今さらWBC |
2009-3-29 12:40 |
何気に開幕当時は全く記憶にない。
練習試合なのか本番試合なのかの区別もつかず、毎回韓国との試合が放送されているのを片隅で見ていた。
が、そこはやはり日本人なのだろう。
準決勝、たまたまランチタイムに食堂にあるTVで中継されている試合を見かける。
6-4で日本が勝っている8回裏。
ベストタイミングのようにイチローがライト前ライナー!
その絶妙さに食堂内が釘付けになる。
あれよ、あれよと点数が入りご満悦。
いよいよ9回表。
「ここは押さえの球児でしょう!」
あんまり気にしてない割に、阪神ファンとして藤川が選ばれていたのは知っていた。
心待ちにしていたが、何やら妙な空気。
そして押さえに名指しされたのは、なんとダルビッシュ!
えええええええぇえええええっ?!!!!
。。。最初からWBCを熱烈に観戦していなかったし、空気の読めない視聴者になっているのかも知れないが、心の底から残念である。
押さえと言ったら、完全球児が投げてしかるべき!
私の采配ではありえないエース投入に「原監督めぇ。。。」と言う気持ちが少なからず沸いた。
しかし4人でピシャリと押さえ華があったのは認めよう。
最後の1球ど真ん中!
これは見事な1球だった。
が、一緒に食堂で見ていた総務レディーさん。
人だかりで見づらい位置にいたため、ちょっと頭を動かした隙の見事な1球!を、まさかの見逃し!!!
途中から見始めたにも関わらず、1球、1球、ドキドキしながら一緒に見ていたのに、最高級の1球を見逃してしまった!
まさかの大失態である。
その日のニュースでは、速度計故障疑惑もありながらの170Km超えの1球だったとの報道も。
残念な総務レディーさんである。
まぁ無事に決勝に進み、お馴染み韓国との決勝戦。
同じ時間帯に食堂で応援するも、あえなく時間切れで仕事に戻る。
しかしこの日は皆試合が気になって仕方がない。
とうとう1人の女子社員がワンセグにて試合の速報をフロア全員に報告。
優勝の瞬間は、全員で歓喜の舞である。
やはり最終回の押さえに球児は出なかった事は深い悲しみだが、華のあるダルビッシュで演出効果を狙ったのだろうと、勝手な言いがかりで心をおさめた。
久しぶりに熱狂の数日間を過ごした便乗日本旋風だったのである。
|
(トラックバックURL) http://naturde.com/step_blog/archive_407.htm
|
コメント |
|
コメント一覧 |
|
トラックバック一覧
|
|