誘便局 |
2010-2-10 06:13 |
いつもお世話になっている郵便局。
顔なじみになってきている中に、1人だけ「こんにちわ」と声をかけてくる男性局員がいる。
そしてこの男性、何気に自分に気があるのでは?!
と、勝手に妄想こじ付けが膨らんでいる。
毎回、こちらもシャイなもので、あまり視線を合わさず手元の書類を出しながら受付してもらうのが常なのだが、先日、窓口にて通帳記帳と両替を同時にお願いしてしばし待機していた日の事。
ちなみに仕事で郵便局を使っている方はご存知だろうが、郵便局の通帳記帳というものは、1日に50件を超えると「合算」という合計額と件数のみの記帳しかしてくれない。
つまり誰からいくらの入金という内訳が全く表記されないのだ。
内訳分は後日郵送にて明細が送られてくるが、数日を要するため仕事上とても都合が悪い。
もちろんWebから明細確認は出来る。
しかし取り急ぎ合算分を窓口でお願いすると打ち出してくれるので利用する事が多いのだ。
さて、最近ようやく使いこなせるようになったワンセグでニュースなんて見ながら待機していると、局員さんの呼び声。
ワラワラとワンセグを閉じ、窓口に向う。
「こちらが合算の内訳書になります」
プリント1枚を受け取りクリアファイルに片付ける。
「。。。。。?」
しばし見詰め合う二人。
局員さんは自分が去るのを待てしながら「ありがとうございました」を言おうと構えている様子。
「あ、あの。。。両替。。。」
そう、合算打ち出しもお願いしていたが、それと同時に両替のお金を4万円も渡しているのに、一向に出てくる様子が無い。
「あう!あぁ!さ、最初に処理していたから。。。」
なんて言い訳を大きな独り言のように呟きながら取り乱し、出し忘れた両替のお金をスルリと差し出した。
ここで局員さん真っ赤。いや、こちらの妄想で真っ赤に違いなく見えた。
銀行員や郵便局員はお金を取り扱う機会が多い事から、滅多に業務を忘れる事は無いと思っていた自分にとって、結構衝撃的なド忘れ行為!
そこですぐさま
「?!もしや、この局員さん!自分のレディーさん対応に魅了されてうっかりしたのでは?!」
。。。悲しい思いあがりである。
まぁ本気で思わないが、ちょっと違った日常を妄想するのも楽しい時もある。
そんな勝手な思い込みをしながら意気揚々とその日は帰社。
そして昨日。
何回かに1度、片思い局員さん(妄想ながら失礼な上から目線の即席ニックネーム)の窓口対応に出会うその日である。
今回も両替と打ち出しをお願いして待機。
しかし自分は何を思ったか、両替のお願いの仕方を勘違いして両替分のお金以上を出しお釣りが出るという変な依頼をしてしまった。
(千円札30枚、100円50枚、10円50枚、合計3万5千500円に対し、4万円提出)
「これお釣りが出ますケド。。。」
なんて微笑ましい二人(しつこいようだが、自分の妄想ワールドの中で)。
「じゃあお釣りと両替分は別にお出ししますね!」
なんて彼(あぁ、ついに彼扱いの妄想ワールド)の提案で一先ず待て席に移動。
いよいよ作業を終えたので窓口に勇みよりご依頼のブツを引き取る。
当初の予定通り、受け皿別にお釣りと両替のお金が差し出される。
片思い局員さんは以前の名誉挽回ばりに
「一先ずこちらがお釣りで、こちらが両替分です」
なんて分かりやすいように説明。
そして次の瞬間!
「あ、じゃあ入れますね!」
うほ?!
銀行でも郵便局でもいまだかつてない対応、
「秘儀!局員さん自ら封筒に片付けるの巻!」行為に躍り出た!
大抵、こちらも枚数確認とかするので白い目を気にせず窓口で確認しながらモタモタするのだが、片思い局員さんはスルスルと封筒2つに入れ、再び笑顔で受け皿に乗せて差し出した。
「あ、ありがとうございます。。。」
目をそらしながらお礼を言う。
何だかこちらが彼に気がある青春の甘酸っぱい恋のような気分である。
業務を超えた親切にすっかり気を良くしながら、更なる妄想エピソードに乱舞。
まぁ全てルーチン業務に飽きないように自分なりのエッセンスを入れる妄想遊びなのだが。
しばらくは「彼は自分に気があるはず妄想!」
で遊ぼうと思っているのであった。
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