時空を超えて世代も超える |
2009-3-11 00:09 |
先日、以前お世話になった社長と飲み散らかした。
久しぶりだったのだが、お互い相変わらずな近況話に花も咲く。
嬉しい事に、社長が一品目にチクワの磯辺揚げを注文してくれた。
そう、私はメロンパンも好きだが、チクワが大好きだ!
過去に心分かち合える人は1人しかいなかったが、練り物多しと言えどチクワに夢中である。
さて、そんなチクワをツマミながら滝のように飲み散らかしていると、何やら隣の席に一人で来ていた紳士が声をかける。
「先ほどからお話を聞いていると。。。」
と、全く身にもならないグダグダ話にインスピレーションを得たらしく話し始める。
私も社長も社交的である。
飲み屋で大暴れい!的なことには一切ならず、長閑なアットホーム時間が流れる。
聞いてみると紳士は80歳。
ほほぉ。
こう言ってしまうと失礼にあたるが、見た目は若く、会話もしっかりしているので実年齢より20歳は若く見えると言っても過言ではない。
社長が紳士に問う。
「この先もずっと面白おかしく生きていくためにはどうすれば良いですか?」
人生はお金ではない。
私は、社長が大盛況になるくらいから知っているが、酸いも甘いも噛分けてみて、実のところお金があろうが無かろうが変わらないと言う事を知っている。
中には変わってしまう人もいるのかも知れないが、結局自分の意向であったり趣味趣向、居心地の良いものは同じだと思う。
社長と私の意見が合致しているのは、
「人は如何に早く自分が好きなことを見つけるか?!」
だと言うことだ。
好きなことが見つかったら、後はどうやったら好きな事をし続けられるかを考えること。自分探しの旅が長くかかればかかるほど、時間ロスは増えるばかりである。
なんてな事を踏まえて紳士に問いかけてみたが、明確な答えは無かったように思う。
もしかしたら永遠の問いなのかも知れない。
しかし楽しい時間を過ごせた。
社長は年上なのだが、更にその上の紳士が現れた事によりいつもとは違う雰囲気でもあったからかも知れない。
昔、社長と飲み散らかして時空を超えたことがある。
夜8時くらいから飲み始め、何人かの飲み仲間が入れ替わり立ち代わりで来たのだが、最終的に2人で延々とお茶を飲んで話していた。
飽きることのない会話で気付いたら朝5時。
カラオケするでも無く、ただひたすら飲み続け途中からお茶を飲んでお開きにするつもりが、何杯ものお茶を飲み、さしで時空を超えた。
それに比べると深酒はしなかったものの、有意義な時間を過ごしたのである。
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