2009-10-17 12:32
久しぶりにお兄ちゃんと密会。
二人兄妹にも関わらず半年ぶりである。
しかしながら、この半年の間に何があったのか彼は引篭もりがち。
その真相を質すべく立ち上がったのではないが、兄の家に突撃。
しかしてその真相や如何にぃいい!!!
なんて大興奮する程のこともなく真相に迫る。
兄は、この夏ひと夏の思い出に。。なんて思ったかは知らないが、
ウェイクなボード、略してウェイクボードに挑戦すべく乗り出した。
まぁ予想どおり逸る心とは裏腹に鈍い身体が悲鳴を上げた。
そしてそんな事の顛末に右足靭帯破損の代償を払ったのである。
兄の惨劇話にテンションがあがったので更なる追求を開始。
すると、今回の惨劇に至るまでに、いや、彼は人生において一度もウェイクボードで立ち上がれなかった事が判明!
ウェイクボードは2度目?の経験だったのらしいが、1度目もボードに立ち上がるというこのスポーツの大前提をこなすことなく水に叩きつけられ、今回に至っては立ち上がるどころか負傷である。
あぁ。。。兄よ、大丈夫かい?!!
と、気遣う気持ちはさざ波のように無に近い状態。
インストラクターさんに、「今まで数百人の人に教えてきて、ボードに乗れなかったのはあなたで3人目です」
とブービーランキングにランクインし不名誉な称号を与えられた兄のしょんぼりな思いに大爆笑。
うけけけ!
あぁ、ちなみに仲が悪くて日頃から「天罰が下ればいいのに!」なんて思ってる兄妹ではない。家族愛あっての爆笑である。
そんな8月の全治3週間。
生活に大支障を来たし、しばらくはお洒落ステッキならぬ杖をついて歩いていたらしい。にわか紳士ってところかしら。
今回の密会時には流石に少しだけ回復はしていたのでステッキは使っていなかったが、足を引きずっている。
「もう2度とウェイクボードはしない!!」
と、封印宣言をした兄だが、一度も乗りこなせなかった男の発言は空を切り、負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
ふふんッ!
妹に黙って自分だけハッピーライフをエンジョイしようとするからさ!
しょんぼりな兄は、今回の惨劇により初めて健康な身体でいることがどんなに幸せであるかを噛み締めている。
「自由が損なわれる事により、心情もネガティブになった。」
なんて言いながら面白おかしく語った兄。
足の完治はともかく、君なら何があっても前向きに生きていける。
改めて確信した妹であった。
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