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百貨店 追い出されるの図

本日、なだ万にて会食。

友人が素敵な商品券がある!と、食事に誘ってくれたのでここぞとばかりに普段自腹で食べないシリーズを探した。
結果、冒頭の「なだ万」にて会席コースを予約し、コバンザメのごとくお供した。

有名料理店でぎくしゃく?!
なんて事はしない。
何故なら以前、会席料理屋さん等でアルバイトした事があるので店側からの場数は踏んでいるからである。

予約時間前から店、と言っても三越デパートに入っているお店なのだが、入店すると可愛らしいお姉さんが接客。
サクサクと席に歩み出て椅子を差し出して貰う。
むふぅ〜ッ!マダムなひと時。

出だしはビールで乾杯したものの、日本料理と言えば日本酒!
ここ数ヶ月、日本酒の美味しさを再確認した自分としては飲まずにはいられずすかさず注文。
すかさず現れた前菜の旬の食材達に舌鼓を打つ。
筍の磯辺焼きみたいなものとか鰆の南蛮漬けとかチマキのような鰻?の蒸し米等。

。。。グリンピースの練り物?のような豆腐のようなものもあったのだが、
自分にとって、唯一!絶対嫌いな食べ物として心を鷲掴んで話さないグリンピースが主役とあって遠い目をしてみる。
してみた所でヤツがいなくなる訳もない。
とりあえず半分に割ってみる。
食べず嫌いも何なので一口で頬張る。。。はうぅぅぅッ。。。。
やはり苦手だ。

よく、グリンピースが嫌いだと言うと、
「あの触感ねぇ!」
なんんて言う輩もいるが、触感もさることながら味もアウトだと今回改めて心に刻む。

とりあえず残りの半分をお連れ様が平らげると言う神の声を弾き出したので、料亭?にてマナー違反と知りながらも相手に差し出した。

ほろ酔いのため、続きは次回!

アリスインワンダーランド

ティムバートン監督

言わずとしれたルイスキャロル作の「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をオリジナルストーリーで映画かした作品である。

小さい頃に読んだ不思議の国のアリスの絵本が大好きで何度も読み返した記憶がある。
大人になって誰からともなく続編「鏡の国のアリス」の存在と、「原作を読んだ方がいいよ」との助言により、英文原作をロンドン滞在中に本屋さんでゲットした。

3冊のハードカバーに専用ケースが入った本でとても気に入っているのだが、未だに中身を読むに至っていない。
「いつか英語がわかるようになったら!」
的な思いでただの素敵な本棚のインテリアと化している。
しかしそろそろ読み始めても良いのかも?!
やはりこの原作は言葉遊びが面白いので。

さて、本作品は3D作品と言うふれこみにも関わらず我等は飛び出さないバージョンで映画をみた。しかも自分、眼鏡を忘れましたケド。

映像の評判を良く聞くので眼鏡無しでぼんやり鑑賞は残念な話。
まぁ原色が多いから色彩判断でそこそこ見れたケド。

ストーリーはハラハラもドキドキもしないケド、時折クスリと微笑むシーンがしばしば。それぞれのキャラがはっきりしているのでサイドストーリーが沢山作れるのでは?!なんて思ってみたり。

本作品は映像を楽しむにつきるという感じだろうか。
ティム監督作品は大抵そんな感じの作品が多いのだけれど。

とりあえず映画を観終わった後、しばらく友人と共にチェシャ猫よろしく首を傾げるのが流行ったのは言うまでもない。


のだめカンタービレ 最終楽章 後編

川村泰祐監督

有名な漫画原作の映画化ものである。
と物知り風な体で語り始めたが原作漫画を読んでないしドラマもスペシャル版と連ドラを少々、アニメにいたっては最近始まったケーブルテレビの再放送を3話見たのみ。
と言う事は、ほぼピュアな気持ちで本作品を見れたという事だ。

まぁだから何?ってな話だが。

前後編からなる類の映画はあまり好きではない。
何故なら待ち遠しいのがイヤイヤ!だらかだ。
ここ数十年で便利な世の中になったがための弊害である
「待てない世代」
に自分も足を踏み入れたのかも知れない。

さておき、本作品のような音楽をテーマにした作品は是非とも劇場で観たい。
自宅に最高級なオーディオセットを積んであればそうも思わないだろうが、やはり音響システムの少しでも良いところで観たいのだ。

で、前編を劇場で観るに至ったのだが、これがとてもよかった!
なので今回の後編を心待ちにしてついにの鑑賞!
早々と結論から言うと、面白かったケド。。。な感じ。

前編がオーケストラの演奏シーンが満載だったのに対し、後編はピアノが主体。
個人的にはピアノ音の方が好きなのでそこそこ楽しめたのだが、前編のように圧倒されるシーンが無かった。

ピアノレッスン(ジェーン・カンピオン監督)のようにピアノ音を題材にした作品は無音の空間に響き渡るピアノ重低音だったり、情景を表す効果音的な役割として聞かせるピアノ音だと深く心に残ったりするものだが、リストの超絶技巧練習曲とまでは言わないまでも心情を表しているでもない今回の作品中のピアノはあまり心に響かなかった。

かなり強引な展開で進むラストで、惹き付けるはずであるのだめちゃんピアノもいまいちだったのでちょっぴり残念。
ただし観終わった後、一緒に観に行った友人とピアノ連弾をやりたい気持ちが逸った。小学校から中学校途中までしかピアノ習ってなかったくせにだ。

友人は音大を出ているので初見はお手のものだが、自分は一生懸命譜面を読まなければ弾けない。
家にはおもちゃのキーボードしかないし。。。
ピアノ。。。機会があったらまた弾きたいものである。

そして、のだめ作品に出会うことによって実生活にささやかな影響が!
以前から会社でも自宅でもパソコンのキーボードを叩いている時ピアノを弾くかのように叩いていたのだが、最近は終了に誘う「Enter」キーを小指で叩いた後、のだめちゃんのように高々と腕を振り上げてしまう。。。妙な癖がついたものだ。


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