森の仲間達生誕 |
2011-10-26 14:35 |
先程、友人のご子息が誕生した。
遡ること先週末、友人の誕生日もかねて妊婦への突撃訪問を結構!
臨月に入った友人へのプレゼントは何が良いかとネットリサーチを開始すると、やはりベイビー服やベイビー向けの小道具をプレゼントする輩が多い様子。
しかし、ここで先走ってはいけない!
今回の誕生日は、ベイビーではなく、あくまでもそのママたんなのである!
誕生日をこよなく愛す自分としては、この主役置き去り事件は放っておけない。
と、リサーチする事数分でとある品物に目が止まる。
そう、ストールである!
しかも授乳時にベイビーを包みながらはだけた胸も隠せる代物!
こいつだ!
すぐさまデパートに走り、愛すべき親戚のチビ軍団に知育グッズを買う時にしか近寄らないベビー&マタニティーコーナーを徘徊。
ウロウロとするもお目当てのコーナーがどこかわからないので、謎の西武感謝セールのパーティーハットを被った店員さんにブツの有りかを尋ねる。
やはりまだまだ認知度が低いのか、ベイビーwithママたんのコートや上着はあるもののストールはほんのわずかなスペースのワゴンに置かれていた。
その中で、授乳期が終わってもファッションとして着用出来るストールを掘り出し、いざシークレットバースデー訪問へと出発!!!
と、思ったのだが、今回バースデーガール本人にも誕生日当日の来訪は伝えていないトップシークレット訪問。
ここは「とことん驚かしたい!」との根っからのパーティーガールの心が逸り、どうしてもパーティーハットを被り、鼻メガネを装着したくなった。
一緒に出陣する友人にその旨を打ち明け、とりあえずパーティーグッズコーナーに足を運ぶ。
しかし今月の街中はハロウィーン一色!
安っぽいパーティーハットを探そうとする自分を横目に友人がファッションセンス溢れるハロウィンのウィッチハットを手にする。
「ノウッ!!!違うでしょ!それは!」
「ん?だって帽子被るんでしょ?」
すっかりお気に入りの様子のハロウィンハットを手に友人が詰め寄る。
「ノウッ!!そんな帽子被ったら誕生日を祝いに来たって事がフワッとするでしょ!!しかも、ドアが開いた瞬間「Trick or Treat」って、お菓子せびらなきゃいけないし、だいいち!バースデーガール宅に突然行ってお菓子が無かったらどうするの!!!」
「あ、そうか。。。」
ようやくハロウィンハットを戻す友人。
危なかった。。。
色んなオモチャの誘惑に負けながらもようやくお目当てのコーナーに到着。
色々あるもんだねぇ。。。。
鼻メガネよりも予想以上のサングラスの品揃え。
パンダ耳のついたカチューシャやティアラに「HAPPY Birthday」と書かれたものまである。
そんな中で一際自分の胸を貫き魅了して止まなかったグッズ。
誕生日とは全く関係のないそいつを手に持っては、
「誕生日な感じじゃないし。。」
と諦め、他のグッズを取ってはまたそいつに戻りを繰り返し、ついに最終決断でそいつをお買い上げする事に決定した。
さて、驚かせグッズも手にし、オードブル&ケーキを手にいよいよ本拠地に向う。
朝から1通の「おめでとう」メールすらしていない。
きっと寂しさと哀しみでお腹は大きいが胸は小さく締め付けられているはず。
目の前に突然現れた自分達を見て歓喜の舞か、24時間マラソン完走の瞬間のような涙で出迎えてくれるはず!
そんな淡い期待を抱いていよいよピンポンの前に立つ。
ここでザワザワはしゃぐと感づかれるので、ヒッソリとお買い上げしたブツを装着し始める。
友人は「Happy Birth Day」が上に乗った大きなサングラスをかけ、自分は愛して止まなかった黒髭のついた黒い普通のサングラスをかける。
イメージで言うと中東で白い服をまとっている武装勢力な雰囲気。
ここで今回の1日のアレンジをお伝えしよう。
一番自分達が恐れている事は、シークレットになり過ぎて、
「ピンポンしたら留守だった!」ってな惨劇。
それを回避するには近親者の協力無しには成り立たない。
そこでバースデーガールの旦那様に白羽の矢が立ったのだが、気の利いた事に、当日仕事で出かける彼は、「宅配便の荷物が来るから家に待機」の指令を出し、バースデーガールを一歩も外に出さないと言う仕打ちに成功した。
さて、物々しい雰囲気を漂わせていざピンポンを鳴らす。
段取りは完璧なので後は主人公の登場を待つばかり!
ピンポーン!!
。。。。。。
。。。。シーン。。。。
おや?
数秒待てども何の応答も無い。
インターフォンで出た瞬間、中尾彬さんばりの低い声で「お届けものです」と言うつもりが、応答が無い。
もう1度鳴らすべきか思案したものの、何を血迷ったか
「お届けもので〜すッ!!!」
予想以上の高音、ともすればお相撲さんのモノマネばりな声を出してしまった。
「あれ?この声は?。。。ちょっと待っててね」
正に他人ではなく身内に話しかけるような発言を残し、ドアの向こうでガサガサ聞こえる。
。。。。ぬ?もはやこれまでか?
い、いやいや、ここは気を取り直してまだ変装があるから見破られないかも!
一抹の望みをかけていると、ガチャリと開け放たれたドアの向こうに大きなお腹の主人公が登場。
すかさず
「爆弾のお届け物です!」
とケーキを差し出すも、歓喜とも驚愕とも取れない普通の顔で
「やっぱり!とにかく早く入って」
声で一発でばれ、挙句恥部を隠すかのような飛んだご挨拶である。
そもそも、自分一押しの中東人よりも「Happy Birth Day」のサングラスの方が派手すぎて中東人に気付き辛かったらしい。。。。。ちぇ。
とりあえず久しぶりの再開+出産間近だったので少しお邪魔する予定がドップリと居座って帰った数日前から今日である。
その大きなお腹から桃太郎ならぬ3400gと噂のBabyが誕生。
十月十日と言うが、なんだかあっと言う間だったなぁ。
お里帰りから戻って来るまで暫く楽しみに待てするのであった。
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