130%満員御礼電車 |
2008-10-15 21:24 |
朝から潰れた。
「本日の通勤電車が遅延らしい」と、友人からの一報。
んー。。。じゃあ、今日はDay Offで!
なんて訳には行かないので、いつも通りの時間に家を後にする。
「そんなら早めに出動しようよぉ〜っ。。。」
なんて、呻き悶え声が聞こえてきそうだが、親切な友人からの連絡メールが、出動直前だったので、これ以上急ぎようが無かったのだ。
まぁ普段から15分前には会社に入っているので、多少の遅延はカバー出来るし。
さて、案の定のギュウギュウ密着電車が到着。
一見、乗れない雰囲気の隙間を、皆頑張ってすり入る。
ほぼ全員、時間通りに向かわねばならない人生があるのでしょうがない。
哀愁の各駅停車でのんびりギュウギュウしていると、2人向こうにお母さんと娘が乗っている。
娘は5〜6才?
こんなギュウギュウの中、チビッコはとても大変だろうなぁ。
息苦しいを通り越して、生命の危機すら覚えるのでは?なんて思いながら見つめる。
しかし、その子は不満を漏らす事もなく、ただじっと手すりにつかまっている。
そんな彼女に追い討ちをかけるように、ドアが開く度に押し寄せる人の波。
だが、ここで何だか素敵な光景が!
周りにいたOLさんとおばちゃんが、気を配って女の子が潰れないようにがっつりガード!もちろん女の子のお母さんも傍らにいるが、ときおり「大変だけど、もう少しだから頑張ろうね」なんて声もかけている。
正直、朝の通勤ラッシュ時に130%満員御礼電車で他人に気を配る余裕を持つのはなかなか難しい。
むしろ、早く目的地に到着して開放される事に集中している。
しかしながら彼女達は、この境遇を分かち合い、見事なアライアンスが組まれている。
残念ながらその輪には入れなかったが、心の余裕って素敵!と思えた朝の出来事である。
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