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山田悠介さん著者
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山田 悠介
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以前、著者のデビュー作である「リアル鬼ごっこ」を読んだ事があり、結末は「?」と思ったものの、シュールなネタを書くなぁ。。。なんて思った事があり、たまたま友人との待ち合わせでプラプラしてた本屋さんで文庫化された本書を手にとってみた。

ストーリー的に新しい発想ではなく、読んだ人は高見広春さん著作の「バトルロワイヤル」のような感じや、映画「CUBE」みたい、なんて表現する人も多いのではないだろうか。
「閉じ込められた人々、最後に生き残るのは?!」と言うサバイバルホラーである。

あぁ、ちなみに最近ホラーゲームを体験したなんてブログを書き散らかしたので、スプラッター好き?!なんて思われたかも知れないが、そうではなく人間心理にとても興味がある。
心理学的なところまで深く関心を持っている訳ではないが、人間の本質とは、極限状態にある時や無意識の中で一番現れるのではないかと思うので、精神状態を取り扱った作品は小説しかり映画しかり気になってしまうのである。

バトルロワイヤル、CUBE,ドアDでは仲間内で最後に残る者の行き残るまでが描かれる。(もちろんそれだけではなくそれぞれの感情の変化が描写されるが)
根拠はないが、個人的に現実では短時間で仲間を捨ててまで生きると言う結論に到ることは少ないのではないかと思う。
これが長時間の持久戦だったり、全く見知らぬ他人だと違うのだろうケド。。。

「家族でも親友でも自分以外は皆他人。実はお互い知らない事の方が多い!」
なんて考えると疑惑や疑心の塊になるが、実際はもっと単純に考えていて他人をここまで知っているという自意識がお互いの信用になって関係性が出来上がる。
パニック状態の時こそ本能で生きる事への執着心が強くなり「弱さ故に群れを成す」により共存する事を選ぶ気がするんだけど。。。
戦争を知らないからこそのキレイごとかなぁ。。。

しかし、この本のような理由無く巻き込まれるサバイバルストーリーは苦手だ。
心の落ち着けどころが無いと言うのも理由の一つだが、理解不能なストーリーにどこか嫌悪感があるのかも知れない。
SF的要素が入った瞬間、それまでの心情心理が作り物のように感じるし。

とりあえずサラリと読んでしまったものの、リアル鬼ごっこ以来の著者の作品だっただけにシュールな期待が大きかったせいか「あれ?」と思った本書である。
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