ローマの休日とユーロの謎 |
2010-6-6 21:13 |
宿輪純一さん著者
宿輪 純一 東洋経済新報社 売り上げランキング: 217844
シネマ経済学入門と銘打っているので釣られ買いをした。
。。。。しかしぃ。。。期待と違った内容にちょっぴり残念。
著者もまえがきにて
「映画評論を書いていたが全くうけず経済と組み合わせたところエッセイ的な雑誌で評価されるようになった」的な発言を書かれている。
(大分、自分なりの解釈で抜粋しているので著者の思いと違うかも。。。)
つまりは、個人的に期待した映画の内容やプロモーションによる人間の行動経済学や統計学的な書物ではなく、映画の雑学的要素が多いように思う。
勿論その映画から見る経済的エッセンスもあるにはあるのだが。。。
「レオン」「ニューシネマパラダイス」「「ティファニーで朝食を」等の名作から、「シッコ」「不都合な真実」等の社会的な映画、その他全84作品の映画を題材に書かれているが、やはり簡単な読み物として書かれているせいで題材が勿体無い気がした。
自分が言うのも何だが、コンセプトが面白い分テーマに合わせた映画を数本比較対照で紹介して尚且つ経済学をもう少し絡めると面白いのにぃ。。。
なんて生意気に思ってしまった。
映画が好きで経済学的な考えを面白いと思う人には旅のお供に読んでもいいかも。
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