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暗黒館の殺人一〜三

綾辻行人さん著者
暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)

4巻読破である。

。。。辛かったぁ。。。
著者の館シリーズを気に入って、読んでは次、呼んでは次、と猛スピードで読み進めたのだが、本作は全く読み進まない。
3月の始めに読み始めたのに、読み終わったのが昨夜。
つまり1ヶ月がかりである。

著者の作品(と言っても館シリーズしか読んでない)は、推理心をかき立てられ
「1日で読破!」なんてこともしばしばだったのに、本作に限り最初のページから歩みが鈍かった。
よくよく調べてみると、館シリーズは「黒猫館の殺人」から12年?の月日が流れてからの執筆だった様子。

むむぅ。。。
その間に作風が変わったのかなぁ。。。

とにかくノロノロと歩みを進めたのだが、本作品、まずお馴染みの登場人物が、建築家中村青司氏の作品である暗黒館を訪れる所から始まる。

目指す道筋で大きな地震により事故に合い一時的な記憶障害が起こる、なんて設定なのだが、奇しくも本作品を読み始めてから3月11日に東日本大震災が現実でも起こる。
かと言って直ぐに内容が結びついた訳でも無いが、その後、自分は暫く悪夢にうなされる事になる。

この話は外伝として書き散らかそうと思うので置いといて、語り部が記憶障害により口が聞けなくなり、続々と登場する館の住人は奇怪な人ばかり。
いや、奇怪ではなく心に傷を持ち精神的に崩壊してしまった人々が現れる。

いつもの語り部に変わり、もう一人の語り部が現れるのだが、その人物も過去に事故により一時的に記憶喪失になった、なんてな設定で実は個人的にウンザリ。
著者の作品は推理後のどんでん返しが心地よくて気に入っていたのだが、ここまで曖昧な設定で情報を提供されるろ、推理する気が全く起きない。
どうとでも出来るし、語り部の勘違いと言ってしまえば何でもあり。

館の住人には、産まれつき結合した双子の姉妹、早老病の少年、精神不安定の母親、あげく館で執り行われる儀式、推理小説を通り過ぎてホラー色の強いイメージに変わる。
自分は、推理小説は好きだがホラー小説は好きではない。

そんな拒絶心からなのか、あれだけ楽しみにしていた館シリーズを読むのは気が重かった。
あげく、読破した先にあったのは、

「ぬ?幻想物語か〜いッ!!!!」

と、突っ込みたくなる始末。
最終的に主人公的な語り部が数々の謎を書き散らすが、
「聞いても答えてくれないだろう」
と、諦めてしまう。

そ、そんなんありか〜いッ!!!
2度目の突っ込みである。

まぁ、何故こんなに恨み節になるかは別途書き散らかすが、とにかく本作品は自分にとって、とても残念な作品となったのであった。



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