ウルフマン |
2010-5-16 15:45 |
ジョー・ジョンストン監督
この監督の他の映画は観た事がないが、とても光の演出が美しいなと思った。
と言っても自分は映画評論家でも映画オタクさんでもなく気になる映画を片っ端から観る人種である。
よって監督的も「ど素人に演出がどうこう言われたくない!!!」だろうな。。。
さて、内容。
兄の不審死の知らせを聞き故郷に呼び戻される主人公が、謎を追うなかで自らがウルフマン改め狼男になってしまう。
しかも偶然的なものではなく必然的?
過去の記憶が徐々に明らかになったその先に見たものは!!
てへ。
何だか急に映画予告みたいに書いてみた。
とにかく荒廃した実家のお城の砂交じりの石ホールのザラリとした音や、馬が石畳を闊歩するカツカツ音は心地よい。
個人的に中世時代のヨーロッパの衣装やインフラ、お城などは大好きなので内容もさることながら映像にうっとり。
勿論、ミステリー?ホラー?作品なので湖畔の水面にゆらゆらと浮かぶ月の影が。。。なんてな幻想的な映像ではなく、青暗い薄暗闇の中に灰色の雲を切り裂いて浮かび上がる月、鋭い牙、滴る赤い血。。。きゃぁああああッ!!!!
な感じなので、声こそは出さなかったが本当に劇場でビクッ自分を抱きしめた。
ちょっぴりグロテスクなシーンもあるので目をそむけてしまったが、主人公の哀愁、悲しみでいっぱいになるストーリーにちょっぴり涙である。
まぁ賛否両論は常にどの映画でもあるが、映像の美しさは必見なのでは?
変身シーンもリアルにミシミシ壮絶だし。
とりあえず始めてのデートにはお勧めしない1本である。
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