レシピってたまに大事 |
2010-4-25 08:53 |
先日、テレビの料理番組でみた料理を早速作ってみることにした。
テレビ番組の名前は忘れたが、「アボガドハンバーググラタン」なるものである。
しかし、口を酸っぱくして言うが我が家にはオーブンレンジが無い。
そしてグラタンをフライパンを駆使して作る高度な技術も無いので、ここはアボガドハンバーグのみを創作することにする。
さて、材料や分量を確認してみると
アボガド・ひき肉・玉ねぎ・塩コショウ・醤油
と、ハンバーグ部分は至ってシンプル。
ふむぅ。。。
冷蔵庫の中を見ると野菜が今か今かと消費期限を待っている。
どうせなら!
ここでレシピにない更なる具材、椎茸・人参を追加。
全てを微塵に切り捨て合流させて混ぜ混ぜ。
ちなみに、ハンバーグをビニール袋に入れて混ぜると手が汚れないと言ってアイデアとして紹介する料理番組もあるが、何かしら衛生的にあまり綺麗じゃないような気がして自分はちゃんとボールで混ぜる。
友人にこの話をすると、
「そうだよね!ハンバーグはやっぱり手だよね!」
なんて同意を求めてきたが、自分は手が汚れるのも嫌なので
「いや、スプーンで混ぜているよ。」
と、浮き足立った友人の足元をすくって見事に心を折った。
さて、いざ料理を始めたもののアボガド半分に対しひき肉200グラムにも関わらず、何を思ったか
「アボガド。。。半分だけ残すのも何だしぃ。。。」
と全部入れる暴挙に躍り出た。
勿論ひき肉の分量はそのままに。
全てを混ぜ合わせ手順通りにアボガドの皮に入れフライパンに叩きつける。
アボガドは森のバターと呼ばれるくらい油分が多いので油は一切いらないらしい。
料理時間20分と手順に書いてあったが、アボガドの皮に入れているため底の部分が焼けているのか判断がつかない。
そもそもこれはグラタンとして後にオーブンで仕上げる仕様になっている。
と言う事は普通のハンバーグとして蓋して蒸した方が良いのかも?!
早速落し蓋的なガラスの鍋蓋を乗せる。
待つこと数分。
どうしても焼けているのかわからない。
手順では両面を焼き上げたらアボガドの皮はバイバイしてよい事になっているので、そろそろ満を辞して皮を取ってみる。
。。。マドレーヌみたいなアーモンド型した憎いヤツ。
焼けてるのかなぁとちょっとスプーンで押してみる。
ふにゃぁ〜。。。
はうぅッ!!!!
生煮え?!20分料理をむしろ30分以上かけて焼いているのに?!!
そうこうしているとアーモンドの下部分ばかりに熱がかかり、このままでは焦げてしまう!
よし!っと裏返そうとさい箸を使ってエイッ!!
バラバラバラバラぁ。。。。。
ノォ〜ウッ!!!!
形あるものはいつかは壊れると昔の人は良く言ったものである。
裏返る所か爆破後の燃え屑のようにフライパンに広がるアボガド、ひき肉、その他の具材達。
この時もまだ肉が生焼け状態だと信じて疑わない純粋な自分。
散らばった具材をかき集め元のアーモンド形に戻す。
我ながら器用に元の形になった事でちょっぴり得意気。
更に10分経過。。。
相変わらず無理矢理アーモンド形にしたアボガドハンバーグは仲良く繋ぎあってくれない。
そもそも、アボガドが繋ぎの役目をするから卵も入らないはずなのに。。。
ま、まさかッ!!!!
ここでようやくオットリさんな自分に気付く。
そうか!その繋ぎである森のバターアボガドさんを分量の2倍に入れてしまったがために、繋ぐどころかユルユルと仲間達を引き離してしまったのか!
多分、多分そういう事だろう。
そうして生焼けどころかじっくり時間を掛けてソフトに炒めあがった
「アボガドとひき肉炒め」
が完成した。
。。。アボガドとひき肉炒めなら10分もあれば出来るっつうの!!
しかし完成したアボガドとひき肉炒めはとても美味!
翌日にはピーマンに詰めて「ピーマンのアボガドひき肉詰め」が完成したのであった。
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