この時期によくある出来事 2013年版 |
2013-12-31 12:07 |
12月20日未明に酔いどれてやらかした。
まず前日19日、忘年会をかねて2人で飲み散らかしていた。
初めてさし飲みする人だったため、積もる話もありお酒が進む事ワイン3本。次の日も仕事があるにも関わらず終電を逃し深夜2時に帰宅するという破天荒ぶりな夜であった。
そんな弾けた夜、深夜に帰宅した際に異変に気付く。
そう、携帯電話が無いのだ。
酔っぱらっているせいで見つけられないのかもと固定電話から携帯電話にかけてみるも「この電話は電波の届かないところにいるか、電源が入っていないため。。。」のアナウンス。充電は十分にしていたので家の中で電波が届かないなんてあるのかなぁ?なんてぼんやり思いながら、とりあえず睡眠を優先しそのまま眠りについた。
数時間後に目覚めてからもう一度携帯電話にかけてみるも同じアナウンス。
家の中でバイブが動いている気配もなく、鞄の中にもない。いよいよ携帯紛失が決定的になりそうな雰囲気。とにもかくにも仕事に行かなければなので、そのまま会社に向かった。
と、ここまで大騒ぎする事もなく穏やかに携帯紛失の事実を認めていたのは、前夜の行動範囲が少ない事にあった。
会社→居酒屋→カラオケ→タクシー→家
これがその夜歩んだ道のりである。
つまり電車に忘れたりなんて事はないので、落としたのであれば場所が限定される。
それを踏まえて行動範囲内の場所全てに忘れものが有るかの連絡を入れてみよう!
そんな計画で穏やかに構えていたのだ。
が、この心境はあっという間に崩れ去る。
心当たりの場所に連絡を入れるも、どこにも忘れ物が無いのである。
ぬぅううううッ!!!これはいよいよマズイ展開!
お店じゃないなら、ハシゴ中の道端、タクシーを降りてから家までの道端しか考えられない。電源が入っていないのでGPS位置情報検索は使えない。
そうなるとするべき事は一つ、警察に聞いてみるべし!
早速警視庁のサイトで紛失物を検索すると、日付指定で届けられた紛失物一覧が表示出来るようになっていたので、携帯電話に絞って検索するも該当なし。
しかしまだサイトにアップされていない可能性もあるので、とりあえず神田警察署に直接電話してみる。すると、何件かの携帯電話の落し物の届け出があるようで、特徴を伝えてみるも、自分の携帯に該当するものはなかった。次に万葉橋警察署に連絡するも該当なし。完全に携帯を見失ってしまった。
さて、そうなると携帯電話の手配をしなければならない。
すぐさまソフトバンクショップに出向き、紛失による機種変更の手続きをする。
それさえ済ませれば紛失した携帯のSIMカードは使用できなくなるので悪用されることは無いのだが、問題は無くした携帯に入れているMDカードだ。
そこには友人と映った写真なんかが沢山入っている。MDカードはセキュリティ対応ではないので、誰でも見れる状態。恥ずかしい写真はないのだが、何となく気分は良くない。
そんなこんなで新しい携帯は入手したものの、紛失中の携帯はずっと心に残っていた。帰宅字には家の周りを探してみたり、週末には飲み散らかした足取りの場所に行き探してみたり。そんな日々が続いたクリスマス明けの12月26日、1通の封書が届く。
ソフトバンクからの封書だったので、何かの宣伝くらいにしか思っていなかったのだが、開封してびっくり!「携帯紛失物お預かりのお知らせ」と書いてあるのだ!!
「12月20日付で携帯の落し物を○○警察署で預かっているので、2週間以内に引き取りに来てください」
狂喜乱舞である。落とした当日に直ぐに警察に届けられていたのだ!
日付を見ると届いた26日を逃すと、自分のスケジュール上、年明けの引き取りになってしまう!警察署は17時30分まで受付ていて、その時の時間は16時丁度。これは間に合う!
急いで警察署に連絡し無事に携帯が戻ってきたのだが、参考までに落とし場所を聞くと、自宅目の前、つまりタクシーを降りた時に落としていたのだ。
地元の交番に落し物を聞きに言っていなかったのが悔やまれる。
もしかしたら20日の時点で交番に出向いていたら、機種変更することもなく、1週間モヤモヤする事もなく過ごせていたのではないだろうか。
ともあれ、悪用される事もなく無事に携帯は戻ってきた。
落とし主が匿名希望だったためお礼が出来ないのだが、やはり世の中悪い人ばかりではないなと改めて心に沁みる。他人の携帯を見つけてもそのまま見て見ぬフリをするか、ゴミ箱に捨てるか、悪用する人だっているだろうに。
結局自業自得で空回った携帯紛失捕物帳だったが、2013年の締めに人の優しさを感じる1件であった。
ちなみにタイトルの「この時期よくある。。。」とは、考えてみたら12月、1月に携帯でハプニングが起こるからだ。
数年前の1月には転んで川に携帯を滑り落とし、それを拾いに川に入ったり、急に携帯画面がブラックアウトして修理に出したのも数年前の1月、今回の紛失事件が12月後半なので、この時期は携帯事件に要注意となるのであった。
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