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今更、逸品会 後編

遥か彼方に過ぎ去ったGW逸品会参上!の続き。

前回、メリメリと食べたスイーツの紹介をしたが、今回はその他にお買い上げした食べ物の話。
今回で3話目になるが、実は朝一で「鳥つね自然堂」の親子丼を食べた。
写真を撮ってないので忘れかけていたが、半熟卵かけご飯のような親子丼で、美味しいのだが、親子丼を食べてると言うより卵かけご飯を食べてる気持ちでいっぱいになる。
残念だったのが、七味しか無かった事だろうか。
普段、七味より一味を好むと言うことと、香りも楽しみたい料理の時は、やはり山椒がちょっと邪魔に思えるのだ。

と、親子丼でお腹を満たした後に夕飯にでも食べようかとお買い上げしたのが

大分県佐伯市より「佐伯 寿司割烹”おおむろ”」さんのサザエめしとアワビめしである!
俵にされたサザエとアワビのおむすびが絶品!!
これは、海の幸好きにはたまらない!!
味つけも薄味で、サザエ達本来の味を邪魔せず、それでいて物足りなさも感じない!
もうこれは是非機会があれば食べて欲しい!
クール宅急便でお取り寄せ販売もしているようなので、気になった方は検索してみて欲しい。
難を一つ言わせてもらうと、具沢山で粒も大きめなため握りが甘し!
友人の母親は、お買い上げ後、車の中で食べようと口にした途端ポロポロと米粒が散乱する悲劇に見舞われたらしい。
この俵おむすびを食べる時は、丁寧にお皿の上で食べるがよろしである。

続いて、以前から聞いていて気になっていた和歌山県「シエスタ」のチーズケーキ!

雑誌やテレビでも紹介され、有名な一品で、確かに美味しい。
だが、チーズケーキ好きとしてはちょっと違ったなぁ。。。と言うのが正直な感想。
チーズケーキにも色々あるが、私はチーズ味がど〜ん!と強烈なインパクトを醸し出す系のチーズケーキが好きだ。

なので心のNo.1がタントマリーのカマンベールチーズケーキなのだが、こちらシエスタさんのチーズケーキは、4種類のチーズをブレンドしていると言うことで楽しみにしていたが、隠し味のみかん蜂蜜が全面的に躍り出て、むしろ後味がオレンジマーマレードを食べた後のような苦味?すら感じられたように思う。
チーズの酸っぱ感を期待して食べると「あれ?」となってしまうのだろう。
美味しいとは思うが1回で良いかなぁ。

あぁ!!!しまった!!!
俵おむすびのオッチャンが、今月また「九州店」の時に来るって教えてくれたのに、うっかり忘れていた!!!
今チェックしたら明後日閉幕!
この週末に出かけなければ行けなかったのに。。。
残念。。。残念。。。
それより、大分の俵おむすびを販売してるオッチャンが、コテコテの関西弁なのはなんでだろう。。。謎は深まるばかり。。。

真田熱再燃!

とあるランチタイム。

女人4人でモグモグしていると、読書の話題になった。
読書は最も個人の趣向が表れるもので、自宅で最も見られたくない場所は本棚だと言っても過言では無い。

さて、エッセイ、小説、写真集、なんて女人らしいカテゴリーが飛び出る中、私はビジネス本と言う言葉を発する。
ほぉ〜ッ。。と、一瞬の感嘆の声。
全くいないとは言わないが、ビジネスコーナーで他の女人と遭遇する機会は少ない。つまり、スーツ姿のおじ様達に紛れて本を物色している。

そんな言葉の後、「司馬遼太郎、池波正太郎」との渋い発言が飛び出した。
おぉ?!見るからにレディさんな女人からその言葉が発せられると心がキュンとする。
彼女は以前、女性作家さんによるエッセイや小説を読んでいたらしいのだが、結婚後、旦那様の母上に勧められて読み始めたのが最初でそれから面白みを感じ、鬼平犯科帳にまで手を伸ばしたらしい。

かくいう私も、司馬遼太郎先生、池波正太郎先生の小説をいくつか嗜んでいる。
池波正太郎先生の「真田太平記」
真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社
売り上げランキング: 53027
おすすめ度の平均: 4.5
5 大先生は面白い
5 壮大な戦国ロマンを生きる、真田親子の勇姿が鮮やかに描かれていて深い感銘を受けました!
5 やっぱ面白いわ。
5 戦国時代狂
4 爽快な人物像



司馬遼太郎先生の「風神の門」
風神の門 (上) (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社
売り上げランキング: 115378
おすすめ度の平均: 5.0
5 伊賀忍者と甲賀忍者にこんな違いがあったとは・・・
5 忍豪作家と呼ばれた司馬の面目躍如、アクションスパイ大作
5 読みやすい司馬作品のひとつです
5 懐かしき忍者達!


ちなみに、この2大巨匠の本に触れていたのは後に知った。

小学生時代、「絶対忍者になる!」と言う夢を叶えるべく忍者に関する本を読み漁っていた。
当時は甲賀・伊賀の忍者の話を読む事が多く、後に虜になる真田昌幸戦国武将も忍者を雇う一お偉方くらいに思いながら脇役として接触はあった。

風神の門に続き、この「真田十勇士」もやはり「忍者ってかっこいい!!」目線である。
真田十勇士 (人物文庫)
村上 元三
学陽書房
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時が経ち「忍者にはなれないんだ。。。」と悟ってしばらく、何気なしに目にした
真田忍侠記 (上) (講談社文庫)
津本 陽
講談社
売り上げランキング: 339981
おすすめ度の平均: 4.0
4 真田の忍びといったらこの二人。だけど・・・

ここで、忍者より真田親子、と言うより真田昌幸氏に心が動く。
読み方によっては打算的と言うかも知れないが、物事に一喜一憂せず見据える力に一目惚れならぬ、一読惚れした。

それから、真田昌幸熱が加速!
我ながら今で言うアイドルの追っかけならぬ執着を見せた。
謀将 真田昌幸〈上〉
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南原 幹雄
新人物往来社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 信州真田の祖

なんて本もじっくり読み、憧れだか恋心にも似た感情が強まる。
古臭い男のロマンとやらに弱い性質なのかも知れない。

と、まぁそんな日々も過ぎ去っていたのに、ここに来てまたもや渋い巨匠の名前を出された翌日、ちょっとした待ち時間が出来たのでぷらりと本屋さんに立ち寄る。
実は本屋さんは私にとっては危険な場所だ。
興味のある本がどっさり置いてあるがために、お金を最も浪費する。

案の定、心が動いた言動は予期せぬところで浮上。
新刊平積みされた本の中に「真田」の文字を発見してしまう。
それが、
真田三代―幸村と智謀の一族 (学研M文庫 は 9-2)
橋場 日月
学習研究社
売り上げランキング: 37574

もちろんお買い上げしてしまった。

ちょっと時間潰しが思わぬ出会い。
もしかした真田一族の陰謀なのか?!
一人ドラマチックな展開を妄想しながら現在読みかけの本を放棄して読み始めた。

そしてこの後、待ち合わせした友人と戦国武将の話でお酒も進み夜が更けるのであった。



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