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貧困ビジネス

門倉貴文さん著者
貧困ビジネス (幻冬舎新書)
門倉 貴史
幻冬舎
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既に社会問題としてお馴染みの貧困者を狙ったビジネスに関して、詳細や状況を紹介している本である。

テレビでも報道される
「敷金ゼロ物件」「臓器提供」「振り込め詐欺」
といった聞き覚えのある問題から、
「養子縁組のリセット屋」「募金詐欺」
など初耳に近いビジネスに触れる。

また、子供の手足を切断にして物乞い。。。
なんて驚愕な世界事情も紹介されている。

発展途上国へ海外旅行に行くと、観光名所のすぐ側に物乞いの子供達がいたりする。
自分もバリ島へ仕事で滞在した際、信号で止まった車にどこからともなくワラワラと子供が寄ってきて窓を叩き物乞いをされた事がある。
現地在住の方々は物乞いに手助けはしないようにと言う。
それが彼らにとって生活の糧になるのか、自立を阻むことになっているのかはわからないが、本書で語られる人為的に哀れみを装い物乞いする事はとても危険なことだ。
もしもそれで生活が成り立ってしまったら、未来を担う子供達が大人の欲望の犠牲になってしまう。

本書は、悪い部分だけをさらして書かれているのでもなく、光の部分として「寄付ビジネス」「ビッグイシュー」についても紹介している。
国が違えば税法も変わるが、アメリカで寄付が当然の事として行われるのには課税対象外という素敵な事があるからだったりもする。
だったら日本も!
と、安易に考えるのは危険だが、世界を見て良いものは進んで取り入れていくというのも悪くは無いだろう。

メディアで流れる情報だけが真実とはせず、たまには色々と本を読み漁るのも楽しいものである。

小掃除

暮れも差し迫った今日この頃。

ぼちぼちと年末大掃除なんてものをしなければなぁと机の周りを整頓。
むむぅ。。。
やはり今年も本の増加が目に余る。
図書館でお借りする!
なんて手法もあるのだが、どうしても本屋さんでお買い上げして読みたい。
そしてそれが著者に対する正当行為だと思っている。

なんてカッコよく言ってみたが、友人の受け売りだ。
以前は古本屋さん等で安い本をチラチラお買い上げしていたのだが、そこでお買い上げしても著者には一銭も印税は入らない。
なんてな事を友人から言われ本は出来るだけお買い上げして読むようにしている。

そして自分は読書が好きである。
サラリーマンのオヤジさん臭い本を好む傾向にあるが、ミステリー小説なんかも読む乱読者でもある。
それにより油断するとすぐ山積みになる本。
参ったなぁ。。。

なんてな事を思いながら本を整理していると、まだブログに紹介し忘れている本が沢山ある事に気付く。
それが本日の本紹介ブログの乱打戦になっている訳だ。
まぁ今年の集大成として暖かく見守って欲しい。

。。。てか、紹介する前に部屋片付けようよ!
と、心の片隅で思うのであった。

初盆の帰省〜Day1〜

さて、ようやく夕飯も終えマッタリタイムである。

色んな初盆イベントの代表者としてバタバタした母をヘルプするため、
「ここは一つ!」
と、我が家名物のジャンケン大会が始まる。

昔からコーヒータイムを設けていた我が家では、ジャンケンして負けたらコーヒーを作るというルールがある。
ちなみに残念な兄は必ず最初にグーを出していたので確実に負ける運命にあった。
現在は、優しい自分がその事を指摘して残念な兄にも勝利の女神がチラリと微笑んでくれる事が増えている。

さて、早速ジャンケン。
「最初はグー!ジャンケンポンッ!!!」
一発勝負で勝利を手中におさめた。

うひゃひゃ、うひゃひゃと兄をせせら笑い
「早く洗って来な!」
なんて声高に言っていたら、奥のキッチンから
「何言ってんの?もう洗ったわよ」

えぇえええええッ?!!!!
早いよマザー!!!!!
瞬間勝ち誇ったように輝く兄。
「あ〜ぁ、せっかく洗おうと思ったのにぃ。。。
今日はお母さんも疲れてるだろうにぃ。。。」
と、さっきまで洗いたく無いオーラ満タンだったくせに残念がる。

ぬぬぬぅ。。。。
せっかく勝ったのに!せっかく勝ったのに!!!
そんな思いを噛み締めていると、
「さ、コーヒージャンケンしようか」
と、兄。

ぬ?
てか、さっきの洗わなかった分をコーヒーメイクで相殺しろよぉおおお!!
と空しい叫びが空を切る前に
「最初はグー!。。。」
思わず釣られてグーを出し、あろうことか本人の意思確認も無いままジャンケン舞台に踊らされた。
「ポンッ!」

はうぅうううッ?!!!!!
そうなの?そうなの?
満場一致で自分の敗退が決定した。

渋々コーヒーを作りに行く自分。
今では三者三様の飲み方になってしまったコーヒーを準備。
直ぐ側には兄が洗うであっただろう食器が水滴を垂らしキラキラと輝くのであった。

バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容

アダム・レボーさん著者 副島隆彦さん監訳・解説
バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容
アダム・レボー
成甲書房
売り上げランキング: 55488


本書は、2008年12月10日、実際に起こった世界的詐欺事件である。
リーマンショックも冷めやらぬ同年に起こったこの事件は、世界の投資家に大激震を起こし、これにより億万長者から一挙に破産に追いやられた資産家も少なくない。

そもそもバーナード・マドフとは、ナスダック市場の創設者である。
つまり証券取引業を営んでいた彼がナスダック市場を創設し、一躍花形に踊り出たところ自分の手に負えないところまで投資事業が一人歩きしてしまった結果故の詐欺事件となった。

大まかに言うと投資の世界的ねずみ講なのだが、その規模が大きすぎて読んでいるこちらまでハラハラする。
本書に「投資家被害総額一覧」やねずみ講の簡単な図式があるので参照すると、巨匠スピルバーグ監督や俳優ケビンベーコン、マルコヴィッチ、日本企業では野村ホールディングス、住友生命、あおぞら銀行、その他政界中の有名な銀行、投資会社、生命保険などがいる。
スピルバーグ監督を初め多くの個人・団体は被害金額非公開だったりもする。

この事件の最初の被害者から、どういう手法で、どういった経過で、採取的に、と続いていくのだが、ハードカバーにしては文字も大きめで文章が読みやすいためサクサクと読み進めた。

経済事件に関する本は「エンロン事件」で読み漁って以来だが、結果
「騙された方が悪い」
と言うにはあまりにも重過ぎる。
お金を増やすという事は、自己の裕福や贅沢を求めるだけではなく、慈善事業への資金調達手段であったりする場合もあるのだ。

なかなか読み応えのある本書は経済事件や経済小説が好きな方にはお勧めである。

残念な人の仕事の習慣

山崎将志さん著者
残念な人の仕事の習慣 (アスコムBOOKS)
山崎将志
アスコム
売り上げランキング: 1526


この手の本は、自分の日常や考え方を見直すエッセンスとしてとても役に立つ。
「こうするべき!」
「こうしなさい!」
と書いている訳ではないので、例えが正しいかはわからないが性格分析や占い本と似ているような気がする。

現実で起こる不都合やお得だと感じているものを、
「何のために」「何故?」
と疑問を定義していく事により、頭の中で整理されていく。

そもそも自分は物事に対して考えすぎるところがあるので、「何故?」「どうして?」と思うのは得意だ。
いやむしろ常日頃そう思って生きている。
時に考えすぎて無駄骨なんてこともあるが。

自分の仕事のやり方だけではなく、残念な上司、残念なショップ店員といったような日常生活で遭遇する事柄についても説明されているので、客観的思考を巡らせながら一読するのも良いのではないだろうか。

ちなみにこの残念な習慣。
自分もかなり当てはまる。。。
来年はもう少し意識してお得な人にならなければ!!!

野沢菜炒飯


@野沢菜をお好みの大きさにカット
A卵にクレージーソルト、マヨネーズを入れ溶く
Bフライパンを温めバターを伸ばしたらAを入れて半熟入り卵を作る
CBを取り出し、空になったフライパンにオリーブオイルを一回し入れ@を投入
D軽く炒めたらご飯を入れほぐしながら炒め醤油をティースプーン1杯くらい入れる
ECで取り出した入り卵を投入したら火を止め切るように混ぜる
FEを器に取り出したら切り海苔をかけて完成!
白ゴマをかけたりしてもよろし

そもそも野沢菜に味があるので炒飯自体には味付けしなくても良い。
卵は入り卵にしなくても生卵を後乗せしてピラフにしても上手し!

迷路館の殺人【新装改訂版】

綾辻行人さん著者
迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻 行人
講談社
売り上げランキング: 97208


館シリーズの第三巻である。
そもそも館シリーズとは、奇妙な設計をする故建築家の中村青司氏が生前に作った館で起こる殺人事件である。

毎回居住するには難儀な設計の館で起こる事件は謎が多い。
これに関しては、通常ではありえない状況設定が出来るので色んな可能性の推理が出来るので楽しい。

さて今回は迷路館という事もあり、館そのものが迷路となっている。
しかも各室ギリシャ神話の登場人物名がついている所も面白い。
自分はそんなにギリシャ神話に詳しくないが、その名前の神様についての話は作中で説明しているのでわかる。

この館の主はミステリー小説の作家大先生だが、ここ数年執筆活動を辞めているところから物語は始まる。

作家大先生の誕生日という年に一度のイベントに、後継者選びとは言わないまでもその莫大な遺産分与を餌に目にかけている小説家4名、編集者、評論家、ミステリーマニア(シリーズ通して登場する人物)を集め、館を題材にしたミステリー小説の大コンペティションを始める。

条件は、期間中館から一歩も外出してはいけないという密室空間。
そもそもこの館が地下に作られているため完全に隔離された状況である。
その中で次々と起こる連続殺人。

今回は、手の込んだトリックは無く薄々犯行手口というのは推理できた。
しかしやはり今回も犯人の目星は間違っていなかったものの騙された。
何故だ?!
まだ3作品しか読んでいないせいだからか?!
どんでん返しがあるとわかっていながらその他の事に注意を持っていかれ、最終的に「はうッ!!!またやられた!!」
となってしまう。

そもそもトラップが多い。
本作品では、”犯人は誰か?””この事件を小説として書き上げたのは誰か?””動機はなんだ?”と、解かなければならない謎が多い。
ちなみに”小説として書き上げた。。。”と言うのは、本書がこの事件の目撃者による書き下ろし初出版本であるという設定から始まるため、誰が書いた本かも推理しなければならない。

最後のどんでん返しにも見事に絡まり、あげく小説家すら当てる事が出来なかった。
今のところ自分は著者に0勝3敗。
現在あと6冊の館シリーズが残っている。
続いての「人形館の殺人」を手に打倒を誓うのであった!!!!

久しぶりだなぁ。。。
こんなにバシバシ読み漁る作家さんも。
アガサクリスティー以来かしら。



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