スタンプラリー 〜韓国編 マイナスの世界から その2〜 |
2009-1-7 20:55 |
電車に乗り込むと、液晶パネルからCMが流れている。
当然、全て韓国語&韓国文字なのでさっぱりわからないが、何やら化粧品のCM。
どこの国のCMを見ても思うのだが、言葉や文字がわからなくても何のCMかわかるのは、業界統一のイメージがあるのだろう。
いや、むしろ人間心理を分析した結果、この商品にはこの色、この雰囲気、というのが自ずと決まっていると言うことだな。
電車内で気になったのが、携帯電話。
韓国では、電車内でも携帯電話で通話しても良いらしく、あちこちから話声が聞こえる。日本だったら注意から喧嘩になったりするのに。。。
以前、山手線の車内でアジア系のおばちゃんが、かかってきた携帯に出て大声で話始めたところ、目の前に立っていた紳士?が、おばちゃんの肩を叩き、後ろに張ってあった「携帯禁止」のマークを指して注意していた。
ふと、海外旅行雑誌の日本版には、「その国の注意事項」に「電車内では携帯を使用しないこと」とか書いてあるのだろうか?と、気になった。
それぞれの国にそれぞれのマナーがあるものだ。
30分程で金浦空港に到着。
そこからは、ナンバリング・色分けされた電車を乗り継いでホテルに向う。
今回、友人がホテルまでの行き方をメモメモしてくれており、「5番電車で6番電車に乗り継いで6番出口」を合言葉に乗り場に向う。
乗り場は見つけやすいのだが、今度はどっちの方面に乗れば良いのかわからない。
もちろん、「何方面はこちら、何方面はこちら」と、大きく書いているのだが、如何せんその方面がわからない。
これは最終日まで苦労するのだが、基本的にハングル文字と漢字で書いてあるのだが、路線図からその漢字の駅名を探せない。
1人が路線図を見て、1人が方面の表示を見て、と、2人協力はすれども、見た漢字が何と読むのかわからない。
結局2人で地図を見て。。。
あぁ。。。言葉の壁ってこんなにも厚い。。。
空港から乗り換え予定の駅まで約1時間ほど電車に揺られる。
20個前後の駅を通過していく中で、ここにきて友人がナイスな閃きを炸裂させる!
時折、停車駅前で軍歌のようなマーチのような何かしらの音楽が鳴っていたのだが、友人曰く「この音楽ってもしかしたら、乗り継ぎのある駅になるとかかるのでは?」
おぉおおおおっ?!
私とした事が、全くの無防備でここ数十分間電車に揺られてしまった?!
いや、無防備というよりも、むしろいつもの海外渡航より何かしら緊張していた。
日韓の歴史と、昔ロンドンで学校の先生に気を使われた事が脳裏に過っていたからでもある。
それはともかく、ナイスな友人の閃きを参考に、路線図を見ながら耳を澄ます。
おぉ?!!
やはり、乗り換え線がある駅の到着前に音楽がチャラリラかかり、何番線と何番線の乗り換えとアナウンスが入る。
大手柄である。
これを頼りに、読みづらい駅の標識と路線図と音で自分達の場所を把握する。
そして、迷うことなく目的の駅に着いたのであった。
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