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巣立ち

母から本をお買い上げして送って欲しいとの依頼。

「探してる本が無いのよねぇ。。。」
と、欲しい本のリストが送られてきた。
すかさず電話し、
「てか、本屋が無いじゃんッ!!!」

まぁそれは言いすぎだが、昨年度久しぶりに帰省した際、変わり果てた街に後退りした。
数年前、駅を高架するために区画整理されたらしいのだが、かつてのごちゃごちゃした街並みはすっかり姿を変え、パリ市内のように整備された。
パリ程の店も無いのだが。
そのせいとは言えないが、古い書店は姿を消し、歩いて行ける範囲には1軒の本屋しか無くなってしまっていた。

そんな1軒の書店、1軒のブックオフで過去に出版された本を探すのはほぼ絶望的と言える。
注文して取り寄せると言う手もあるのだが、また本屋に引き取りに行かなければならないと言う事もあり好ましく無い様子。
そろそろ母親にもパソコン教えなきゃなぁ。。。
残念で有名な兄がアイパッド買ってあげるって話もあったんだけど。。。

それはさておき、早速リストを見てみると「ハーレークイーン」と言う名前がトップに踊り出ている。
ぬ?ぬぬぬ?!!!
母、今からロマンスに目覚めたのかい?!!!
娘-少し戸惑う。

自分は一読もした事は無いが、ハーレークイーンと聞くと海外の壮大な恋愛小説のイメージがある。
ま、まぁ、人それぞれの趣味趣向はあるしぃ。。。
いくつになっても乙女は乙女よねぇ。。。
なんて自分に言い聞かせてリストを読み進める。

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。。。何だかアブノーマルな雰囲気だなぁ。。。
とりあえず表紙がどんなのかわからないと直ぐに見つけられないかも。。
いや、どんな内容の小説に母は手を染めようとしているのだろう。。。

8割方興味本位でネット検索すると、
「休暇を控えたFBI捜査官(シリーズの主人公らしい)が、友人の医師から依頼された行方不明の患者を探しに行くとそこには無数のドラム缶詰め死体が!!」

き、きゃぁあああああッ!!!!
予想を反してド・サスペンス小説である!
しかも殺戮やら何やら鬼気迫る言葉がほとばしっている!!
そうなの?そうなの?
ハーレーなクイーンってそうなの?!!!!

よくよく調べて見ると、ハーレークイーン出版社の中にスリラー/サスペンスと言うカテゴリーがあり、母はそこに手を染め始めたようだ。

ナルほどねぇ。。。
もともと、自分や兄が海外の翻訳ミステリー小説が好きなのは母の影響が強い。
小さい頃からアガサクリスティー等の小説がゴロゴロ側にあったからだ。

そんな彼女はいつしかFBI系のハードボイルドサスペンスを読むようになり、常に裏路地でオートマチックやリボルバーが火を吹く犯罪捜査に舌鼓を打っている。

自分は相変わらず探偵物が好きだ。
西洋の館や密室トリックなんて小躍りするくらいで謎に迫っている。

いつしか後ろをヨチヨチ歩いていた娘が、親の手を離れ別々の道を歩く。。。
そんな感じだろうか。

。。。。イヤイヤ、逆だ!
一緒に探偵小説を歩いていたはずが、母が脱線して娘の手を離れて歩き出してしまったのだ!!!

はうぅううッ。。。
いつまでも成長せずに推理に目をキラキラさせる娘。
一人、冷たい銃を握り締めニューヨークの闇に迫る母。
何だか母の方がカッコイイじゃんッ!!!!
自分はいつまでもかび臭いコート羽織って皆に胡散臭いと嫌われてるし。

とは言え、ニューヨーク市警の銃バンバン小説には興味が無いので仕方ない。
読み始めた綾辻行人さんの謎にでも挑むか!

ちなみに、依頼された小説は、大きい書店2軒、地元の書店1軒、ブックオフを巡っても見当たらなかった。
東京の書店と言えどもコアな出版社の在庫は限界なのね。

アマゾンでは謎の高値になっていたので、ハーレークイーン社のサイトに行きネットショッピングしてみた。
今後も母からの依頼があると予想し、会員登録。
いつか自分もハードボイルドになるかも知れないし。

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年末年始の喰道楽 その4

ようやく年始2日目である。

予定外の宿泊によりボンヤリと目覚めた朝に、トーストwithマヌカハニーをペロリする。
テレビをつけると箱根駅伝である。

ちなみに自分は箱根駅伝を真剣に見守った事は無い。
が、友人は興味、関心があるらしく2人揃って駅伝を見始める。

駅伝と言っても、まぁ既に遥か彼方のお話なので、今更どこの大学が優勝した!
なんてのを書き散らかす事でも無いのだが。
とりあえず真剣に駅伝を見ていると、東洋大柏原君の区間記録更新が心待ちにされている様子。

ふ〜む。。。どんなかねぇ。。。
なんて物知り顔で見つめる。
早稲田がトップを走り抜けているようだが。。。。
と、。。。。ぬ?ぬぬ???
おぉおおッ!!!早稲田のお兄さんイケメン系だ!!!
うっかり違うところに目が行く。
素人駅伝観戦の成せる技だな。

結果、イケメン系であっても、ご存知の通りカッシィー事柏原君に抜かれるのだが、そんなに差を開かれる事もなく彼も十分早かったと思う。
イケメン系ヒイキ。

そんな駅伝の走りを見守ってから帰路につき、その夜の新年飲み会に備えたのである。

と、何故ここで2日目の他愛の無い駅伝話を書き散らかしたのか?!
それは、翌日に続く附箋のためなのであった!!!

人形館の殺人【新装改訂版】

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ココ最近はまっている著者の奇怪な建築家の設計した館で起こる殺人シリーズである。

はっきり言うと、今回は大変読み進みが遅かった。
前作までとは違って、なんだか文学的と言うかハラハラしないと言うか。。。

そもそも主人公が病弱で、ある日自殺した父親の残した館に移住してくる事から始まるのだが、この主人公がなんとも活動的ではない。
まぁ小さい頃から病弱で。。。
なんてな事もあるのだが、常に心の中の自分と語っているというか何と言うか。。。

しかもこの館には、生前父親が作った不完全な人体人形が所々に配置されているのである。
何が不完全かと言うと、1体につき必ず1パーツ不足しているのだ。
しかも顔はのっぺらぼう。
そんな薄気味悪い館なので「人形館」なんて呼ばれるのだが、自分は、この描写のせいで年明けからの悪夢に繋がっていると勝手に思っている。
それだけ今までの作品と違って、人間味の無い異様な雰囲気が本作にはあるのだ。

ストーリーは、過去に起きた事件が関係して主人公が狙われると言う話で、何気に途中から「犯人はもしかしたら」的な予測が立てられた。
しかし毎回、著者には犯人を当てながらもどんでん返しの事実が判明で尻尾を巻かされるので、慎重に読み進める。
例え犯人がこの人でも、今回はどんな裏オチがあるのかと?!!

で、半分までノロノロと1週間以上かけて読み、悪夢に苛まれつつも後半戦になると一気に読み進む!
やはり登場するべき人が登場するとか、何かしらのアクションが無いとなかなか気が乗らないんだよねぇ。

で、結果的に犯人は当たっており、その背景も読んでいたのだが、最後の裏オチがなぁ。。。。
ここで本作の好き嫌いが分かれると思う。
自分的には後味が悪いというか。。。
前作と違う感じの作品に仕上がっている理由もわかるのだが、やはりこういうトリックでは無いケド、実は。。。的な締めは好きじゃないかなぁ。。。

と、まぁ久しぶりに歩みの鈍い読書を堪能したのであった。


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