大陸移動説〜外伝〜 |
2009-6-6 15:01
今回の目眩で挑戦した試み。
カロリーメイト、ヴィダインゼリー、8種類のマルチビタミンタブレット摂取。
電磁波絆創膏。
蒸気アイマスク。
電磁波絆創膏でお馴染みのピップエレキバンを肩、背中のツボにベタベタ貼り。
ココ最近、左肩がずっと張り詰めた感じだったので、以前お世話になったピップエレキバンを入手。
しかもしかも!
この電磁は「永久磁石」が売りである。
前は気付かなかったのだが、絆創膏さえあれば何度でも使える代物の様子。
そして張替用の絆創膏まで別売りしている。
と言う事で24個入りをお買い上げし、同封しているツボ図面を見ながら、出来る限りのツボに貼ってみることにした。
しかしどうしても貧乏性は抜けないのか、凝りの感じるツボに貼りたい思いが邪魔をする。
お風呂上り、半裸で1時間以上どこに貼るかを吟味。
24個なんて相当な量あるのだから、適当でもツボ図面どおりに貼ればよいのにこだわりを捨てきれない。
結局、自分では手に負えない部分を諦めたため半分は未使用だ。
そして今回、最も効果を感じているのが「蒸気アイマスク」。
ホッカイロと同じ原理で40度の蒸気をあてるアイマスク。
10分程で目元しっとり。
目の疲れをほぐすのと、何気に美容効果もあるのでは?!
と密かに思っている。
病院、健康食品摂取、アイマスク、同時に考え付くことは全てやったのでどれが効果的だったのかサッパリわからないが、とりあえず治まりつつある目眩に安堵である。
過剰被害妄想不治の病はゆっくりと幕を引き始めた。
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大陸移動説〜その2〜 |
2009-6-6 13:49
目眩明けの一週間。
仕事中にもたまに襲ってくるクラリ目眩。
貧血疑惑によりホウレンソウやビタミン補給に勤しんだにも関わらず、やはりいなくならない目眩。
ついに業を煮やし、病院への出陣を覚悟する。
とりあえず目眩の場合、何科の病院に出陣すべきかを責めあぐねつつ友人のクリニックレディーさんに相談。
「脳神経外科か耳鼻科では?」
とのアドバイスにより、耳鼻科出陣を決意。
脳神経外科に行って輪切り脳になる程のことでも無いだろうし。。。
という思いと、検査のためとは言えレーザー光線的なものを体に浴びるのを比較的避けたい身としてはまずは耳鼻科である。
ちなみに目眩は、目の疲れや肩こり、耳などからも起こることも考えられるらしい。
今回の目眩により「メニエール病」という病名を知った。
目眩で大騒ぎしている際、知人の母親がどうやらこの病と判断されたらしく、その症状が自分の症状と相違していたので、気分的にメニエール病に侵され始めた。
主な症状は、目眩、耳鳴り、吐き気らしい。
当てはまるのは目眩と耳鳴りだけだったのだが、その症状を聞いて吐き気もしてきたような気がする。
思い込みが激しく、病に打たれ弱い人間は、聞いた事にマインドコントロールされ安い傾向にある。
早速翌日の朝、近所の耳鼻科に向う。
通院初心者としては、実は目眩なんてどうやって診断するんだろう?とたかをくくっていた。
まずは症状を聞かれる。
「目眩はどっち周りでしたか?」
おぉおお?!目眩の回転方向?!
全く予想していなかった質問にしどろでもどろになる。
初めての目眩を想像しながら、人差し指を上に向けクルリと回転させる。
「え?上ですか?!」
瞬間、ドクターが引きがちチョイ被り気味にツッツコむ。
はうッ?!
寝返りを想像して再現したものだから天井の回転具合を正面きってパフォーマンスしてしまった。
ドクター的には右周りか左周りかを知りたかったのだが。
気を取りなおして右か左かを考え、人差し指を右回転させながら
「あ、左です。」
これはよくよく思い返してみて気付いたのだが、重要な症状を間違って報告。
初診で誤診が発生した場合、明らかに自分の過失だろうなぁ。。。
次に座っている椅子を倒され、フリーフォールのような瞬間無重力テスト的なものをされる。
ほほぉ〜ッ。。。こういう検査機器もあるんだなぁ。
一瞬の浮遊感に不快感を覚えながらも感心。
目を瞑り、右に左にユラユラ、上に下にユラユラ。
どうやら左右に首を振っても目眩は起こらないが、上下、主に上を向くとクラリ。
立ち上がり目を閉じて足を交差させ腕を上げバランス。
ユラリ、ユラリ。
何故だろう?こういう時、自分はバランス感覚に優れてると思われたい衝動に駆られ、一生懸命バランスをとってしまう。
人に良く見られたい欲望でもあるのだろうか?
続いて超音波テスト。
ヘッドフォン装着の上、鳴り響く音を探す。
証明写真を撮るボックスのような小さなとこに入り、正面ガラス向こうに操作する看護士さんを見守る。
こういう時、看護士さんの動きで「あ!今から音が出る!」なんて勘が働いてしまうのだが、思い込みの激しい自分にとって大丈夫だろうか?と一抹の不安。
まぁそれも踏まえてテストはされてるんだろうけど。
普通に左右の調音テストを済ますと、次は耳の骨の部分にヘッドフォン部分をあてて骨の振動からの調音テスト。
ほほぉ〜。音って骨でもひろってるんだ。
滅多に来ない病院に来てプチ情報を入手。
一通りの調音テストを終えたドクターの第一声。
「あぁ、調音は異常ですケド。」
サラリと流される。
赤と青のウネウネグラフを見ると、どうやら左耳は低音が聞き取り辛く、右耳は高温が聞き取り辛いらしい。
機能的に正常ではないらしいのだが、今回の目眩とは関連性は無さそう。
安心すべきなのか、由々しく思うべきなのか複雑な心境。
ドクター曰く、左耳の中にある石(耳石)が外れてしまい場所移動していることに原因があるようす。ちなみに人間はこの耳石で平衡感覚を探知するらしい。
いよいよの病名発表!
「良性発作性頭位めまい症」
文字にすると仰々しいケド。。。
なんて言われながら達筆にドクターはメモ書きしてくれた。
「原因は色々考えられるが、まずは「過労・疲労・睡眠不足」を解消するように心がけて下さい。」
つまりは最近のオーバーワークによるものなんだろうなぁ。。。
1週間分の目眩止めとビタミンB12などの薬を出してもらい、一先ず様子を見る事になった。
それから1週間。
しばらくは、やはり寝返りの度に目眩感で目が覚めて良く眠れなかったのだが、ここ2日はすっかり治まった様子。
薬は本日打ち止めになるが、補給の必要はないと良いなぁ。
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大陸移動説〜その1〜 |
2009-6-6 12:49
先週末からの突発性目眩。
明け方、もうすぐお目覚めなまどろみ中、左側に寝返りをうった瞬間!
うっすら目を開けた状態で天井がグルグルグルグルぅ!!!
はうッ!目を開けるタイミングを間違えた!
とっさにそう思い慌てて瞼を閉じる。
「人間は寝ている時、眼球黒目部分は上を見上げた状態になる。」
なんてな本当かどうかもわからない事が心の片隅にあったので、寝返りうち途中に目を開けるとグルグルすると勝手に結論付けてみたが、目を閉じても頭の奥でやはり時計回り、つまり右回りにクラクラしている。
ややや!!
もしかしてこのまま息絶える?!
普段とっても健康な人間は、得てしてちょっとの不具合に打たれ弱い。
前日にアルコール摂取した訳でも無いのにクラクラしている自分。
当然のように自己判断病名は「不治の病」だ。
とりあえず他の病名も疑って見る。
「まさかのインフルエンザ?!あれだけ注意してマスクマンに変身していたのにぃ!」
急いで体温計を口にくわえる。
しばしジッとしてみる。
その間もグルグルクラクラのエレクトリカルパレード。
ピピッツ!
体温計を見つめる。
36度16分、所謂平熱!
早とちってみたが、熱も咳も無く喉なんかも痛くない。
つまりインフル疑惑は数分で解消。
気を取り直して布団から出て立ち上がろうとしたが、産まれ立ての小鹿並にユラリと揺れる。
立ちくらみなんてのは人生で何度か経験したが、目眩は人生初である。
そんな朝を向え、前回1ヶ月勘違いして開催した友人のお墓参りに出かける。
絶不調により心折れスタートな一日が始まった。
一緒にお墓参りに出かける友人と合流してみると、その友人もその週は絶不調だったらしく会社を休み病院に参戦していたとのカミングアウト。
つまり、どちらかと言うと二人ともお墓参りするより家で休息を取るに限る一日なのだろうが、命日近辺と言う事もありお墓参りは強行開催。
何だかわからないが自分の方がより病に臥してるアピールをしつつ、心細い体調の変化を友人に伝える。
「むむぅ。。。貧血では?」
全く意識してなかった病状が提案された。
おぉ!そうなのか?!こいつは貧血による目眩なのか!
心が弱っている時は、自我より他人の言葉が優先される。
により、二人で仲良くコンビニにて栄養ドリンクを吟味してみる。
貧血にはビタミンC補給!
勝手に決め付けビタミンCを探すも、ビタミンBやEが入ってるドリンクしか見当たらない。
そして種類がたくさんあって何がどうやらさっぱり。
最近はスーパーにベジタブルソムリエなんてのが進出されてるそうだが、栄養ドリンクソムリエなんて人がいたらお願いしたい気分。
結局ビタミンCは補給出来ないが昔馴染みのリポビタンDを摂取。
そして単純な私達は、妄想効き目をすぐに察知し、にわか元気を取り戻した。
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