石焼ぃ〜なんとか |
2009-2-19 21:48 |
寒くなったり、暑くなったり、忙しい天気だ。
どうやら関東地方は、夜更け過ぎから雨が雪に変わりきっと君は来ないな感じらしい。
そんな話題をしつつ帰路につく。
ふと、いつもの通りに石焼芋屋さんの軽トラックが待機しているのが見えた。
あぁ、寒いしねぇ。
なんて横切ろうとした瞬間、ゆる〜いスローな気配のマイクパフォーマンス。
「焼とうもろこしぃ〜。。。。焼とうもろこしぃ〜。。。美味しい焼とうもろこしぃ〜。。。」
えぇえええええええ?!
まさかの裏切りである。
白い軽トラ赤提灯、ましてや冷え込んだ夜、通りに止まる車と言ったら、どう考えても石焼き芋屋さんでしょう!!
はっ!もしや自分は今、固定概念にどっぷり浸かっている?
世の中に物が溢れ、何でもありなこのご時世。
少しくらいトリッキーな事なんて日常茶飯事なのか?!
無意識に判断していた事が、自分の思いあがりだったと気付きアワアワと歩き出したが、ふと、焼とうもろこししか無い今、石焼芋がむしょうに食べたくなる。
普段石焼芋を見かけても、高いし。。。と言う思いしか無いので購買意欲にまで達しないが、無いとなると急に欲しくなる。
無いものねだりというワガママ心の芽生え。
残念、石焼芋なら買ったのに。
なんて思いながら横を過ぎる瞬間、今度はスピーカーから流れ出る
「い〜しや〜きぃ〜。。。」
お?焼とうもろこしにも営業テープがあるのかい?
耳を澄ます。
「〜いもぉ〜。。。美味しい、美味しい、い〜しや〜きいも〜ぉ〜。。。」
おいおいおいぃ。
で、どっちなんだい?
売ってるのは、芋なのかい?もろこしなのかい?
チラミしたところで、石焼釜の蓋はびっしり閉じられている。
つい、今しがた「芋なら買ったのにぃ」なんて思ったことは棚に上げて、歩き去った。
やはり、手に入るとなると欲しくないらしい。
う〜む。。。結局どっちを売っていたのだろう。
芋ととうもろこしを、同じ焼釜で焼いても問題は無い!と言う事で両方あったのだろうか。
確かに石焼のお芋は美味しいが、ここは財布の紐をギュッと締めるのであった。
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