GANTZ:PERFECT ANSWER |
2011-5-29 00:19 |
佐藤信介監督
またしても鑑賞感想書き散らかしを忘れていた。。。
気を取り直して!
今更ガンツ話をば。
本作品は漫画が原作だが自分は原作を読んでいない。
原作を読んでる方々にとっては賛否両論あるようだが、自分のような原作素人には1本の作品としてノーマルな気持ちで楽しめた。
まず、理由もわからないまま主人公達がガンツという人?球体?組織?に支配され、地球外生命体の星人と戦うというのが大まかなストーリーだが、前提に主人公達は現実世界で事故や自殺などでまず死んでいる。
前編では事故にしろ自殺にしろ自ら命を絶ったかのようだったが、後編ではそれはガンツにより選ばれし者達が命を支配されていた事が明らかにされる。
戦いはリミット時間が設定され、戦闘相手の情報が提供された後に現実世界の異空間で行われるが、実際に戦った形跡は現実世界にも反映され、爆破された建物などは謎の現象として報道される。
戦いぶりはポイント制で評価され、獲得ポイントにより「戦いから開放される」「戦いの中で死んだ仲間を生き返らせる」なんてな選択が可能となる。
これにより主人公達が目標とするものが定められ無理な設定を感じず受け入れられるのだが、根本的に敵とされる星人が人類に攻撃したわけでも無く、地球乗っ取り計画が描かれているわけでも無いので戦う理由が不明瞭。
そこがいまいち主人公達に肩入れ出来ない
「戦いに理由はない。人間だもの」
なんてな割り切りもどうかとは思うが、映画は突っ込み出したらキリが無いので先へ進む。
前編で、劇中ずっと一緒に戦ってきた松山ケンイチさん扮する加藤が戦いに敗れてしまった事から、本作ではポイント獲得して加藤を生き返らせると言うところから始まる。しかし星人がその加藤の容姿で登場したり、戦闘相手が主人公のガールフレンドになったりと今までの星人と違う状況についには仲間同士の戦いにまで発展!
異空間での戦いであったはずなのに現実世界とリンクして市民を巻き込み始め、走行中の電車内での戦闘シーンは壮絶のものとなるが、この展開はガンツに起こった異変が原因。
色んな状況や謎が散らばり、どのように収拾するのかワクワクしたが、
「むむぅ。。。そうなるのかぁ。。。」
と言う結末に物悲しくなってしまった。
突っ込みどころと謎の解決はさて置き、まぁ一応の完結。
原作を読んでみようかと言う気持ちにはならなかったが、これはこれでなかなか面白い作品だったのではないだろうか。
全編戦闘シーンなので劇場で観るのが良いと言いたいところだが、そろそろ上映終了だったかなぁ。。。
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