援軍出陣! |
2009-8-12 16:59 |
いよいよ待ちに待った上田旅行記である。
毎度、毎度、旅行記を書き散らかすにあたり、タイトルを「その1」とかにしていたが、今回は小説風に一章ごとにタイトルをつけてみると言う初の試み。
気分は原稿用紙に向う池波正太郎。
さて上田とは、長野県上田市、真田家発祥の地である。
つい最近(と言ってもこの旅が先月の話なので近からず遠からずな最近)
「真田三代・・・」と言う小説を読み、真田昌幸熱が再燃された。
しかも本人意図せぬ所で「天地人」なんて大河ドラマも放送されており、
毎週欠かさず見ている会計顧問より「今週は真田の話がたくさん出るよ!」
なんてレア情報まで入手したからには、燻り始めた炎はやがて吉原大炎上!
により、早速上田旅行を調査。
。。。調査。。。調査。。。う、う〜む。。。真田、いや、歴史に興味を持たない女人を誘き出すような「温泉!」「食三昧!」「産地直送ショッピング!」なんてな血沸き肉踊る見出しがさっぱり。。。
こう書き散らかしてしまうと、上田市民が「おい、こら待てぃ!」と熱り立ってしまわれかねないのだが、如何せん渋い情報しかない。
自分的にはもちろん渋いの大賛成!なのだが、「旅は道連れ世は情け」の道連れになる人物像が全く浮かばない。
言ってしまえば、真田に興味も無く現地にメインイベントが無い旅行に選抜される人物にとっては罰ゲーム的な感も否めない。
(あぁ、上田市民の皆様、観光地としてどうこう否定しているんじゃないですよ!
ただ、旅雑誌にもWebにも旅行会社にも上田市観光情報が少な過ぎるのです!!!!)
当初は、「初の国内一人旅!」なんて素敵な名案を思いつき、会社にて得意気披露したものの、話を聞いていた社員の一人より、「友人(女人)が国内1人旅を実施したものの、寂しさのあまりかホテルの部屋から一歩も出れなかったらしいです」なんて聞き捨てならない情報が発表された。
瞬間、妄想の世界に突入。
一人で旅行=別に平気
宿泊施設=一人だと格安旅館、もしくは素泊まり
格安施設=古びた旅館(過去の「貞子旅館宿泊with友人」の経験より)
きゃあああ!!!!
部屋を一歩も出れないと言うより、貞子部屋で一人で就寝なんてむしろ部屋に一歩も入れない!!!
と言う事により、格安旅行、しかも私による私だけの私のための真田太平記ならぬ
「真田昌幸の墓参り@上田市旅行」
の開催が水面下で企画され、格安と言えばバス旅行!に耐えうる友人が大抜擢された。
そして何も知らない友人は、キビ団子ならぬ「壺最中(手土産お菓子参照)」に釣られ、イソイソと早朝の池袋バス亭に集合したのであった。
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