どんだけぇえええッ!!! |
2010-8-9 22:42 |
先週、先々週と得体の知れない病に侵されていた。
自分の主治医である友人@クリニック勤務に言わせると風邪らしいのだが、その症状から見るに個人的には不治の病だと思っている。
まぁ、日頃健康を満喫している人間がちょっとした不具合にすぐひよって余命いくばくもない雰囲気を漂わせているだけなのだが。
その問題の症状と言うのが、心の闇に潜む願望から来たものなのか、性転換した訳でもないのに声がやや鼻つまりのガラガラ声になってしまったのだ。
しかも、そんなガラ声だとさぞかし喉が痛い痛いでしょう?!
と思いきや、全く痛くも痒くも無いのである。
そもそも、ほろ酔いでイングリッシュパブから帰宅した夜、なんだか喉がイガりそうな感じだったのでウガイをして就寝。
翌朝、ツバを飲み込むのが多少辛い感じの喉の痛み。
むむぅ。。。喉を痛めたかしら?
なんて過ごした翌日、喉の痛みはさっぱり消えた。
それと同時に透き通るような美声も消え、ややガラ声が登場!
これが低音ハスキーボイスなら「ちょっとイケテル!」なんて図に乗るのだが、
如何せんガラ声オカマボイス。
ちっとも行けてない。
しかし、人生の記憶を振り返ってみてもこんな声枯れ症状は1日経ったら元のさやに納まるてなものだったので気にせず過ごす。
そして翌日。
会社に着いて第一声「おはようございます!」の声が、驚く程野太いガラ声に変わった!!
は、はうッ?!
喉に痛みは全くない。
もしや!と思い熱を計るも平熱。
おやぁ???
そしてその週、決算最終月末と言う事もあり、あっちからもこっちからも問い合わせが入ってくる。
その都度、野太ガラ声に驚かれ「風邪ですか?」と聞かれるので「風邪らしき症状は喉以外どこにも無いんだよねぇ。。。」と同じ返答を繰り返す。
自分が酒焼け説を提唱すると、会社のレディーさんは「それか歌いすぎですよね」なんてノホホンな発言をしたが、カラオケは歌うよりタンバリンが好きなのでその説は却下。
そんなこんなで時間と共に悪化する声。
その状況を友人にメールすると、早速電話がかかって来て
「じゃあ、選挙最終日の辻元清美議員!」
なんて振ってくるので
「ありがとうございます。本日、最終日となりましたが皆様の清き一票、清き一票をお願いします!ありがとうございます!」
「次は、選挙最終日の田中真紀子議員!」
「えぇ〜ッ、本日はね、最終日と言う事でね、頑張ってね、参る次第でございますが」
「選挙最終日の土居たか子議員!」
「土井、たか子でございますッ!」
「うひゃひゃひゃッ!!!そっくり!全部似てる!」
友人の高笑い。。。。
そりゃそうだよ。。。。選挙最終日はどの立候補者も声枯らしてるんだから。。。
そんなイタ電に釣られてモノマネなんかしたり何かしたせいか、
ついに!!!
王子様から真実の愛を貰えなかった自分の声は泡と消え行くのであった。。。
まぁ、完全にガラ声を通り越して声が出てるんだかどうなんだかな状態に陥ってしまったのだが。
だからと言ってやっぱり喉は痛くない。
しかし夜になると咳が止まらなくなりゼェゼェ言い始める。
やはり熱が。。。ぴぴぴッ、平熱!。。なんだかなぁ。
かれこれ1週間声が朽ち果てた状態が続いたので、やはりここは、意を決して耳鼻咽喉科に行く事を決意!
主治医の友人から
「土曜日は午後から行くと別料金発生するから絶対午前中に行くんだよ!」
と、診療報酬計算の落とし穴について聞いていたので午前中、イソイソと病院に出かけた。
自分の前の小学校低学年男子が母親に連れられて診察室に入っていく。
と、次の瞬間!
「痛い!痛い!!やめて!!痛い、やめてぇえええ!!!」
の大絶叫!!
むむぅ。。。男の子のくせにぃ!!
ちょっと今時男尊女卑を高らかに思ってしまったが、喚く男子をやれやれ感で待つ。
「いやぁ!!!もう、やめてぇ!!!怖い!!痛い、痛いぃ!!!」
次第に大音量となり響き渡る。
「じっとしてなさい、動いたら危ないから!危ない!!」
と、痺れを切らしたドクターの声も段々大きくなってきた。
他人事のように思っていた自分も、あまりにも長い間泣き叫ぶので不安が広がる。
そういえば数年前に喉を痛めた時、ここのドクターに薬をぐりぐりぐりぃいいッ!と塗布されたなぁ。。。。
なんて、思い出さなくてもいい記憶が甦る。
自分に尻尾があれば、完全にお腹に張り付く程巻き上げて怯えている様を見透かされていただろう。
そうこうする間に我が診察タイム!
症状を伝え、熱も鼻水も皆無と親指を立てんばかりに伝える。
ドクターは喉を見て鎖骨に聴診器を当て一言、
「炎症だね」
あれよあれよと喉のエアー薬を数分やってお薬を出してもらって診察終了。
ちッ!さきの小僧のせいで午前中の体力全部使いやがったか?!
なんて捨て台詞を思いながらあっけなく終了した病院を後にする。
結局、薬を5日分出してもらい、それから5日目丁度に声が正常に戻った。
よ!流石抗生物質!
なんて憎まれ口を叩きながらも、ようやくレディーさん復帰の第一声を上げるのであった。
。。。何気にブログが久しぶり過ぎてガッツり書き散らかしてしまった
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