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欲望の彼方

排出権。京都議定書の日本の目標数値に何やら暗雲。

最初から無理な条件だと噂される京都議定書。
発展途上国は、「先進国のせいだから自分達が何とかしなさい」と、参加しない。
「これから途上国が発展していく過程で、環境汚染が囁かれるのに参加しないなら、うちもしない!」と、アメリカ離脱。

そもそも温室効果ガスの削減が、地球温暖化の歯止めになるのか?!
という懐疑論まである。
何が正しい、何が正しくない、という事を簡単には判断は出来ない。

環境問題を考える時、最終的に人間の欲望について考え始める。
豊かさの価値観は、国や人種によって違うだろう。
「欲望を規制して、最低限の生活を!」
と言ったところで、携帯が使えなくなるのを猛反対する人もいれば、部屋の中で暖房の無い生活を最低限以下だと言う人もいるだろう。
誰だって豊かでありたいのだ。
一度知ってしまった豊かさや便利さを、無条件に手放すのは中々難しい。
そこには無意識な損得勘定が発生するのかも知れない。

なんて事を電車の中で新聞を読みながら考えていたのだが、飛躍して、昔呼んだ「死のロングウォーク/スティーブン・キング」を思い出した。

この話は、少年100人がひたすら歩き続けるという話なのだが、ただ歩くのではなく、最後の一人になるまで歩き続けるというストーリーである。
一定速度で歩かなければ警告があり、3回の警告まではいいが、4回目はアウト。
そんなルールでウォーキング大会は開かれる。
脱落者はどうなるか?待っているのは死である。

人が極限になって行く状態を、作者は見事に書き上げている。
この本を読んだ時は衝撃的だった。
人は、極限に追い込まれたときに他人の事を考えられるか?
いや、考え続けられるのか?
永遠に終わらない極限に直面した時、人は人であり続けられるのか?

結構、心にドシンと重い物を感じるが、どんより考え事でもしたい時にはお勧めである。

環境問題からどんより心になったので、そろそろ仕事を終えよう。
ザ・帰路!



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