真山仁さん 著者
大好きな著者の本である。
真山 仁
講談社
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この本は、テレビメディアの裏を痛烈に描写しており、もしかしてリアル情報?!と思わせる程、現実社会と登場人物がリンクする。
報道番組の危険性、現在のお笑い番組への警告、読み手によっては皮肉な話とも読めるかも知れない。
ストーリーは、海外の戦争中である危険地区にて日本人の一般市民が拉致されるという事件を軸に、主人公であるニュース番組のディレクターが、本物の報道番組を作るための取材を行おうとする先々で方々からの圧力による困難、一方、視聴率の数字に振り回され笑いの真髄を忘れているお笑い番組のディレクターの番組作りの葛藤が描かれる。
法律に抵触するギリギリのラインで政治的圧力がかかる報道、それに従う責任者の局長を始め、不屈の精神だったはずの幹部達。
そこは、ただのメディアの陰謀ストーリーでは終わらない著者である。
企業犯罪なんかもチラホラ。
著者の作品は、一気読みが出来なかった時なんかは、続きが気になって早く読みたい!と思わせる作品が多い。
この本も500ページの単行本でどっしりしているが、サクサクと読まされる。
何か本でも。。。なんて考えてる時は、男臭いこの1冊はお勧めである。