スタンプラリー 〜ロンドン短期留学編その20〜 |
2008-10-28 20:35 |
さて、私がロンドンに渡英するにあたり、必ずやりとげようと決めた事が2つある。
1つ目は、「シェイクスピア劇場にて、シェイクスピア劇をイギリス英語で見る!」
2つ目は、「ヘアサロンに行き髪の毛を切る!」
一度、学校のアフターイベントに参加し、ビッグバードマシュー(ロンドン短期留学編その10参照)やクラスメイトとお出かけした先で、エールを飲みながら「シェイクスピアを見る!」と豪語し、マシューに「劇場ならそこら中にあるよ」と教えてもらった事があった。
当のマシューは、シェイクスピアには全く興味が無く、イギリスではシェイクスピアが国語の教科書!とまで思っていた私の心は挫かれた。
しかし、彼は若い時にパンクバンドをやってたらしいので、そこはセックスピストルズの影響を垣間見た気がして安堵。
そのせいでは無いが、結局シェイクスピアは一度も観なかった。
完全にヒヤリングが出来るようになり、内容の理解が出来るようになってから!
なんてこだわったもんだから、少しも近寄れなかったのだ。
しかし、2つ目のヘアサロンは絶対に挑戦するつもりだったので勇み足で訪れた。
クラスメイトや、学校にいる日本人の子は、近くにあるビダルサスーンのロンドン校に通っている日本人の見習いさんの練習台となってカットしてもらっていたりしたのだが。
前の夜、辞書や英会話の本を見ながら「Do not too short」を心で何度も連呼した。
とりあえず「too short」を言えば下手に短くならないだろうと楽観視だ。
どのようなスタイルにしたいかを聞かれても良くわからないので、とりあえず雑誌の切り抜きを持つ。
電話予約など全く思いつきもせず、飛び込みで目についたサロンに入る。
「。。。予約してないのですが大丈夫ですか?」
快くお姉さんがシートに通してくれ、私は持ってきた切抜きを渡す。
有名な映画俳優だったので、お姉さんも「知ってる、知ってる」とニコニコ。
で、そこから陽気にハートフルな会話!
が出来るはずもないので、とりあえず「短くしないで!」「短くしないで!」を連呼。
ニコニコお姉さんも「短くしないのね。OK」
と、サクサクときり始めた。
うっとりとお姉さんの手さばきを見ている。
サクサク、サクサク、サクサク、サクサク。。。。ん?
んん?!
えぇええええっ?!!!
とっても、とってもバッサリ切ってる!
いや、刈ってる!!!
耳が隠れるくらいかしら。なんてな当初の予定は微塵も無く、耳は丸見え、後ろはほぼ刈上げ状態。
あぁ。。。。もしかしたら日本人の「短い」とイングランド人の「短い」では長さの感覚が違うのかしら。
サイズもセンチじゃなくインチだし。。。
ま、まぁとりあえずの目標は達成した。
次の日、サルっぽい頭で学校に行くと以外な好評の声が?!
。。。まぁお世辞って気配はそっとしておいた。
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