遡ること3日前。
まず、自分は携帯2台持ち戦士である。
1台はプライベート、1台は仕事用で使い分けて9年目に突入。今や1台携帯で2つの番号を使い分けるなんてサービスも当たり前にあるのだが、色んな事情で2台持ちのまま、しかも2台ともガラケー。
周りの友人からは口が酸っぱくなる程スマホを勧められ、更に「ライン導入しろ!」と詰め寄られる場面もあったのだが、頑なにガラケーを貫く。理由はスマホの基本料金が高いというのが一番、続いて仕事でもプライベートでもPCを使ってる事が多い、そして最後に「外出先まで誰かと繋がってなきゃイヤイヤ!」なんて気持ちも、「何かあればスマホで確認!」なんて気持ちも全くないからだ。
そんな日々を過ごしていたのだが、昨年あたりから「格安スマホ」なんて声がチラホラ聞こえてきた。そこへきて自分が仕事用に使っている携帯のY!mobileが1980円なんてサービスを開始、ついに現在の月々携帯使用料、約3千円を下回ったのだ!
そうなると色んな話が変わって来る。
そもそも自分がスマホを持たない1番の理由は料金である。今やFree WiFiは至る所にあるし、通信料金は出来る限り抑えたい。セキュリティーは最も注意すべき事項だが、ご利用を計画的にすれば良い。
という事で、ついにガラケーからスマホに脱皮する時は熟した。
なんて思いながらもまだモジモジしていたのだが、ついに先週の金曜日山は動いた。
早い時間から友人と飲み散らかし、カラオケで散々暴れ倒した後、1人Y!mobileショップに向かったのだ。今一度書き散らかすが、散々飲み散らかしてからのご来店だ。
それまでにY!mobileのショップ前は何度か通った事があったのだが、いつもお客さんがいる様子はなく「大手3キャリアのショップよりも並ばず機種変更出来るかも」なんて思っていた。そしてそれは的中。ご来店と共に受付カウンターに通された。いや、正しくは通されたらしい。
実はあまりにもご機嫌な飲み散らかしだったので、所々記憶が曖昧である。とりあえず店内で暴れた形跡がないので無事に家に辿りついていたのだろう。
そんな訳で、受付のお兄さんと向かい合って談話した記憶の断片を集めて書き散らかしているのだが、まず結果から言うとガラケーからスマホには無事に変更が完了。月々料金も何度か確認したし、今月変更出来るもの、来月変更出来るもの、そして一番安い料金にする術をちゃんと聞いてメモまで取っている(へなへな文字で自筆なのに解読に時間を要したが・・・)。
手続き的な内容は全く普通(だったはず)だが、その合間のどうでもいい会話にお兄さんを付き合わせちゃったなーと、反省。まず、ショップのお兄さん自身がスマホを使っているのかや、スマホの便利さを述べてくれなんて絡み、お兄さんがPCも持っていてスマホもPCも殆どゲームに使っていると聞くや否や、「ゲーム」をキーワードに「自分はYoutubeのゲーム実況を良く見ているんですよ!」なんて聞かれてもないプライベートの話を持ち出した。しかも、ゲーム実況を見ているなんて友達にもカミングアウトしていないのに。
ここでゲーム実況に関して脱線書き散らかしをするが、自分はこのゲーム実況を見始めたのは2〜3ヶ月程前の事だ。つまりそんなにユーチューバーの実況者を知らない。誰が有名かも知らない。そしてユーチューバーが結局何する人かも最近まで知らなかった。
そもそものきっかけは、海外ドラマの「
ウォーキングデッド」を検索した事に始まる。自分はゾンビ映画をかなり見ていて、グロイ映画が好きとかではなく、恐らく人間の「無意識」という感情に興味があるあまり、ゾンビに対しては「人間の究極な無意識の欲求」なのかも知れないという目で見ていると思う。人が人を無意識で襲うなんて悲しみでしかない。
そんな思いの映画が多かったのだが、「ウォーキングデッド」という海外ドラマは、ゾンビもさることながら、生きている人間が意識のある中で他人を襲い争いあう。「人はそれぞれ正義があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない」Song by
SEKAINOOWARI、ってな感じで善悪を誰が決められるものでもない人間ドラマもありで面白い。
そんな「ウォーキングデッド」の最新シリーズが10月に放送開始されるのだが、直近シリーズの終わり方が衝撃的過ぎて、続きが一体どうなるのか?!と気になり少しでも海外ニュースからヒントを得ようとグーグル先生で検索をかけたところ、「
ウォーキングデッド」のホラーゲームがあり、それをYouTubeで実況している、というのでゲーム実況を知ったのである。
脱線が予想以上に長くなったが、ゲーム実況なるものを見てはまった。以前は自分もゲームをしていたが、とにかくキリが無く夢中になり時間を無駄にする事が多くなったので、自主的に封印してしまった。それが今や空いた時間にゲーム実況を見れば自分でクリアしなくても誰かがクリアしているのだ。こうなるとゲーム屋さんが儲からないのでは?と思ったのだが、ユーチューバーが広告宣伝活動者?的な人のようなので、むしろゲーム会社がスポンサーとなって支援してる様子。違法な画像アップデートだったら裁判沙汰になるのでこれはこれで合法的なビジネスなんだろう。チラリと調査したら「権利解放してるゲーム」「メーカーに許可を得る」という大前提がクリアしているとビジネスとしてOKらしい。果たして視聴者側が合法動画を判断出来るのか疑問だが。
という長い説明を経てショップのお兄さんとの会話に戻るが、お兄さんも話を合わせてくれたのか、「誰の動画見てるんですか?」と聞いてきたので、「
弟者さん」と即答。というか他に知らないだけなのだが、たまたま見た「ウォーキングデッド」のゲームで無茶苦茶声がいいなと思って気に入ったのだが、彼の他の動画にはアクションゲームもあり、そのシューティングの上手さが更に気に入ったのだ。自分は銃でも弓矢でも飛び道具がターゲットに命中させる系のものは好きだ。だからと言って本物の戦争や海外の銃乱射事件なんてのは全く反対!人は話し合うという事が出来る生き物なので、傷つけたらダメダメ。
するとお兄さん「あー弟者ねー」と、いまいちな反応。
どうやら以前はお兄さんも弟者さんの動画を見ていたらしいのだが、彼は正統派過ぎて面白くないとの事。
「ふ〜む」そうなると自分の知らない世界があると踏んだので、ここぞとばかりにお兄さんにお勧め実況者を聞いてみる。
で、聞いた実況者をメモに書いたのだが、これが今となっては解読に白目。
しつこくおさらいするが、自分はこの日午後の早い時間から暴れ飲みをし、陽気なサザエさん状態でご来店中。
とりあえず2名の実況者がメモに刻まれている。ダークソウルのゲームをやっている人たちというのは読み取れた。だがしかし、YouTubeでそれらしい文字を検索してみたのだが、Hit件数が多すぎて誰が誰やら・・・
と、言う大変お騒がせなご来店もようを書き散らかした。
「ショップお兄さんにも迷惑だし、他のお客さんにも迷惑でしょー!」と言われるだろうが、とりあえず自分以外、後にも先にもお客さんは居なかったので誰かを待たせたという迷惑は無かったはず。何だったらショップお兄さんの横に座ってたオジサンも、暇なのか書類持って来てくれたり領収書手配してくれたりと、2人がかりの対応で酔いどれ客をあしらった。後で監視ビデオとか見ると、警察24時に出てくるような陽気な酔っ払いが映ってるんだろうな・・・。
そろそろ大人の暴れ飲みをマスターしなければと思うこの頃であった。