定年退職とは |
2008-11-22 20:00 |
定年退職日当日に遭遇。
ドラマや本で何となく知っている定年退職。
その日の朝は、長年連れ添った奥さんがいつもと同じように朝刊と朝食の準備をする。
ゆっくりと鏡に向ってネクタイを締める主人公。
「長いようで、あっという間な40年だったなぁ。娘達も大きくなり今や我が家には家内と二人。。。」なんてな心の声のナレーション、それが定年退職日の朝のイメージだった。
ちなみに定年日とは、会社の就業規則で定められていたりするのだが、今回はその本人の誕生日が定年日。
なんて事を意識させないくらい、普段どおりの業務時間が淡々と過ぎる。
当の本人の再雇用が決まっているからかも知れないが、仕事の引継ぎも中途半端な状況、机の周りを整頓する様子もお見受けしない。
う〜む。。。こういうものなのか?
「本当、ありがとうございましたぁ!」
「お疲れ様でしたぁ!」
と、歓喜余った部下からの声と拍手、それから花束贈呈!
という空気は一切無い。
途中、挨拶の言葉とお菓子が配られたが以上終わり。
まぁ例えば、現役バリバリ時代に叱咤され、枕を涙で濡らす原因の上司であったとしても、有終の美は飾っていくものだと思っていた。
やはりドラマの見過ぎなのだろうか。
日常の定年退職日というのは、こんなにも乾いたものなのだろうか。
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