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告白

中島哲也監督

というか、原作:湊かなえさん著者の映画化。

こちらの監督作品は他に見たことがないのでよくわからないが、とにかく原作が大ヒットした作品である。
。。。自分、まだ読んでませんけど。

内容は、娘を事故だか事件だかで亡くした教師の復習劇と言ってしまう程簡単なものではない。

まず、事件の真実を知った教師の独白からストーリーは始まる。
この出だしは淡々と過ぎていく無機質の世界が広がる。
とても印象深いのだが、そこで独白される事実には何の感情も起きない。
勿論これはいい意味での無感情。
役者である松たか子さんの演技に感情が釣られた感じかも知れない。

何故そんな結果になったのか?
何がそうさせたのか?
理由をこじつけようとすればいくらでも出てくるのだろうが、
全てが狭い世界の中で軽薄に行われる。

現実でも社会に出ても学校でも家庭でも窮屈な事は沢山ある。
その中で「命」という一番大事な物だけは、例え自分であっても奪ってはいけない。
そう思える映画かどうかは「映画」として観る以上難しい作品かも知れない。

多くの人が何かしらの感想を持っている作品だとは思うが、
とりあえず観終わった後に、ああでもない、こうでもない、なんて作品ではない。
かと言って虚無感に襲われる訳でもなく圧倒される訳でもなく。
ただ、観て良かったと思える作品ではある。

出だしから静に始まったのはとても良かったのだが、
途中の意味不明なミュージックビデオ的なシーンは必要だったのだろうか?
情と動がしっかり描かれてそうな作品だっただけにその部分だけが残念に思う。

何はともあれ、久しぶりに原作読んでみたいなぁと思う作品である。

ちなみに、命の重さを題材にした
「21グラム」監督:アレハンドロ=ゴンサレス・イニャリトゥ
という作品がある。
この作品はとても素晴らしいので、告白を鑑賞した方にちょっとお勧めしてみたり。

暗黒帝国到来 その1

携帯電話が反抗期になった。

数日前からスライドするとチカチカ!と接触不良感をかもし出していたのだが、
ついに真っ暗闇っ子になった。

それでもしばらくは、電源落としたりソロソロとスライドさせたりしたらご機嫌麗しく復活してくれたのだが、ついに!音声のみを残してストライキの開始である。

音声だけ生きていると言う事は、メールが届いたのが着信でわかる。
しかし画面が真っ暗闇っ子のため、誰から届いたのか何が書いてあるのやら。。。

ネットで症状を調べてみる。
どうやらこの状態を「ブラックアウト」と一部では呼ぶらしい。
こうなったら復活の呪文は一つも効かず、修理、もしくは買い替えを推奨している。

むむぅッ。。。。
とりあえず最近の携帯動向をチェック!
。。。。
。。。。
。。。
はうぅううううッ!!!!
お高いぃッ!!!!
酷いよぉ!!!!
何気にテレビより高いんでないのかい?!
てなくらい高級電化製品になっている!!

イヤイヤぁッ!!!
我が家にそんな気前のいい諭吉は一人もいないぃいいッ!

と、言う事でココは昔の機種の復活を。。。
そそくさと2つ前くらいの携帯を取り出す。
チップを入れ替えてONッ!
キラリ〜ンッ!!!
久しぶりとは思えない快調な出だし!

早速友人にメール。
スイィィイイイッ。。。。
メール送信アイコンと共にメールが送信された。

なんだ!使えるじゃぁん!!
はて?なんで機種変えたんだっけか?
しばし右斜め上を見上げた後、
ま、いっか!携帯使えるしぃッ!!!

なんて次の携帯がお買い上げ出来る日まで、一生懸命諭吉を滞在させようと心に誓った。

翌日。
フンフン得意気に会社でお勤めを済ませ、帰宅後、携帯電話のマナーモードを解除し、「そういえばどんな音楽入ってるんだっけ?」
と、気ままにデータフォルダーを操作して「再生!」

しぃいいいい〜んッ。。。

おや?「再生!」

しぃいいいい〜んッ。。。

はうぅううッ。。。思い出したぁ。。。
この携帯、メールや電話の送受信は出来るケド、音声機能がバイバイしちゃってたんだったぁ!!!
つまり電話かかってきたらバイブで分かるケド、通話しても相手の声も自分の声も全く聞こえない代物。

これはやはりどうにかせねば。。。
そう思い、再びインターネットの儚い旅に出かけるのであった。

小熊のキスマーク

久しぶりの書き散らかし大会。

山のような出来事がストックされているので小出しに書き散らかす。

さて、タイトルから見てわかるようにいつものようにすっ転んだ。
半期、いや四半期に一度は転んでる気がするので大した事故じゃないだろう。

えぇッ!!!だ、大丈夫ぅッ!!!
なんて心配のざわめきをされても、飲み散らかした帰りなので自業自得だ。

うろ覚えの状況を説明すると、陽気に飲み散らかした後、カラオケで踊りたいと自ら言い出し、付き合わされた友人が歌う間すこぶる快調にタンバリンで踊った。
まだまだ踊り足りないのを無理矢理友人に引き出され、渋々店を後にした第一歩!
まさかの道路と店の段差を踏み外したのだ!

その時の足元に道が無いふわっとした感覚は未だに覚えているが、とにかくバランスゼロカロリーによりステンッ!
いや、ビタン!と転んだ。

思い起こせば今年の初め、数軒先の居酒屋の螺旋階段から落ちた。
それから数ヶ月。
目と鼻の先でまたしても転んだ。

なんだろう。。。。
もう歩いて返れる地元射程距離内で飲み散らかしてる開放感なのか、現実逃避の転びたい症候群からなのか。

翌朝、「転んだなんて夢だったのかも?!」
なんて思う余地も無く右膝小僧に真っ青な小熊のキスマーク青痣!!!
自分の記憶が正しければ、この夜2回転んだ。
2回目がどんな状況だったのかは思い当たらないが、本人が自白してるので事実だろう。

この夏場において、消えない小熊のキスマークがワンピースの裾からチラチラするのであった。



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