインパクトを与えた。

今大会でもメッシを中心とした攻撃戦略になっているようで、攻撃中はほとんどメッシにボールを集めている。
攻撃パターンが素人の自分にも読めるのに、素晴らしいドリブルセンスとポジショニングにより幾度となくナイジェリアを攻め立てた。
その愛くるしい顔に似合わず抜群のバランス感覚でボールをさばくメッシ。
こういう技術がサッカーファンを魅了するんだろうなぁ。

そもそもサッカーは野蛮なスポーツと言われる程激しい。
スライディングタックルなんてプロテクターも何もしてない無防備な足に突っ込んで来るわけだし、ドリブルを止めるためにファールギリギリのところで足をかける。
ファールホイッスルがなるとリプレイシーンがスローで流れるが、それを見ただけでも縮みあがる程の激しさである。
これぞ男のスポーツ!!!
と言ってしまうと女子サッカーの方々に失礼だけど。。。

結局、フル試合を観戦。
アルゼンチンはユルユルとパスを上手く繋ぐが、ボンミスも多く危機的瞬間に冷や冷やした。
しかもナイジェリアがアフリカ屈指の強豪国で国際大会の優勝候補なんて知らなかった自分は「アルゼンチン圧勝!」なんて高を括っていたがイヤイヤ全然!
ナイジェリアのカウンター攻撃のスピードたるや!!
シュートの決定力にかけたナイジェリアが負けてしまったが、久しぶりにテレビに食い入り、時には「あ!」「やばい!」と深夜に声を荒げてしまった。てへッ

身体能力の違いか精神力の違いかアルゼンチン、ナイジェリア共に後半になってもスピードは落ちない。
The・タフ!
以前、日本選手の試合をJリーグだか何かのニュースでチラ見した事があるが、後半のスタミナ不足が常に言われていたように思う。
国民性なのか勝利に対する執着心も少ない。
応援する国民も「勝てればいいな」雰囲気がプンプンしている。
「こっちは一生懸命やってるんだ!!」
てのはどの国も同じで、「何故日本が勝てないのか?」をそろそろ真剣に考えて、
「何が何でもワールドカップで勝って来い!!」
と、日本代表を送り出したいものである。

欲求のために己でやるべき3つの事

最近、周りに貯金の方法を伝授している。

なぜかしら方々で
「貯金が出来なくて困ってるぅ。。。」
なんて話が自分に舞い込む。

とりあえず自分は貯金が上手い方なのでやり方を伝授する。
そうしてまた一人門下生となった。

そこで、貯金もそうなのだが、
「自分がしなければ絶対に手に入らない欲求!!」
ってのがあるなぁなんてボンヤリ思う。

大まかに言うと3つ。
一、貯金
一、勉強
一、ダイエット
この三大自己欲は、自分が怠慢したところで誰にも迷惑をかけず、且つ何の欲望も満たせない事柄だろう。

そもそも、この3つの共通点は他人は全く関係ない事である。
「あなたに旅行プレゼントするために貯金するわ!!」
なんて慈善だか偽善だかの決意を聞いた事はないが、恐らくその裏には一緒に行きたいという打算があるだろう。
結婚資金のための貯金は2人のためと言いながらも結局は自分の定性のためだったり。

勉強だって言ってみれば弱肉強食!
自分が勉強しなくて試験に落ちたところで他人は痛くも痒くもない。
子供に貢いだ親は悲しみを超えた憎しみで一杯になるかも知れないが、社会に出てからの知識不足は自分で補うしかないのだ。
自分が得たい何かがあるのならば、自分で勉強しないといけないし、
他人は人が勉強しようがしまいが関心がない。

で、ダイエット。
これこそ究極の自分でどうにかしなきゃならないグランプリ!
誰かがランニングしたからと言って自分の脂肪がバイバイする訳じゃない。
「痩せたい。。。ダイエットしなきゃ。。。」
女の子が挨拶のように口ずさんだところで、自分が何かをしなければ1ミリも脂肪は側を離れない。

なんてな「己主義!」的な妄想に浸る。
日本人が得意な「誰かがやってくれる精神」は、この3大自己欲には空を切るばかり。
目覚めよ己!

そろそろ貯金術でも執筆してみようかしら。。。
出版社に持ち込めば何かしらのブームに絡めたプロモーションでもかけてくれるかしら。
遠い目でウットリ作家大先生の自分を想像しつつ、支離滅裂のブログを後にするのであった。

炭水化物ぅの日

本日のお弁当。

画像に仕留めてないので、いつものボヤけたお弁当写真はない。
ざっくりメニューをお伝えすると、
・ヤキソバ
・ザーサイ炒飯
・マカロニサラダ
・ネギ巻きベーコン
・玉子焼き
・モヤシ&ブロッコリーサラダ
である。

目敏い人はお気づきかと思うが、炭水化物がガッツリ入っている。

前日に微妙に残ったご飯をどうするべか?と悩んでお弁当に入れる事を決意したのだが、それにしては量が少なすぎる。
により、急遽ヤキソバも追加してお腹を満たす作戦に躍り出た。

残りご飯を炒飯にしたものの、案の定3分の2のスペースが空いている。
そこに豚肉、人参、キャベツ、モヤシを投入したヤキソバを埋め込む。
ピッタリの量に思わずニンマリ。

続いておかずにサラダを。。。と思った矢先にふと「マカロニサラダ」の存在に気付く。
卵の消費期限が差し迫っていたため、前日にゆで卵にした物が3つあったのでこいつをタルタルソース風に仕上げて尚且つマカロニに絡めてサラダ化へと変貌させた。

焼き物、サラダ、とくれば煮物!
というか湯で物の一品としてブロッコリー&モヤシを茹でた。
おかず用のお弁当箱にマカロニサラダ、ブロッコリー&モヤシが叩きいれられる。
これだけではバラエティーに問題がある。

そこで長ネギにベーコンを巻いて焼いてみる。
フライパンの中で2個の長ネギベーコンを焼くのもなんだし。。。。
という節約エコ精神と彩りのために急遽玉子焼きを作る。

何気に自分で作る玉子焼きは大好きである。
玉子焼きと肉じゃがは自分のベストティストを極めたため、どんなに一流のシェフが作った玉子焼きだったとしても、やはり自分の作る玉子焼きが恋しい。
まぁ自分の好みに合わせて作ってるのだから当り前だが。

これ等のおかずを詰めるとギュウギュウ且つヘビーウェイトなお弁当が出来上がった。
そして気付く。。。あれ?ヤキソバ、ご飯、マカロニって。。。
はうぅうううッ。。。
The淡水化物!!!
イヤイヤ(涙

うろ覚えだが、淡水化物って一番太りやすい食べ物だったような。。。
それをあろう事かガッツリ入れ、全く食事バランスを考慮しないお弁当を作り上げた。

う〜む。。。最近、食事に関して魅力を失っている。。。
食べたい物をお弁当に作る!のがモットーだが、その食べたい物が思いつかない。
このままでは、いつものスモールイーターを発揮し、1日1食すればいい方なんてな事になりかねない!!

暫し右往左往。。。。右往左往。。。
あぁ。。。やはり明日のお弁当のメニューが思いつかない。
豚肉を使ってしまわねばならないし。。。
とりあえず肉じゃがにするか。。。しかしそうするとメインの料理がない。

むむぅ。。。。今週はまだ始まったばかり。
食べたいと心躍るものが無いからスーパーに行っても何のトキメキも感じない。
まずいなぁ。。。
かと言ってお刺身をお弁当箱に入れるなんて事はしないし。。。

とりあえず明日起きてから冷蔵庫と相談しよう!

てへへッ。

コーギーの抗議

夕方スーパーへと食材調達に向った。

長蛇の列に心折れながらもお買い上げして帰路についていると、数メートル先にコーギー犬が道路に伏せている。

ありゃコーギーちゃんたら、熱いからお腹冷やしてるのね!
なんて微笑ましく思いながら一歩一歩近づく。

微動だにしないコーギー。
手綱を引く主人ママ。
エコバックを担いで歩み寄る自分。

ふとコーギーが伏せながら見つめる視線の先を見る。
更に数メートル先にチラチラ振り返りながら歩くおじ様。

ほほぉ〜んッ。。。さては、おじ様はコーギー主人パパだな!
駅でも無いのにこんな道端のT字路でまさかのお別れになりコーギーと惑うの図と見た!

そう気付いて見ると、
一心にパパを見つめるコーギー。
何とか引き起こそうとする手綱ママ。
エコバックを担ぎ直す自分。
が見えてくる。

そして心で呟く
「これがまさしくコーギーの抗議!」
ぷぷっ。。。お粗末!

餃子after餃子

餃子喰らいたいぃッ!!!

の、一言で餃子の王将行きが決定する。
と言う事でイソイソと一駅前の餃子の王将に足を運んだ。

だがしかしぃ!!
いつからかわからないが、開店が18時30分からとなっている!

はうぅううううッ。。。
前は土日、祝日は12時30分からやってたのにぃ。。。

ただ今の時刻14時。
どう足掻いても餃子の王将に開店待ち3時間30分への道は遠い。

により、店を変えて餃子の「満州」に出向く。
こちらの餃子。。。皮が分厚くて餃子のタネの味も薄くてお好みではない。。
しかし餃子がどうしても食べたいのでしょうがない。
友人と2人で瓶ビールに餃子定食を平らげる。
昼からアルコールを口にする事程休日満喫、至福の時を感じることはない。

さて、お腹も満腹に満たされた所でしばしの寛ぎタイム。
およそ3時間。
どぉ〜しても餃子の王将が食べたい気持ちが治まらない。
アル中ならぬ王中か?!

と言う事で、友人を誘い再度の王将へ進む。
スモールイーターの自分にとって、中3時間の休憩で食事を再開するのは過酷な試練が予想される。
しかし餃子の王将の餃子を食べるためであれば、別腹に入れる用意もあるのだ。

到着すると店の前には2名ほど人がいる。
おや?。。。まさか?!
はうぅうううッ!!!!満員御礼ッ!!!
前からじょじょに満席になる店に育ってきていたが、ついにミニ行列が出来る王将へと変貌を遂げたのか?!

とりあえずどうしても王将餃子を食べる思いで出直してきたので並ぶ。
するとすかさず4名の団体が後ろに並んだ。
目頭を押さえながら「ようやく繁盛する店に。。。」とは思ったが、ブームに押された一過性の行列かも知れないので手放しでは喜ばない。

数分並んだところでいよいよ店に足を踏み入れる。
数年通っているのでおばちゃんにも「毎度どうも!」なんて声を掛けられチョッピリ得意顔。

少し迷ったあげくに瓶ビールと餃子定食を注文。
毎回山のように盛られるご飯が気になったが、餃子を食べる時は絶対にご飯も食べたい派なので量には目を瞑り注文したものの。。。。
やはりいざ目の前にガッツリ餃子2枚と山盛りご飯、スープが現れると一瞬たじろいだ。
というか、「ご飯少なめで」って一声掛ければ済む話だったのでは?!
なんて後悔と口にする程の事でもない気持ちが沸いた。

まぁしかし久しぶりの王将餃子。
いつもと変わらず憎いやつ!
おばちゃんのサジ加減により餃子がしっかり包まれてなくて口の部分が半開きの餃子。
しかし味に変わりなし!
日によって違う焼き加減も気にならない程この味に魅了されている。
お酢をたっぷりつけて召し上がり、食べきれない餃子達は友人のお腹へと消えた。

そんな大満足の餃子デーだった2週間前。
満を持して昨日、またしても餃子の王将に出向く。
今回は昼は営業していないのを心にちょっと遅めの夕飯時に足を運ぶ。
遠めから見る限り行列はいない。

「けッ!一過性かい!」
なんて蔑もうと入り口を見ると「The・満席!」
ぬおぉッ!やはり今日も皆さん餃子を召し上がってるのねぇ!
嬉しい気持ちと自分達から行列開始の状況に複雑になりながら入り口前で待機。
よくラーメン屋に並ぶ人の気持ちがわからないと豪語している自分だが、王将に並び初めてようやく彼等の気持ちがわかりかけてきたかも知れない。

そこに愛して止まない何かが待っているから。。。

醜態 百貨店を追い出されるの図

前回、ほろ酔い(日本酒1合×5本)で書き散らかしたブログ。

読み返すのも心が折れそうだったがチラ読み。
恐ろしく句読点の多さに恥ずかしさを超え微笑ましく感じる。
癖なのだ。
日本語文章の書き方を無視した癖なんだよぉおお!!!

さ、気を取り直して続きを。
悶絶グリンピースを終えお造りに鰆のお刺身を頬張る。
鰆は西京焼きなんてな焼きバージョンで食べることはあるが、お刺身は始めてである。
箸を進め勺を進め。。。。

続いて現れたのがウニしんじょう!
これも始めて食べるしんじょう!
蟹しんじょうや海老しんじょうは堪能したことがあるのだが、ウニは始めてだ。
そしてこいつが無茶苦茶美味しい!
もともとしんじょう等の魚の練り物は大好きである。
それに加えてウニである!

最近、ウニとの出会い運がすこぶる快調だ。
日本酒の好きなレディーさんの行き着けの居酒屋?に連れて行ってもらった時に出会った「ウニ飯」なるものも絶品だったし、今回のウニしんじょうも素敵。
こうなったら最終的に素もぐりの海女さんから取れたてのウニを浜焼きで食べる!を最終目標に掲げたい。

さて、刺身、煮物ときて焼き魚なんて進んだはずだが、まさかの記憶喪失!
う〜む。。。美味しい物を食べた記憶はあれど何を食べたのやら。。。
グリンピースとウニしんじょうのパンチが強すぎて合間が抜けている。
まぁ美味しい物を食べ散らかしたのは間違いないのだが。

料理と共に日本酒も進むものだから、お運びのお姉さんはちょっとびっくりだろう。
そもそも最初の日本酒を注文した後にメニューを下げられた。
しかしその下げられたメニューを再度呼び起こしあげく次から次へと料理と共に日本酒を変える。
素敵なお客に狂喜乱舞かも知れない。
大体、料理がお高いのは納得できるが日本酒が他所の店よりかなり高いのは腑に落ちないよなぁ。。。同じ地酒を出すのであればそこの相場は統一して欲しい。
例え出し方が違うとしても。。。

で、お食事に玉ねぎと何かの炊き込みご飯?が登場。
何故こんな曖昧な記憶になっているのかと言うと、あんまりお好みじゃなかったからだ。
美味しくないというのではなく、単純にどんな料理にしても玉ねぎの甘さが際立つ味は好きではないのだ!
辛い玉ねぎは大好きだが、火を通した瞬間!ヤツは恐ろしいほどの甘味をかもし出す!
もう、その甘味が苦手で苦手で。。。せっかくの他の食材の味をヤツの甘味が台無しにしていると自分は思っている。

そうこう言っても、今回のお食事は奢り。
友人の獲得したデパート商品券豪遊計画に便乗してお供した猿なので
「好きじゃないから食べない!」
なんてはしたない我がままは言わない。
黙々と食し更に2杯目をお替り。
大人な自分に酔いしれていたが、ホストである友人にはバレバレだった。
ちなみに「ホスト」と言うのは「もてなし役」と言う意味である!
。。。英語なのに日本語でややこしい意味にとらわれるので説明しておく。

で、最後にデザートがきてお食事終了。
なはずなのだが、日本酒大好き隊としては料理が済んでもお酒が進む。
「あれ?わざわざ高級感漂うお高いお店に来る事ないのでは?」
てなくらい、いつもの居酒屋ノリで日本酒ぐいぐい。
完全に間違い始めている。
いつもとは倍近くお値段が違うのに!

そうこうしていると店長らしき男性が歩み寄り
「そろそろ閉店のお時間でしてぇ。。。」
はうぅうッ!!!
キョロキョロと周りを見渡すと誰もいない。
居酒屋で看板を告げられ追い出されるのには慣れっこだが、まさかの百貨店での追い出し!

そうよね、そうよね!お客様は神様です精神のデパートでも閉店ってあるよね!
イソイソと身支度をしてエレベーターを下りる。
出口に向うとシャッターがユルユルと半分ほど下りている。
慌てて守衛さんが「あ、申し訳ございません!今すぐ開けますね!」
と、慌てて扉の鍵を開けシャッターを上に戻す。
はうぅうううッ!!!
お店だけじゃなく百貨店そのものがクローズしようとしていた。

申し訳ない気持ちで低姿勢に出て百貨店を滑り出る。
どんな時でもTPOをわきまえれない酔いどれ堕天使。
レディーさんの道はまだまだ遠いのであった。

百貨店 追い出されるの図

本日、なだ万にて会食。

友人が素敵な商品券がある!と、食事に誘ってくれたのでここぞとばかりに普段自腹で食べないシリーズを探した。
結果、冒頭の「なだ万」にて会席コースを予約し、コバンザメのごとくお供した。

有名料理店でぎくしゃく?!
なんて事はしない。
何故なら以前、会席料理屋さん等でアルバイトした事があるので店側からの場数は踏んでいるからである。

予約時間前から店、と言っても三越デパートに入っているお店なのだが、入店すると可愛らしいお姉さんが接客。
サクサクと席に歩み出て椅子を差し出して貰う。
むふぅ〜ッ!マダムなひと時。

出だしはビールで乾杯したものの、日本料理と言えば日本酒!
ここ数ヶ月、日本酒の美味しさを再確認した自分としては飲まずにはいられずすかさず注文。
すかさず現れた前菜の旬の食材達に舌鼓を打つ。
筍の磯辺焼きみたいなものとか鰆の南蛮漬けとかチマキのような鰻?の蒸し米等。

。。。グリンピースの練り物?のような豆腐のようなものもあったのだが、
自分にとって、唯一!絶対嫌いな食べ物として心を鷲掴んで話さないグリンピースが主役とあって遠い目をしてみる。
してみた所でヤツがいなくなる訳もない。
とりあえず半分に割ってみる。
食べず嫌いも何なので一口で頬張る。。。はうぅぅぅッ。。。。
やはり苦手だ。

よく、グリンピースが嫌いだと言うと、
「あの触感ねぇ!」
なんんて言う輩もいるが、触感もさることながら味もアウトだと今回改めて心に刻む。

とりあえず残りの半分をお連れ様が平らげると言う神の声を弾き出したので、料亭?にてマナー違反と知りながらも相手に差し出した。

ほろ酔いのため、続きは次回!

レシピってたまに大事

先日、テレビの料理番組でみた料理を早速作ってみることにした。

テレビ番組の名前は忘れたが、「アボガドハンバーググラタン」なるものである。
しかし、口を酸っぱくして言うが我が家にはオーブンレンジが無い。
そしてグラタンをフライパンを駆使して作る高度な技術も無いので、ここはアボガドハンバーグのみを創作することにする。

さて、材料や分量を確認してみると
アボガド・ひき肉・玉ねぎ・塩コショウ・醤油
と、ハンバーグ部分は至ってシンプル。

ふむぅ。。。
冷蔵庫の中を見ると野菜が今か今かと消費期限を待っている。
どうせなら!
ここでレシピにない更なる具材、椎茸・人参を追加。

全てを微塵に切り捨て合流させて混ぜ混ぜ。
ちなみに、ハンバーグをビニール袋に入れて混ぜると手が汚れないと言ってアイデアとして紹介する料理番組もあるが、何かしら衛生的にあまり綺麗じゃないような気がして自分はちゃんとボールで混ぜる。

友人にこの話をすると、
「そうだよね!ハンバーグはやっぱり手だよね!」
なんて同意を求めてきたが、自分は手が汚れるのも嫌なので
「いや、スプーンで混ぜているよ。」
と、浮き足立った友人の足元をすくって見事に心を折った。

さて、いざ料理を始めたもののアボガド半分に対しひき肉200グラムにも関わらず、何を思ったか
「アボガド。。。半分だけ残すのも何だしぃ。。。」
と全部入れる暴挙に躍り出た。
勿論ひき肉の分量はそのままに。

全てを混ぜ合わせ手順通りにアボガドの皮に入れフライパンに叩きつける。
アボガドは森のバターと呼ばれるくらい油分が多いので油は一切いらないらしい。

料理時間20分と手順に書いてあったが、アボガドの皮に入れているため底の部分が焼けているのか判断がつかない。
そもそもこれはグラタンとして後にオーブンで仕上げる仕様になっている。
と言う事は普通のハンバーグとして蓋して蒸した方が良いのかも?!
早速落し蓋的なガラスの鍋蓋を乗せる。

待つこと数分。
どうしても焼けているのかわからない。
手順では両面を焼き上げたらアボガドの皮はバイバイしてよい事になっているので、そろそろ満を辞して皮を取ってみる。

。。。マドレーヌみたいなアーモンド型した憎いヤツ。
焼けてるのかなぁとちょっとスプーンで押してみる。
ふにゃぁ〜。。。
はうぅッ!!!!
生煮え?!20分料理をむしろ30分以上かけて焼いているのに?!!

そうこうしているとアーモンドの下部分ばかりに熱がかかり、このままでは焦げてしまう!
よし!っと裏返そうとさい箸を使ってエイッ!!

バラバラバラバラぁ。。。。。

ノォ〜ウッ!!!!
形あるものはいつかは壊れると昔の人は良く言ったものである。
裏返る所か爆破後の燃え屑のようにフライパンに広がるアボガド、ひき肉、その他の具材達。

この時もまだ肉が生焼け状態だと信じて疑わない純粋な自分。
散らばった具材をかき集め元のアーモンド形に戻す。
我ながら器用に元の形になった事でちょっぴり得意気。

更に10分経過。。。
相変わらず無理矢理アーモンド形にしたアボガドハンバーグは仲良く繋ぎあってくれない。
そもそも、アボガドが繋ぎの役目をするから卵も入らないはずなのに。。。

ま、まさかッ!!!!
ここでようやくオットリさんな自分に気付く。
そうか!その繋ぎである森のバターアボガドさんを分量の2倍に入れてしまったがために、繋ぐどころかユルユルと仲間達を引き離してしまったのか!

多分、多分そういう事だろう。
そうして生焼けどころかじっくり時間を掛けてソフトに炒めあがった
「アボガドとひき肉炒め」
が完成した。

。。。アボガドとひき肉炒めなら10分もあれば出来るっつうの!!

しかし完成したアボガドとひき肉炒めはとても美味!
翌日にはピーマンに詰めて「ピーマンのアボガドひき肉詰め」が完成したのであった。

歩幅

いつものように通勤電車に乗るべく階段を上る。

ふと見上げると老夫婦が前を上っている。
そのおじ様の方が一段飛ばしで階段を歩く。

「この微妙な歩幅が合わないんだよなぁ。。」

なんておば様に向って話しながら上る。

わかるぅッ!!!!

何気に自分も一段飛ばしで階段を上る。
ヒールのある靴を履いている場合でも階段の縁につま先をつける感じで一段飛ばす。
ちゃんと一段一段踏みしめると足腰が異様にもったりする。

前々からなんだかなぁ。。。と思っていたが、
そうか!歩幅が合わないんだ!
全体行進で前の人がモタモタすると前に行きたいのに行けずに足絡まる状態だな。

そんなほのぼの光景を横目にワシワシと一段飛ばしで老夫婦を抜かしてみるのであった。

はうぅ。。。春眠暁を覚えず状態でいつも眠い。。。
素敵なことに今年も花粉の魔の手から逃れ花粉症の薬漬けにならずにすんでいるにも関わらず眠い。

冬は寒さのあまり半冬眠状態なのでいつも眠いが春も眠い。
こう考えると一年の半分以上ぼんやりしているような気がする。
むむぅ。。。今年は色々と気合を入れねばならないのだが。。。

気付かぬうちに。。。

気付いたら3月ももう中旬。

よくよく調べたら今月のブログ更新がまだ4回!
きゃああああッ!!!

書きたい事も日々の妄想もたっぷりあるのに。。。
そもそも妄想がブログに書き出される前に次の妄想へと、溢れんばかりの己のインに向うベクトルが、最近加速度を増して収拾つかない疑惑も浮上する程輝いているのに。

いや、ぼんやりしているようで忙しいのだ!
何故なら忙しいのだ!!!

。。。とは言え、ある時は観劇したり、まだ下書きでうつつを抜かしているネズミさんのテーマパークに行ってみたり、銀座で飲み散らかしたりしている。
そうやって発散させなきゃ何かがいるのさ!

何を隠そう、ついに今年の我がナチュアデアエルデ決算を、己の手で仕留めようと奮闘しているからなのだ!
まぁ金融絡みの投資をしている訳でもなく、海外取引をしているが今までの経験でカバー出来るし、何て考えてたら
「?!今年は自分で申告してみるかい?!」
なんて粋がってみたのでこの1ヶ月の忙しさである。

と言っても申告書のたたきは完成していて、e-taxなる電子申告について調査していたりしたのがとても足を引っ張った。

最近まで税理士事務所や会計事務所でしか法人の確定申告は出来ないと勝手に思いこんでいたのだが、ふと調査すると
「ありゃ?一般人でも出来るじゃん!」
と開眼してしまったのである。

しかし何だかなぁ。。。。
お役所がらみの情報って、わざとかと思えるくらい難しい言葉を使って遠回りに説明しているようにしか思えない。
彼等なりの「親切丁寧に!」かも知れないが、じっくり熟読して。。。なんてな事をほとんどの経営者はしないだろう。
なので簡単な決算申告でも専門家に任せているんだな。

まぁ、そんなこんなでe-taxの電子証明書を取得するのにまだ手続きが必要だと知った昨夜、ついに今年の申告はe-taxでする事を諦めた。
日数はまだあるとは言え、もう申告してしまいたい!

今週末の3連休で全てを整えて週明け税務署に叩きつけに!
。。。何故今自分をけし掛けたのかわからないが。。。
とりあえずこの戦が済んだら楽しい妄想暴走ブログを。

親指牛

指を挟んだ。

先週、日曜大工ならず土曜大工でパイプ式の棚を組み立てていた。
何を思ったか真っ先に足先のゴロゴロからつけてしまい、後の作業を自ら手間取る状態に仕立て上げる。

たまに不器用だが、元々は棚でも電化製品でも自分で組み立てられるやれば出来る子なのでスイスイと作りあげていた矢先、
はうぅッ!!!
左手親指をパイプのつなぎ目とストッパーのプラスチックの間に挟み込んだ。

そもそもその作業は、棚を一段一段パイプに通しお好みの高さでストッパーを付けてしっかり固めるようにガンガン上から圧力をかけるもの。
冒頭でお披露目した通り、上からガンガンするには足のゴロゴロがかなりな勢いで足でまとう。
とりあえずゴロゴロしないように注意しながら上から体重をかける。
しかし上手くはまらない。
う〜む。。。さすれば!
両手でパイプをしっかり握り締め「えぇいッ!!!」と、出初式ばりにお腹でパイプに乗り上げた瞬間!
ツルンッ!
あうぅうううううッ!!!!
左手滑ってストッパーに乗り上げた上からパイプどぉ〜んッ!!!
Put on weightならぬWeight on hand!
(ちなみにPut on weightは体重が増えるとか太ったとかそんな時によく使われる)

痛みは一瞬だったが、挟み込んだ親指に目をやると見る見る血に染まっていく。
いやぁあああッ!!!皮膚って凄いぃいいいッ!!!
ん?!
血は一滴も流れる事はなく皮膚の中に溜まっていく。
これが所謂「血豆」誕生秘話なのだろう。

暫し動向を見守る。
静脈をやってしまったのか血は勢いよく流れ込んでいる。
ようやく溜まり終えたのか縦1センチ、横8ミリくらいのプックリとした血豆が出来上がった。
眺める。。。眺める。。。眺める。。。
ほくろのような血豆。

これをどうしたものかと友人に相談したりネットで調べると、針で刺して血抜きをしつつ消毒で見守る説と、そのまま放置して自然治癒説が浮上。
あまりにも目立つ場所に血豆が誕生したため、はじめは地抜きを考えたが肝心の消毒がない。
無理強いしてバイキン入って悪化させる事もないかぁ。
と、言う事で放置することに決定。

それから1週間。
プックリ血豆はドス黒い塊に変わった。
サスペンスでよく見る犯行現場の血は赤々としているが、日がたつと血ってドス黒いんだよなぁ。。。なんて改めて思う。
黒い塊となった血豆をじっと見つめていると、何だか牛柄に見えてきた。
おぉ!自分は牡牛座だし、ついに体が牛へと進化し始めたのか!
飛んだ妄想を繰り出し始めると楽しくなってきた。

うぅ〜しっ!うぅ〜しッ!
しばし舞い踊った後、黒い塊がつぶらな瞳に見えてきた。
早速指人形のように吹き替えを入れながら親指を動かす。
蛇かなぁ。。。
クネクネ動かしながら様子を探る。
お?!
ちょっぴり親指を曲げて斜に構えるとニヒルなパンダに見えてきた。

ネット情報によると完治まで1ヶ月くらい。
黒い塊の後はカサブタのようにポロリと取れるらしい。
余命1ヶ月。
遊びは尽きないのであった。

フィギュアぁ女子

素敵なオリンピック女子フィギュアの戦いが終わった。

当日、ワンセグで無音のライブ中継を見ながらランチ食べつつの応援。
丁度キムヨナ選手の演技から見始めたのだが、ただただ素晴らしすぎて魅入るばかり。
「妥当真央ちゃん!」
と、ジャンプに力を入れていた昔のヨナたんが、全ての演技をパーフェクトにすべくリスクの大きいジャンプを控え、全ての項目を完璧に仕上げた。

ヨナたんの演技が終わった後、完璧に真央たんの金メダルは消えた。
どれだけ真央たんがパーフェクトの演技をしたところで、ヨナたんの加点とSPの点差には追いつかないからだ。

初めてヨナたんは演技終了後に涙を見せた。
本当に素晴らしい演技で素敵な涙だった。

そんな感動覚めやらぬうちに我等が真央たん!
ヨナたんの点数前にチラリと映った真央たんは表情も硬く、集中しようと一生懸命だったように見えた。
実際、嫌でも聞こえてくる大歓声。
そんな中滑り始めた真央たんの堂々たる演技!
これまた一瞬にして真央たん空気に変えたトリプルアクセルも決まり、高まっていく集中力に感動と共に尊敬が生まれる。

日本中の大多数の人々が真央たんの金メダルを期待し、直前のヨナたんのハイレベルなパーフェクト演技後からのスタート。
相当なプレッシャーだったろうし、自分の精神力を最高に高めなければ自分自身の弱さに負けてしまうという、並のハートでは押し潰されてしまう状況であの演技である。
中盤の溝にはまって1回転になってしまうジャンプ等、悔しい演技はあったものの4分間の間に人々を魅了し勇気を貰うことがあっただろうか。
そんな熱い気持ちになり、演技終了時の真央たんの表情を見て貰い泣きしそうになった。(会社では泣かなかったが、家でテレビ放送を見て何度も泣いた)

今回のハイレベルなオリンピックでの銀メダルは本当に凄い事だ。
ヨナたんに勝てなかったのは悔しい気持ちもあるが、最高の演技を見せたヨナたんが今回の金メダルである事は間違いないだろう。

大会が終わり、コーチであるタラソワコーチ改めタラちゃん(友人と自分だけで呼び合っているニックネーム)の批評なんてのも聞こえてくる。
構成が難しかったとか、曲の選曲が古いだとか。。。
う〜ん。。。
確かに昨年度の仮面舞踏会でオリンピックに出て欲しかった気持ちはあるが、鐘も真央たんなりに表現したのでは無いかと思う。
もう1年鐘を滑ると更に重厚な演技になるかとは思うので時間が足りなかった、そんな気がする。

さて、そんな我等がタラちゃん。
以前からずっと友人に「グーニーズに出てくる悪党一味のゴッドマザーに似てる!」と言ってきたので、何気に気になる存在になっていた。
で、ふとタラちゃんって、漫画「ガラスの仮面」に出てくる「月影先生」みたいでもあるなぁなんて思い立ち、じゃあ真央たんが「マヤ」で、ヨナたんが「あゆみさん」。
はうッ!!!
なんかわかんないケド、しっくりきた!
「ガラスの仮面」じゃなく「氷の仮面」!
そんな感じで妄想していると、何となく漫画ガラスの仮面を読みたくなった。
。。。まだ続いてるのかしら。。。

ファッションとは?

友人が電車ホームで見かけたレディさんの話。

友人も自分も別々の行動をしてたが、たまたま電車移動中だったのでメールによる人間ウォッチング情報が配信された。

読んでみると、ホームで電車待て中にふと気付くと、フリフリ、フワフワのとっても可愛いピンキーなメイド服のレディさんがいた。
良く見ると失礼ながら予想を遥かに上回る年齢のレディーさん。
そのレディーさんは執拗に窓ガラスに映る自分を見つめていた。

さてここで、
「服装なんて本人の自由だ!好きな服を着る!年齢制限なんて無い!」
と思うのか、
「。。。いくら何でも似合う、似合わないってのが。。。」
と思うのか?!

なんてな話題メールをしていてふと思ったのだが、
人が洋服を買う時、自分に似合う服を買うのか、自分が好きな服を買うのか?
人それぞれと言ってしまえば終わりだが、気になる妄想アイテムを見つけたので考えてみる。

例えば、自分はいくつになってもミニスカートやショートパンツを履くのは気にならない。
ロンドンやニュージーランドに滞在中、40代、50代の女性が素敵なミニのワンピースを着ているのを見て素敵だなぁと思ったし、周りも「年甲斐も無く!」なんて目で見る人はいない。
これは日本とちょっと違うなぁと感じた部分でもある。

一概には言えないが、日本の男性は「年甲斐も無く」や「はしたない」、「いい年して」という感情を持つ傾向にあるような気がする。
若い女性が好きなのは世界共通とは思うが、世間体を気にするのが特色なのかなぁ。

だからと言って、今目の前にタータンチェックのミニのバーバーリーブルーレーベルを履いている60代を見かけたら。。。
う〜む。。。自分でもわからないが似合っていれば良いが、そうじゃなかった場合、やはり友人のようにメールで人間ウォッチングメールをしてしまうだろう。。。

全く知らない他人の動向につべこべ思う筋合いでも無いのに、つべこべ思いたくなる。
人間とは愚かで自分勝手な生き物。
またしても妄想の結論が人間の動物的心理に落ち着いて終わるのであった。

フィギュアぁぁ その2

チャップリン織田選手の登場である。

。。。しかし彼も4回転を回避。
う〜ん。。。傍観者の自分としては4回転にこだわる事は無いのだが、4回転に思いを抱いて挑んでいくその男達の勇姿に心を奪われる。
スポーツでも仕事でも芸術でも何にでも言えるが、当事者の思いが強い程その思いが周りで見守る人々にも熱い何かを伝えるのだと思う。
人間も知能の優れた動物だという証だろう。

さて、そんな織田選手。
彼の心にメダル奪取があったのか無かったのか、一つ一つの演技でポイントを取ろうと思ったのか気持ちが何も伝わって来なかった。
ワンセグで無音の演技を見ていたというのは理由にはならない。
同じ状況で見た高橋選手の演技は、感動して思わず会社で泣いてしまうところだったからだ。

同じ事が実は女子の安藤選手にも言える。
。。。。モロゾフコーチの指導のせいかなぁ。。。
無機質の人形が滑っているようで選手各々の気持ちが全く感じられない。
上手く滑ってポイント取ればいい!
そうやって個性が無くなっていくような。。。
人の感情は点数で量れないんだけどなぁ。。。

という事で織田選手の後はランビエール!
きゃ!またまたイケメン!
何気に髪をオールバックにしてる時は興味も無かったのだが(失礼な発言)、髪を下ろすと何かがキュン!とした。
銀板に立つ姿はディズニーに出てくる王子様!
その素敵なお城で一緒にダンスを!!!
ステップすら踏んだことがない自分は華麗に舞うランビエールに釘付け。
4回転、手を付いてしまったものの素敵な演技!

ほんわかと頬を染めながら炒飯を食べていると、我等が高橋選手登場!!
ふんが、ふんが!!!
鼻息を荒くしながらパソコンに立てかけているワンセグに顔を近づける。
食べかけの炒飯はフォークの上に乗ったまま。
いざ、最初の4回転!!!!
きゃあぁあッ!!!
惜しくも転倒!
「はうッ!」
思わず息を呑む声が響き渡る。
我に返り恥ずかしを隠蔽するかのようにフォークに乗った炒飯を口に運ぶ。

最初の転倒はあったものの見事にたて直し生き生きと滑りあげる高橋選手!
はうぅう〜ん。。。。キュンキュン!
もう感動やら「頑張って!」という気持ちやらで夢中である。
滑り終わった後は一種のトランス状態に陥り危うく泣きそうになった。

いいねぇ〜ッ。。。スポーツって!
自分も青春時代を部活動で過ごした手前、勝つために一生懸命やる気持ちはわかる!
そしてたとえ負けたとしても負け惜しみや恨み節なんて気持ちは全く残らず、一つの爽快感が湧いてくる。
勿論悔しい気持ちはあるが。

たまにふとマラソンなんてものをしてみたくなる事がある。
フィットネスの走りではなく競技としてのマラソンだ。
マラソンは本当に自分との戦いで、距離が長い程色んなことを考える。
そして走り終えた先のランナーズハイ!
校内のマラソン大会や駅伝大会でしか走ってはいないが、あの感覚は覚えている。
ランナーズハイは走った者にしかわからないが、達成感というより
「生きているって素晴らしい!!!」
てな感じの雄大な気持ちになれる。

ありがとうオリンピック!
ありがとうスポーツ!
感動のまま一先ずゴロリと床に寝転ぶのであった。

。。。触発されて運動しろよ!

フィギュアぁ その1

オリンピックが始まって早1週間?

ようやく待ちに待ったフィギュアスケートが行われ、昨日、日本男子の大活躍のもと競技が終わった。

今回は開催国カナダとの時差により日本時刻で正午の開始。
当日浮き足立った自分としてはどのようなスケジュールでライブ中継に参戦しようかと頭を悩ます。
新聞に滑走順から大よその放映時間があり、嬉しい事に高橋選手が13時過ぎの滑走!
こ、これならッ!!!!
心が逸る。

しかし小塚選手(通称コッチィ ※勝手に自分と友人の間で付けた呼び名)とジュベール(通称ジュべ様 ※韓流ヨン様にあやかった、またしても友人と付けた呼び名)は12時台でどうも見れない様子。
ジュべ様。。。SPも見れてないがよろしくない結果に。。。
前日放送されていたジュべ様特集の番組で4回転ジャンプをハイパースロー映像で分析していたが、あのせいで頭でっかちになったのでは?!
と、勝手に思っている。

さて当日。
12時を過ぎた辺りからソワソワし始める。
本日、いやオリンピックのフィギュア競技中に限り、仕事に8割の情熱しか注げなくても認めるとす!
当然業務内容はファイリング等の軽作業でお茶を濁す。
ここで重要な書類作成しようものなら応援も仕事もどちらも中途半端な残念なレディーさんとなる。

もう間もなく13時となる頃、銀行へと飛び出した。
サクサク歩きながら、すかさず携帯を取り出しワンセグをオン!
おぉ!パトリック・チャン!!
とりあえずマナーモードにしているので無音の中、オペラ座の怪人を演技するチャン。
その下に、「1位小塚」の文字。
ん?んんん??んんんん????
何?!この文字何?!!!
とりあえずキョロキョロと辺りを見回す。
人間の悲しい性質なのか、周りの環境全てが自分と共鳴していると思い疑問は皆で共有している、そんな錯覚に陥る。
もしもこの時、道端で自分と目が合う人間がいたならば、可哀想なターゲットとして質問攻めにあっていただろう。

幸か不幸か誰とも目は合わず、むしろ行き交う人々も携帯を見ている。
それがメールなのかワンセグなのかはわからないが、再び画面に戻ると相変わらず滑っているチャンには目もくれず、「1位小塚」の文字だけを眺める。
むむむぅ。。。コッチィは見逃したが、完璧に滑ったのか?4回転か?
謎が謎を呼び憶測と妄想が暴走。

とりあえず後で会社に戻ったらネットニュースでも見るべ。
気を取り直して外出業務を終え、素敵なランチタイム。
しかし本日は1週間の最終日。
冷蔵庫の残り物がお弁当になりがちな日である。
作っておきながら何だが、2種類のおかずしか準備出来ず、しかも野菜炒めと肉じゃがという豚肉かぶり弁当だ。
プラス海老炒飯にしているが、サラダ的な箸休めがいない。

ちょっぴり残念なお弁当を前にワンセグ準備!
丁度ライサチェックの黒が舞い始めている。
う〜ん。。。。小さい携帯画面でもライサチェックでかいなぁ。
そつなくこなされる演技。
最近のフィギュアの点取り演技ってとこかしら。。。

今回のライサチェックの金メダルに賛否両論が世界中で起こっているようだが、自分もあんまりライサチェックの演技は好きではない。
4回転を跳ばないからと言うのが理由だけでは無いが、上手いとは思う事があっても感動が全く無いのだ。
素人にありがちな「顔が好みじゃない」ってのも彼の減点評価に繋がってたりするが。。。。きゃ

そして続く織田選手!
またしても長い文になったので続きはその2へ。。。。

誘便局

いつもお世話になっている郵便局。

顔なじみになってきている中に、1人だけ「こんにちわ」と声をかけてくる男性局員がいる。
そしてこの男性、何気に自分に気があるのでは?!
と、勝手に妄想こじ付けが膨らんでいる。

毎回、こちらもシャイなもので、あまり視線を合わさず手元の書類を出しながら受付してもらうのが常なのだが、先日、窓口にて通帳記帳と両替を同時にお願いしてしばし待機していた日の事。

ちなみに仕事で郵便局を使っている方はご存知だろうが、郵便局の通帳記帳というものは、1日に50件を超えると「合算」という合計額と件数のみの記帳しかしてくれない。
つまり誰からいくらの入金という内訳が全く表記されないのだ。
内訳分は後日郵送にて明細が送られてくるが、数日を要するため仕事上とても都合が悪い。
もちろんWebから明細確認は出来る。
しかし取り急ぎ合算分を窓口でお願いすると打ち出してくれるので利用する事が多いのだ。

さて、最近ようやく使いこなせるようになったワンセグでニュースなんて見ながら待機していると、局員さんの呼び声。
ワラワラとワンセグを閉じ、窓口に向う。
「こちらが合算の内訳書になります」
プリント1枚を受け取りクリアファイルに片付ける。
「。。。。。?」
しばし見詰め合う二人。
局員さんは自分が去るのを待てしながら「ありがとうございました」を言おうと構えている様子。

「あ、あの。。。両替。。。」
そう、合算打ち出しもお願いしていたが、それと同時に両替のお金を4万円も渡しているのに、一向に出てくる様子が無い。
「あう!あぁ!さ、最初に処理していたから。。。」
なんて言い訳を大きな独り言のように呟きながら取り乱し、出し忘れた両替のお金をスルリと差し出した。

ここで局員さん真っ赤。いや、こちらの妄想で真っ赤に違いなく見えた。
銀行員や郵便局員はお金を取り扱う機会が多い事から、滅多に業務を忘れる事は無いと思っていた自分にとって、結構衝撃的なド忘れ行為!
そこですぐさま
「?!もしや、この局員さん!自分のレディーさん対応に魅了されてうっかりしたのでは?!」
。。。悲しい思いあがりである。
まぁ本気で思わないが、ちょっと違った日常を妄想するのも楽しい時もある。
そんな勝手な思い込みをしながら意気揚々とその日は帰社。

そして昨日。
何回かに1度、片思い局員さん(妄想ながら失礼な上から目線の即席ニックネーム)の窓口対応に出会うその日である。

今回も両替と打ち出しをお願いして待機。
しかし自分は何を思ったか、両替のお願いの仕方を勘違いして両替分のお金以上を出しお釣りが出るという変な依頼をしてしまった。
(千円札30枚、100円50枚、10円50枚、合計3万5千500円に対し、4万円提出)
「これお釣りが出ますケド。。。」
なんて微笑ましい二人(しつこいようだが、自分の妄想ワールドの中で)。
「じゃあお釣りと両替分は別にお出ししますね!」
なんて彼(あぁ、ついに彼扱いの妄想ワールド)の提案で一先ず待て席に移動。

いよいよ作業を終えたので窓口に勇みよりご依頼のブツを引き取る。
当初の予定通り、受け皿別にお釣りと両替のお金が差し出される。
片思い局員さんは以前の名誉挽回ばりに
「一先ずこちらがお釣りで、こちらが両替分です」
なんて分かりやすいように説明。
そして次の瞬間!
「あ、じゃあ入れますね!」
うほ?!
銀行でも郵便局でもいまだかつてない対応、
「秘儀!局員さん自ら封筒に片付けるの巻!」行為に躍り出た!
大抵、こちらも枚数確認とかするので白い目を気にせず窓口で確認しながらモタモタするのだが、片思い局員さんはスルスルと封筒2つに入れ、再び笑顔で受け皿に乗せて差し出した。
「あ、ありがとうございます。。。」
目をそらしながらお礼を言う。
何だかこちらが彼に気がある青春の甘酸っぱい恋のような気分である。

業務を超えた親切にすっかり気を良くしながら、更なる妄想エピソードに乱舞。
まぁ全てルーチン業務に飽きないように自分なりのエッセンスを入れる妄想遊びなのだが。
しばらくは「彼は自分に気があるはず妄想!」
で遊ぼうと思っているのであった。

長靴を履いたサル

関東地方の積雪。

一昨日お昼から雪到来!
の天気予報を聞きながらも、出かけに見上げた空は遠くの方で鮮やかな青を描いていた。
ここで、いつもは信じて疑わない天気予報を、何を思ったか
「天気予報って外れる事あるんだよねぇ」
なんて手にした折り畳み傘を玄関に置き去りにした。
当然、この事が後々に淡いジャブとなって効いてくる。

雲行きは昼過ぎに怪しくなり、流石国家資格の天気予報士!
がっつり的中した空模様は雪、いや帰る頃には軽く吹雪いていた。

とりあえずを疑って着て来たダウンコートのフードを被り、ビジネスバッグを小脇に抱えながら急ぎ足で雪の中へと飛び込んだ。

雨とは違い、雪は掃えるのでバッグに積もる雪を掻き分け無事に帰宅。
お洒落フードと思われがちなコートのフードも活躍し、濡れ鼠は免れた。

そんな翌日、窓の外には真っ白な雪。
出かける時には銀色の世界!とはいかず、既に車や人が通り過ぎた道はややビシャビシャ。
こうなると、以前お買い上げしていた長靴が大活躍である。
ちなみに自分のは、数年前から圧倒的な品数が出たお洒落レインブーツではない。
それ以前に必要にかられて手に入れた、The長靴。
ちょっとだけ当時の中ではお洒落だった所をあえて言うと、ショートブーツで淡いパープルに花柄的な模様という所だろうか。

会社で履き替える靴を持ち、いそいそと長靴で出かける。
耳にはモコモコ耳あて。
道路の至るところで雪かきをしているおじ様、おば様。
ありがとう!と思いながらも、あえてビシャビシャした所や、まだ前人未到のパウダースノーな脇を「イエス!」なんて心を躍らせながら長靴で歩いた。

さて、そのまま事なきをえるかと思いきや、いざ会社の最寄り駅に降り立つとそこは一面の銀世界、遠くでキタキツネが。。。な情景は一切なし!
は、はうぅうううううッ。。。。
なんなの?なんなの?
この、一滴も雪ありません状態は?!

毎回、たまに都内に雪が積もると起こる「都心、雪ありません!」現象。
なんだかなぁ。。。
一応、我が家も23区内なんだけど。。。
まぁ友人宅から家に帰る時は「村に帰る」なんて愛を込めて言っているが。。。

と言う事で、都心の大通りに、長靴を履きモコモコ耳あてをしたサルが信号待ちをする事になる。
恥ずかしさは無いが、雪も水溜りも無い道を寂しく長靴の足音が響く。
「また、村に戻ると雪が残ってるんだろうし。。。」
なんて言い聞かせながら1日を過ごす。

で、話は終わるはずだったのだが、神様は「家に着くまでが遠足だ!」と言わんばかりな試練を我に与える。
そう、村に残っているはずの雪までもが嘲笑うかのように跡形も無く消え去っていたのだ!
いや、跡形も無いのは言いすぎた、青空駐車中の車のフロントガラスや茂みにうっすらと雪は残っている。
しかししかし!長靴の出番一切なし!
朝のスリッピィーだった凍り道もいない。

ただ、朝の活躍っぷりを考えると、短い時間の中でも長靴を履いた自分は褒めてあげたい。そう心の中で自分を抱きしめるのであった。

商品券1,000円の激闘

前回に引き続き1,000円商品券内でのお買物パート2である。

今回は事もあろうにトイレットペーパーのストックが無くなってしまった。
早速お買い上げに走り出すのだが、ここで残念なお知らせをすると、向っているスーパーは食材と日用品売場の階が違う。
勿論、階ごとにレジ精算をしなければならない。
と言う事は、トイレットペーパーに食材以外の物を買って魔の1,000円超えをクリアするというノルマが課せられてしまった。

これを踏まえて家中の日用品で不足しそうな物の調査からスタート。
この、商品券お買物シリーズは何かと前段取りに手間取られる。
そのかかった時間を加味すると、果たして商品券にみ合った動きをしているのか疑問だが、とりあえず「1,000円のお買物をする!」と言うのが目的である。

ウロウロと家を徘徊した結果、歯磨き粉が「後1週間持つかわかりませんぜ!」的な雰囲気をかもし出していたので、今回はトイレットペーパー12ロールと歯磨き粉を目指しての出陣である。

足早に売場を突き進み、いつものトイレットペーパーを見ると「今月のお買い得!」という札がかかっている。
それを鷲づかみにして歯磨き粉コーナーに向う。
キョロキョロと一瞥をし、いつもの歯磨き粉を手にしようとしたその時!
こちらにも「今月のお買い得!」札が!

むむッ?!
2品を足してみる。。。925円!
はうッ!1,000円に満たない!
まぁ通常のお値段でも1,000円には満たないので、ここは大奮発して一段階グレードの高い歯磨き粉を手にしてレジに向う。

今回は2品と言う事もあり暗算も楽チン!
計算によると1,003円なので3円の自腹で事なきをえる。
。。。はずだったのだが!

いざレジに商品を差し出し、商品券を出しますよ。。。の瞬間!
ピッ、ピッ、カシャーン!

「993円になります」

えぇえええええッ?!!!!!
間違えようのない暗算で確実な計算をしたのに何故ぇ!!!
レジには他に並んでいる人もいなかったので、恥を忍んで、
「。。。す、すいません、この商品違うのと取り替えます」
レジのお姉さんに歯磨き粉を差し出しながらお買い上げをキャンセルしてもらい、一目散に歯磨き粉売場に戻る。

何だ、何だ?!!何が起こったんだい?!
エコバッグポイントを差し引いても1,000円超えはするはずじゃ。。。
と、手にした歯磨き粉の列を見る。
何も札は無く、定価で販売されている。

むむぅ。。。と、ふと近くのお買い得コーナーに目をやると、何と今まさに手にした歯磨き粉が「今月のお買い得!」の札の列に寄り添うように並んでいる!
なぁにぃ〜ッ!!!!
実は、特価売場といつもの売場の2本立てで歯磨き粉が販売されており、いつもの売場には「今月のお買い得!」札がないだけで、この歯磨き粉も値引きされていたのだ。

はうぅうッ。。。。
手にしたお買い得歯磨き粉を元に戻し、キョロキョロと迷ったあげく、いつもより2ランクも上の歯磨き粉を手にレジに戻った。
ピッ、ピッ、カシャーン!
「1,043円になります」
ふぅ〜ッ。。。。。なんとか1,000円を越えた。
素早く商品券を差出し、自腹43円を支払う。

何とか今回も無事に1,000円超えのお買物が済んだ。
いや、たまたまレジに並ぶ人がいなかったから商品を交換するという暴挙が出来たが、もしも後ろに他のお客さんがいたら泣く泣く野口っちゃんを1人手放す事になっていただろう。
黒髭危機一髪!である。

何はともあれ、後2回この商品券1,000円の戦が待っている。
予算を守っているのは良い事だが、早くレジにびくびくせず伸び伸びとお買い物を楽しみたいものである。

以前お世話になったお兄さん

本日、電車に揺られながらハードカバーの本を読んでいた。

現在読んでいるのは、久しぶりの経済小説で、好きな作家さんだったためハードカバーでお買い上げした本である。

排出権取引に関する本なので、アジアや中東の発展途上国に主人公が飛び回り色んな案件を模索しているのだが、ゴミの蓄積によるメタンガス発生している現場に足を運んだ主人公が、飛び回っているハエを追い払いながら現場検証するシーンがあった。

「そう言えば、都内でハエって見ないなぁ。。。」
なんて思いが過ぎりふと小説から目を離し妄想の世界に浸る。
丁度電車に乗っていたので、ホーム到着後ドアが開く度に
「あのドアからハエは一匹も入ってこないよなぁ。。。」
と思った瞬間!ある出来事が記憶の底から這い上がってきた!!

あれは昨年度、人生の最長待て記録を更新して並ばされた富士急ドドンパの帰りの電車である。
運良く座れた自分と友人は長い旅路にウツラウツラといつの間にか夢の中を彷徨っていた。

しかしとある駅で、不意に目が覚めると何やら周りの人の視線!
むむッ?!なんだい?なんだい?
寝ぼけながらもキョロリキョロリとすると、どうやら自分の腕に我のようなカマキリ?のような変な虫が止まっていたのである!

きゃあああああッ!!!!!!!

急いで立ち上がるも虫離れず!
いやいやぁッ!!!!
ブンブンすると虫がたった今立ち上がった座席に落ちた。
そして飛び立ちもせず離れない。
はうぅ。。。はうぅ。。。。
寝起きに大パニックである。

すると隣に座っていたお兄さんが、読んでいた単行本のページを1枚破りとり拭きさるようにその虫を取り払った。
虫が付いていたショックと、お兄さんが本を破り取ったショックで一瞬アウアウなってしまったが、慌ててお礼をする。
お兄さんは涼しい顔で「虫が入って来たんですよね」の一言。

とりあえず俯きがちに再度お礼を言って元の席に戻る。
本破らせて悪いなぁ。。。
なんて思ったが、ゴメンなさいのタイミングをすっかり逃し、気まずさだけが残った。

そんな事を今更思い出したが、お兄さん、結局あのページ読み終わってたのかなぁ。。。なんて、すっかり排出権の話は彼方に行ってしまったのであった。

そういえば、是非読まなければいけないと思っていた本があったなぁ。。。
「脳に悪い7つの習慣」だったかなぁ。。。
新聞の推薦に「気付いたら他の事に気を取られている人必読!」ってあったんだけど。。。切り抜くの忘れてた。。。う〜む。。。何だっけなぁ。。。

商品券1000円の攻防

先日、VISAカードの商品券5,000円分をゲット!

と言うことで、早速これを食材購入に使おうと決める。
何故なら、ただ今節約マンスリーなためだ。

この100年に一度の世界的経済危機の渦に巻き込まれんばかりに我が家にも極寒が吹き荒れているので、つい最近まで1日200円生活を心がけていた。
そんな最中に商品券という素敵な贈り物が手元にやって来たのだ。

早速、約1週間分の食費1,000円分のお買物をしようとスーパーに繰り出す。
丁度切れてしまったゴマ油の小さい瓶を手に取る。
卵、牛乳、食パン、炭水化物集団を一網打尽にし、おからコンニャクを炒めるのに必要な片栗粉、お安くなっていた納豆を手に取る。
慎重に慎重を重ね暗算で大体1,008円くらいの予定。

勇み足でレジに。。。。
向う前に以前の忌まわしい記憶が甦る。
そう、商品券使用初日、粋がってお買い上げした買物が何と1,000円に満たず、レジのおばちゃまに「お釣り出ないからもったいないよ!」と出した商品券を差し戻されたのだ!
はうぅううううッ。。。
商品券だからと思って調子に乗った商品もあるのにぃ。。。
ギリリと歯を食いしばりながら、泣く泣く野口っちゃんを手放した。

今回、普段から計算は得意な自分をもってしても十分1,000円はクリアし、不足の持ち出し分は10円以内の計算である。
しかしながら、まさかの2連敗を帰したくない自分としては、ちょっぴり足を伸ばしたくなる。
ちらりと目をやると63円のドラ焼きが佇んでいた。
「しょうがないなぁ〜ッ!!!のびた君はぁ〜ッ!!!!」
まさに”ドラえもん、ドラ焼きを手に入れる!”の図を実写化するかのようにドラ焼きに手を出す。

いざレジへ!
前の大量お買い上げおば様を尻目にこじんまりした自分のカゴの中。
しかし問題はそれではない、金額なのだ!
並びながら再度大まかに覚えている金額で集計を始める。
うむ、この調子だと確実に1,000円を超える!

いよいよ、その時!
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。。。。カシャカシャーン!!!
「1,075円になりま〜す!」
きゃぁきゃぁ!!!計算に狂いなしぃ!!!
63円のドラ焼きを買わなくても無事に1,000円超えを果たしていたのである!!

と、ここで「じゃあドラ焼き買わなくても良かったのでは?」なんて不埒な愚問を持ったかも知れないが、そこは違う!
レディーさんが節約辛抱を生き抜くには、甘い物が不可欠なのである!
言ってしまえば、ドラ焼き1個の値段でゴマ油や炭水化物一派が手に入ったのだ!!

ちなみに自分は、小学生の頃から遠足のお菓子を買いに行く時は、いつも計算係りでお小遣いの範囲内でのお菓子調達に一役買っていたのであった!!!てへ

ほっと胸を撫で下ろしながら、久しぶりに真剣な買物を楽しんだのであった。

米騒動のお味

さて、今回の米騒動の戦利品のお味について。

まず、穴子棒寿司。
これは味がコッテリしていて美味しいのだが、2かんを1かんづつ分けて食べて十分な油ギッシュだった。
こういうタレの食料は好みが分かれるしなぁ。。。
ちなみに自分はさっぱり塩味がお好みなので甘ダレ系はお好みではない。

続いて宮崎肉俵。
むむぅッ。。。。
中の俵のお米が柔らかすぎてちょっと。。。
明太子マヨネーズは内側にくるまってるのではなく、外側につけているのかチョッピリ味がするくらい。
この肉俵、肉汁がおにぎりに染みるので中のお米が柔らかくなるのはわかるが、自分は牛丼つゆだく系が全く苦手なのでお米の噛み応えがなくて少し残念だった。
しかしながら、部活帰りの学生さん達には夕飯までのオヤツとすると大変満足いくボリュームだろう。

で、鮑・ウニ・サザエのおにぎり。
これは「大分の寿司割烹おおむろ」というお店のおにぎりだが、大変美味しい!
以前、九州うまいもの会?で出会って以来ごひいきにしている。
なんと言っても販売に来てる店長さんが大分のお店なのにベタベタの関西弁という素敵な意表をついてくれる。
今回、チラシには出展情報が無かったのだが事件は現場で起きるように、たまたま見つけてしまった。
嬉しい発見!
鮑はお高めだが、美味しいので機会があったら是非に!
たしかネット販売もしていたような。

鮑・ウニ・サザエのおにぎりは翌日のランチ用に頂き、その他のお米を平らげるとお腹がパンパンである。
しかしんながらお米に酔いしれる至福の時を過ごしたのであった。

うまいもの会で米騒動!

遡ること先週末、久しぶりの「うまいもの会」という物産展に参戦!

今回は、友人が
「大勝軒に行った事が無いから行きたい!」
と、都内ならいつでも食べれるつけ麺屋さんの出展に惹かれたのが始まりである。

物産展と名のつくイベントに参加して何年も経つので、
「狙った獲物があるなら朝一で行け!」
を教訓に朝一に参戦してみる。
流石に「大北海道展」とは違い大混雑は避けられ、肝心の大勝軒も外まで並んでいる様子は無い。

チラリと中を覗くとカウンター席にびっしり座ったお客さんに、まだ一杯のつけ麺も登場していない。
まぁ今開店したばかりと言えばそうなんだが、友人はその前に既に他の食べ物達に目移りし、「大勝軒はいいや」と、あっさり引き下がった。

今回は、自分的に金銭難に陥っていたので友人のお供。
ちなみに宮崎県の肉だわら1個が鬼が島への勧誘物だ。
キョロキョロとお目当ての肉巻きを探している間も、友人は「穴子棒寿司」「鮑・海栗・サザエのおにぎり」「おからコンニャク」など、ちゃくちゃくと重量のある食料を確保。

最近、毎日お弁当を作っている自分も「おからコンニャク」の試食で片っ端からペロリしたのだが、この「おからコンニャク」実に優れもの!
鳥の唐揚とそっくりな味覚になっている唐揚タイプから、生姜焼きと同じ味覚のタイプのおからコンニャクまで、ヘルシーこの上ない品揃えである。
今年はダイエット年では無いが、お弁当に持って来い!のこの食材には思わず財布の紐も緩んだ。

そうこうしながら今回の目玉商品「宮崎肉だわら」のコーナーへと到着。
はうぅッ!!!既に行列!
都内にも肉だわら屋さんが出来たという噂を小耳に挟んでいたので高を括っていたが、皆考える事は同じだったのか本日一番の行列を醸し出している!
う〜む。。。こんな事なら一番にここに来るべきだった。。。
と、思いながら友人と並んでみたものの、実際にお買い上げするのは友人で、自分は餌に釣られた旅のお供である。
友人の快い天の声により、自分は列から外れ近くの椅子に腰を下ろした。
With既にずっしりとした友人のショッピングバッグで。

どうやら肉だわらにはいくつかの味があるらしいのだが、「塩肉だわら」「しょうゆ塩だわら」「明太子マヨネーズ?」というものをお買い上げ。
これらが本日の素敵なランチである。

みるからにお米をおかずにお米の素敵な和食ランチだ。

それからデザートコーナーに向うと、「金谷ホテルベーカリー」に出会う。
気になってチラチラ見ていると「ピーナツバター」の素敵な文字が目に止まる。
きゃッ!これでサンドウィッチのお弁当が!!
全ての基準がお弁当に集約されている自分にとって、食材を妄想するのに時間はかからなかった。
予想外にまたもや財布の紐が緩む。
あぁ。。。これで今月のお楽しみエビスビールちゃんが2本は消えたな。

その他に特に気になるデザートが無かったのだが、食後にどうしても甘い物が欲しいと言うことでウロウロしていると、森八大名閣の「ふわふわもちご」に出会う。
簡単に言うとショートケーキを大福で包んで粉砂糖をまぶしたお菓子である。
これもお買い上げし、ようやく本日のお買物終了!

さて、ここでおさらいしてみると何だか数のわりに物凄い重量!
荷物持ちの自分も十分活躍しているが、友人も大荷物。
どれどれ?
穴子棒寿司2かん、鮑・ウニ・サザエのおにぎりが各3個づつ、肉だわら5つ、おからコンニャク各種3種類。。。。
きゃぁああッ!!!!
どう考えてもお米が重量を稼ぎ出している!!!
友人はコンニャクのせいだと言い張っていたが、種類が違えど米が多いのは明らかである。

そして、この米騒動はお買物では終わらない。
そう、これ等を喰い散らかす作業がこの後待っているのであった。

ビッグイッシュー

本日の大通り交差点情報。

流石に3日続けての「人間ウォッチング的不思議なおじ様大集合!」には遭遇しなかった。
その代わりにたまに聞こえてくる
「ビッグイッシュー!」
の声に今回は着目したい。

自分がビッグイッシューと言う言葉を知ったのは、大好きな英国ロックバンド「OASIS」のデビュー曲「Super Sonic」の歌詞である。

そもそもこのバンドに出会い、イギリスに興味を持ち、外人のライブを現地で見たい!と言う思い、そして彼等がライブでアットホームにオーディエンスと話たりする言葉を自分も理解したい!と言う情熱から英語の勉強を真剣に取り組み始めた。

勿論すぐに先行投資する程の持ち合わせがあるはずもなく、独学から勉強し始めるのだが、「一番の教科書は映画と音楽だ!」と言わんばかりに買いためたCDを取りだし、英語の歌詞カードを訳してみた。
その記念すべき第一弾オリジナル英語訳が前述のSuper Sonicなのである。

この曲の中に「selling the Big issue」と言う歌詞が出てくる。
これが全くピンと来ず調べてみると
「ロンドンでホームレスのみが販売出来る新聞」
というような感じのものだと理解。
所謂、ホームレスの自立促進?を促す活動的なものだろうか。

それから月日が流れた現在。
何やら日本にもこのビジネス?が上陸していた!
全く不意をつかれた感じの思わぬ遭遇である。
とりあえず信号が青に変わるまで、一体いくらで販売されているのかに注目。
更に内容はどんな風なのかも気になるし、値段しだいでは。。。

聞き耳をたてると、なんと定価300円!
こういう販売って税金かかってるのかなぁ?
よく仕組みを知らないが、実はもっと安価な物だと思っていたので気になる内容はさておき、お買い上げの気持ちは彼方へと掻き消えた。

う〜む。。。
しかし内容は気になる。
R-25みたいな感じなのかなぁ。
広告とかスポンサーとかどういう感じなのかなぁ。
お財布が豊かになったら1冊お勉強がてらにお買い上げしてみようかしら。

そう思いながら財布の紐をキュッと縛る冬空の下であった。

危うく?テレビショッピング

ぼんやりとテレビを眺めていると、友人からのメール着信。

どうやら友人はSHOP JAPANに喰らいつき、今まさに紹介している商品に夢中との事。
ほほぉ〜ん。
とりあえずチャンネルをテレビショッピングに合わせる。
「ただ今、このミネラル化粧品が。。。」
むむぅ。。。化粧品に興味が?

早速その旨を送信完了。。。の、正にその瞬間画面下に「SHOP CHANNEL」の文字。
はうッ!間違えた!
たくぅ。。。同じ時間帯に似たようなテレビショッピングやめようよぉ。。。
自分のうっかりを放送時間のせいにしながら改めてSHOP JAPANに合わせる。

「面倒だった階段も自由自在!重量も軽く持ち手には滑り止めも付いてとっても便利!」
外人登場に日本語吹き替えで陽気な商品紹介。

しばし紹介に聞き入る。
ふ〜む。。。場所も取らないしお手軽かぁ。
隙間とか隅々って掃除機だと届かないんだよなぁ。。。
案の定釣られ始める。
バナナの叩き売りしかり、テレビショッピングしかり、こういう広告宣伝は消費者が自分の生活の中に、商品を買った場合の妄想を始めたら勝ちなんだよなぁ。。。
しかもテレビショッピングはサブリミナル効果で、延々と同じ紹介を繰り返す。

段々その気になり「お値段は?」を気にし始めたところで、スペシャル情報がど〜んッ!!!
「今なら1個のお値段で2個セット!!!」
きたぁ〜ッ!!!!!!!!
殺し文句だね。
もともと友人はお買い上げモードで喰らいついている。
そこにホイホイ乗ってきた自分。
2人でお買い上げすれば1個の値段で2人分ッ!きゃッきゃ、きゃッきゃ!

すっかりご機嫌になり、お買い上げした後どこに収納しようかなんて考え始めたが、とりあえずこの商品の評判でもチェックしようかしら。
ここがネット社会のネット社会におけるネット社会故のネット社会。
既にお買い上げした方々の評価なんてものが転がっている。

大体において口コミは半信半疑でしか見ていないので、軽い気持ちで検索すると。。
はうぅぅぅぅぅッ。。。。
なんとその商品、騒音が凄い!!!
で評判になっていた。。。
重量が軽いだけあってプラスチックで出来ているため、電気を通すとメチャメチャ静電気が起こる様子!

しゅぅうううう〜んッ。。。
確かにテレビでは一切騒音に関する事には触れていなかった。
危うくである。
そもそも海外のご家庭では多少の騒音でも家事態が広いので気にならない事は多い。
それが日本で通用するかと言うと。。。
一部のご家庭だろうなぁ。。。
外人が驚く程のウサギ小屋な日本住宅。

まぁ何はともあれ、口コミには左右されないのだが、今回は音関係を見落としていた事を反省。
テレビだから全ての情報を伝えている訳じゃないんだよねぇ。

とりあえず
「お買い上げして、騒音のため数回の使用でお蔵入り!」
なんて惨事を防いだのであった。

本日のおじ様

昨日、Mr.髭剃りぃ スタンディングオーベーションの遭遇話を書き散らした。

舌の根も乾かぬ本日、またしても不思議なおじ様に遭遇!
いや、不思議では無いんだけど。。。

昼休み。
「郵便局に行ってからご飯でも喰らうべ!」
と、意気揚々と会社を後にする。
毎日記録的な寒さを更新する関東地方だが、それに負けないくらいにモコモコ着込んでいるので寒さなんて感じない。

しかも今日は、以前友人にクリスマスプレゼントに貰ったモコモコ耳あてを装備しているので、見ようによってはリズムを刻みながら歩くラッパーのヘッドホンのよう。
そこに気付いたが最後、鳴ってもいない妄想音楽でリズムを刻みたい思いが膨らむ。

そうこうしてるうちに目的の郵便局へと今一歩で到着ぅ。。。?
はうッ?!!!!
真昼間の、またしても大通り沿いにある郵便局の前にて、おじ様がお昼ご飯らしきパンをむさぼっている!
しかもパンを持った右手には「次々食べちゃうよぉ〜ッ!」と言われんばかりの後続パンが袋にたわわに詰っている!

はうぅうッ。。。。
本当になんなの?なんなの?!
「この大通りは自由かい!」
そう叫びたい気持ちを抑えながら郵便局に雪崩れ込む。

う〜む。。。確かに忙しい時は、
「とりあえずご飯を流し込む!」
なんて事はあるが、お昼時の人通りの多い大通りでイーツ スタンディングなんてぇ。。。ありなの?ありなの?
おじ様と言っても40代前後のサラリーマンなんだけどさ。

まぁ確かにこの辺りには公園も無いし立ち食い蕎麦も無い。
ましてや髭を整える洗面所も無い。
でもぉ。。。
電車の中で化粧しかり、身だしなみは室内で整えて外出するんじゃないのかなぁ。。。
道端や電車内で取引先にばったり!なんて事あるのにぃ。。。

実は掘り出しプチ事件が多い大通りの話であった。

メルシー度アップ

髪が伸びてきた。

「前下がりのボブ」なんて世間では言う髪形で日々の生活を営んでいるのだが、ここ最近寒さのため髪を整えに行っていない。

により、髪の毛が言う事を聞かないまでに陥ろうかとしている。
その状態がメルシーを生み出している。

さて、メルシー度とは?!
いつの間にか名付けてしまったのだが、
横髪伸びる、下を向くと横髪前にしゃしゃり出る、横髪耳にかける、横髪おさまる、横髪伸びる、下を向くと横髪前にしゃしゃり出る、横髪耳にかける、しかし伸びた横髪一回耳を回って前にしゃしゃり出る!
そう、この伸びた横髪が前にくるん!ってしゃしゃり出る現象を「メルシー現象」と言う。
今現在、もし横髪があれば一度耳にかけて横髪が前に来るタイミングで
「メルシー」
と言ってもらえば何となくこのネーミングの雰囲気が掴めるかも知れない。

そのメルシー現象が激しくなっていく過程を「メルシー度」として、現在のメルシー度はマックスに近づこうかという状態である。

むむぅ。。。
メルシー度が高いと横から見たらとんがった奴に見られそうだなぁ。
明らかに綺麗な弧を描いてるしなぁ。。。
ちょんまげに結い散らかすのもいいが今は寒いしなぁ。。。

まぁしばらくメルシーな感じでいいか。

冬の夜の肝試し

夜も更けて冷たい風の中を早歩き。

さて今大通りに出るよ!
。。。てな時にふと怪しい人影!そして地鳴りのような音!
むむッ?!
大通りにひしめき合っている車の騒音ではない。

まさか空耳?!!
耳を澄ます。。。低ぅ〜い音でウィンウィン。。。
大通りに出るまでは暗闇が続く。
ややや?!!
急ぎ足になる。
相変わらずの裸眼戦隊では、遠くの物且つ暗闇に潜む謎は解けない。

いよいよ大通りに到着、と共に街頭でボンヤリと謎が見え始める。
急ぎ足をゆるめ、ソロソロと近づくかのように歩み寄る。
背の高い何かが佇んでいる。
相変わらず音は響き渡るが大通りの騒音に飲み込まれていく。

ウィン、ウィン、ザリザリザリザリぃ。。。。

高ぶる気持ちを抑え、通り過ぎ様に凝視ッ!!
はうぅッうううう!!!!!
お、おじ様ぁ!!!!!

大胆不敵にも、背の高いおじ様が大通りから一歩入った道の脇で髭剃りをしている。
何なの?何なの?
今から営業先にでも行くの?
というか髭剃りって持ち歩く物なの?!

なんて思ったが、ふと羨ましくも思え、かつて「自分がもし1日男性になったら」を夢いっぱいに語った事を思い出した。
そう、男性になってしてみたい事のベスト5には確実に「髭剃り」が入る。

そもそも髭とは、自分にとって永遠の夢なのかも知れない。
「山に篭る!」なんて豪語し、悟りを開き下界に降りた時には必ず無精髭を蓄えていたい。
太っちょのお金持ちだったら髭をメルシーな感じに伸ばして髭先をクルクル巻き込みたい。
髭をたっぷり蓄えて孫娘達に「おじいちゃんのお髭熊たんみたいぃ!」なんて言われながら人気者になりたい。
あぁ。。。髭の夢は膨らむばかり!

しかし、実際髭の夢を語るとほとんどの男性は「髭剃り面倒臭い!」と一喝する。
。。。髭剃りも嫌いじゃないんだけどなぁ。。。

あ、全然肝試しオチじゃなかった!
お後がよろしいようで。。。

おせち食べ散らかし隊

いえすッ!Theおせちッ!

きゃあ!きゃあ!

今回、友人宅のママさんがおせち料理をお店から発注!
更にお雑煮まで作ってくれた!
ち・な・み・にぃ、こちらのおせちは良い素材を使うお店らしく、なかなか高級おせちである!
なんと言ったって鮑さんが真ん中にど〜んッ!!!って。
鯖がしめられて大根かつら剥きにくるまり清楚な感じに佇めば、鰤が太昆布に巻かれ威圧感を醸し出す!
そんな素敵な海鮮おせちである。

遠い目をしながら噛み締める。
手前の栗きんとんは芋味たっぷりのさっぱりとした甘味!
チビッコの頃はおせちの具材がほとんど食べられなかった。
強いて言えばカマボコと栗きんとんを兄妹で取り合うくらい。
成長したなぁ。。。今や全部ペロリである。

まさかの写メとり忘れは置いといてのお雑煮。
ここ数年、毎年友人宅のお雑煮を頂いているのだが、これが無茶苦茶美味しい!
友人のママさんは関東出身なので関東雑煮。
カツオと昆布ダシに濃口醤油!
そこに砂肝ちゃん、心臓ちゃん、レバーちゃん等の鶏肉が目白押しに投入され、ナルトと最後に小松菜である。
あぁ。。。思い出しただけでもヨダレが。。。

ちなみに実家では何気に母親が関西のせいか関西風味の料理が多く、関東圏の味付けは個人的に苦手だ。
醤油ベースで濃いウドンや蕎麦は悲しみでいっぱいになる。
しかし!友人ママ作のお雑煮は醤油味でも気にならない程美味しいのである!

そもそもこのお雑煮、鶏肉達が醤油ダシの中ににこごり状態で保存される。
それをお鍋に取り出し、鶏がらダシで薄めて頂くので、毎回火を入れて温めない。
なので何度も火を入れる事により煮詰まりがちなお出汁しょっぱさ事件が回避される。しかも味付けは鶏がらダシで調節出来るので濃い口が苦手な自分にもピッタリなお味で作られる。
そこそこ濃く出来てしまっても焼き餅が緩和してくれる。
あぁ。。素敵だ。。。毎月食べてたいくらい。

自分が嫁ぐ時は、まず友人宅のママに弟子入りする事を毎年この時期に誓っているのであった。

今更年末の過ごし方

年が明けてもう4日目!
早いですなぁ。。。

さて、年末年始の話。
今回は海外逃亡する事も無く寂しく都内に潜伏。
友人宅にてまったりと過ごしていた。

2009年最後の夕食にレトルトカレーを食べ友人宅に向う。
先に来ていた友人と今年は3人で年を越すのだが、いざ集まったもののずぅ〜っとテレビを見ていた。
う〜む。。。一般的に年末に友人達とワイワイ集まった場合何をしているのだろう?
Wiiでゲーム?一年を振り返る談話?
自分はお正月を日本で過ごす時、友人宅に集ってもほとんどテレビ観戦している。

そんな訳で今回のテレビ観戦は、格闘技イベント「Dynamite!!」である。
自宅にいる時からチラチラ見ていたのだが、高校生の戦いが面白くてなかなか重い腰が上がらなかったくらいだ。
K-1やプライドなどの格闘技を見なくなってすっかりルールや選手はわからなくなったが、いつの間にやら「甲子園」と呼ばれる高校生大会?が開催されている。
そこでたまたま見かけた野杁選手!
彼は上手いなぁ。スピードもあるし動体視力が良いのか勘がいいのか寸止め感覚で相手の攻撃をかわす。今後が楽しみな選手である。

そのまま格闘技に熱くなり、思わず拳を握り締め、まるでリングに立っているかのような攻撃をかわす素振りをして自分でも驚く程の大興奮!
そんな興奮冷めやらぬ間にいよいよ年が終わる。

急いで年越し蕎麦の準備を始める。
と言っても今年はコンビニの年越し蕎麦である。
お湯を2度注ぐだけという素敵なお蕎麦。
一応生麺なのでそこそこ美味しく頂きながらのぉ〜。。。。
ジャニーズカウントダウンである。

なんでだろう。。。いつからか日本での年越しはジャニーズカウントダウンを見ている。そして歌っている。
だからと言ってジャニーズファンではないが、何故かしら年越しはジャニーズなのだ。
しかも驚く程歌を知っている。
まぁ大体がドラマとタイアップしてるからなんだろうケド。
そんなジャニーズ大熱唱を今年もやらかしながら年が明けた。



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