初盆の帰省〜Day1〜 |
2010-12-6 23:13 |
さて、ゴルフも終え家路に着く。
オイちゃんの家の目の前に車を止める。
何気にオイちゃん家の斜め前には、自分の後輩夫婦の新築がある。
「ふぅ。」
なんて一汗流した感で車を降りると、後輩夫婦の玄関先が何やらモクモクしている。
「ぬ?!もう迎え火かい?!」
オイちゃんに聞くも「まだ早い」の素っ気無い返事。
もう少し日が落ちてからでいいというアドバイスを胸に、シザーマン兄ちゃんと家路に着く。
自宅に戻ると母親がしばしの休息を取っていた。
働きづめで大変そうだ。
日が暮れてくると客人も来なくなると言えど、最後に1人のおばちゃんがやって来た。
おもてなしレディーさん復活!
母と2人でおばちゃんと談話していると、何やら玄関先がモクモク。
「迎え火始めたんだねぇ」
なんて横目に3人で談話を続ける。
麦茶も2杯目に進もうとする頃、玄関先のモクモクが更にモクモク煙をあげる。
「ぬぅ。。。はうッ?!!!まさか!!」
慌てて3人で玄関先に飛び出すと、シザーマン兄ちゃんが案の定迎え火を始めていた。
それは時間帯的にも問題無いのだが、如何せん「素人迎え火人!」。
分量も全くわからないまま、まさかの手元にある迎え火用の木を全部燃やす勢い!
そう、まさに焚き火状態!!
訪問で来ていたおばちゃんが見かねて
「ありゃあんた、全部焚いたら送り火のが無くなるよ?!」
時既に遅し!
ほぼ全焼に近い迎えっぷりで、兄曰く、
「え?この量じゃ足りないから、その辺の木を探しに行こうかと思ってた」
なんて空を切る発言をしながらウシャウシャと笑う。
いいな、B型って。
結局、迎え火王の兄、おばちゃん、母、自分、4人で声を揃えて
「まぁ、うちのオヤジさんはあちこちフラフラ寄り道して、家に帰ってくるのを忘れそうだからこのくらい焚いても足りないかもねぇ」
なんて笑い飛ばしてみた。
なかなかな焚きつけを見せつけているところにオイちゃんが現れ
「なんでこんなに迎え火を。。。」
呆れるというより次の事を即座に判断して
「送り火の焚き木を後で持って来るから。もう焚くなよ」
と、釘を刺して去っていった。
後にこの「焚き火王、モクモク事件!」の謎が判明したのだが、
ゴルフからの帰宅中、後輩宅で見かけた迎え火モクモクに
「負けてたまるかい!」
と兄的に意気込んだものの、思うようにモクモクが出ずひたすらつぎ足していたらしい。
送り火用の木を持って戻ってきたオイちゃんに独白する兄。
「ん?向かいの家はバーベキューしてただけだぞ?」
うへぇッ!!!!!
まさかの、まさかの!!!
迎え火とバーベキューの煙を見間違え、兄は必死でそれに対抗しようとしていたのだ。無理だって!
結局、
「お前、後輩に「お盆に紛らわしい煙を立てるな!」って言っておけよ!」
と、自分に八つ当たりする兄であった。
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