書物狩人 |
2010-11-9 17:05 |
赤城 毅さん著者
赤城 毅 講談社 売り上げランキング: 393665
ある時は「ル・シャスール(書物狩人)」と名乗る主人公が、あらゆる手段で依頼主の求める本を手に入れるという話。
本書は、4話からなる主人公の本入手大作戦&その本の貴重価値について書かれている。
主人公が、国内外問わず依頼された本を探す中で陥る危険な状況は読んでいてハラハラするべきところなのかも知れないが、主人公自身が冷静かつスマートであるがためにいまいち感情移入が出来ない。
いや、主人公に感情移入するからこそ読み手の自分も無機質になるのだろうか。
自分が最初に本にまつわる小説を読んだのがジョン・ダニングの「死の蔵書 」だったので、どうしても本を探すだけではなく、何かしらの事件を解決するミステリー展開を求めてしまう。
そこに当てはめようとして衝動買いするから「最高、面白かった!」と言えなくなっているのだろう。
本書も、1冊の本にまつわる色々な出来事があり本好きが目を通すのも良いだろうが、ミステリー好きには、どちらかと言うとハードボイルドな雰囲気にやや心を削がれるやも知れない。
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