勉強欲 |
2008-9-4 19:23 |
大人になってから、1日中勉強が出来る学生時代に戻りたいと思う人は多い。
そんな話題になったので、妄想案として人生の時間配分を、社会的に逆転させたらどうかと考えてみた。
時間配分の逆転とは、現代では大人が働き、子供は勉強するという人生が繰り広げられている。
それを、子供時代にまず働き、大人になってから勉強するという逆転の生活にしてみる。そうすると、子供時代に働いている中で、何が自分にとって必要なのかに気付き、大人になったら晴れてその勉強に集中できるのだ。
一方、大人が勉強に集中すると言う事は、子供が稼ぎ食べさせて貰わなければいけない。この妄想の世界では、子供が高所得者なのだ。
という事は、必然的に一家に1人以上の子供がいなければ、勉強に集中する生活が出来ない。
なので必然的に少子化の解消。
なんてな事を考えたが、この妄想社会では体力的問題は一切考慮していないし、子供は勝手に大きくなるわけでも無いので、非現実的な妄想。
まぁしかし、学生時代は大人達に「勉強しろ!」とつつかれても、サッパリ気力がわかず、むしろ反抗的になる。
で、いざ大人になると勉強したくなるという天邪鬼っぷり。
学生時代には、決められた範囲内で学んでいくため、いざ大人の世界に踏み出して範囲が限りなく広がると、好奇心が溢れ出してくるせいなのかも知れない。
以前ニュージーランドでワーキングホリデーをしていた時、17歳のオランダ人の男の子2人と、一緒に働く機会があった。
彼らは、日本でいう高校を卒業したばかりで、2人で旅に来たという。
オランダでは、高校卒業後、大学でどんな学問を勉強したいかや、進路を探すため、1年間外国に旅に出たり、働いたりしてゆっくり進路を探すらしい。
就職に有利だから、何となく皆が行ってるから、現役合格を希望して、など、将来を見据えずに安易に進路を決めている人も見受けられる日本も、1年間の旅人生活やボランティア活動、就業などを経験してから次の進路を決めても良いのでは無いかと思う。
ゆっくり勉強三昧の日々は、あまりにも短いのだから。
「可愛い子には旅をさせろ」昔の人は良く言ったものだ。
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