鼻緒が。。。 |
2008-8-29 18:35 |
何かの前兆だろうか。
今朝の事、通勤に向かう駅へ後わずか!というところで、何やら右足に異変。
急ぎ足ながらもチラリと足元を見る。すると靴のストラップ部分が外れている。
しょうがない、とりあえずホームに着いたらゆっくり留めるか。
ストラップ部分が無いと、靴がスルスルと抜けそうになるので、右足を気遣いながらホームに立つ。
さて、いよいよ。。。と、足元に顔を近づける。
なにぃ?!
ストラップが外れたどころでは無い!根こそぎ持っていかれている!
つまり、「あなたが船で私が港。どんなに荒れ果てた海に出ようとも、ずっと帰りを待ってるわ。」の、港で待ってる予定の留め金部分が、待ちきれないのか側にいたいのか、船に一緒に乗り込んでしまっていた。
と、同時に靴である事を放棄してしまった。
朝一である。
これからリアル航海に出て、社会の荒波に揉まれようとしている矢先の悲しい事件。
しかし、通勤途中に靴屋はない。
もしあったとしても、こんな朝早くに営業していない。
縁起でもないが、鼻緒が切れた。。。
こんな時、すかさず鼻緒に応急処置してくれる青年でも現れたら。。。
しばし妄想に浸る。
しかし妄想したからと言って、ストラップが直っているわけでもなく、渋々仕事場に向かった。
到着までに、このストラップをどうしてくれようか考える。
どうせなら切り散らかして、始めからローファーであったかのように偽る!そうでなければ、靴屋さん気取りで縫いつける!
結局、留め金部分にテープを巻いてその場を凌ぐ事にした。
出来るだけ歩く事を避け、歩く時は労わりながら歩を進める。
そんなこんなで1日が無事に終わろうとしているのだが、移動の駅までの道で、既にテープマジックは消え失せ、ストラップがプラプラしないように靴に押し込めるのが精一杯。
引きちぎれたストラップの靴を階段に置いて行っても、王子様は探し出してくれるのだろうか。
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