大家さんとは、これ如何に |
2009-12-19 10:38 |
我が家に火災報知器がやって来た。
事前に自宅乱入のアポは取られていたので、夕べからチョコチョコと片付けを始め、今朝も凍えながら早起きをし、掃除を済ませ、敵陣を討つべく時を待つ。
予定通りの辰の下刻(江戸時代の時間より)に玄関チャイムが鳴る。
今回は既にアポイントと言う口約束があったので快くドアオープン!!
ん?おや?
予定外の展開。
業者さんが2人くらいでゾロゾロと個人の日常に土足でドカドカ来るイメージだったのに、ポツンとジャンパーをまとったおじ様が立っている。
不審者?とは思わない。
何気に夕べ「予定変更して作業したい」と泣きを入れに来た大家さんだからだ。
「あ、どうぞどうぞ!」
快く中へと誘う。
「返り討ちにしてくれるわい!」
心の中では悪しき思いを膨らませながらも、全く世に放つ事は出来ない小心者、そして他人に愛想だけは振舞い酒。
これを称して「妄想暴走」。
「大家さん自ら工事されてるんですね!」
続け様、人に好かれようとするかのような1オクターブ高い声を出していた。
すると大家さん、
「ここは借金で建ててますから、少しでもお金をかけないように。。。業者だと何倍もするんですよ」
と、切実な思いのたけをぶつけてきた。
ほほぉおお〜ッ、そうなのか。
地主の不動産は、築数年経てば初期投資は回収し、修繕費を積立てたとしてもチャリンチャリンビジネスかと思っていた。
まぁ、ネット回線や地デジ対応等、世の中の流れに沿った追加設備投資は必要なんだろうなぁ。。。
「大家さん」
なんてネーミングの不動産投資のビジネスもあるが、先見の目が無いと予定回収どころか借金を抱えかねないな。
まぁ時代は変われど楽して儲けようなんて話があったら皆やってるって事だ。
残り少ない2009年。
低価格競争が続く限り、日本経済は這い上がれないだろうなと遠い目をするのであった。
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