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どんだけぇえええッ!!!

先週、先々週と得体の知れない病に侵されていた。

自分の主治医である友人@クリニック勤務に言わせると風邪らしいのだが、その症状から見るに個人的には不治の病だと思っている。
まぁ、日頃健康を満喫している人間がちょっとした不具合にすぐひよって余命いくばくもない雰囲気を漂わせているだけなのだが。

その問題の症状と言うのが、心の闇に潜む願望から来たものなのか、性転換した訳でもないのに声がやや鼻つまりのガラガラ声になってしまったのだ。
しかも、そんなガラ声だとさぞかし喉が痛い痛いでしょう?!
と思いきや、全く痛くも痒くも無いのである。

そもそも、ほろ酔いでイングリッシュパブから帰宅した夜、なんだか喉がイガりそうな感じだったのでウガイをして就寝。
翌朝、ツバを飲み込むのが多少辛い感じの喉の痛み。
むむぅ。。。喉を痛めたかしら?
なんて過ごした翌日、喉の痛みはさっぱり消えた。
それと同時に透き通るような美声も消え、ややガラ声が登場!

これが低音ハスキーボイスなら「ちょっとイケテル!」なんて図に乗るのだが、
如何せんガラ声オカマボイス。
ちっとも行けてない。

しかし、人生の記憶を振り返ってみてもこんな声枯れ症状は1日経ったら元のさやに納まるてなものだったので気にせず過ごす。

そして翌日。
会社に着いて第一声「おはようございます!」の声が、驚く程野太いガラ声に変わった!!
は、はうッ?!
喉に痛みは全くない。
もしや!と思い熱を計るも平熱。
おやぁ???

そしてその週、決算最終月末と言う事もあり、あっちからもこっちからも問い合わせが入ってくる。
その都度、野太ガラ声に驚かれ「風邪ですか?」と聞かれるので「風邪らしき症状は喉以外どこにも無いんだよねぇ。。。」と同じ返答を繰り返す。

自分が酒焼け説を提唱すると、会社のレディーさんは「それか歌いすぎですよね」なんてノホホンな発言をしたが、カラオケは歌うよりタンバリンが好きなのでその説は却下。

そんなこんなで時間と共に悪化する声。
その状況を友人にメールすると、早速電話がかかって来て
「じゃあ、選挙最終日の辻元清美議員!」
なんて振ってくるので
「ありがとうございます。本日、最終日となりましたが皆様の清き一票、清き一票をお願いします!ありがとうございます!」
「次は、選挙最終日の田中真紀子議員!」
「えぇ〜ッ、本日はね、最終日と言う事でね、頑張ってね、参る次第でございますが」
「選挙最終日の土居たか子議員!」
「土井、たか子でございますッ!」
「うひゃひゃひゃッ!!!そっくり!全部似てる!」
友人の高笑い。。。。
そりゃそうだよ。。。。選挙最終日はどの立候補者も声枯らしてるんだから。。。

そんなイタ電に釣られてモノマネなんかしたり何かしたせいか、
ついに!!!
王子様から真実の愛を貰えなかった自分の声は泡と消え行くのであった。。。

まぁ、完全にガラ声を通り越して声が出てるんだかどうなんだかな状態に陥ってしまったのだが。

だからと言ってやっぱり喉は痛くない。
しかし夜になると咳が止まらなくなりゼェゼェ言い始める。
やはり熱が。。。ぴぴぴッ、平熱!。。なんだかなぁ。

かれこれ1週間声が朽ち果てた状態が続いたので、やはりここは、意を決して耳鼻咽喉科に行く事を決意!
主治医の友人から
「土曜日は午後から行くと別料金発生するから絶対午前中に行くんだよ!」
と、診療報酬計算の落とし穴について聞いていたので午前中、イソイソと病院に出かけた。

自分の前の小学校低学年男子が母親に連れられて診察室に入っていく。
と、次の瞬間!
「痛い!痛い!!やめて!!痛い、やめてぇえええ!!!」
の大絶叫!!
むむぅ。。。男の子のくせにぃ!!
ちょっと今時男尊女卑を高らかに思ってしまったが、喚く男子をやれやれ感で待つ。

「いやぁ!!!もう、やめてぇ!!!怖い!!痛い、痛いぃ!!!」
次第に大音量となり響き渡る。
「じっとしてなさい、動いたら危ないから!危ない!!」
と、痺れを切らしたドクターの声も段々大きくなってきた。

他人事のように思っていた自分も、あまりにも長い間泣き叫ぶので不安が広がる。
そういえば数年前に喉を痛めた時、ここのドクターに薬をぐりぐりぐりぃいいッ!と塗布されたなぁ。。。。
なんて、思い出さなくてもいい記憶が甦る。
自分に尻尾があれば、完全にお腹に張り付く程巻き上げて怯えている様を見透かされていただろう。

そうこうする間に我が診察タイム!
症状を伝え、熱も鼻水も皆無と親指を立てんばかりに伝える。
ドクターは喉を見て鎖骨に聴診器を当て一言、
「炎症だね」
あれよあれよと喉のエアー薬を数分やってお薬を出してもらって診察終了。

ちッ!さきの小僧のせいで午前中の体力全部使いやがったか?!
なんて捨て台詞を思いながらあっけなく終了した病院を後にする。

結局、薬を5日分出してもらい、それから5日目丁度に声が正常に戻った。
よ!流石抗生物質!
なんて憎まれ口を叩きながらも、ようやくレディーさん復帰の第一声を上げるのであった。

。。。何気にブログが久しぶり過ぎてガッツり書き散らかしてしまった

暗黒帝国到来 その2

さて、携帯崩壊と共に敢え無く携帯Web散策が開始された。

やはりどの機種を見てもお高い。
これ以上我が家から諭吉をお暇させたくない!
ここは諦めて修理に出す事を選択する事にした。

と言っても携帯修理にいくらかかるのか?!
というかそもそも修理で治るのか?!
色んな疑心暗鬼が走馬灯のように駆け巡る。

ネット上の民の声を窺うと
「水漏れ?が発生していると言われ、余計な修理までされてお金を取られた!」
なんてな本当かどうかは藪の中の話があったり、
「修理した後またすぐ壊れた!」
なんてな声も。。。。

調べれば調べる程縮み上がる。
しかしモジモジしたところで携帯の闇から開放される訳でもない。
ここは。。。。

翌日、会社帰りに電気屋さんの中に設置されている携帯ショップに歩み寄る。
繁華街にある携帯ショップよりも、こういう所の方が人も少ない!
という臭いを感じ取っていたのでご機嫌を伺ったら案の定人は誰もいない。

サクサクと修理カウンターに行き、お姉さんに暗黒携帯の説明。
お姉さんも電子機器に強いのかサクサクと対応している。
如何せん電源を入れてもバックライトが点かないので、その他の故障なんてのはその場で判断しようもない。

とりあえずお姉さんが修理代の説明を始める。
「まず、液晶接続等の内部修理だけだと¥17,850」
「もしその他外部修理が入ると¥35,700」
「水滴漏れ等の現象があり、部品全交換になった場合、最大¥5〜60,000」

イヤイヤ!!!
ミニマムの¥17,850はWebで調査済みだったので、
「とりあえずそれ以上かかるようなら機種変更を検討したい!」
そう熱くお姉さんに告げるとお姉さんは速やかに対応。
「では、内部修理だけで済むようですと確認無しで進めてもよろしいですね?」
その言葉に頷きながら、それ以上はご勘弁を!!!の潤んだ瞳で見つめてみた。
勿論、そんな瞳をしても何も起こらない。

テキパキと修理申込み作業を終えると、代替機なる同じシャープ機種を貸し出してくれた。
そう、そしてこの代替機が超〜ッ!!!!曲者なのであった!!!

ザ・ウォーカー

アレン・ヒューズ監督

後で知ったがこの監督、「フロム・ヘル」の監督だった。
なるほどぉ!
と、ちょっと知った被るが、こちらの作品映像も淡い茶色というか、内容的には重くて暗い感じだが、暗闇も冷たさよりも暖かい色で表現されていたように思う。
まぁ切り裂きジャックの時代のロンドンを舞台にしたサスペンス映画だが。

さて本題に戻りこの作品。
世界が崩壊した後の世界で、主人公が行く先もわからぬままただひたすら本をお届けに西に向う話。

ここ最近世界の終焉話が映画化されてたりする。
電気、ガス、水道というライフラインが機能しなくなり、食べ物すらままならない。
そんな世界で人はどうするか?!

はうぅううううッ。。。。
人が人を食べる状況にぃ!!!!
ゾンビでも無く人が生きるために人を。。。

と、言っても「弱肉強食によるサバイバルホラー!」
じゃないので、食べる人達もいればその他の動物で生き延びようとする人もいる。
勿論そんなグロテスクな映像描写はなく会話の中と食べた人に現れる症状なんてので表現されている。

ちなみにこの作品、人同士が食べあう事を強調した映画では無い。
そんな事実より信念とか権力の象徴とかそういう心の表現映画である。
たまたまこの映画の3日後、同じような世界崩壊後のストーリ映画を観たので、何となく共通する部分を強調してみた。

「ザ・ウォーカー」という邦題にはマーケティング力はあるが、
原題「The Book of Eli」の方が内容にしっくりくると思う。
そもそも何故歩くのかを描いたストーリーでは無く、あくまでも運んでいる本は何だったのか?!がテーマであり、ラストの皮肉な結末は原題あってこそだったのでは?!

なんて今更邦題にとやかく言ってもしょうがないか。

映像の色味は灰青み掛かったシーン、赤茶けたオレンジのようなシーン、どこを切り取っても一枚の写真のようで美しい。

のんびりした休日に一人で観る、そんな感じの映画と我思うのであった。


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