紳士の紳士らしい紳士の振る舞い |
2009-3-5 00:42 |
いつものように通勤、乗り換えの電車。
私の目当ては網棚にビジネスバッグを叩上げることなので、ユッタリと乗り換え電車に向う。
ほとんどの乗客は、空いている席に座ろうと座席争奪戦ダッシュ。
以前、同じ電車に乗り合わせる紳士の目撃談を書いたが、その紳士もやはりユルリと乗り換える。
しかし神様は日頃の行いを見ているのか、紳士はかなりの確立で空席に出くわす。
そんな本日、ダッシュで小息を切らしているサラリーマン達を尻目に、紳士は空席の前にやってきた。
「どうぞ」
お?!何やら紳士が誰かに席を譲っている模様。
そこまで紳士に目を光らせている訳ではないので、背を向けて立っていたにも関わらず小耳に聞こえてくる。
「譲られる程の年じゃないです」
続いて、ちょっと明るい声が聞こえてきた。
親切で席を譲ったのにぃ。。。なんてな残念に肩を落とす雰囲気でも無さそうなのでチラリと盗み見すると、大学生?くらいの若い女の子に席を差し出している。
お?どういった事だい?行く末を窺う。
「すみません。」
と、結局若い女の子が席に座った。
瞬間、その座席隣の女の子と会話し始めた。
どうやら友達同士らしい。
あぁ。。。さすが紳士!
老いも若きも関係なく、人の心を察して席を差し出していたのだ。
これが思いやりという事だろう。
我が先に!!!と、人を押しのけんばかりの人もいる中、席を譲られてもおかしくない紳士の心温まる行動に勝手に癒されていた。
いつの間にか電車内が私物化されかねない昨今、「人の振り見て我が振りなおせ」昔の教えを大切にする心を紳士から学び日々勝手に成長なのである。
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