冬の夜の肝試し |
2010-1-13 21:09 |
夜も更けて冷たい風の中を早歩き。
さて今大通りに出るよ!
。。。てな時にふと怪しい人影!そして地鳴りのような音!
むむッ?!
大通りにひしめき合っている車の騒音ではない。
まさか空耳?!!
耳を澄ます。。。低ぅ〜い音でウィンウィン。。。
大通りに出るまでは暗闇が続く。
ややや?!!
急ぎ足になる。
相変わらずの裸眼戦隊では、遠くの物且つ暗闇に潜む謎は解けない。
いよいよ大通りに到着、と共に街頭でボンヤリと謎が見え始める。
急ぎ足をゆるめ、ソロソロと近づくかのように歩み寄る。
背の高い何かが佇んでいる。
相変わらず音は響き渡るが大通りの騒音に飲み込まれていく。
ウィン、ウィン、ザリザリザリザリぃ。。。。
高ぶる気持ちを抑え、通り過ぎ様に凝視ッ!!
はうぅッうううう!!!!!
お、おじ様ぁ!!!!!
大胆不敵にも、背の高いおじ様が大通りから一歩入った道の脇で髭剃りをしている。
何なの?何なの?
今から営業先にでも行くの?
というか髭剃りって持ち歩く物なの?!
なんて思ったが、ふと羨ましくも思え、かつて「自分がもし1日男性になったら」を夢いっぱいに語った事を思い出した。
そう、男性になってしてみたい事のベスト5には確実に「髭剃り」が入る。
そもそも髭とは、自分にとって永遠の夢なのかも知れない。
「山に篭る!」なんて豪語し、悟りを開き下界に降りた時には必ず無精髭を蓄えていたい。
太っちょのお金持ちだったら髭をメルシーな感じに伸ばして髭先をクルクル巻き込みたい。
髭をたっぷり蓄えて孫娘達に「おじいちゃんのお髭熊たんみたいぃ!」なんて言われながら人気者になりたい。
あぁ。。。髭の夢は膨らむばかり!
しかし、実際髭の夢を語るとほとんどの男性は「髭剃り面倒臭い!」と一喝する。
。。。髭剃りも嫌いじゃないんだけどなぁ。。。
あ、全然肝試しオチじゃなかった!
お後がよろしいようで。。。
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