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のだめカンタービレ最終楽章 前編
竹内英樹監督の音楽コメディー?映画である。

ドラマやマンガで有名な作品の映画化であるが、よくよく考えてみると、自分はマンガどころかドラマもスペシャルでしか見たことが無い。
うっかり見逃してしまったのと、
スペシャルを見てしまったために連ドラのハラハラドキドキ感を味わえない!
との理由で、今更ドラマを見直す気分になれないのだ。

さて、今回の観客状況。
若い女人が多いだろうなぁ。。。
と思っていたのだが、意外と中年のおじ様もパラパラ。
ふむぅ。。。これは、クラシック好きなおじ様かしら?
本作品はクラシック音楽にこだわり、ピアノやオーケストラの吹き替えを最高峰の管弦楽団やピアニストが行っている。
なので通なおじ様達も楽しめるのかしら。
勝手な妄想だけど。

内容がどうこうよりも、まず台詞のセンスが気になった。
早速調べてみると「衛藤 凛」さん!
やはりッ!衛藤 凛さんの脚本は、ドラマ「スローダンス」の時からとても好きである。言葉が生きてるとでも言いましょうか。
悶々していた脚本家の謎が解け心が躍る。

いつものように全く予備知識も無いまま映画館に足を運んだのだが、
この映画どうやら2時間あるらしい。
これを長いと感じる人もいるようだが、自分は全編十分に楽しんでいたのであっという間に感じた。
主人公のだめちゃんの喜怒哀楽が、CGを使ってものすごく分かりやすく表現されているし、やはりオーケストラのシーンもとてもよい。
もちろん本物の演奏会と比べてはいけないのだが、テレビで見るよりは音響設備の良い劇場で観る事をお勧めする!
個人的にはのだめちゃんのピアノのシーンがとても好きだ。
そもそも日本映画は滅多に観ないが本作品は観て良かったと思う。

ただ、最近のドラマ→映画のマーケティング戦略には頭を抱える。
本作のように音の重圧がとても重要な作品や、アクションBangBangな迫力を伝えたい作品ならまだしも、続きは映画で!なんて戦略は哀しみでいっぱいになる。
まぁそういう映画はテレビ放映まで待つ。

後編は春まで待てしなければいけないケド、映画終了後に流れる予告編を観る限り音楽満載の期待を裏切らない仕上がりになっているようだ。
春は観たい映画が目白押し!
忙しいなぁ。。。
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