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またまた通勤電車話

これは実体験では無いがノンフィクションである。

平たく言うと友人に聞いた話で、今朝の満員遅延通勤電車での出来事。
ここまで書くと経験者は「あぁ。。」と、ちょっと疲れ気味のイメージが広がる。

例に漏れず当事者の友人、そして周りの乗客も口には出さないものの、朝からお疲れ空気が漂っていた。

そんな中、とある駅で臨時車内アナウンス
「お急ぎの中、ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。ただ今、お客様の鞄がドアに挟まっており、”せーの”で押したいと思います。”せーの”」

えぇええええ?!「せーの!」ってぇ!!!
今まで何度か遅延電車に乗車した事はあるが、掛け声付きの車内アナウンスは聞いた事が無い。
和み。一瞬にして車掌は、ご不満中の乗客の心を鷲掴み。
聞いていた私も何だか微笑ましい気持ちだ。

さて、この車掌さんの声はどんなイメージが描かれただろうか?
私の中ではちょっと高目の若い車掌さんのイメージだったのだが、実際はなんと渋い良い声だったらしいのだ。
所謂ダンディさんの声だろうか。

改めて渋いダンディさん声が「せ〜の!」と言うシーンを妄想してニヤリ。

たまに人間は面白いなと思える。
今回のように話を聞いている際、何らかの人物や風景をイメージしている。
経験や知識からその話に近いシーンを当てはめているのだろうが、そうであろうと思っているものが不意に崩されると、途端に方向性を見失う。
ネコが髭を切られると平衡感覚を無くすのと同じだろうか。

遅延の満員電車は困るが、アクシデントはつき物。
そう穏やかに思えるほど人としての幅はいつか出るのだろうか。

ついにその日が来たか。。。

とうとうやってしまった。

遠からず、近からずな過去、何度か電車の自動改札に自宅の鍵を握り締め立ち往生した事をブログカミングアウトした。

2〜3度ならミニうっかりさん情報として微笑ましいが、度重なってきたため、自己警告を鳴らしていたはずだが、そこは不完全な生命体。
すっかりそんな事実を忘れ、日々の暮らしをまっとうしていた矢先!
ついに、ついに!自宅玄関前で定期入れを出して静止した。
もちろん我が家は、ホテル並のオートロックのカード式キーでは無い。

なんだろう、定期入れを手に握り締め、使用する所が見当たらず
「これじゃないんだ!」
と気付くのに数秒のタイムラグが発生。

そしてすぐにこう思う、
「もしも、間違った物を手にしているのに、たまたまそれに適応する場所があったら?」

どういう事かと言うと、
「もしも電車自動改札に鍵穴があったら?」
「もしも玄関ドアに定期をかざすのに最適な四角い枠があったら?」

そう考えて身震い。
確実にぼんやりしたまま、部屋の鍵を電車自動改札に差込み、部屋のドアに定期入れをかざすだろう。

あぁ、恐ろしい!
自宅の部屋の前で定期入れをかざしてるのをご近所に目撃されるくらいなら良いが、部屋の鍵を自動改札に入れた瞬間、ピンポンの音を連呼させ、直ぐ後ろに来ていた乗客には舌打ちされ、その後ろの人は隣の自動改札レーンに横流れするだろう。
つまり大迷惑である。

こう考えると、日頃の素行態度をしっかり注意したい。
何気に昔から「無意識」を意識して生きているので、もしも色んな物事の判断が鈍くなっても、無意識に靴は揃えて部屋に入る、や、使った食器は水につける、なんて事をサラリとやってのける自信はある。
ラクチンは老いの敵だと勝手に思い込んでるがために成せる技でもある。

しかしそんな自分でも、意外な場面でボンヤリが現れる。
まぁ完璧な人間なんていないって事ですか。
そう締めくくって、こっそり今日のボンヤリ失態を揉み消してみたり。

電車で良く合う紳士さん

優雅だ。

最近気づいたのだが、毎朝の通勤電車にハットを被った紳士さんがいる。
あえてハットと言うが、所謂帽子のことで、紳士さんにはハットと言う言葉の方が似合う。

さて、何が優雅か?

毎朝の通勤電車は、ドアツードアで一度乗り換えるのだが、その際、乗換駅で先に待機している停車中の電車には若干の空席がある。

乗っている電車がホームに滑り込むや否や、乗り換えの乗客がバーゲンセールの開場、いや時期外れだが年始に「今年の年男」を決めるイベントが開催されるお寺の猛ダッシュ並に若干の空席争奪戦が始まる。

ちなみに私は若さ溢れるエネルギッシュレディーさんなので、若干の空席には興味が無い。なのでぼんやり歩いて移動する。
それよりも、その本体自体が重いビジネス鞄を網棚に乗せるのに命をかけたいのだ。

さて、紳士さん。
何故、通勤電車で新聞を熟読していて周りに全く無頓着な私が紳士さんの存在を知ったかと言うと、この若干の空席争奪戦の時である。
流石に新聞を読みながら乗り換え電車に歩いて行く訳にもいかず、暫し一折して目線を上げた先に、優雅、いや、華麗、いや、白鳥がゆっくりと冬の水辺を流れるように紳士さんが乗り換えに歩を進めていた。

雑踏の中、そこだけが時間が止まったように。。。これが、恋?!
いや、全くそんな胸のトキメキは無かったのだが、形相を変えて椅子取りゲームに参加するサラリーマンを尻目にユルリと歩む姿は、熟年の余裕なのだろうか。

そして、ようやく乗り換えた先に、ゆったり歩いていたにも関わらず紳士さんが、やはりユッタリと空席を一つ獲得した。
おぉおおお?!
こういうのを日頃の行いと言うべきか?!

朝のセカセカした通勤中でも、やはりこういう余裕を持った大人でありたい。
そう思える素敵な発見である。

そして、その紳士さんが何度か空席を確保する場面に出くわし、微笑ましく思っていた本日、タッチの差で紳士さんの空席を私が奪ってしまった!!

べ、別に走った訳でも、がめつくギラついた訳でも無く、たまたまテクテク歩いたら空席があって、座った右前に紳士さんが歩いて来たのだ。
「どうぞ!」
と勧める年齢でも無さそうだし、正直戸惑っていたが結局自分の弱さに負けた。
そのまま腰を下ろし、目的地までの到着を待った。

あぁ。。。またしても、人としての器の小ささが露見されるのであった。



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