2009-12-17 19:13
「王将行きませんか?」
素敵なお誘いコールが入った。
愛して止まない王将餃子。
形振りかまわず熱弁を振るっただけの収穫と言うべきか、王将にさほど熱意を持たず餃子屋さんの1つぐらいに意識している友人が「餃子無料券」を捕獲したとの事でお声がけされた。
おぉッ?!!!
王将さんったらそんな粋な計らいを!
その無料券の出所は新聞の景品だったのだが
「王将餃子を無料で食べて良いのか?」
そんな思いが直ぐに心を駆け巡った。
無料や割引なんて言葉は好きだが、王将餃子に限り
「お代を支払いたい!」
そんな気持ちになる。
複雑な思いを胸にいざ出陣!
今回は地元の王将では無く、出張王将@茗荷谷店。
合流する友人と自分の立ち位置から行きやすく、且つ駅近の店を探した結果だ。
事前に地図を確認し、大よその位置確認を済ましてから駅を出ると、迷いようが無い程の目の前にデカデカとした王将看板!!
ま、まぁそれはそれで助かったが。
席に着くなり餃子を2枚と生ビール。
ぬぅうううッ。。。
王将にて「餃子定食&瓶ビール」を頼まないなんて初めてに近い経験である。
現れた餃子達はひっそりとしている。
そりゃあそうだ。
いつもは餃子に大盛りご飯とスープ、お店により付け合せの一品が付いるのだから。
無料券を机に並べ一口頬張る。
むふぅッ!!!これこれ!
とりあえず1週間ぶりの王将餃子である。
何やら店によって餃子の味も微妙に違うなんて噂を聞いたが、そもそも違いのわからないレディさん。
「王将の餃子」ってだけで勝手に催眠に掛かっているので微妙なさじ加減は気にしない。
ここまでは生ビールのお代だけで事は済んだ。
そもそもお互いそのつもりで合流したのだが、餃子2枚を二人って事は1人1枚の餃子。
絶対的にお腹も欲望も満たすには足りない量である。
「ごめん、追加して良い?」
相手の了解を待たずに既にメニューは開いていた。
ここで餃子定食に行きたい気持ちは山々だったが、ツマミの方がいいかしらと譲歩し、餃子を1枚とキムチ炒飯を追加。
この瞬間、無料券の広告効果を確信したはずだ。
しかも当初の「無料でごメンね」の気持ちは遠い彼方に消し去られ、
驚きの大豪遊夜会が開催されるに至ってしまった。
食べ物は以上の品々でオーダーストップをかけたが、生ビールが進む、進む!
結果、平日に関わらず中ジョッキを7杯/1人開けるレディーさん。
しかもラストオーダーという救世主が現れていなければ、更に酔いどれていたかも知れない。恐るべし!
最近、「軽く飲みましょう!」が軽くで終わった試しがない。
飲み始めると楽しくなって来て、名作映画の題名を拝借させて頂ければ、明日を考えず「いまを生きる!」人になってしまうのだ。
いやぁああああ!!!大人なのにぃ!!!レディさんなのにぃ!!!!
反省である。と、共に
「飲み始めたら止まらなくなるので、そちらの都合でお開きストップコールを出して下さい」
と、相手まかせにすると言う事を覚えた。
自己責任放棄である。
それも良くないのだが、腰を上げるタイミングが一切つかめない残念なレディーさんは、「なるだけ誘われませんように」とちょっぴり願っているのであった。
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